現在をうろうろ(875)
日本貧窮者経済新聞
 日本と周辺諸国の関係の問題点は・・・?(3)

 なんだか、日本の親分さんの類って、結構ハッタリだけだったりしますから・・・牽制したとか、声高に一方的に喋ったり・・・基本的には内容が無い定型的な啖呵が切れるかどうか?それに近いようで・・・捲し立てて、相手がポカンと聞いている状態でプイと帰っちゃえば牽制した事になるようです・・・一方的な演説は好きで、ディベートとかは無理なのかもしれません。

 そうなると・・・「重要な隣国」で「対話のドアは、常にオープン」・・・きっと、外遊の時の政府専用機の中でも、記者相手に演説調で捲し立てているのではないかと・・・それで優越感に浸っているとか?記者は質問するでしょうが、反論はしないはずですから・・・なんとなく・・・そんな妄想が浮かんできます。きっと、楽しい楽しい外遊なんでしょう。

 しかし、2015年4月末の訪米は先方に目的があるようですから、楽しい外遊にはならないような気がしてね・・・

 そうそう・・・平成27年3月18日 JFKシンポジウム「ケネディ大統領のトーチ〜引き継がれるその遺産〜」における安倍総理スピーチ 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ ここで、自ら語っていますね・・・

 なんといっても、名声が世界にとどろく雄弁家、ビル・クリントン大統領から「たいまつを引き継いで」、そのあとで喋れと言うんですから。
 雄弁家だというだけではありません。また、ジャズ・ミュージシャンとして、即興演奏の名人でもある。
 ですから私は、ここにあります楽譜に忠実な演奏をします。
 クリントン大統領がジャズなら、私は、上手いか下手かは別ですが、クラシック、というわけです。時間も、大統領の半分で、お許しいただくことにしました。


 即興では話す事ができない。楽譜=原稿に忠実な演説をするというわけですね。基本的には、何でも原稿を読んでいるようですから・・・ご苦労さんな話です・・・外国人記者とやり合うつもりも無いようですが・・・外国人か・・・いま、黒沢映画「乱」を見ていてね・・・外国人の3本の矢のイメージはもしかしたら、この映画のイメージなのか?なんって・・・

 官邸が放つ3つの矢・・・第一の矢;大胆な金融政策、第二の矢;機動的な財政政策、第三の矢;民間投資を喚起する政策・・・・行わる事のない民間投資を喚起する政策・・・そして、第一の矢の大胆な金融政策が大きな顔をして、紙幣が紙屑になって行く、その事で、名目上の金額が大きくなった財政にその紙屑化される紙幣を喰って、第二の矢が大きな顔をするようになる・・・財政の主導権を巡って財務省と官邸が争い・・・ばら撒き側の官邸についた民間投資が財務省と争い・・・共倒れ・・・その陰には女がある・・・なんだかキャストが揃い過ぎているような?

 民間投資と財務省の争いとなると・・・やはり、税か・・・消費税の再増税・・・2017年4月・・・動かす金の1割を毟られるようになるから・・・投資の仕方を工夫しなければならないね。

 3本の矢は1本1本は弱いが、3本束ねると・・・3本束ねても、やり方次第で折れてしまう・・・しかも、3本まとめて飛ばなかった・・・・3の矢はいつ飛ぶかと・・・ばらばらに飛ばさざるを得なかった事は確かですね。

 紙幣の紙屑化で、税収が増えて・・・これによって、ばら撒き・・・景気が上向く気配を、増税で・・・そして、更なる増税が投資に襲いかかる・・・寓話になってしまうのかね?・・・じゃなくて・・・政府の見解だった・・・映画は面白い・・・

 アジアにおいて、日本と同じ価値観を持つ国々、自由、民主主義、基本的な人権、そして法律の支配、こうした価値観を共有する国々、インドやオーストラリアもそうでありますが、そういう国々との関係を更に強化してまいりたいと思います。

 仲良しクラブの候補として、インドやオーストラリアを考えているという事ですね。韓国と違いがありますね・・・韓国はまさに日本と同じ価値観を持っております。自由、民主主義、基本的な人権、日韓がしっかりと信頼のきずなで結ばれて、互いに将来発展していくことができるように努力・・・これですから・・・法の支配の文言が入っています・・・なぜ、法律の支配が入るのか?法の支配と法律の支配の違いは?法律の支配と言うと・・・法律の支配ってのは議会で議決された法律が、議会以外の国家機関を縛り、法律だけに法規創造力があるとする立場ですね。よって、行政権による命令はどんな時でも法律に抵触するような事はできないという、法律が優位であるという原則ですね。法の支配ってなると・・・その法は憲法とか根本法を意味しますね。従って、不文法のコモンローとか我が国だと憲法と公序良俗とか言うやつですね。正義とかも・・・国連憲章だと・・・正義と条約その他の国際法の源泉なんて表現が為されていますね。これに基づく支配・・・

 ちゃんと、使い分けているのか?このあたりは良くわからない・・・政治屋君の知の基盤が不明ですから・・・私の知の基盤も怪しいから研究者にはなれないけどね・・・だから、妄想家・・・遊びですからね。

 法律の支配が行われていれば・・・その行動は法律の範囲内になるから・・・予見が可能になるとか・・・そういった事での仲良しクラブの形成かね?法体系が著しく異なると予見が困難だから?最高責任者の行う外交が・・・アドリブもできず、書かれた原稿を読み上げるだけでは成し遂げられないと思うが・・・そう言えば・・・2014年にオバマ大統領が来た後に・・・安倍晋三首相が今年もニコニコ超会議に登場、痛車選挙カーから若者にメッセージ マイナビニュース これによれば・・・

角谷氏:日米首脳会談が終わったが、落ち着いたか?

安倍首相:あらかじめストーリーも結末も決まっているが、色々なことを議論して決めていくのが首脳会談。アジア太平洋地域の平和と繁栄を確保する上で、日米同盟が主導的な役割を果たしていくと世界に示せた。

角谷氏:オバマ大統領はどんな方だったか?

安倍首相:ビジネスをさくさくと進めていくタイプ。しばらく雑談をしたりヨモヤマ話をして本題というよりは、時間を大切にいきなり本題に入っていく。日米間で話すべき課題が多かった。北朝鮮、中国、ウクライナ、TPP、たっぷり仕事ができたなと思う。

 楽で良いですね・・・決まっている事を、最後にカッコよく締めるための儀式と首脳会談を認識している・・・何しろ本人の言葉のようですから・・・そうなると、このときTPPは実質的な最高責任者の甘利TPP担当相でも駄目でしたから。さらに2014年9月にはフロマン氏とも怒鳴り合いという話ですから・・・当然ですね。だって、5品目は絶対に譲れないと世界に広言しての交渉ですから・・・5品目だけを攻めれば、それ以外はすべて譲歩してくれますから・・・私だったら、5品目以外の交渉など絶対にしませんね・・・手の内を示して交渉する馬鹿がどこにいるかね?国際連盟の脱退劇も同じ演出でしたが・・・進歩が無い国。

 しかし・・・こういったレベルの政治屋君が、米国議会で何を語るかね?聴衆の質が明らかに違いますから・・・私はだったら怖くてたまりませんが・・・アドリブで切り抜ける手もありますが、途中から分岐する原稿でも創るのかね?聴衆の反応に怒気が感じられたら・・・後半はB原稿とか、反応が良ければ、そのままA原稿・・・どうせ、原稿を読むだけなんだから・・・ヤジに対する反応からすると、聴衆の反応など見たらしどろもどろになる弁士のパターンかね?なんとなく、中継などを眺めていると、目は遥か彼方を見ているような?気のせいかね?

2015.03.27

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

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