現在をうろうろ（5202） 北朝鮮の地下資源と日本経済の関連かね・・・？（5）→この最初へ さて、前回の続き・・・北朝鮮、地下に2千万トンのレアアース埋蔵…日本が詳細データ把握、外交交渉の切り札に ビジネスジャーナル やっと北朝鮮が出てきたが、なんだかね？ その上、こうした地下資源に関するデータは日本統治時代に日本企業が「足で稼いだ」ものが今でも活用可能な状態で保存されており、アメリカ政府からしつこく情報提供を求められている。虎の子の情報であるため、日本政府はこれまでアメリカ政府からの要請をはねつけてきた。 はあ？地下資源に関する朝鮮総督府の資料は・・・国立国会図書館デジタルコレクション - 検索結果 咸鏡南道 鉱床 こんな具合に普通にネットで見られるのだがね・・・企業が足で稼いだというより、朝鮮総督府がやらせて、こういったレポート群を生み出しているわけだからね。鉱山権などの資料もあるから・・・大東亜戦争の敗戦前の朝鮮の情報は普通に見る事ができるのだが・・・鉱業権はなどは北朝鮮の役所がそのまま引き継いでいるのではないかね・・・？特に虎の子の情報だとは、私には思えないのだが・・・一応は、地質図や鉱山に関する資料で、現在の衛星画像との照合をやりましたからね・・・大東亜戦争の敗戦以降も北朝鮮は探鉱を行っているので、戦前の資料だけでは充分ではないですがね・・・それでも、分かることは多いね・・・ 米国は日本の資料など気にしていないのでは・・・あの38Northでも、古い日本の資料などへの言及が無いですからね・・・まあ、38Northは一種の米国の戦時謀略報道の担い手だっただけなのだろうと思いますがね・・・朝鮮半島の旧軍や工業の状況などはアジア歴史資料センター ここの資料を当たるとかなりのものが出てきますがね・・・ 虎の子の情報が、ネット上に存在するのですがね・・・国立国会図書館デジタルコレクション - 検索結果 朝鮮総督府地質調査所 この資料群でもかなりのものだと思いますがね・・・調査ノートなどもあるかもしれないですが、レポートで十分じゃないのかね？流石に、北朝鮮の陸上での油田とかは無いですがね・・・ただ、衛星画像を眺めているとそういったものが見つかるのでね・・・  AとBの間にはパイプラインがあるのでね・・・Aに油井があると思われるわけね。現在、この場所は石油関連施設になっているようですがね・・・油井の位置は・・・39°29'37.7N 125°24'43.6E - Google マップ この辺りね。右のは2008年9月の状況ね。 暇だと、資料群を眺めたり衛星画像からの解析を行ったりとね・・・ とはいえ、状況次第では、こうした貴重なデータは米朝関係の進展次第では、日本にとって「対北朝鮮交渉」の切り札になる可能性もある。アメリカ主導の経済制裁のあおりを受け、北朝鮮では１０００万近くの国民が慢性的な食糧不足に陥っているとのこと。経済状態を改善するには未開発の地下資源の開発がもっとも有効であることは、金正恩朝鮮労働党委員長もよくわかっているはずだ。実は、北朝鮮の中国国境地帯に眠るレアメタルに対しては、中国もロシアも狙いを定めている。中国が進める「一帯一路」計画においても、朝鮮半島の南北縦断鉄道は北朝鮮に存在する地下資源の搬出を可能にする目的も、秘められているに違いない。 古い地質資料は北朝鮮も把握しているというより・・・更に進んでいるはずですがね・・・対北朝鮮交渉」の切り札になる可能性は、無いと思いますがね・・・主体をスローガンにしていますから、国土の資源調査などは十分に行われているようですからね・・・鉱山は数知れず・・・ 社会主義国なので・・・辺境も均質になっちゃうのでね・・・田舎は田舎でどこも同じなので・・・国の隅々まで人が入っているというわけで、未踏の地があるわけではないわけね。米国の戦時謀略報道しか見ていないと、リアルな北朝鮮を知ることはできないのでね・・・  レアメタルなども確かにあるけれど、それは既知のものであるわけね・・・朝鮮鉱物誌 - 国立国会図書館デジタルコレクション これを見れば、主な鉱物に関してチェックできますからね・・・この中から、炭酸塩・リン酸塩・酸化物・イオン交換性粘土などの鉱物をチェックすれば概要は分かりますからね・・・リン酸塩鉱石のモナズ石があるね・・・左のように産地が示されているわけでね。朝鮮鉱物誌 - 国立国会図書館デジタルコレクション 194コマ モナズ石 こんな具合ね。ダメじゃん・・・中朝国境地帯じゃないね・・・一番下の咸鏡北道富寧郡山津洞のモナズ石は広長金鉱の産物のようですね・・・選鉱製錬試験報告. 第27回 金銀鑛の選鑛製錬調査報告 - 国立国会図書館デジタルコレクション 49コマ ここにあるね。 大体の位置は分かるね・・・洛山湾へ１ｋｍ弱・・・42°06'59.7N 130°09'44.0E - Google マップ ここが洛山駅ね・・・この周辺の鉱山のどれか・・・この地域の地名が・・・新しい地図はあるがどうも、良く分からない・・・  古い地図なら・・・第19師団の昭和14年の演習地図にあった・・・右の赤枠ね・・・ 古い朝鮮の5万分の1の地図があればね・・・私は、地質図や演習図などで断片的にね・・・あとは・・・かんこかんこ韓国で出版された北朝鮮図とかね・・・  この鉱山は既に廃鉱のようですね・・・左のような感じね。ふむ・・・古い国道を鉄道に変えたようだね・・・そうなると、選鉱場などの施設も一致ね・・・ 新しい地図だと・・・この辺りの地形は正しく反映されているが・・・駅の位置が違っていたり・・・地名の一致がちょっと怪しいね・・・一応は・・・  右のような地図で・・・洛山里となっているようですね。ハングルが読めないのが情けない・・・まあ、遊びなので、それほど気合が入っていないわけでね。これが、金になるとしたら必死かもしれないが・・・ だから、特別に日本にとって「対北朝鮮交渉」の切り札になる可能性は、無いと思うのだがね・・・夢物語は史料をチェックしていないと生まれるわけですが・・・こうやって、鉱山などの特定ができちゃうのでね・・・ズリを再処理するようになるかもね。この辺りには古くからの銅山があるし、新しい金鉱と思われるものも開発されていますからね・・・ しかし、日帝時代の資料がどの程度公開されているのか・・・どうやら、御存じないようだね。 また、さる４月には北京で「第２回一帯一路国際サミット」が開催された。その際、ホスト役の習主席は一部の受け入れ国の懸念や反発に配慮し、「質の高い一帯一路」という新機軸を打ち出す必要に迫られた。そこで、中国は「エコロジー文明」を標榜し、その趣旨を憲法にも明記したことを強調。この分野では省エネ、再エネなど環境技術を軸に日中が協力する可能性が高い。もし、日本が所有する北朝鮮の地下資源に関するデータが共有できることになれば、「第三国における日中共同事業」の成功事例となり得る。 幼い普ちゃんのポチ国の提唱する奴は・・・無駄に質の高すぎる一帯一路じゃないかね・・・日本製品は優秀だよ、積載重量350ｋｇの軽トラックに3倍は短時間なら乗せて走らせられるからね・・・400ｋｇで壊れるようだと、それは売れないわけでね・・・幼い普ちゃんのポチ国で要求されるものは、けた違いである場合が多いようでね。確かに、日本製は壊れないので、安心感はありますがね・・・じゃなくて・・・とにかく、鉱物関連の情報はネット上にゴロゴロしているわけでね。 安倍首相は「前提条件なしで金委員長と会う用意がある」と発言している。これまでは「拉致問題の解決に向けて一定の前進が期待できること」が条件であった。それが、前提条件にこだわらず中国やアメリカとも協力するかたちになれば、金委員長も対日関係の改善に舵を切るとの判断が影響していると思われる。その結果、拉致問題が解決に向けて前進すれば、日本統治時代の遺産が「戦後外交の総決算」に大きく貢献することになるだろう。 だから、既に公開されているわけだからね。戦争物資の獲得のために、朝鮮半島も精査されていたわけで・・・そして、それらの情報の多くは公開されているわけね。国会図書館の書庫にはネットで公開されているもの以外も色々とあるはずですがね・・・ さて、本気で何か食わないと・・・準備しそこねたよ・・・昨日の残りのスコーンもどきで空腹感があまり無くてね・・・これって、安上がりで良いかも・・・？一旦切るよ・・・ 2019.06.21 |
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