北朝鮮のレジャーパーク政策は・・・？(1)

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　北朝鮮のレジャーパーク政策は・・・？(1)

　北朝鮮関連の報道を眺めていたら・・・北朝鮮のレジャーパーク政策、中流階級の台頭が背景　写真4枚　国際ニュース：AFPBB News　こんなのがありますね。なかなか興味深い・・・

　金第1書記は2011年の就任以降、テーマパークやしゃれた乗馬センター、スキーリゾートに至るまで、費用がかさむ、さまざまな規模や嗜好の「レジャー」事業を幾つも推し進めてきた。

　乗馬センターは多分、騎兵連隊の馬場を開放したものかね？39°06'59.2N 125°49'06.7E - Google マップ　3つの馬場が施設に変わったという感じですから・・・トルクメニスタンにもこんな広大な乗馬センターは無いですからね。

　スキーリゾートは・・・39°03'42.5N 127°15'03.0E - Google マップ　ここですね。広大なスキー場ですね。雪質の噂は聞きませんが、ここなら悪いわけはないでしょうね。

　右のようなスキー場ですね。

　まあ、オリンピック選手の養成とかもするんでしょうから、国家の威信という意味では良いのではないかと・・・日本政府も、オリンピックは国と国の決闘ぐらいの意識で、金の獲得のために騒いでいるようで・・・金が取れる競技への選手の配置転換などもするようですから・・・

　最近では・・・首都を栄光の都市、いやポチョムキン村に過ぎないなんって・・・かつて、ロシアのタヴリダの領主のグレゴリー・ポチョムキン＝タヴリーチェスキー公爵の名にちなんで・・・ポチョムキン村なんって、見せかけの模範村を言いますが・・・平壌はそんな風に揶揄されたりしていますが・・・

　でも、平壌だってさすが首都って感じですからね・・・日本統治時代から比べると市域は非常に拡大していますからね。確かに、他の都市とはレベルが違う都市ではありますが・・・まあ、国家主席は王様のようなものですから・・・そして、なんだかんだ言っても敬愛されている雰囲気がありますからね・・・

　日本統治時代の平壌の市域は左の写真の赤枠の範囲ぐらいのようですから、かなり拡大していることは間違いないですね。まあ、自国の首都に立派なものって意識は、どこの国でも共通でしょうね。日本も・・・新国立競技場 - Google 検索　世界最先端のデザインを求めましたが・・・残念ながら貧乏で・・・どんなデザインのスタジアムが出来上がるのやら？

　なんだ・・・壊さなくてもよかったんじゃないかね？屋根だけ付けりゃよいんだから・・・面白みのないデザインだな？新国立競技場は・・・

　ああ、濃い緑色に塗って、ガメラの死体みたいにするとか・・・足と手を付けるか・・・うん！いいかも・・・すぐに合成したくなるのが問題ですが・・・右のようなスタジアムだったら、間違いなく話題性はあるね。・・・ああ、アニメと特撮の都にするか？・・・じゃなくて、北朝鮮・・・

　この報道では・・・

　　しかし国連（UN）によれば、北朝鮮では国民の70％が依然、「食料不足」の状態にあり、資金不足によるインフラ未整備が原因で、洪水や干ばつの影響を受けやすい地域が多いという。

　・・・果たしてこれはどうかと・・・日本だって、大きな洪水の影響を受けやすい地域が広がっていますね。地震や津波で壊滅する地域・・・さすがに近頃は干ばつで飲み水に窮することは少なくなったが・・・単に、天候に恵まれているだけ？飢餓地獄の北朝鮮で人肉食相次ぐ　親が子を釜ゆで　金正恩体制下で大量餓死発生 - 政治・社会 - ZAKZAK　こんな話も出ていて・・・北朝鮮ってすごい！

『私の村がもっともひどかったのは昨年４月と５月でした。飢えて全滅した一家もあれば絶望して全員が自殺した家もあった。毎日５世帯、６世帯と死人が出た』（黄海南道、農村幹部）
　『目を覆いたくなるような状況でした。青丹郡というところでは住民の何割が死んだかわからないほど。空腹でおかしくなった親が子を釜ゆでして食べて捕まる事件があった』（黄海道の農村に党の方針を伝達するため域内を回った党中堅幹部）
　石丸氏が衝撃を受けたのは、取材した黄海道住民の全員から人肉食の証言が出たという凄惨な事態だという。親子殺人や人肉の密売流通などで、多くは保安部（警察に相当）に通報され処罰されているため住民の間で公然化していたという。

　ふむ・・・この報道は2012年の話みたいですね。この報道でも触れられていますが・・・

　欧州連合（ＥＵ）は２０１２年秋に北朝鮮に調査団を派遣、食糧事情を調査した結果は「緊急支援は必要なし」とされ、今年のＥＵによる対北食糧支援は打ち切られている。また国連の世界食糧計画（ＷＦＰ）と食糧農業機関（ＦＡＯ）が昨年１１月に発表した報告書も２０１２－２０１３年の穀物生産予測は前年対比コメ１１％増、トウモロコシ１０％増で食糧事情は好転したとしている。

　こんな具合ですね。ここで飢餓地獄の舞台になった地域は・・・黄海南道ですから、干ばつの影響を大きく受けそうな場所は・・・

　一応、左の黄色いピンを打ったところに、ダムがあって、一応広域用水路網が整備されていますから、人が死ぬような干ばつは穀倉地帯では起こらないような気がしますが・・・

　まあ、北朝鮮では何が起こってもおかしくない、物流も発達していないから一地域の干ばつによる飢饉に対抗する手段は無いという状況を想像しても悪くはないですが・・・面白いし・・・餓死しかけの子供から人肉はどれほど取れるのか？

　荒唐無稽な話は・・・面白いが、どうも判断を誤らせることになりますからね。

　ただ、ちょっと気になるのは、この荒唐無稽話が・・・どうも、この地域は2010年に入ることから急速に農村部が豊かになっている・・・新しい産業も、政府系の施設と思われるものも急速に建設されていますね。特に、このあたりの広域用水路ってのが、右の白い線のように1.8ｋｍほどのトンネルなどを駆使して建設されていますから・・・

　精密測量の技術を持っていて、かなり高度なトンネル技術を持っていることも分かりますからね。

　この手のトンネルを掘って、水が流れなかったら、設計施工をやった連中はどんな死に方をさせれば良いか想像するのも面白いですが・・・実際に、失敗の罰として残虐な死刑が待っていたら・・・こういったトンネルの掘削など回避でしょうね。それとも、栄誉を受けるための行為か？なんってね。・・・まあ、いいか・・・リゾート・遊園地の方が面白そうですね・・・

　わ！いつの間にか長くなったから一旦切るか・・・

2015.11.09