北朝鮮のレジャーパーク政策は・・・？(2)

現在をうろうろ（1344）

　北朝鮮のレジャーパーク政策は・・・？(2)

　さて、前回の続きで平壌のリゾートについてですね。庶民の遊び場があるとか・・・

　庶民的なレジャー施設としては、3年前に開業した平壌郊外の人民公園（Folk Park）がある。ここには5世紀の仏塔の実物大レプリカや、平壌のランドマークである建造物の縮小版レプリカが設置されている。入園料は安く、1日の平均来場者数は5000人ほど。多くの家族連れやカップルが園内を見て回り、展示物の前で写真を撮り合っている。

　これはどこかね？ミニチュアのレプリカか・・・ミニチュアパークか・・・日本にもありましたね。東武ワールドスクウェア.co.jp - Wikipedia　ふむ、そこそこ流行ってるのかね？36°48'27.0N 139°42'43.0E - Google マップ　ここは、行った事が無いね。というか、車で近くまで行った時があるけれども、同乗者に拒否された・・・イヤダって・・・じゃなくて・・・これはどこかね？

　まあ、私はこの手の施設には無縁ですね。何しろ、近頃は彼女がいないのでね。すっかり出不精になっていますね。財布も一段と出不精でお腹を空かせてピーピー言っていますから。これが、元経済大国2位の人間の言う事かね・・・なんって、日々情けなくて。ち、みんな楽しそうに遊んでいやがる・・・北朝鮮のくせして！と言いたくなるのかね？

　記述内容からすると・・・39°03'37.1N 125°49'30.8E - Google マップ　ここみたいですね。仏塔などが再現されているのでね。

　しかし、これはちょっと意味が違うのでは・・・左の写真・・・写真の右側の区画が気になります。拡張するのか？なんって・・・しかし、周りに土手があって・・・これって宮殿の遺構じゃないかと・・・過去にさかのぼると・・・発掘されたようですね。ロールオーバーを仕込みましたから、この場所にこの公園が作られる前の状況がわかります。

　この遺構は多分・・・安鶴宮址って宮殿遺構ですね。・・・安鶴宮 - Google 検索　平壌に残る高句麗王宮・安鶴宮、共同発掘調査へ│韓国社会・文化│韓国ドラマ・韓流ドラマ韓国芸能ならワウコリア　理解です・・・安鶴宮は高句麗の長寿王が平壌遷都の４２７年に建設したものだそうですから・・・この発掘結果を利用して公園を作ったようですね。

　平壌郊外の人民公園（Folk Park）ですから、人民というより、民族公園という意味合いなのでしょう・・・しかし、この安鶴宮って立地が変ですね。風水からすると、この場所は蔵風得水の地には見えないのだが・・・多分、ここより北東の場所にあった集落が手狭になって都城を形成したのかもしれませんが

　近くに古墳群があるね・・・この場所の初期の研究は・・・国立国会図書館デジタルコレクション - 古蹟調査特別報告. 第4冊　30コマ　（二）大同江面土城は楽浪郡治址ならん　どうやらこれのようですね。あ、私と同じような事を・・・周囲に遮るものの無い場所だから・・・わざわざ考察をしていますね。あれ？これって・・・わかんねぇ・・・清岩里土城ではないよな・・・？

　近くに古墳群がありますね・・・39°03'47.1N 125°50'43.9E - Google マップ　右の写真のような感じの古墳群ですね。このあたりの研究者は朝鮮総督府の嘱託か何かをやっていた関野貞のようですから・・・国立国会図書館デジタルコレクション - 検索結果　関野貞　大同　過去の発掘成果と現在の衛星写真の組み合わせで、博士論文がかけそうな？

　何しろ現地調査に行けない場所だから・・・資料のすべては・・・古いやつと、現代の中国の研究者の資料ぐらいが入手可能なものでしょうからね。

　北朝鮮に自由に入れるようになったら、この国の考古学を牛耳れるのは日本でしょうね。朝鮮総督府のこしらえた資料を元に発掘調査をすればよいのですから・・・今のうちに衛星写真と過去の発掘資料のリンクを行えば・・・なんってね。このあたりの様子は

　左のような古墳群と寺院があるようですね。朝鮮三国王都の変遷田中俊明　この論文の中の地図を元に書き起こしたんですが、多分ね。

　衛星画像はなかなか便利なものです。国立国会図書館デジタルコレクション - 検索結果　高句麗時代之遺跡　このあたりも後でチェックしなきゃ！・・・資料群は・・・清岩里土城 - Google 検索　

　一応、清岩里土城の範囲もチェックしたから掲載しておきましょう。これのオーバーレイした地図は、〈論文〉高句麗の前期平壌城と清岩里土城近畿大学学術情報リポジトリ　この論文の3ページ目のものですね。1940年の実測図ですね。

　およその雰囲気は分かりますから・・・一応は、発掘成果などを踏まえての公園の形成が行われたのではないかと思われますね。

　ああ、変なものを見ちゃった・・・このあたりの道の系統性を眺めていたら・・・前回冗談でいじった新国立競技場のガメラ・・・北朝鮮にはすでに存在しますね。動物園の中の建物に・・・39°04'23.4N 125°48'57.0E - Google マップ　ここです。体長65mの大亀が・・・

　左の写真のようにね・・・北朝鮮もなんだか、随分と豊かになってるんじゃないかね？冗談で作るには大掛かりすぎるんでね。

　どうやら、この大城山城の周辺は平壌の一大観光スポットになりそうな感じですね。・・・あとは・・・

　イルカのショーもやってるどこかね？39°02'19.4N 125°45'51.6E - Google マップ　どうやらこの建物がそうみたいですね。Rungna People's Pleasure Ground - Google 検索　なかなか面白そうじゃないですか。

　ああ、こういった観光地へ行くのはね・・・北朝鮮のは衛星写真で眺めるだけで・・・さすがに、出かけるわけにはいかない地域ですからね。いくら行きたくてもいけないから問題なし！

　ああ、彼女もいないからどこへも遊びに行く気力もないしね・・・困ったものだ。さて、自分に食わせる飯を作るか・・・一人で食うから、美味いものを作らないと！餌じゃないんだから・・・一人じゃなければ餌みたいなのだってOKなのだけれどもね。

2015.11.10