現在をうろうろ(2069) 北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイルの実験とその性能向上の評価か・・・その評価はFだな!の続き・・・ さて、北朝鮮潜水艦発射弾道ミサイル実験とその能力向上と評価Q&A - 西村金一 凄く過小評価していますね・・・この評価だと北朝鮮は大喜びではないかと・・・なんとなくね。 北朝鮮の艦艇の建造能力は侮れないと思いますが・・・建造システムはソ連時代に導入されたものですね。40°01'21.4N 128°09'46.0E - Google マップ この緑の屋根の工場が、現在は潜水艦を建造の主力になると思われますが・・・この工場が改修されているのは・・・ミサイル潜水艦の成功によるものではないかと・・・右の写真が2014年7月24日の物で、この時がミサイル潜水艦の初見ですかね。 緑の屋根の工場から66mの潜水艦を降ろすための浮きドックがここにはないですから・・・隣の青の屋根の滑走台で進水させたと考えるべきだと思うのでね・・・これからはミサイル潜水艦・・・という事で、改修の予算が付いたと考えるのが自然な気がしますね。 しかし、それでも・・・吃水の方は1m程度しか稼げないだろうから・・・多分、造船所を・・・新設じゃないかと・・・40°00'39.5N 128°08'52.9E - Google マップ 多分、ここではないかと・・・どうも、ドックを作っている雰囲気ではないのでね・・・あと、船舶研究は・・・40°04'35.4N 128°06'43.3E - Google マップ ここの可能性が高いと思われます。400mを超える長い建物があって、水を引き込んでいる気配がありますから・・・多分、船舶の実験用の水槽があるような気がしてね・・・養鶏場かもしれませんが・・・ 一応、あちこちの国に潜水艦を売ったとか売らないとかありますからね・・・左が、北朝鮮の弾道ミサイル潜水艦ですね。セイルに垂直発射管が装備されています。全長は66mぐらいですね。潜水艦の形状に関しては・・・前回触れられませんでしたが・・・ いかにも北朝鮮開発の潜水艦であるかのようだが、北朝鮮のSLBNの衛星写真や北朝鮮が公表する写真から評価すると、大きさや形状からロシアの初期級弾道ミサイル潜水艦ZULU級に似ている。恐らく、ロシアから設計図が供与されたか、潜水艦そのものを供与された可能性がある。 多分、大きさや・・・外見からすると極めて単純な形のようですから・・・あくまで実験用で建造されたものではないかと・・・ ふむ・・・アムステルダムの博物館にズールー級は係留されていますから・・・大きさや形状からロシアの初期級弾道ミサイル潜水艦ZULU級に似ている・・・ふむ?凄く似ている・・・?私の目には似ているようには見えないのだが・・・右のはズールー級ではないのかな?全長は90m程・・・スクリューが不明ですね・・・52°24'00.7N 4°53'26.6E - Google マップ 北朝鮮の潜水艦は3分の2強ですからはるかに小さな艦ですね。 サイズを合わせて見ると左のような大きさの関係ですね。確かに、どちらも潜水艦だと認識できる程度には似ていますね・・・ロシアの潜水艦は近頃は・・・輸出用だとアムールですかね・・・サイズからするとアムール-1650が近いですが・・・ アムールの本国仕様がラダー型で・・・右がその1番艦のサンクトペテルブルクと思われます。これの方が似ていますが・・・垂直発射管は搭載されていませんね。日本では流行らない旧式な涙滴型のハルのようですね・・・水力学的に高性能な涙滴型を過去のものとした日本の潜水艦って何なのだろうと時々思いますが・・・ この艦は・・・59°59'08.5N 29°45'27.0E - Google マップ この潜水艦桟橋に係留されていることが多いようです。比較するなら、世界最大の通常動力型潜水艦でしょうね。中国の032型潜水艦・・・これがType 032 submarine - Wikipedia, the free encyclopedia 92m余りとちょっと大きいですが・・・ 多分、左の奴でしょう・・・中国の実験艦ですね。これは・・・38°48'06.4N 121°15'28.4E - Google マップ この辺りに停泊していますね。打ち上げたミサイルが落ちてきたりと色々とあったようですがね。 どうやら、北朝鮮のミサイル潜水艦は・・・北朝鮮のオリジナルの実験艦ではないかと思われますね。非常にシンプルな・・・そうりゅう型にも似たシルエット・・・搭載量を増やすにはこれしかないですからね・・・そうりゅう型では重たくかさばるスターリングエンジン及び付帯器機を積むために・・・いや、その前の型からですね・・・無理な搭載を行うために涙滴型を捨てて、メタボな葉巻型を取ったようですからね・・・単殻構造になって・・・静粛性はどうなったのやら?サイレント仕様の人間を載せているのかね? Q4.中国やロシアのSLBNとの違い(能力・運用) 北朝鮮のSLBNの能力を評価すると、初歩段階である。たとえば、韓国国防省によると、SLBNには1発しか搭載できないという。 中国やロシアのSLBMと北朝鮮のSLBMとは、射程の違いから大きな差があることから、その運用に大きな違いが生じる。 中国SLBMのJL-2潜水艦発射弾道ミサイルの射程は8000kmであり、これと比べると北朝鮮のものは500kmであり短すぎる。射程や発射できる弾数から見て、米ロが保有しているSLBMとはまったく異なるものであり、SLBMという用語に騙されてはいけない。 中国の場合は、SLBMの射程が8000kmであるので、アラスカやインドに向けて発射する場合は、南シナ海や東シナ海から発射することができる。米国本土に向けて発射する場合は、北極海や東太平洋に進出しなければならない。 北朝鮮の場合は、射程が500kmであるので、米国本土に向けて発射する場合は、北朝鮮を出港して、宗谷海峡・津軽海峡・対馬海峡のどれかを通峡し、長距離を移動して、米国の西海岸付近まで到達しなければならない。そこに到達する前に、日米の対潜水艦作戦により、撃沈させられることは明らかだ。 ああ、北朝鮮は大陸間弾道弾をそろそろ手に入れる事になるのでしょうね・・・再突入体の試験もしたし、衛星打ち上げ能力は・・・地球の裏側にも到達するミサイル技術を持つことになるわけですからね。そして、地球の裏側に届く、衛星打ち上げ能力も持つミサイルという認識を、偉大なる安倍晋三閣下は叫び!世界にそれを認識させたのでは? というわけで、別段・・・潜水艦で出かけなくても、北朝鮮領内からアメリカに打ち込めるミサイルを北朝鮮が持つに至ったと・・・偉大なる安倍晋三閣下が叫んだのはどうしたのかね?それより・・・なんで、ここでは潜水艦搭載ミサイルがアメリカに届くことが問題になるのかね? まあ、やりたくないけど・・・左のように、東京から500kmと1000kmの円を描き、新浦級のミサイル潜水艦・・・の母港から東京への緑の線・・・ 射程1000kmのミサイルという認識を持ちたくないために・・・長距離を移動して、米国の西海岸付近まで到達しなければならない。そこに到達する前に、日米の対潜水艦作戦により、撃沈させられることは明らかだ・・・勇ましい系の話にすり替えたね・・・「日本らしい日本」は弱虫で、現実を認めるだけの力が無いような感じですね。北朝鮮は既に日本を射程に収めるミサイルを保有しているし、新たに潜水艦での投射能力を得た・・・それだけではないかと・・・なぜ、この単純な現実を認めないのかね?対抗手段を持つか、外交をしっかりとして日本が焦土にならないようにすることが重要なのでは? 母港からちょっと出て、ミサイルによる恐喝ができる・・・この事実を認めたくないだけじゃないかね?日本の哨戒はさすがに・・・1000kmまでは手が届かないと思われますからね。 残念ながら、否定した1000kmの射程、日本ではなくアメリカ様を狙う・・・日米の対潜水艦作戦により、撃沈させられることは明らかだ・・・日本を狙うには十分・・・さすがに日本の潜水艦もこの1000km圏の哨戒は困難でしょうね・・・例えば・・・呉から出て1500海里の哨戒を行うと・・・3週間程度の哨戒任務ですかね?北朝鮮の領海すれすれを哨戒するとなると・・・まあ、北朝鮮の潜水艦を北朝鮮の近海に封じ込めるとなると・・・哨戒任務が必要になるという事でしょうね。 どうも、弱虫は現状認識ができないようですね・・・これって、すでに負けているという事じゃないかね?問題提起ができていない・・・外交か戦争か?単純な選択じゃないかね?ただし、核戦力に対する通常戦力・・・時間稼ぎの外交を行って、日本も核兵器を装備して共倒れの核戦争をするのも良いのでは?ジュッと焼かれて終わりにするのも良いのでは?最近それでも良いのかなと・・・思うようになってしまいましたからね・・・未来はあまり明るくない・・・妙な確信が生まれてね。 Q5.脅威はどうか 日本や韓国にとっては、大きな脅威になったことは、事実である。 北朝鮮はおそらく、次世代の弾道ミサイル潜水艦、つまり中国と同様の弾道ミサイル潜水艦の開発構想を有しているものと考えられる。そして、着々と大型の潜水艦、多数の弾道ミサイルを搭載する構想を進めるであろう。とは言え、潜水艦の開発は、秘密のレベルが極めて高い。そのため、ロシアや中国は、現在運用中の大型で静粛に行動する潜水艦の技術を提供することはありえないことから、短期間に中国やロシアレベルにはならない。 馬鹿みたいだね・・・次世代の弾道ミサイル潜水艦、つまり中国と同様の弾道ミサイル潜水艦の開発構想を有しているものと考えられる。そして、着々と大型の潜水艦、多数の弾道ミサイルを搭載する構想を進めるであろう・・・つまり、北朝鮮は原潜を持つことになると言いたいようですね・・・原潜を持ったら・・・日本の鈍足な潜水艦では捕捉することは無理ですからね・・・日本も攻撃型の原潜を持たなければならない・・・しかし、日本を飛び越えてアメリカへ・・・日本は相手にされないことを前提に語っているのかね? まあ、ロシアや中国は、現在運用中の大型で静粛に行動する潜水艦の技術を提供することはありえない・・・私もそうは思いますが・・・残念ながら技術で作られたものは技術によって成し遂げられるのでね・・・北朝鮮にオリジナリティーが無いと考えるのは間違いだし・・・近頃は建材などもなかなか良いものを作るようになってきていますからね・・・断熱や防音の技術というのは基本的に共通な技術ですから・・・日本の潜水艦も・・・どうやら、防音などに関して先進的な研究を行っていた自動車会社などに技術を負う部分もあったようですからね・・・ やれやれ・・・随分と長々と書いたものだ・・・欧州の潜水艦事情にも随分と詳しくなって来ましたね・・・世界の最先端を眺めるのはなかなか面白いですからね。ああ、世界最先端の情報収集能力を手に入れたいものですね! 2016.08.26 |
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