現在をうろうろ（4638） 北朝鮮の北部のスキー・リゾートの建設は・・・？（1） さて、あれ？また面白い記事があるね・・・＜北朝鮮内部＞観光特区工事を中断 正恩氏直接指導の三池淵 動員住民が撤収（アジアプレス・ネットワーク） - Yahoo!ニュース ◆資金難で一次工事も未達成 金正恩氏が最優先国家プロジェクトとして建設が進めていた両江道(リャンガンド)の三池淵(サムジヨン)観光特区の工事が中断されたことが分かった。北部に住む取材協力者が12月5日伝えてきた。(カン・ジウォン) 工事が中断された理由は分かりますが・・・だって、セメントを使った建設には不適な季節がやってきましたからね・・・私も、セメントいじりは屋根のない所では、この時期にはあまりやりたくない・・・まあ、12月中というか・・・トマトが枯れないうちは大丈夫かな？なんてね・・・コンクリートが固まるときに凍らせると強度が落ちる。温度が低いと強度が上がるのにも時間がかかりますからね・・・化学反応は低温では遅くなるのでね。だから、建設現場では練炭を焚いて、温度維持をしたりするわけですからね・・・  10月末の様子が、既に雪景色ですから・・・良いゲレンデじゃないかね・・・？北海道のパウダースノーを楽しむには-10℃以下でしょうからね・・・サラサラの雪煙を上げての滑走には、こういった気温の所でないと楽しめないわけでね・・・ここの雪質は期待できるのではないかね・・・？ 左のゲレンデは・・・41°48'14.4N 128°17'54.5E - Google マップ ここの奴でしょうね。長さは700ｍ程で、下の広い所で140ｍ程ありますから、初心者向けの広大な斜面ですかね・・・？なかなか素敵なリゾートに見えるのだがね・・・ この気象状況下で、セメントをいじるのは・・・暖房がまだない状況の建物ですからね・・・-10℃以下だと、とにかく素手での金属の扱いも困難ですからね・・・北海道でも恐ろしい事に、私は滝川駅で夜行列車を降りて駅のトイレで真冬の早朝に手を洗うという危険な行為をして・・・一応はちゃんと手を拭きましたが・・・湿気が残っていてトイレの戸を押したら・・・手が張り付きましたからね・・・手の皮が剥がれるかと思いましたからね・・・従って、どう考えても建設作業には向かない・・・外では水は固体だと考えるべきですからね。 中断しないで、工事を強行していたら・・・これこそが、危険を顧みず、製造物の安全すら守れないわけでね・・・常識的に工事が中断され、スキー観光を中心に提供しているという事なのではないかとね・・・？  10月の末で右のような状況下での視察ですからね・・・一般的な建築に関する知識があれば、当然中断でしょうね・・・結局は、気温より放射冷却の影響の方が大きいから、地表温度が日の出前に-2℃を切るようだと、セメントの打設は・・・凍結防止の薬剤を加えたものでないとマズそうですからね・・・気温で5度以下に下がるときは・・・凍結の可能性が出てきますからね・・・ 「三池淵に全国から動員されていた『突撃隊員』が、休暇名目で全員居住地に撤収することになった。しかし、故郷に戻る交通費も支給されず、(集結拠点の)恵山(ヘサン)市の駅前や市場は動員されていた人々でごった返している。冬を迎えて工事が進まないことに加え、動員された突撃隊員たちの寝泊りや食事の手当ができなくなり、深刻な状態になっていた。今は軍隊だけが残っている。結局、三池淵建設は資金難に直面して一次工事も達成できなかった」 休暇というよりは、寒中は工事の中断でしょうからね・・・そりゃ、一時帰休となるのは自明だと思いますがね・・・温かくなって、セメントいじりができる時期まで待つしかないわけですからね・・・交通費の支給か・・・切符の配給じゃないのかね？切符を買うには許可証が必要だから・・・これも、もしかして・・・ご飯論法かね・・・切符は支給されたが、交通費はもらっていない・・・なんとなくね。幼い普ちゃんの大好きなごまかしのパターンと同じかもね・・・ とにかく、北朝鮮での旅行は戦前の日本でのパターンがそのまま残存しているのでしょうからね・・・交通費を貰ったとしても、切符を貰ったとしても・・・この寒い中じゃ、いつつくか分からない列車の中で凍死じゃないのかね？何しろ、時間がかかって餓死者が出るような列車ですからね・・・ここでは、悲惨さを強調するには・・・切符だけ渡され、いつ来るか分からない列車を待つ人で恵山の駅や市場に行き場のない人が溢れ、凍死の危険も語られているとすべきじゃん？でも、そういった話ではないから、どうやら、普通に切符の配給を受けての移動なのでは・・・？ただ、恵山での買い物にいそしんでいる様子を示しているだけとかね・・・少なくとも、恵山は中国製の物資は豊富なはずですからね・・・ 国境は、親戚へ会いに行くためには開かれているわけで・・・これを利用して、みんな担ぎ屋をやっているのでしょうからね・・・恵山の対岸には中国の、北朝鮮人相手の販売スペースがあって・・・41°24'35.5N 128°10'21.6E - Google マップ ここですね。地元の人じゃないと、中国へは行けないのでしょうが・・・まあ、中国製の物産は豊富で・・・正月に向けて色々と買い込んで・・・北朝鮮の正月は旧正月を祝うんだった・・・2019年は2月5日ですかね・・・この辺りまでは、確実に休みですね・・・寒気が厳しくなって、この後緩み始めるわけですからね・・4月ごろから建設は再開かね・・・？ そして・・・動員された突撃隊員たちの寝泊りや食事の手当ができなくなり・・・観光シーズンが始まったからじゃないかね？夏のスキー場の宿泊施設はガラ空きですからね・・・私も、塾の合宿で1000人規模の奴を・・・夏にスキー場のホテルで何度も経験したのでね・・・冬はスキーに行った所で、夏は授業をやったりとかね・・・苗場だったかな？木島平も行ったね・・・ここではスキーは経験が無いが・・・軍隊は常時駐屯じゃないかね・・・？意外と、軍の冬季のスキー訓練をやっているとか・・・？ 取材協力者は現地の状況をこのように伝えた。 「突撃隊」とは、国家的な建設プロジェクトに動員される建設土木専門の労働部隊のことをという。主に青年組織から選抜され服務期間が3年程度の常設「突撃隊」と、職場や党員などからプロジェクトのために選抜される臨時の「突撃隊」がある。金正恩政権は、三池淵観光特区の建設のために、金正日氏の生誕日を冠した「2.16突撃隊」を構成。平壌市を含む全国の職場や党組織から人員を出させていた。 なんとなく、切符が配給されて小遣いをもらって冬は建設作業から解放というか・・・この突撃隊で最新の建設技術を学ぶ場なのかもね・・・高層建築を含む、多くの建設事業を行っていますからね・・・青年組織から選抜され服務期間が3年程度の常設「突撃隊」・・・これが一般的な初級の建設実習部隊なのでは？そして・・・職場や党員などからプロジェクトのために選抜される臨時の「突撃隊」・・・こちらが、建設のプロをやっている連中の再教育のためのものなのでは？北朝鮮の建設ブームは各地で起こっているから・・・そして、建材が大きく変わっているから、その最新の建材を扱うための教育の現場でもあるとかね・・・私だと、こんな風なシステムを構築したくなりますがね・・・だって、私だって・・・自分で建設作業をしますから、建材の知識を仕入れて、その工法も知らないとダメですからね・・・近頃のホームセンターには色々と揃っていますから・・・ ホームセンターが普及して、大規模店舗が建設のプロ向けに資材を置くようになって・・・それから、素人が建設作業を行うのが楽になりましたね・・・まあ、材木屋とか左官材料の店とか友達がいたから・・・それなりに何とかなりましたがね。まあ、そういった主にプロ向けの商品を扱っている所も、素人相手の商売もしてくれるわけですが・・・敷居が高くてね・・・ 一旦切って夕飯だね・・・ 2018.12.08 |
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