現在をうろうろ(2030)
日本貧窮者経済新聞
 農業のIoTを実装するためには・・・?(21)

 さて、今朝も食糧増産のために頑張っています。植物のふるまいに関する知見を広げるために無謀な実験ばかりしていますが・・・今日は、大塚ハウス5号を投入してきました。OATハウス肥料|製品情報|OATアグリオ株式会社 5号は補助的なものであるようで・・・何しろ、リン酸・苦土・石灰が含まれていないというやつですから・・・苦土が無いので葉緑素が作れないことになる・・・窒素・カリも少ないので・・・こいつでは栽培が困難であるという事ですね。ようりんとか苦土石灰や過リン酸石灰とか・・・別に与えないといけない・・・混ぜると微量元素が、水に不溶の塩になる・・・という、にわか仕込みの知識で・・・とりあえず・・・肥料切れ状態の水耕栽培システムに5号を投入・・・1培養器に10リットルの培養液ですから・・・

 1kgも買いましたが・・・水1000リットル当たり50gという処方をするわけで・・・100リットルで5g、10リットルでは0.5g・・・1リットルでは0.05g・・・1リットルに対して1ccという原液を作るには・・・1000倍の濃さを実現すればよい・・・1リットルに0.05g1000倍量の50gを溶かせばよい・・・1リットル50gで1000倍に薄めて・・・水1000リットル当たり50g相当・・・とぐるぐる頭の中でやっていましたね。弱い頭なのでね・・・粗雑な頭にとってのその複雑な計算結果で出来上がったのが・・・

 左の写真の烏龍茶のボトルに入った烏龍茶のような液です・・・こいつを1リットルに対して1ccを加えればよいわけです・・・

 どう見ても烏龍茶でしばらく笑っていました・・・飲んだらどんな味がするだろうとか考えましたが・・・あとで間接的に口に入るのは分かっていましたがちょっとパス・・・美味しかったら調味料に使いそうなのでね。

 如雨露の上にある注射器のような奴で吸い上げて計量すればOKというわけです。

 一応、基本の考え方として、根圏を分けて溶液栽培とク溶性の肥料の併用で誤魔化そうというわけで・・・右のような苦土・石灰・リン酸・窒素・カリ・・・は別にという方式を実験中というわけです。

 たぶん、下の溶液とは根が分かつことになるので上に乗せた成分が下まで行くとは・・・考えたくないわけです。正しくは、考えにくいとした上で・・・実験で確かめないといけないのですが・・・考えたくないで終わらせました。そのうち、沈殿でもできたら考えましょう。

 あとは、様々な微量元素不足で顔色の悪くなった奴がどこまで戻るか・・・新しい葉にはそれが出ないかの確認だけで終わりにしちゃうつもりです。食い物が手に入れば良い!という安易な発想でね。私は研究者じゃないので・・・正しい研究手法は知らないのでね・・・

 さて、とにかく結果が出てくれればOK、良くても悪くてもね。

 ついでに、このOATハウス5号をキュウリの葉へ葉面散布してみました・・・どうなることやら?ちょっと葉の色が微妙に養分不足の気配があるのでね。窒素欠乏気味なのには手を打ちましたから・・・キュウリに関しては病害虫・生理障害情報 野菜栽培での病気 害虫 生理障害情報  タキイの野菜 【タキイ種苗】 こんな具合に写真付きで解説があるのでね・・・病害虫・生理障害情報 野菜栽培での病気 害虫 生理障害情報  タキイの野菜 【タキイ種苗】ここで白菜・キャベツ・ブロッコリー・・・などなどの生理障害の写真があるので、頑張って頭に叩き込まないと・・・

 こういった奴を見ると・・・水に不溶な塩を作ることで養分不良による生理障害を自在に出せるようになりたくなるのが難点でね。普通に生育してくれるのでは面白くない・・・水に不溶な塩を再び溶けるようにするには・・・とかね。まあ、化学の知識を集めてこないとね。

 それと朝から、ひどい妄想に取りつかれていてね・・・例の、メヒシバの根圏に関する妄想の続きをやっています。メヒシバの根圏は、地表付近にあって・・・多分、5cmほどの深さまでが中心で、海岸の砂地では・・・本当に表層に存在しているという感じです。そして、事実上・・・この辺りにマット状に根を伸ばし・・・少量の水であれば根に蓄えてしまうという感じですね。従って、水は深部に辿り着かない

 つまり、メヒシバより深い場所に根圏を持つ植物を排除する方法として、メヒシバが取っている戦略と妄想したわけです。そして、地表に水を撒いてもそこでかなりの部分が蒸発しそうなんで・・・直接根圏に水を注入するには?というやつを考えていたんです。

 奴らは、葉で集水して根元に水を集め根で吸収・・・根圏の下部での強い吸水で土壌水の深部との切断を謀っていると・・・ここで、ちょっと考えたのが・・・単子葉植物の根圏の管理に関するものですね。雑草の根圏を管理することは無いが・・・芝生の根圏の管理は普通に行われている・・・ローン・スパイクやローン・パンチとかですね・・・芝が長期間同じ場所に生えていると、根が密集して空気の通りも悪くなる・・・根の下の土を耕すわけにはいかないから、根を切り風穴を開ける・・・ローン・スパイク - Google 検索 こいつでグサグサと・・・

 ついでに考えると、雨水に含まれる酸素なども重要なのだろうと・・・エアレーションってやつは水に含まれる酸素でも良いわけですからね。こんな具合に、自らも都合が悪くなるような環境を作ることで地歩を固めるわけですね。たぶん、メヒシバも同じ・・・ばっちり地表を守ってくれている・・・せっかくいるのだから利用するしかない・・・エアを入れ水を入れれば、地表面はメヒシバが守ってくれる・・・考え着いたのは・・・メヒシバの根圏を撃ち抜いて穴をあけて水を注入・・・この方法を考えた結果が・・・なんと・・・

 植木鉢があってね・・・中に土が入っていて・・・逆さにして土を出して・・・洗おうと如雨露で水をかけていたんですね。鉢底から流れる水・・・メヒシバの根圏を撃ち抜いてその下に直接水を注入することが可能じゃないか!鉢を埋める深さを調整することで、目的の深さに水を注入できる・・・場合によっては掘って砂利を水路を形成するように並べてそこに水を流し込むことも可能・・・ベントナイトと砂利を使うとか・・・暗渠用のパイプを使うとか・・・

 素焼きの鉢は空気も通しますからね・・・水が無くなる時間は土の透水性で決まるでしょうから・・・量だけを考えて時間は不問・・・程よい湿り気が与えられますように・・・残念な事に鉢は1個しかなくてね・・・

 というわけで、素焼きの安鉢を買いに行ってきました・・・貧乏なので、小銭をかき集めて・・・2000円を調達して・・・あとで、トマトの根元近くに鉢を設置して根圏への水の直接注入を試みてみましょう。これなら、散水にかける時間の短縮にもなりますね・・・バケツでドボドボ・・・あっという間ですからね。メヒシバの根圏より下を狙っての注入・・・パイプを敷設しての点滴なども考えたのですが、非常に小さな穴を使っての水量制御になる・・・雨水を使う事を基本に考えると、フィルターシステムが問題だし・・・小さな穴を使ったり、ニードルバルブなどを使うとなると・・・詰まるのでね。振動式のニードルバルブとか考えましたが・・・植木鉢の底の穴なら詰まらない!吸水が悪くなったら・・・ハイターを混ぜるか、鉄筋棒でつつく!掘って埋めなおす・・・この方が簡単・・・1ユニット150円程度・・・バケツで水を運ぶ手間だけ・・・運動不足解消!

 根圏環境への水の注入の目途が立って・・・例のメヒシバとインゲンの光の闘争に関して・・・根圏が違うから、根圏への肥料散布も水の散布も水耕栽培廃液に三要素を少し加えて与えればOKという安易な妥協を・・・だから光に対しての闘争だけが問題になってね・・・それも・・・右のような実験を・・・草むらの中に白い板が置いてありますが・・・元のハイ・デッキの1階部分の腰板だった廃材・・・インゲンを植えた場所の根元の南側に設置・・・というか、置いてみました・・・左の草むらが対照区で何もしていないので、背丈競争をやっているだけですね・・・メヒシバもインゲンも闘志満々です!

 さて、どうなるのか?あとで、この板と板の間に植木鉢が埋められることになるから・・・さらにメヒシバの都合は悪くなるが・・・でも、この状況下ではここが畑であるようには絶対に見えないですがね・・・収穫は期待していませんが・・・花も咲き始めたし・・・もうちょっと加勢するか・・・苦土石灰を混ぜたコンクリート板でも半ば本気で作るか・・・枠を作って流すとか・・・

 まあ、メヒシバや牧草地などを考えると、単子葉植物の群落の維持は比較的楽そうですから・・・根圏の違いを利用した手抜き共存がどの程度可能なのか?妄想研究は続きます・・・メヒシバの群落を刈払って、そこへの苗の植え付け法を考えればOKかな?葉面散布肥料に関する知見だな・・・

 ひどい環境で無理やり生育させられる可哀そうな連中・・・でも、知見を増やさないと・・・なるべく殺さない程度の手加減はしますが・・・どうなることやら?植物の応答速度がね・・・目に見えるようになった時には対処のしようが無いですからね・・・葉面電位とかそういった方法を取るしかないのか・・・イオンはすぐに変動が判るが・・・イオンポンプの動向で起電力が・・・研究者じゃないからわからんや!ナトリウムやカリウムの動向か・・・

 生産の最適化を考えなければ・・・食い物に興味を持ったのが間違いだったか?

2016.08.10

  

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