現在をうろうろ(6771)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の兵器がいきなり最新型になったの・・・?(3)→この最初へ

 さて、前回の続き・・・制裁逃れ明白、北朝鮮の軍備近代化が急ピッチ おさがりのポンコツだらけだった戦車やミサイルが最新鋭に(1-7) JBpress(Japan Business Press) これですね・・・なんだか、いつものように私の壊れた頭は・・・ほかの人とは違った事を考えるようで・・・なるべく普通の人のように考えられると良いと願うのですが・・・私の頭の中の小鬼が・・・困ったものです。とにかく続きですね・・・

(3)北の装甲歩兵戦闘車の車体と中国の11式装輪装甲突撃車車体が類似

 はあ?11式105mm装輪突撃車 - Wikipedia これね・・・私には類似点は・・・タイヤの数と深めの水たまりを越えられる箱のような車体しか類似点が分からない・・・

 左の北朝鮮の奴は砲塔に決定的な違いがあると思うのだが・・・北朝鮮には、身長30cmほどの装弾手がいるのか・・・?という素朴な疑問・・・これって自動化砲じゃないかね?

 右が中国の11式装輪突撃車ね・・・砲塔は無人化して自動なのだろうね・・・中国にやつより進んでいるわけ・・・こいつは、まともに動くのであれば・・・間違いなくヒット商品だよ!

 こいつは、世界の最先端を行く奴じゃないかね・・・?まあ、艦艇の砲塔が自動化されてきていますが・・・装填手が・・・小人?

 左の奴が側面で・・・砲塔には人の頭も入らないわけでね・・・これって凄くないかね・・・?韓国の・・・DoDaam Systems これの、大口径版ね・・・

 右の奴が韓国の40mm砲を自動で遠隔操作で発射・・・この自動化とは、ちょっと違うようでね・・・

 北はこれまで、BTR80という14.5mmの機関銃を装備した装輪の人員輸送車を保有していたが、100mm以上の砲を備えた装輪の装甲歩兵戦闘車は保有していなかった。

 上から見ると、明瞭じゃん・・・陸上自衛隊16機動戦闘車より遥かに進んだ兵器に見えるじゃん・・・?

 日本の16式機動戦闘車 - Wikipedia 空中写真では右のような感じですね。製造元にあった奴ですが・・・砲塔がまるで違うわけね・・・ハッチがあるが・・・北朝鮮兵がやせていても・・・ここからの出入りはできないから・・・旋回装置などのメンテナンス用のハッチなのだろうと思いますが・・・?こいつを売ってくれる外国というのは北朝鮮にはあるのかね・・・?

 今回のパレードで、中国の11式105mm装輪装甲突撃車が9両出現した。

 この兵器の運用の狙いは、戦車と協同で戦うか、あるいは偵察用としての使用だろう。

 陸上自衛隊は、「16機動戦闘車」という名称の装甲歩兵戦闘車を保有しており、1両の値段は約7.2億円である。

 北のものは、日本のものと比べると半分の値段と考えると、9両で約32億円になる。


 砲塔が・・・?まあ、いいか・・・先へ行くよ・・・

(4)稲妻5 地対空ミサイルは、北の機動部隊も守れるが極めて高価だ
 北地上軍は現在、「SA-2・3・5」という防空ミサイルを保有している。これらは、第4次中東戦争(1973年)時に使用されたもので、現在では、米韓の戦闘機により対レーダーミサイルで攻撃されれば、簡単に破壊されてしまう兵器だ。

 S-75、S-125、S-200を装備・・・?S-75やS-125は退役しているよ・・・でも、この辺りのレーダーは、電子機器を交換して結構使っているね・・・ミサイルも互換で新しいのを使っているね。使い古しの防空システムのリペアは欧州には・・・Home - LiTak-Tak こういった会社が、現用に耐えるものに化けさせていてね・・・欧州では米国製の兵器が売れなくてね・・・

 ロシアを含めた国々では現在、ほとんど退役している代物である。

 東欧では、普通にリニューアルして使っていたりするわけね・・・

 左が北朝鮮の典型的なS-125(SA-3)の基地だね・・・39°40'59.8N 125°43'01.2E - Google マップ 2010年頃にS-125はここから消えているわけで・・・S-125 (ミサイル) - Wikipedia これの4連装の奴が並んでいるわけ・・・

 このため、北朝鮮軍の防空ミサイルは、米韓軍の戦闘機には、脅威にはなっていなかった。このため、米韓軍戦闘機は、北朝鮮の軍事基地を自由に攻撃できた。

 そうはいかないのだよ・・・北朝鮮の防空網は非常に高密度なのだから・・・

 右の赤いピンがS-200以降の防空ミサイル基地ね・・・これが、北朝鮮の防空網なのだからね・・・更新が進んでいるようでね・・・S-125の基地は無いようでね・・・

 だが、北は2017年、中国製「紅旗9」あるいはロシア製の「S-300」防空ミサイルを「稲妻(ポンゲ)5」として実験を行った。

 こいつが、配備されていると考えれば良いわけでね・・・

 左が平壌郊外の古いタイプのS-125の配備基地ね・・・38°56'14.5N 125°37'41.7E - Google マップ ここにある基地ね・・・左の基地は、2014年頃にはS-300になっているようですね・・・ふるい重要施設防衛のための基地ね・・・左の写真にはロールオーバーが組んであるので、写真の上にカーソルを持って行くと地面が割れてレーダーが出てきます・・・

 核戦争対応で、レーダーは隠れちゃうわけね・・・こういった基地が・・・上の赤いピンにあるわけ・・・これより、新しい基地はレーダー・シャフトがもう少し大きくなって涙滴型のカバーになっているわけね・・・

 軍事パレードには、防空ミサイル4基搭載の車両6両だけが出現した。このミサイルの射撃ユニットは、射撃指揮装置×1、レーダー×1、ミサイル×2で形成されている。

 パレードに出た車両のようなのが・・・ここにもあるわけね・・・多分、ここに配備されているのは・・・KN-06 - Wikipedia S-300の北朝鮮版ね・・・右の初期の型ね。

 実車は左の様な奴ね・・・解像度が足りないが・・・多分・・・こんな風にバックで出て来るわけね・・・

 初期型が2014年頃から配備されているわけで・・・パレードに出て来たのが、固定基地用ではなく野戦仕様の奴ね・・・

 だから・・・多分見せびらかしたかったのは・・・

 右のレーダーではないかとね・・・?基本的に、防空システムは、固定基地で運用しているので・・・固定基地はバレているので、それのバックアップ用があるんだぞ!という感じかね・・・?

 多くの基地は、旧式と言われるかもしれないですが・・・S-200 (missile) - Wikipedia F-16などは撃墜実績があるのでね・・・多分、電子機器の更新があると思うのでね・・・イランのはバージョンアップしてあるようですからね・・・

 S-200の基地が左の様な奴で、近接防空システムも付属しているわけね・・・これは・・・38°45'44.2N 125°51'08.9E - Google マップ ここの基地ね・・・こんなのが全土にびっしりとあるわけでね・・・

 米国のパトリオットミサイルと同等の能力を有し、ミサイル防衛としての能力もある。

 だから、ちょっと侮れないわけね・・・

 北は現実に、この兵器を装備し始めた。今後、この兵器が多く装備されることになれば、米韓軍戦闘機は、北朝鮮領土内で自由に攻撃することはできなくなる。

 既に、配備は進んでいるわけね・・・

 北朝鮮はこれまで、S-300を最も必要としていたが、かなり高価なもので購入できなかった。

 この辺りの兵器も北朝鮮はライセンス生産などができる状態になっているわけね・・・

 価格(ユニット数は不明)は10億ドル(1000億円)、日本が保有するパトリオットミサイルシステムは、レイセオン米企業がバーレーンに輸出した時、約25億ドル(2500億円)だったという情報がある。

 米国製品は・・・ほとんど、ボッタクリじゃないかね?

 中国がロシア製のS-300を真似て製造したものあれば、これよりもかなり安価かもしれないが、北朝鮮としては、破格の価格だ。

 中国はS-400を導入していますからね・・・

電撃戦が行える地上軍に変貌を始めた
 北は、経済的には三重苦で経済的なダメージを受けていると言われている。だが、今年の軍事パレードを見れば、新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)や短距離ミサイル部隊が増加していることは明白だ。

 北朝鮮の工業が大躍進を遂げているだけの話だと思うのだがね・・・米国の戦時謀略報道とは随分と違った工業が・・・北朝鮮には存在するという事になるわけ・・・

 そして、これまでポンコツ兵器であった地上軍が、近代化へ向けて動き始めていることを見落としてはならない。

 ポンコツと呼ばれていたのは、単に・・・航空機が古いというのがね。あと、海軍が沿岸海軍だというのが・・・米国とは明らかに違うわけでね・・・専守防衛型の陸軍を構築したので、話題性が乏しかったが・・・航空戦力を補う形の旧ソ連のやったミサイル重視の防衛計画に変容していた事に気付いていなかっただけじゃないかね・・・

 パレードに出現した地上軍兵器だけで、軽装甲機動車・戦車・装甲歩兵戦闘車の3種類だけで約70億円だ。

 そういった製造力を北朝鮮は有してしまったという事になるね・・・一応は、私は北朝鮮の工業に関心があるのでね・・・送電網とかインフラ系の物ね・・・間抜けな米国の謀略報道は・・・はっきり言って、話にならないわけね・・・大統領と同じで法螺話ばかりね・・・

 S-300防空ミサイルシステムを無償でなく有償で購入したとすれば破格の価格であり、相当な軍事費が必要だ。

 国産化して配備が進んでいるのですが・・・

 これらの軍事費をどこから捻出しているのか。あるいは、中国から無償で供与されているのか。

 工業力が、それだけあるわけね・・・鉱業も盛んになっているわけね・・・多くの鉱山が米国の戦時謀略報道とは違って、かなり高い水準での生産をやっているわけね・・・

 有償供与であっても国連経済制裁違反であり、無償であれば、制裁違反を完全に無視していることになる。

 米国の間抜けな制裁で資源が中国に流れなくなったので・・・北朝鮮は、エネルギー供給が良くなっているわけね。石炭の液化プラントも順調に拡大していて・・・そのために、化学産業が多くの化学製品を作るようになっているわけ・・・だから、ある意味・・・現在の北朝鮮の豊かさは、米国の経済制裁のお陰だとも言えるわけね・・・北倉の火力発電所も増強されたので、平壌の電力事情は格段に良くなったりとね・・・

 これまで地上軍の近代化を実施してこなかった北が、経済制裁を受けている中で、しかもコロナ禍でありながら、なぜ今、近代兵器を導入できたのか。

 米国の経済制裁で、北朝鮮の富が中国に流れなくなって北朝鮮は豊かになっているわけね・・・米国の経済制裁が米国の望む方向に働いていないわけね・・・

 いくらかは無償供与かもしれないが、大部分の兵器は有償であろう。

 北朝鮮のGDPは島根県とか・・・そういった県レベルの額なのだとされているわけですが・・・?

 北は購入できる資金があり、厳しい経済状態であっても、地上軍の近代化を進めたい意志があるということだ。

 現実に、国産原料と自国の工業で生産していると考えるのが合理的じゃないかね・・・

 現在、北は経済的な三重苦で軍事的脅威が低下していると評価していたら、その油断を衝かれて、半島有事が勃発、などという可能性がある。

 それは無いだろうね。北朝鮮は、国連は米国に付けられた鎖と理解しているから・・・北朝鮮が越境して攻撃をしない限りは、米国は戦争ができないことを熟知しているわけでね・・・

 ボンコツ兵器ばかりを保有していた北地上軍が近代化した兵器を持ったのだ。弾道ミサイルと連動させて戦えば、韓国に勝利できる可能性も高まる。

 南北朝鮮は共に国連加盟国だから・・・戦争はできないわけね。朝鮮戦争を終わらせたくないのが米国で・・・米国は永劫戦争としているわけね・・・

 金正恩委員長が、在韓米軍が撤退し、単独の韓国軍との戦いならば勝利できると判断すれば、南北軍事境界線を越えて南侵する決心をするかもしれない。

 それは、国連の枠組みを無視する米国の戦時謀略報道に過ぎないだけでね・・・

 経済的に三重苦と言われる時に、なぜ、費用がかかる地上軍の近代化を進めるのか。早急に韓国を占領したいと願っているとしか考えられない。

 面白いね・・・私の壊れた頭とは根底型から考え方が違うなんって・・・面白い!

2020.12.16

    








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