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日本貧窮者経済新聞
 防衛研究所の中国の動向分析はどんな視点なのか・・・?(8)→この最初へ

 さて、前回の続き・・・中国安全保障レポート - 防衛省防衛研究所 これですね。興味深いが、長いね・・・淡々と書かれているから・・・今一つ面白くは無いが・・・こういったレポートは誰が読むのかね?私などは、こういった奴をベースに妄想するのが好きですがね・・・仕事で読む連中もいるでしょうがね・・・仕事じゃないと・・・とにかく続きね・・・

(2)欧州における影響力の拡大と反作用
 「一帯一路」構想は、「アジア・欧州・アフリカ大陸を貫くものであり」、構想のもともとの壮大な理念は、「活発な東アジア経済圏」や「発達した欧州経済圏」それぞれと中国との間の連結性を向上させることにあった 52。この意味で、中央アジアやロシアという空間は中国と欧州を結ぶ「中間地帯」であり、中国からみたシルクロードの目的地の1つである欧州に対する積極外交を中国は展開してきた。指摘すべきは、近年における中国の欧州政策、特に EU に対するそれが国際秩序や国際システムの文脈を強調するものになっているということである。

 国際秩序に対して反旗を翻している国はどこだろう・・・?簡単な話ね・・・ユーラシアから米国の魔の手の排除・・・どうやら、米国の多国籍企業は、中国の一帯一路に乗りたいようで・・・間抜けな反共・反独裁に凝り固まった国務省を無視するようになったのでは・・・?近頃の、国務省やCSISなどの息のかかった連中が変な話をやっていますからね・・・欲と腐敗にまみれた少数の米国の個人に対する非難ね・・・

 どうも、米国の経済界は・・・反共・反独裁、経済制裁に飽き始めているのではないのかね・・・?まあ、国内需要向けの産業はそうでもないだろうが・・・米国の多国籍企業が・・・イランとの核合意からの離脱で、間抜けな経済制裁や・・・タンカーに吸着機雷を仕掛けてみたり、ドローンを飛ばして落とされたり・・・どうも、サウジアラビアの石油施設への攻撃も米国とサウジアラビアの合作のようだしね・・・

 金正男君の暗殺も・・・どうやら結末からすると、CIAの仕業のようだしね・・・クアラルンプール空港のビデオの録画があれば、証明できると思うが・・・実行犯のいた場所は明白だし・・・そこを撮影していたカメラの番号も分かるしね・・・どうも、CIAの暗躍に辟易としている国が多くなっているという事では・・・

 ついでに、国連の枠組みを信じて米国の軍事力に恐れない国が増えてきたしね・・・北朝鮮もベネズエラも・・・トルコもビビらないですからね・・・ああ、イランもね。こうなると、米国の軍事力に怯える事は弱虫ちゃんの証になりそうですからね・・・中国製の監視システムでCIAの手先をマークしていればOKという事なのだろうとね・・・不特定多数の市民を監視する事自体が無意味だから・・・

 不特定多数が出入りする施設を一時的に閉鎖して、監視をすれば・・・CIAの手先君たちは洗い出されるのではないかね・・・非合法活動を盛んにやっているのは米国だというだけでね・・・

 2013年以降の欧州に対する中国の積極姿勢は顕著である。2013年は、中国・EU 間の「全面的な戦略的パートナーシップ」構築 10周年であり、同年 11月の中国・EU 首脳会合は「中国・EU 協力 2020戦略計画」を発表した 53。同計画は、平和と安全保障、繁栄、持続可能な発展、文化交流という4つの重点分野で合計 92の協力項目を特定するものであった。2014年 3月末、習近平国家主席は国家主席として初めてブリュッセルに所在するEU 本部を訪問した。習近平主席は「戦略的な高みから中国・EU 関係を取り扱うべき」と述べたうえで、中国と EU が世界における「二大勢力、二大市場、二大文明」として、「平和、成長、改革、文明」という「四大パートナーシップ」を共同で打ち立てるべきことを強調した。また、二者間での協力に加えて、ユーラシアやグローバルなレベルでの協力を進めるべきと習近平は指摘した 54。

 米国は中国包囲網を作りたいわけですが・・・欧州が勝手に網を破るのでね・・・アジアインフラ投資銀行で大きな裏切りをやったしね・・・筆頭は英国でしたっけね・・・結局、欧州も米国の干渉を受けたくないというだけじゃないのかね・・・?中国と EU が世界における「二大勢力、二大市場、二大文明」で、その間にあるのが、ロシアでありイランですからね・・・カスピ海もありますが・・・ロシアとイランを孤立させれば・・・この「二大勢力、二大市場、二大文明」を切り離すことができるとでも米国は考えているようですからね・・・しかし、そういった世界戦略が・・・あまり上手くいっていないようでね・・・

 結局は情報化社会によって米国の法螺話が・・・法螺話と認識されるようになっちゃっただけではないかとね・・・米国は特殊な情報源を持っているというより、その時の情勢にあった偽情報を流してでっち上げているだけの様でね・・・一応は、そのバックグラウンドになる情報は無いわけではないが・・・半分はハッタリですからね・・・米国のでっち上げる北朝鮮報道で、その辺りのカラクリが見えてくるわけでね・・・まあ、私もBCL時代から謀略報道に触れていますからね・・・

 緊密な情報交換と協力をやっている所には、米国は割り込めないわけね・・・米国の流す情報源が怪しい奴は作家君の作品だと考えればOKね・・・

 翌月、中国政府は 2003年以来となる2度目の対 EU 政策文書を発表し、「四大パートナーシップ」を構築することを、中国の対 EU 政策の目標に設定した 55。つまり、@国際秩序や国際システムの改革の面で協力すること(平和パートナーシップ)、A中国と EUという2つの市場を結合させて利益共同体を構築すること(成長パートナーシップ)、B中国と EU それぞれが取り組む改革プロセスを結合し、改革やガバナンスのレベルを共同で向上させるとともに、グローバルなルール制定等に積極的に参画すること(改革パートナーシップ)、C東洋と西洋の文明を結合させて、異なる文明が共存するモデルを確立すること(文明パートナーシップ)であった。この野心的な目標から言えることは、中国・EU 関係のグローバルな影響力を高めることを、中国は目指したということである。その結果、10分野にまたがる包括的かつより具体的な協力を推進する中国政府の意向をこの政策文書は明らかにした。

 そういえば・・・@国際秩序や国際システムの改革の面で協力すること(平和パートナーシップ)これって、面白いね・・・幼い普ちゃんは、こんなものは中国の嘘っぱちで、ルールを叫びますがね・・・どうも、米国の生み出すルールが好きらしくてね・・・

 欧州企業も・・・A中国と EUという2つの市場を結合させて利益共同体を構築すること(成長パートナーシップ)こいつに乗って儲けているわけですからね・・・ドイツなどはその筆頭ではないかね?米国にとって、近頃はメルケル君が米国の敵になったようで盛んに攻撃を受けているようですがね・・・出る釘は打ちたい米国かね・・・シリア情勢が良い方に向かうと様子は変わるでしょうね・・・トルコ経済の再生があれば特にね・・・私も期待しているのですがね・・・トルコのクーデターはCIAの仕業じゃないかね・・・米国には同盟国の概念が欠落しているのではないかと思うのだがね・・・

 そうね・・・B中国と EU それぞれが取り組む改革プロセスを結合し、改革やガバナンスのレベルを共同で向上させるとともに、グローバルなルール制定等に積極的に参画すること(改革パートナーシップ)これが一番厄介なのでは・・・米国の関与が無い・・・EUと中国の間を引き裂くための工作ができないわけですからね・・・米国抜きでの国際秩序が作られる・・・米国としてはケシカラン!になるのでしょうね・・・そう、何だっけ・・・ああ、価値観外交とか間抜けな奴・・・お友達とだけ遊びましょう!新しいお友達は信用できないから、そんなの友達じゃない!って、差別的な奴ね。悪い友達と付き合わないように!とかね・・・ひどい説明だな・・・もうちょっとまともな説明を引かないと・・・価値観外交 - Wikipedia ああ、だめだ・・・ボルトン君が出て来るじゃン・・・

 普遍的価値(自由、民主主義、基本的人権、法の支配、市場経済)に基づく外交」・・・思想信条の自由ってのは?民族自決で、思想も自由に選べるわけだからね・・・反共・反独裁って・・・単なる差別論者の考えじゃン!と・・・私は、頭がおかしいのでね・・・悪いお友達と遊ばないように!する外交ね・・・米国の敵とは話をするな!精神汚染が起こる!・・・イスラム原理主義者の西欧文明に触れると信仰が汚れる!と、同じ論理ね・・・西欧風の学校は破壊!所詮、米国ってのは差別論者の集まりで、文化的な寛容は無いが・・・嫌々、国の中に詰め込まれているだけという感じね・・・人種差別などから、まだ十分に抜け出せていない・・・

 欧州が、悪い友達と付き合い始めて・・・しかも、米国の関与は否定ですからね・・・アジアインフラ投資銀行で裏切った欧州の連中!という枠組みじゃん・・・

 それに・・・C東洋と西洋の文明を結合させて、異なる文明が共存するモデルを確立すること(文明パートナーシップ)・・・東洋も西洋も文化を有していますからね・・・米国の物質文明の基盤になっている商品の多くが中国製じゃ・・・米国の物質文明は中国によって支えられているという情けない話になっちゃうようでね・・・米国の見かけの豊かさは、中国製品によって成り立っている・・・と言えちゃうようでね・・・中国製の米国ブランド商品・・・まあ、企画力はあるのでしょうが・・・現実の商品としてまとまらないか、手ごろな値段の量産品にならない・・・少量生産で高価な物も作れるが・・・残念ながら、その値段になると欧州の洗練された商品に負ける程度の物になっちゃう・・・一流品が、米国製には少ないという感じかね・・・?どうも、米国は馬鹿の一つ覚えで反共・反独裁しか叫べないから・・・異なる文明が共存するモデルを確立・・・なんってものはできないわけね・・・米国内では、直接ぶつかり合わないように避けている事柄ね・・・

 もちろん、この時期においても貿易不均衡やダンピング、市場経済国認定をめぐる問題等、中国・EU 間での通商紛争は顕在化していた。しかし、中国側が紛争回避の姿勢及びより包括的なパートナーシップを打ち立てる姿勢を見せたことに、債務危機に見舞われていた EU 側も前向きに対応した 56。欧州理事会のヘルマン・ファン=ロンパイ議長は、習近平主席に対して、欧州経済の衰退傾向を指摘したうえで、EU が改革を進めて競争力を強化することが不可欠と指摘した。この文脈で、ファン=ロンパイ議長は「中国側が変わらず欧州の一体化を支持している」ことに感謝を表明し、EUとして「対中関係を全面的に強化する」ことを希望したのであった 57。

 中国のやり方ってのは、米国より洗練されているわけね・・・中国側が紛争回避の姿勢及びより包括的なパートナーシップを打ち立てる姿勢・・・商売をしに来ているのであって、喧嘩を売りに行っているわけじゃないという奴ね・・・米国は喧嘩腰でやってきて、そこの気に入らない奴に対して共闘を組め!武器や資金は出す!・・・こんな感じですからね・・・2度の大戦で、どれだけ欧州は疲弊したかね・・・そこで流された血で書かれたのが国連憲章ですからね・・・国連憲章では戦争が禁じられているのでね・・・

 そろそろ、冷戦構造も解消してきているというのに、相変わらず米国のロシアに対する敵視政策ですからね・・・馬鹿馬鹿しくなっているのではないかとね・・・欧州の債務危機か・・・2010年欧州ソブリン危機 - Wikipedia EUは自らの通貨を発行できるから債務危機などには陥らないと信じたくは無いようですからね・・・幼い普ちゃんのポチ国では、債務超過でも問題ない!と、突っ張っているようですが・・・?でも、そろそろ何か起こりそうでね・・・外人投資家に外貨で円建て国債を買わせているわけですからね・・・これで、外貨を調達しているので貿易赤字になってもOKなのかもしれないが・・・外貨を儲けるというのが欠けていないのかと・・・?輸出がダメですからね・・・外貨で円建て国債を売って3%ぐらいのリターンを出して外貨を入手、これを円に換えて国債を買って、国債を日銀に売って円に換えて・・・これが、日銀に積み上がっているわけだよね・・・外貨の入手分の3%増し程度の邦貨が日銀に積み上がっている?という事は、日銀に積み上がっているのは・・・国債の償還時の外貨に換える金かね・・・?なんだか嫌な感じがするのだがね・・・?

 日本は貿易で外貨を、それほど稼いでいないはずなのに・・・外貨が湧いてくるのでね・・・そのマジックが良く分からなかったが・・・まさかね?もしかして、財務状況はボロボロなのかもしれないじゃん・・・まあ、私が心配しても始まらないがね・・・

 とにかく通貨危機は一段落ですから・・・通貨統合で財務担当が遊び始めていたのでは・・・?誰かが稼いで、それが回ってくると・・・実際は、財布の紐を引き締めて稼がないといけないわけですが・・・幼い普ちゃんのポチ国に外貨が湧いてくるカラクリがね・・・これが気になる・・・2016・17年の貿易収支の改善の理由は何かね・・・?・・・じゃなくて・・・

 加えて、中国は EU 加盟国、なかでもドイツと英国との関係強化に動いた。2014年 3月末、習近平国家主席はドイツを訪問し、両国間の「戦略的パートナーシップ」を「全方位の戦略的パートナーシップ」に格上げすることを、両国首脳は発表した 58。これまで中国は EU や欧州諸国と「全面的な戦略的パートナーシップ」を構築してきた。ドイツとの間では、「全面的」ではなく「全方位」という枕詞が「戦略的パートナーシップ」に付された。「全面的」が意味することは、パートナーシップがカバーする分野が広範囲にまたがるということである。その一方で「全方位」のパートナーシップは、協力分野の広範さに加えて「戦略面での連動」を形成することを重視する関係とされる59。同年 10月には、中独両政府は「中独協力行動要綱」を作成し、政治、安全保障、経済、科学技術、文化等の分野で 110項目に及ぶ具体的な協力内容に合意した 60。実際、二国間関係の進展は著しい。中国側で語られる「全方位の戦略的パートナーシップ」の第 1の成果は、中国とドイツが地域ひいてはグローバルなレベルで重要な影響力を有する国家として双方を見做し、国際秩序や国際システムの安定における責任を中独両国が共同で担うという協力が増えていることと指摘されている 61。経済面での成果も大きい。2016年、中国はドイツにとって第 1の貿易パートナーとなり、中国・EU 間の貿易総額の 3分の 1を占めた。これは中英貿易と中仏貿易の合計よりも多いものであった。

 ドイツと中国の関係は古くからあるしね・・・そして、中国の自動車産業の礎を・・・という感じですから。自動車工業の基礎となるパーツ産業を育てましたからね。あとは、東西冷戦の最前線にあり自由主義・社会主義の双方を有した国ですからね・・・主義の扱いに慣れているとも言えるのでは・・・米国のような単純な間抜けなボルトン君の教条的な反共・反独裁というわけにはいかないわけでね・・・独裁制も体験しているしね・・・ドイツ内でも、文化的な差があるし・・・その差を上手く使っているしね。英国も大帝国を築いたわけですし・・・

 なんだか、単に間抜けすぎて協力から友好という奴ができない米国との差じゃないかね・・・商売の話だけに絞って、異文化交流でより良い世界を生み出す・・・まあ、・・・欧州安全保障協力機構の概要 | 外務省 これの・・・主権平等、武力行使または武力による威嚇の禁止、国境不可侵、領土保全、紛争の平和的解決、内政不干渉、人権並びに基本的自由の尊重、民族の平等及び自決、国家間の協力、国際法上の義務の誠実な履行・・・これを基本ルールとして交流を行えば良いというだけの話しね・・・どう見ても、米国のやることに対しての歯止めじゃん・・・

 米国の教条的原理主義の反共・反独裁ってのは・・・民族の平等及び自決・・・自決によって人権並びに基本的自由の尊重の範囲が決まるわけだからね・・・そして、この部分に関して、米国は内政干渉を行い・・・武力による威嚇はやるし、その前段階の経済制裁で戦争への道を付けるしね・・・戦争への道が付けば、後は国境不可侵や領土保全など、紛争の平和的解決の段階は終わるから・・・武力行使で、政権の破壊をやるわけだから・・・米国には民族ってのが無いから、民族自決の概念を理解できないのかもしれないね・・・文化によって公序良俗が違うという事ね・・・米国の考える醇風美俗は・・・銃による自由だから・・・野蛮なんだよ・・・文化によって生み出された秩序の順守じゃないわけね・・・

 武力で文化を破壊しに来るものは、武力で滅ぼされちゃうわけね・・・米国の底の浅い文化では民族の意志による結束にはかなわないので、長期の内戦を行い・・・最後は米軍が文化的な敗北を喫して撤退・・・唯一上手く行ったのが幼い普ちゃんのポチ国だというだけね・・・売国一族がきれいに売ったわけね・・・大和魂とか言っても、実は極めて底の浅いうわべだけの物の様でね・・・民族の確信による国造りの前に、完備した行政法を継受しちゃったのが敗因というか?律令の継受で・・・律の刑法は白洲による判例法を取って、令は・・・事実上そのままですからね。しかも、基本的に女系社会なのに男系社会の形式的枠組みに詰め込んだしね・・・幼い普ちゃんの所など、どう見ても女系なのに・・・男系優位を叫ぶかね?変な国・・・実体と法の枠組みが一致しない部分が結構あるね・・・矛盾に慣れているとも言えるが・・・

 しかし、幼い普ちゃんは・・・ 110項目に及ぶ具体的な協力内容に合意・・・こういった、多くの事をまとめて理解する能力を有しているのかね・・・?外遊は、幼稚園児の遠足か農協さんの研修旅行の様だからね・・・田舎の議員さんの視察旅行とかね・・・観光旅行の別名の様な奴ね・・・私も、韓国の専門市場による経済の研究に何度か出向きましたが・・・単なる買い物とも言えますが・・・なかなか面白かったね。楽しかったし・・・韓国文化の一端を知ることもできたしね・・・

 中英関係の緊密化はより英国側が志向した感が強い。2015年 10月、習近平国家主席は英国を訪問した。習近平国家主席とデービッド・キャメロン首相との間の首脳会談後に発表された共同宣言は、中英関係が「黄金時代」に入ったことを宣言した 62。この際、中英両国間で合計400億ポンドにのぼる契約が成立した 63。前年の時点で、中英両国は規模の大きい投資を行うことで一致しており、習近平訪英時には、英国の原発建設への中国による出資、液化天然ガス(LNG)や海外油田の共同開発、英高速鉄道建設への中国企業の参加等、規模が大きく長期的なプロジェクトで両国が協力することで合意が成立したのであった。なお、「黄金時代」という時代規定はもともと英国側が提起したものとされる 64。当時のキャメロン内閣は、英国経済の回復と発展のためには、欧州市場への依存という伝統的な構図を脱して、アジア等の新興市場との関係を強化すべきと考えていた。この観点からジョージ・オズボーン財務相は、輸出主導の経済発展を重視すべきとしたうえで「中国という規模のある経済体を我々は注視しなければならない」と述べていた 65。象徴的であったのが、同年 3月、英国が G7及び EU 加盟国として最初にAIIB 創設時の加盟申請を表明したことであった。これを皮切りに、フランス、ドイツ、イタリア、ルクセンブルク等の欧州諸国が AIIB への参加意向を相次いで示し、AIIB 創設 57カ国の内、欧州諸国は 20カ国、その内 EU 加盟国は 14カ国となった。

 中英関係は・・・そうかもしれないね。英国は基本的にシー・パワーの国だからね。ランド・パワーの台頭に対して、これに乗る必要を感じたという事でしょうね。米国は、このランド・パワーの台頭を封じ込めようとしますがね・・・ドイツなどが中国進出をして、そこで地歩を固めて経済を伸長させているのを見ているわけですからね・・・ドイツからの完成品の輸出を中国に向けてやるより、技術移転で現地生産が手っ取り早いというだけね・・・それから、工場群の遠隔操作・・・インダストリー4.0という奴ね。そういった構想があるわけだから・・・まあ、乗らないとダメだな・・・という事でしょうね。一応は、中国とドイツが鉄道で繋がる話だから・・・関わり合いを持たないと、バスに乗り遅れるという奴ね・・・

 貿易と・・・あとは、金融のセンターとしての地位を保つためには、中国の金融に食い込んでいないといけないから・・・デカい契約でポンドをベースに置きたくなるよね・・・あとは、しばらく貧乏して社会インフラの整備が間に合わなかった部分もあるしね・・・液化天然ガス(LNG)や海外油田の共同開発・・・これね。北海油田が終わりそうですからね・・・英国も液化天然ガスの施設を置いているのが、ちょっと不思議・・・従来はパイプラインで天然ガスを利用ですからね・・・大陸ともパイプラインが繋がっていて液化する必然性が無いのに・・・51°25'57.6N 0°42'10.0E - Google マップ 液化天然ガスの設備を有していますからね・・・まあ、ロシアからの液化天然ガスの受け入れというのもありますが・・・どうやら、中継をやっているようでね・・・ロシア製の天然ガスが欧州に陸揚げされて米国へ輸出とかね・・・なかなか興味深いね。北極海航路を担う日本の砕氷LNGタンカーは日本ではなく欧州で働いていますからね・・・Vessel details for NIKOLAY URVANTSEV (LNG Tanker) - IMO 9750660, MMSI 477327300, Call Sign VRRY3 Registered in Hong Kong AIS これとか、Vessel details for NIKOLAY URVANTSEV (LNG Tanker) - IMO 9750660, MMSI 477327300, Call Sign VRRY3 Registered in Hong Kong AIS これね。ロシアのヤマルの天然ガスが日本ではなく北米向けに・・・まあ、米国に睨まれるような事は出来ないという事でしょうね・・・米国が・・・ノルド・ストリーム - Wikipedia この新しい奴も盛んに反対していますが・・・それと同じで、サハリンと北海道の間にパイプラインの敷設は、対米関係で不可でしょうからね・・・日本は米国の天然ガスを売りつけられる場所にしかすぎないようでね・・・

 米国の敵視政策によって世界が分断されている事に欧州も反対しているわけね・・・英国のEU離脱も、米国の陰謀のような感じだしね・・・まあ、英国は英国でスターリング圏という独自の通貨圏を有していますけどね・・・米国に付いて金融センターとしての地位を英国は保てるのか・・・?

 欧州は中国へ何を輸出するのか・・・?この問題でもあるしね・・・EUと中国の貿易は順調に拡大中ね・・・1〜8月の中国の輸出入額 対EUとASEANなどで増加、対米は減 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 米国との貿易摩擦を背景に、中国の輸出入の相手国と額が変化した。今年の最初の8か月で、貿易相手国の上位4か国は、EU、ASEAN、米国、日本の順位であった。その輸出入額はEU9.7%増、ASEAN11.7%増、日本0.7%増と伸びた。「一帯一路」関係国との輸出入も好調で前年比で9.9%増となった。

 米国は馬鹿だね・・・一帯一路が軌道に乗ろうとしている所で、中国経済と縁を切ろうとしているわけだからね・・・欲と腐敗にまみれた少数の米国の個人が暗躍する基盤を作っているわけだから・・・米国の多国籍企業がユーラシアに進出したくなるのは当然じゃないかね・・・米国に居ては商売にならない環境を、米国政府が生み出しているわけだからね・・・如何に、ボルトン君のような人間が時代遅れで、お間抜けちゃんという事が分かると思うが・・・旧大陸の復権が一帯一路で行われているわけね。米国はどうなるのかね・・・まあ、一次産品の生産をする田舎で良いのかもしれないが・・・西海岸と東海岸の先進地域への人口の集中が進むと・・・米国も国内の安定が乱れるかもね・・・さて、一旦切って、野菜いじりだね・・・

2019.11.12

    

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