現在をうろうろ(6769)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の兵器がいきなり最新型になったの・・・?(1)

 さて、何か軽い話は・・・あれ?楽しいお爺ちゃんが・・・制裁逃れ明白、北朝鮮の軍備近代化が急ピッチ おさがりのポンコツだらけだった戦車やミサイルが最新鋭に(1-7) JBpress(Japan Business Press) 北朝鮮の兵器体系も捨てたものではないという認識に変わったかね・・・?

 国貿易協会の統計や関係者によると、中朝貿易は、今年1〜10月の累計貿易額が前年同期比約76.0%減少し、「北朝鮮は10月でも国境封鎖をしていて、貿易を事実上停止した状態である」という。

 防疫を主として貿易を諦めているという状態ね・・・これでも、統治が崩壊しないという確信があるというだけね・・・食糧が不足すると治安が悪くなるから・・・この状況には至らないと判断でしょうね。

 韓国の国会議員は国会で、北朝鮮(以後、北)は、原材料搬入が中止された影響で、産業稼働率が金正恩政権発足以来最低水準となり、「制裁、新型コロナウイルス、水害という三重苦だ」と説明した。

 資源国の北朝鮮の工業力を軽く見ているというだけね・・・米国の戦時謀略報道を基本として考えるからダメなわけね・・・北朝鮮の報道の信憑性を確かめる手段を考えた方が良いわけ・・・戦時の防諜体制下の北朝鮮の情報は至って取りにくい米国の物ではなく・・・北朝鮮の友好国の情報を収集した方が確実なわけでね・・・

 衛星画像が手軽に見られるから・・・その解析でも良いわけでね・・・残念ながら、北朝鮮の状況を衛星画像から解析しているという専門機関が日本には見られないわけで・・・結局は、米国の戦時謀略報道を基本に・・・法螺話を信じることになるわけね・・・敵の軽視・・・

 だが、私は、北が高価な近代的な兵器を装備し始めていることから、「北が三重苦である」という説明に疑問を感じている。

 北朝鮮は工業国で資源国だから・・・これを軽視しているのが問題ね・・・建設ブームだしね。

 実際は、三重苦であっても、地上軍の近代化を進める余裕がある。そうでなければ、絶対に近代化を進めなければならない必要があるのであろう。

 まあ・・・北朝鮮の工業力を見せつけているというだけじゃないかね・・・気になるのは、北朝鮮の電子工学のレベルね・・・まあ、近頃は一般の民用品も軍用をしのぐレベルの製品が多くてね・・・近頃の漁船の航海用レーダーなどは、艦隊運用ができるレベルの奴だからね・・・従って、米海軍の新鋭のズムウォルト級ミサイル駆逐艦 - Wikipedia これなどは、日本のフルノの航海用の電子機器で運用しているわけで・・・Wikiの画像を見ると艦橋のトップにフルノのブルーのレーダー・アンテナが見えるからね・・・数が出る民生機器の方が軍用より更新が速くなっているという事ね・・・

数十年間もポンコツだった地上軍の兵器
 中国による国連の対北制裁決議の違反が常態化している。

 これは、間抜けな米国が騒いでいるだけね・・・何の証拠もつかめないから、5億円で証拠を買おうという状況まで追い詰められているというか・・・証拠がないという事は、違反をしていないという事になるかね?だから、南浦の内水面・沿岸用のバージに搭載する石炭の画像と、中国の資源埠頭に運ばれる制裁対象でない鉱石の写真を並べて叫ぶとか・・・見れば分かるような間抜け写真を出しているしね・・・

 米政府は、中国が制裁違反を繰り返し、露骨な手口も目立っているとし、懸念と苛立ちを強めている。米国は、北への制裁が崩れかけていて効いていないと見ているようだ。

 制裁の内容を理解しないとダメなのでね・・・

 私は、10月10日の党創立75周年の軍事パレードを見て分析した。そして、新型の高額な地上軍兵器が多数出現したことが判明した。

 まあ、売れば高価なものになるね・・・作るのは、自国産の資源と工業力でやっているから、実質低廉な労働力に対する報酬だけですね・・・

 新型の軽装甲機動車、装甲歩兵戦闘車、戦車、防空ミサイル、対戦車ミサイルなどだ。

 この程度のものを製造する工業が北朝鮮にはあるという事ね・・・米国の戦時謀略報道では無い事になっている設備が北朝鮮にもあるわけで・・・工作機械なども製造している国ですからね・・・

 30〜50年も全く変わらなかった地上軍兵器が、今年になってこれほど多く出現したのは、かつてなかったことだ。

 地上兵器は、かなり近代化が進んでいるね・・・対空陣地は機銃からミサイルへ、防空ミサイルシステムはS-125からS-300互換のような奴ね。ソ連・ロシアの地対空ミサイルシステムは旧式機器からのアップグレードが利くようにできているからね・・・S-125の射撃管制装置での新型の奴の運用も可能とかね・・・

 なぜなら、これまでは、旧ソ連や中国の地上軍が使わなくなった古い兵器のおさがりが供与されてきたからだ。

 これは、あまり正しくないかもね・・・

 今年になって、地上軍の近代化のために多くの軍事予算を投入している北が、三重苦で経済状態が窮乏しているとは考えにくい。

 経済は、健全だと思うが・・・農業生産は自給レベルまで上がっている感じだしね。建設ラッシュは、米国の制裁によって中国への輸出が止まっているから、それが内需に回って建設ラッシュ・・・米国の制裁で北朝鮮の富の流出が止まって、国内に富の蓄積が起って・・・豊かになっているわけね。だから、一般住宅の更新も急速に進んでいるわけ・・・そして、石炭の輸出も止まっているから・・・石炭は内需を満たしているようで・・・私の遊び場のように・・・今の室内温度8℃とかでは無いようですからね・・・8℃なら耐えられるので・・・

 旧共産国が崩壊したのは・・・米国の主導する債権の罠によって、穀物と石炭や燃料資源の根こそぎ輸出による米ドルの調達によって国内経済が回らなくなってですからね。つまり、北朝鮮では・・・米国の経済制裁で富の流出が無くなって豊かになっているわけね。

 少なくとも、高額な兵器を、それもかなりの数量を中露イランから購入できる資金はあるということだ。

 北朝鮮の工業力もかなりのレベルに達しているから・・・別に、兵器を輸入しなくても製造できるわけでね・・・北朝鮮は外貨に関しては、米ドルを凌ぐ最強の国際決済通貨の「金塊」を製造できるのでね・・・この金を担保に輸入ができるのは確実ね・・・かつて、東洋一の金山と呼ばれた北鎮=雲山鉱山は稼働中で、この川の下流では砂金採掘を広範囲で行っているしね・・・その他、金山が稼働中ね・・・

 また、導入している新型兵器は、中国、ロシア、イラン製の兵器に極めて類似している。

 はあ?私の節穴の目では・・・どれも似たようなものじゃん?基本的な機構は同じで・・・あとは、各国の美的感覚で違いがある程度でね・・・

 このことから、これらは、経済制裁の網を抜けて、北に入ってきていると見るべきだろう。

 近頃は、生産技術の規格化で・・・現物を輸入しなくてもデータだけで製造できるようになっているわけね。だから、オーストラリアの潜水艦は、フランスからデータを送るとオーストラリアの工作機械が鋼板を切り出し、曲げ加工などもして・・・という、プロセスでやるわけでね・・・日本は残念ながらガラパゴスで・・・欧州のデータを国内向けに変換する事はできるが、その逆ができないので、オーストラリアへの技術移転を含む部分が困難だったのもあって・・・不調だったわけね。

 欧州の場合は、同一のデータで・・・多くの造船所が同一の超大型クルーズ船を製造できる・・・これに、日本も参入しようとしたのだが・・・残念ながら・・・これ違う!で、ダメだしされた上に燃やして大損害だったわけね。

中国、ロシア、イラン、日本の兵器に酷似
(1)日本の軽装甲機動車に似ている車両が出現
 これまで、北朝鮮軍の指揮官が乗車する車両は、ジープだけであった。

 まあ、そうかもしれないね・・・ジープ型の奴ね・・・GAZ-69 - Wikipedia こいつを1985年頃まで生産していたわけね・・・

GAZ-69は、第二次世界大戦時にアメリカ軍から供与されたジープ、およびジープを参考にGAZが製造した"ソ連版ジープ"であるGAZ-67の後継車種として開発された。エンジンはGAZ-67の後期型であるGAZ-67Bと同じ出力55hpの2.1Lガソリンエンジンを搭載し、変速機は乗用車タイプのGAZ-M20 ポピェーダと同じ3速マニュアルが使用された。

 こいつを・・・勝利自動車工場 - Wikipedia ここで、更生-64(Kaengsaeng 64)これを生産・・・39°45'11.7N 126°17'59.8E - Google マップ ここの工場ね。

 左の様な奴・・・多分、丘陵を挟んで右側が車体部品や組み立て工場で左側がエンジン工場じゃないかと?他に、車体部品の関連工場なども近隣にあるようですね・・・

 近頃は、今風のトラックなどを生産しているね・・・

 右の様な奴ね・・・これなら日本で走らせても、それほど違和感が無いのでは・・・?こういった奴を一貫生産ね・・・

 エンジン工場もあるので・・・結構、色々な車種を製造できる能力を有しているはずなんですが・・・?こういったボディーのプレス機や、プレス型などの製造技術があるのでしょうからね・・・こういったものが工業の裾野を理解するために必要で・・・

 エンジンも左のような工作機械で仕上げられているわけでね・・・一応は基本的な自動車の製造能力を北朝鮮は有しているわけね・・・エンジン工場は随分とあるのでは・・・?だって、漁船のエンジンも製造しないといけないわけでね・・・

 ジープに乗車して戦場を走行すると、敵の砲弾に破壊されてしまう。ところが、今年のパレードでは、北軍のトップ2人および機甲(戦車)部隊等指揮官が軽装甲機動車に乗車して現れた。

 この車両の装甲があれば、乗車している指揮官を砲弾の破片から防護してくれる。また、この車両は、どこかで見たような車両だと思った。

 よく見てみると、日本のコマツが製造した軽装甲機動車と、一部の部品に違いはあるもののほぼ同じだ。

 まあ、酷似だね・・・並べても差が小さいね・・・ただ、ハンドルが・・・コマツは左ハンドルを作るかね・・・?その問題ね。残念ながら、それを確認する画像が無くてね・・・似ているがプレスラインなどは微妙に違うから・・・写真をからハンドルの位置を確認できるものが無くてね・・・ただ、ベースとなっている車が・・・
 全体のシルエットや大きさ、エンジン排気口、上部開口部、車体横に見える出っ張り、タイヤの大きさ、ドアの開閉の蝶番、バックミラーなどが同じである。

 左のように、ホイールベースが違うんだな・・・非常に似ているが、ベースとなった車体が違うね・・・旧来の奴にコマツのそっくりな奴を架装した奴だね・・・優秀なコーチビルダーがあるわけだ・・・コーチビルダー - Wikipedia 以前の光岡自動車のような会社ね・・・トラックのシャーシにコマツの・・・レプリカカーを出してきたわけね。

 外国の軍隊には、コマツが製造した軽装甲機動車に類似した車両はない。

 コマツの関係者に、この話をしたところ、「コマツが製造した自衛隊車両が外国に輸出されることは絶対にない」と述べていた。

 左ハンドルは作っていないという事でしょうね・・・

 日本の防衛産業から武器製品が海外に渡ることは考えられない。サイバー攻撃により設計図を盗まれたか、公開されている写真などから似せて製造した可能性がある。

 ホイールベースが違うからシャーシが異なるわけね・・・

 この種の車両を北が製造できるのかというと、これまで時代遅れの兵器だけしか保有していなかった国が製造できるとは考えられない。

 はあ・・・?私の板金加工技術でも、それなりの機材があれば・・・トラックのシャーシの上に、この程度の箱は作って載せられるが・・・?一応は、そういった車にも乗っていたのでね・・・トラックなどは普通の乗用車のようなモノコックボディーではなくラダーフレーム シャーシ - Google 検索 こういった奴の上に車体を作って乗せるわけね・・・だから、ある程度の板金加工技術があればボディーは作れてしまうわけね・・・

 おそらく、中国またはイランで製造されてから、北に持ち込まれたのであろう。

 この程度のものは、別に北朝鮮でも作れるし、板金加工ができなければ、木製でも良いわけでね・・・まあ、木骨鉄皮というのも作れるし・・・これって、板金職人の手になるものじゃン?

 この車両は、日本の価格では1台が約3000万円だ。中国で製造されたものであれば、日本の半額としても1500万円くらいだろう。

 旧来の奴のボディーを下ろしてコーチビルダーに作らせただけじゃないかね・・・?

 パレードに10両ほど見られたので、これだけでも、1億5000万円の価格になる。

 他の場面でも走っていたね・・・頭右をやっているから・・・これは左ハンドルだね。中国やイランに発注するよりこの程度の奴なら製造は簡単じゃん?まさか、自動車の構造に関する知識が・・・無いとか?

 私などは、ボロ車のレストアなどもしたので・・・自動車の構造はそれなりに・・・解体屋でもバイトしたし・・・

 一応は・・・仲間に板金屋もいたし・・・そこの工場が、前時代の機材を持っていてね・・・あとは、ものすごく腕の良い爺さんが・・・さびて腐ったボディーを切って・・・新しい鉄板をプレスで曲面出しをやって切り貼りなどをしていましたのでね・・・

 私も、ボディーのへこみぐらいは・・・叩き出してとか、パテ付けして・・・先日、そういった技術で曲がったシャッターの柱のまっすぐにしたりとね・・・

 分析には知識が色々と必要なのだと思うがね・・・北朝鮮の工業に関する知見や自動車製造や修理技術に関する知見というのも必要だという事でね・・・さて、一旦切って何か食わなきゃ!

2020.12.16

    








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