現在をうろうろ(855)
日本貧窮者経済新聞
 バシー海峡の監視と、南シナ海のレーダー網・・・技術の系譜・・・?

 シーレーン防衛を叫ぶ、あの政治屋悪魔は・・・単なる、アメリカの手先に過ぎないという事ですかね?アメリカの戦争に日本を巻き込むためにやってきた・・・アメリカ様の代官になるのが夢なのか?それとも、丸めこまれたのか?どうも、地域の役割を考えると、日本はアジアに於けるアメリカ様の代官をさせて貰えそうもないような感じですね。何しろ、世界第三位の経済大国ですから、どうも九州から台湾までの1200kmの花綵列島と、兵站の護衛を行う事になりそうですね。

 南西諸島のレーダーサイトの整備は終わっているような感じ・・・ただ、どうやら・・・防空識別圏に関しての、初期の日本側の対応からすると、早期警戒機を活用していない事がバレバレだったのではないかと・・・

 さて、台湾からフィリピンに至るバシー海峡・バリタン海峡の哨戒はどうなっているのか?少なくとも、大東亜戦争末期には、アメリカの潜水艦が哨戒していましたね。どうせ、海底ケーブルの中継器のようなパッシブソナーが置かれているとか?アメリカの海底ケーブル敷設会社でもチェックしますか・・・馬鹿だね・・・条約は・・・米比相互防衛条約がありますね。この中身が問題ですね。2014年に防衛協定は強化されていますね。どうやら、相互運用性を高めフィリピン国軍の近代化を行い、海上の安全保障と外部防衛能力を高める・・・アメリカ軍のハードウエアが入ってきて相互運用・・・どこかに設置されたレーダーとか、そういったものに近いかな?ただし、米軍の基地は要らない・・・という事ですね。一応、この報道は気にしてたけど、中身まではチェックしなかったんだっけ・・・フィリピン軍の情報収集関連のハードウエアは米軍の戦術情報システムにつながるという事を意味すると思えば良いのかね?

 台湾の防空体制もチェックが必要ですかね・・・監視レーダーは・・・座標・・・

 21°55'18.67" N 120°51'09.67" E ここに、左のようなレーダードームが3基ありますね。従ってここからバシー海峡を監視しているという事でしょう。台湾の南端により近い場所には、気象レーダーがあるようです。

 結局のところ、米軍の戦術情報システムにつながっているかどうか・・・ネットワークの時代ですからね。総合的に見て、判断するというやつね・・・単なる言葉ではなく、事実の積み上げをきちんとやった上での判断の話です。雰囲気の積み上げでなんとなく納得しているようではいけない・・・さて、これで台湾までの南シナ海の包囲網を眺めた事になると思います。

 南シナ海を囲む国々・・・何か、凄いハードウエアでも隠れているのかもしれませんが、ざっと見た感じではどうやら、それほど整備されているとは思えませんね・・・根拠は、マレーシア航空機の行方不明・・・全員絶望というやつ。報告されている墜落地点がちぐはぐ・・・レーダー網がどうなっているのか?

 多分、ベトナムのレーダー情報が結構正確なのではないかと・・・本気の近代戦を戦った国ですから・・・それから、ベトナムの空港の管制レーダーの覆域のはずれで見失っているから・・・そして・・・困った事に、非常にばらばらな推測位置も出てくるし、南シナ海では迷子にはならない・・・推算・地文航法を使っていてもね。島に囲まれているから・・・第二次大戦ではそんな飛び方をしていますから・・・

 やはり、東シナ海・南シナ海の航空管制は・・・防空識別圏とかそういった問題ではなく、各国がレーダー情報を共有できて、全ての航空機を把握できるようにして、戦闘とかそういったものでなく・・・人間の安全保障のために情報の共有を行う事が大切な気がしますが・・・戦争が皆さん好きなのかね?行方不明になってしまう航空機が出ても・・・気にしていない・・・

 まあ、あの政治屋悪魔君は・・・戦争のために情報が欲しいのかね?いや、情報以前に、ハッタリを噛ます事の方が好きなのでしょうね。実体のない防衛構想・・・それでも、ハッタリを噛ますことで、先方は真面目に対応しているとか?

 残念ながら軍事衛星は、公海は無視して、陸上の重要な基地などの動向を探るだけに使われているというのが実態なのでしょう。確かに、写真のサイズを考えると、日本のように受信場所が限られる場合には・・・1航過で数枚の写真という事になる・・・海上も含めて、Google Earthが毎月更新されるようになったら、戦争などしにくくなると思いますね・・・弱小国だって、大国に近い情報を有するようになりますから・・・情報の共有は人類を豊かにする・・・

 ・・・ちょっと関係ないけれども、オーストラリアと中国の軍事協力関係ってのが、どの程度深いのか?兵器も単なる商品ですから・・・なんとなく、気になる物が・・・中国の潜水艦が探知されにくくなっているというやつ・・・多分、磁気探知が困難になったという事だと思われるのですが・・・だって、原潜は基本的に騒音の発生源が多く騒音を出しながら走ります。その対応策は限られている・・・磁気探知に関しては、艦内にコイルを設置して、艦自体が作りだす磁場を打ち消すような磁場を設置したコイルで作りだせば良いわけです。その施設の技術の系統の類似性が、オーストラリアと中国に見られるわけです。日本の技術とは別の系統の技術・・・

 具体的には右の写真です。運用している潜水艦のサイズが違うのでサイズの比較は意味が無いですが、右の写真上がオーストラリアのガーデンアイランド軍港に設置されている磁気計測機と思われるもので、下が海南島の磁気計測機と思われるものです。どちらも海上の構造物で通路で陸地につながっている・・・写真中の黄色の線が400mです。日本のは・・・海上の構造物が無くて、海中に計測器が沈められて陸上に計測室があるようです。

 オーストラリア海軍のコリンズ級は独自技術ですね・・・その前がオベロン級でイギリス海軍の技術ですね。電子兵器は米国のものを中心に、兵装はアメリカの魚雷・・・後部魚雷は閉鎖・・・後部魚雷室を何に変更したのやら?・・・とにかく、基本となったのは大英帝国ですからイギリスの技術、日本は、日露戦争に向けて米国のエレクトリック・ボート社製のホランド型の導入をします。そして、ヴィッカース社からC型潜水艦を導入します。・・・この時代は電子兵器は無し?火花式の無線は存在しますが・・・電子兵器が製造されるようになるのは、三極管が発明されてからですから・・・三極管の発明は1906年;明治39年のリー・ド・フォレストによるものですから、これ以降ですね・・・三極管の原理が明かされて、改良され、量産されるようになるのが1910年代・・・兵器の応用は?そのうち調べましょう・・・ラジオ局ができて・・・第一次世界大戦頃ですね・・・この大戦が終わって、戦時賠償によりドイツのUボートが入り、こいつのコピーを行っています・・・磁気機雷が登場するのは第二次大戦ですから・・・電子兵器はかなり後になって入ってきた?船の減磁のためのコイルで、米国ですら銅不足になったりしていますからね・・・電子兵器の歴史も調べないと・・・で・・・技術の系統を調べるのは難しい事が分かりました・・・でも、上の写真は同じ技術の系統にあると思いますが・・・あれ?何やってるんだろう・・・日本の役割をチェックするんだったが・・・まあ、いいか・・・次回次回、日本伝統の先送り・・・

2015.03.21

  

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