現在をうろうろ(4725)
日本貧窮者経済新聞
 マティス君の辞任は確かに何なのだったのか・・・?(1)

 さて、面白いものは・・・マティス辞任は何だったのか?トランプ、迷走のシリア政策  WEDGE Infinity(ウェッジ) なんとなく面白そうですね・・・

 トランプ大統領が昨年末、強引に決断した「米軍のシリア撤退」が迷走している。大統領は当初、即時撤退を命じたが、議会や同盟国などの反対に遭って、「慎重に時間を掛けた撤退」へと前言を撤回した。撤退には数年かかる可能性も指摘されており、大統領の決定に抗議して政権を去ったマティス前国防長官の辞任は何だったのか、あらためて疑問の声が上がっている。

 そう・・・米国の意思決定システムは複雑でね・・・大統領が決めれば、それに沿って全てが動いていくというわけではないですからね・・・シリアからの米軍の撤退は決まったが・・・30日が数カ月に伸びたようですが・・・ただ、トランプ君は戦争を終わらせたいようですからね・・・それに対してマティス君が知恵を出して、策を練った・・・結果が、北朝鮮とシリアでの戦争が終わるという事でしょうね・・・マティス君の基本的な考えから成り立っているわけだとね・・・それが辞任したのは何故なのか・・・?

“酔っ払った水夫”のよう
 それにしてもトランプ政権のシリア政策はまさに「迷走」という言葉がぴったりだ。大統領は選挙期間中から、当時のオバマ政権のアサド・シリア大統領の追放という方針を批判、シリアへの関与をやめる考えを明らかにしていたものの、大統領就任後、イランの脅威を食い止めるために必要、との側近らの進言を入れ、長期駐留を追認していた。

 単に、トランプ君には反共・反独裁という精神が入っていない・・・シリア政府は親ロシアの独裁者が率いているから・・・米国としては、反独裁の旗を降ろすわけには行かない・・・だから、撤退は無いわけね・・・それでも、撤退をさせるとなると・・・色々と反対が出ますからね・・・国防省・国務省はうるさいのは自明ね・・・

 しかし、大統領は12月19日のツイッターで、過激派組織「イスラム国」(IS)に歴史的な勝利を収めたと宣言。「若者たちを国に返す時だ。全員が今戻りつつある」とシリア駐留部隊の即時撤退を唐突に発表し、「30日」以内に撤退するよう命じた。これにマティス国防長官が翻意を迫ったが失敗、抗議して辞任する騒ぎにまで発展した。

 ISへの勝利は一部でしかないわけでね・・・反独裁と対ロシアが残っているので、撤退は不可ね・・・これが、原則論ね・・・従って、撤退は不可と・・・議会なども考える事になるのでしょうね・・・これが、基本的な米国の意思ね・・・ホワイトハウスと国防相を繋ぐのが・・・マティス君ね・・・

 大統領のこの突然の決定には、議会の与党共和党からも批判が相次ぎ、側近も懸念を深めた。こうした大統領の態度が急変したのは12月23日、トルコのエルドアン大統領と会談してからだ。トランプ大統領は「関係国と調整しながら慎重に撤退を進める」と修正を始め、年末にイラク・シリア米駐留軍司令官と会談した後、撤退期間を「4カ月」に変更した。

 なんとなく・・・色々と予定の行動のような気がしますからね・・・とにかく、マティス君は賢い・・・先が読めるから・・・

 こうした混乱ぶりをニューヨーク・タイムズなどメディアから批判された大統領は1月7日「適切なペースで慎重に撤退を進めている。最初に発表した計画と何ら変わりはない」と強弁し、まるで即時撤退など言ったことがないように主張。“落ち目の”ニューヨーク・タイムズなどが自分の発言をいい加減に報道している、と怒りの矛先をメディアにぶつけた。

 米国は、反共・反独裁の旗は降ろさないのに・・・ここでは降ろしたわけね・・・撤退の期日を先に延ばしたが、撤退の決定は変わっていない・・・取引をしたわけね・・・

 下院で多数派となった民主党のアダム・スミス新軍事委員長は大統領のシリア政策を「酔っ払った水夫のようにコロコロと進路を変える。彼は何をやっているか分かっていない」と痛烈に批判した。軍事アナリストは「4カ月でシリアから完全に撤収するのは不可能。数年かかる可能性もある」と指摘している。

 進路は変わったのかね?30日以内の撤退・・・物理的に困難だから・・・4カ月でシリアから完全に撤収するのは不可能。数年かかる可能性もある・・・撤退が伸びる事を期待しているが、撤退は決定事項ね・・・4カ月で撤退じゃないかね・・・?朝鮮戦争が終わらなかったのも似たパターンね。NATOが解体されなかったのも同じパターンでしょうね・・・基本原則の戦いは終わっていない・・・でも、どうやら、トランプ君は終わらせることができそうですからね・・・実質的に、朝鮮戦争も終了のようですからね・・・幼い普ちゃんのポチ国も諦めたような感じですからね・・・結局、北朝鮮への侵攻用の部隊が南西諸島防衛に回ることになって・・・用意した大型のRO-RO船では接岸できる港湾が無くて・・・小型の船舶を陸自が持つことになったしね・・・

 幼い普ちゃんのポチ国政府は辻褄合わせが下手というか、分かりやすいというか・・・

米大統領補佐官を拒絶
 軍事アナリストの指摘のように、シリア政策の迷走がさらに深まる出来事が8日に起きた。米部隊が撤退した後に、その空白を埋める意向を表明していたトルコのエルドアン大統領がボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)の発言に激怒し、再び軍をシリアに侵攻させると恫喝する事態となったからだ。

 ボルトン君だから仕方ないじゃん・・・反共・反独裁の精神が入っていますからね・・・それだけの話しね。トランプ君とは考えが違う・・

 ボルトン補佐官はトランプ大統領が即時撤退を言い出した後、米国益に打撃を与えないような撤退を大統領に進言。米紙によると、昨年12月24日の閣議の席上、同補佐官が米国のシリアにおける達成目標を記した極秘メモを回した。目標としてはISの完全壊滅、イランの軍事勢力の駆逐、シリアの政治決着などが記されていた。

 こういった変な大統領補佐官という御目付け役が余計な事をするわけでね・・・この辺りが複雑というか変ね・・・米国のやり方というのは複雑怪奇でね・・・トランプ君の足を引っ張る奴を身辺に置かないといけないという不思議ね・・・しかし、何でトランプ君はボルトン君を使うのやら・・・?まあ・・・何をしでかすのか予見可能ではあるが・・・コントロール可能と考えているのか・・・?

 補佐官は撤退をめぐる調整を行うためエルドアン大統領らと会談するべくトルコに向かい、その途中にイスラエルに立ち寄ったが、その際の発言に同大統領が反発した。補佐官は記者団に対し、米軍撤退の条件として、IS残党の完全掃討に加え、米国と連携してきた「シリアのクルド人勢力をトルコが攻撃しないと保証する」ことを挙げた。

 話が違うわけですからね・・・なぜか、米国はいつもこのパターン・・・ボルトン君はトランプ君を監視しているという感じなのでしょうね・・・トランプ君は、この監視を通じてボルトン君の裏にいる連中をコントロールしているという、高度な戦術を取っている可能性もあるしね・・・ボルトン君の踊り方はきちんと予測可能ですから・・・まあ、使い方次第かね・・・だから、マティス君はそれを利用したのではないかとね・・・

 撤退は国益に反するという連中の代表者で、トランプ君の監視者のボルトン君に火種を播かせた・・・ような・・・?火が燃え広がらないようにマティス君が辞任・・・これで、火は燃え広がらないとかね・・・

 しかし、トルコにとってシリアのクルド人軍事組織「人民防衛隊」(YPG)はテロ組織として壊滅作戦を展開中の自国のクルド労働者党(PKK)の分派組織で、安全保障上の重大な脅威。一方、米国にとってはIS掃討作戦の主力を担わせてきた同盟組織だ。このYPGに対する姿勢の違いがトルコと米国との基本的な対立点である。

 結局は・・・ボルトン君は予想された通りに行動して・・・エルドアン君は立場を明確化したわけね・・・さて、一旦切っておやつにするか・・・日銀が頑張って餌を蒔いてもいつまで餌が有効か・・・?流石に日経平均をプラスにするだけの力は無いね・・・

2019.01.10

  

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