現在をうろうろ(1911)
日本貧窮者経済新聞
 38NORTHの分析の限界というか・・・見解の相違がね・・・

 ちょっと、別の興味深いものが出てきましたね・・・Kim Chaek Iron and Steel Complex Down but Not Out 38 North Informed Analysis of North Korea どうも38NORTHの情報には疑問がありますね。どうやら、古い日本の資料などはチェックしていないような感じですね。それと、主体鉄に関する記述が変ですね。

 清津市に製鉄所が2つあること、1つは主体鉄による操業と、もう1つは一般的なコークスを使った高炉による製鉄であるという認識が無いような感じですね。機械翻訳だと・・・

金策製鉄コンプレックスは北朝鮮の最大かつ最古の製鉄所です。ここでチュチェ鋼は最初に生産されたと頻繁に北朝鮮の産業や技術開発のショーケースやモデルとして掲げてきた。

長年にわたり複合体は、金日成、金正日とその他の上級北朝鮮の指導者の頻繁な訪問のサイトとなっている。金正日が最後のわずか8カ月彼の死の前に、2011年4月に複合体を訪問した。金正恩は、権力を得てから複合体を訪問していることが知られている、まだ彼は特に彼の新年の2016年のスピーチでそれに言及されていません。

 この記述と金策製鉄コンプレックスの衛星写真からするとチュチェ鉄を高炉鉄と誤認しているようですね。主体鉄は神戸大学 電子図書館システム --一次情報表示-- ここに出てくる・・・奴です・・・

ロータリーキルン
品位六十パーセントまで引き上げられた茂山の精鉱を処理するのが清津の三菱精錬所のロータリーキルンだ。清津は大陸への門戸として最近急激にのし上って来たが工業都市としての清津は三菱のロータリーキルンと目下千二百五十万坪の広大な土地を擁して建設中の日鉄清津製鉄所とによって新しく北鮮の「鉄の都」として息吹きを始めることが約束されている。
三菱のロータリーキルンは一九三四年ドイツのクルップで成功した所謂レン法(Rennverfahren)によるもので特許権を買収したのは支那事変起って間もない昭和十二年九月で、当時は本尊のクルップですら工業的に自信なく、漸く試験の最終期を終ったばかりだったので、支那事変の生々しい硝煙を背景に敢行された特許権の買収は当時にあっては非常な冒険とされたものだ。が三菱の茂山の貧鉱処理をもって国策に奉ぜんとする熱意と、レン法に対する自信とは、十四年五月に第一基炉の火入れにひきつづいて七月、十月、十一月と矢継早な火入れを見る快速的建設を展開し世界の驚異として大きな話題を投じたものである。


 茂山の鉄は高炉に向かないのでね・・・焼結して使う事になるのですが、石炭も満州からの移入による石炭でコークスを作らなければならない・・・茂山の鉄と無煙炭で操業できるように作られた製鉄所が・・・41°46'40.1N 129°47'28.4E - Google マップ ここの、かつての三菱精錬所のようですね。左の写真のように、ロータリーキルンが並んでいます。

 レン法による直接製鋼法で操業している・・・北朝鮮の資源だけで特殊鋼の原料になる鋼材を製造しているわけです。

 38NORTHで扱っている製鉄所は・・・41°45'43.0N 129°45'05.0E - Google マップ この辺りにある3基の高炉の話ですね。高炉製鉄は日本製鐵清津製鉄所の後継ですね・・・右の写真の奴です。これは、古い八幡製鉄所によく似ていますね。

 従って、主体鉄に関する認識が甘いような感じですね。

 清津・・・ここの、製鉄所を作ったのは日本ですからね!まあ、日本製鐵清津製鉄所が金策製鉄所と言われているようですから・・・

 チュチェ鉄は・・・金策市でも作っていて・・・40°42'41.1N 129°14'00.6E - Google マップ ここで、ロータリキルンによる直接製鋼法を行っていますね。多分・・・宣伝に使われていたのはここではないかと・・・左の写真のようなロータリーキルンによる直接製鋼法ですからね・・・金策市はかつての城津ですね。この製鉄所は・・・日本高周波重工業城津製鉄所の後身なのかは蚊は不明ですね・・・高周波重工では高周波加熱による製鉄を行っていましたからね・・・この工場とは明らかに構成が違いますから・・・この隣か、その南の大きな受電設備があるあたりが日本高周波重工の製鉄所ではないかと思います・・・

 高炉製鉄はたぶん、練炭か中国またはロシアから石炭の移入が行われることで細々と操業が行われる程度だったのではないかと思われますね。そして、今回の経済制裁ですから・・・

 一応、右の写真のような石炭岸壁の様子からすると2012年ごろから石炭の移入が多くなってきて、この高炉も本格的な操業を開始したのではないかと思われます。

 それ以前は、どうやら練炭を使っての操業だったようですね。38NORTHの記事の中にも記載されていますが・・・

 全国的な「70日のキャンペーンは「金策製鉄コンプレックスなどの産業施設の数での生産を改善するために開始しました。このキャンペーンは月の最初の週の間に完了したと伝えられる無煙炭練炭の生産基地」の建設が含まれていた。

 練炭工場と思われるのは・・・41°45'24.7N 129°43'49.3E - Google マップ ここが鉄道による石炭の受け入れと粉砕を行う工場ではないかと・・・左の写真の左端の丸を付けた所が、鉄道輸送された石炭の受け入れと粉砕・・・周囲が粉っぽいですから・・・そして、ベルトコンベアーらしきものが、赤いライン、左下の赤丸が成型工場ではないかと・・・あとは、製鉄所までつながることになりますね。

 妄想的推測ですが・・・まあ、それほど外れてはいないと思いますがね。

 ラジオ・フリー・アジアの報告書は、製鉄所だけ月に一度操作して以来、沈黙している。これはによる原材料(例えば、コークス、石炭など)や電力の不足に思われていることを指摘しました。だと?North Korea ちょっと対応する記事が見当たりませんね・・・古い記事かな?ちょっと、不明・・・製鉄所って電力不足になるのか?排熱を使って発電を行っているのでは?まあ、とにかく・・・38NORTHのレポートは、大日本帝国領であった時代の資料の反映はほとんど無いような感じですね。

 熱線による分析もやっていますが・・・どうやら第3高炉での操業が細々と行われており、製鋼所は普通に稼働しているという感じですかね。熱線分析はなぜ・・・旧三菱鉱山会社の清津製鉄所に及んでないのかね?まさか、製鉄所として認識されていないのか?とにかく、38NORTHの分析も良くわからない部分が多いですね。

2016.06.22

  

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