現在をうろうろ(1614)
日本貧窮者経済新聞
 強制収容所からの脱出した脱北者の収容所は・・・?(2)

 さて、前回の続きですね・・・どうやら収容所の本部はわかりましたが、私は軍事基地と分類したのは・・・サッカー用のピッチがあるからですね・・・あとは、家屋が一般労働者向けではないから・・・これって、二軒長屋じゃないのでね。近頃の新しい規格の家屋で一戸建てですからね・・・

 この二軒長屋の形式の住宅は2009年の段階で左の写真のように建設中のものがありますから、現役のものだと思われます。ただ、都市部周辺の開けたところでは、徐々に一戸建てを目にするようになっていますね。

 そして、長屋であるか大きな一戸建てであるかの違いは・・・庭が2つに分かれているかどうか・・・労働者住宅では2つに分かれて・・・下士官クラスもそんな感じですね。あとは、玄関の位置が中央にあるのと中央から外してあるとかですかね。

 一般家屋を眺めているとね・・・右の川の北側の住宅は強制収容所関連のものよりもはるかに上等なのでね。右の写真の右上に炭鉱があって、そこに炭鉱住宅があります。多分、技手など役付きの連中は良い住居に住んでいるでしょう・・・ちょっとこの、収容所の本部の建物の脇に移設して比較してみれば明白でしょう・・・

 左の写真のようになりますね。ここの施設関連の連中は結構上等な家に住んでいるわけです。困ったことにね・・・

 一般刑務所と思われるのは、咸興市の・・・39°57'26.9N 127°33'46.8E - Google マップ これは、明らかに都市型刑務所の例ですね。

 右の写真のように・・・周囲の家屋はかなりしょぼい・・・多分刑務所の南側の家屋群が官舎のような気がしますが・・・軍刑務所も先日見ていますから・・・

 これがは軍事基地でしょうね40°02'13.6N 127°38'33.2E - Google マップ 軍事基地に付属する官舎群は階級によって分かれているようです。

 左の写真のように・・・多分階級ごとの官舎なのでしょうね。

 したがって・・・強制収容所の官吏の住む住居にはちょっと上等すぎる・・・なんとなく軍関連の上級施設のような感じでね。さて・・・話をもう一度眺めてみましょう。

 14号収容所で生まれた。その当時あったのは14号収容所だけで、18号収容所はなかった。その後、1985年頃に、14号収容所に住んでいた収容者のうち、一部を除いて全員、川の向こうへ移住しろという命令が出た。どのような基準だったのかは分からないが、私たちの家族は、14号に残留する中に含まれていた。収容者のほとんどが夜間に橋を渡って移住した。その日から、川の対岸の収容所が14号、元の14号だった所は、18号収容所と名前が変わった。

 話が変わった部分は・・・

 2回目の脱出を試みた後、再度捕まって戻された所が14号収容所なので、証言の内容が間違っているわけではない。 さらに14号も18号も政治犯収容所・・・

 14号収容所で生まれ、移住で残留した、14号収容所は18号収容所に変わった・・・18号収容所から2度の脱出、そして14号収容所へ移された・・・价川の政治犯収容所ですから价川に14号で、途中から18号に変わった収容所で生まれた・・・そうなると、川の南の順川の収容所にいたわけね。

 さて、収容者のほとんどが夜間に橋を渡って移住という橋は右のようなものですね。夜にこの橋を渡るのは怖いね・・・この橋を初めて見たときは橋には見えなかった・・・右の写真でトラックが走っているので橋と認識したことを覚えていますね・・・

 これって、沈下橋ですよね・・・一般に、沈下橋には欄干はないので・・・しかもこの橋は、常時沈水のような感じですからね・・・

 日本の沈水橋の例としては、つくばみらい市にある小目沼橋・・・左の奴ですね。こいつだって、夜歩いて渡るのは絶対に怖い・・・35°58'18.6N 140°00'16.4E - Google マップ この橋ですね。時々映画に現れる橋・・・

 この、上の川のように見える・・・川はこれって、大同江のダム湖の一部?のような感じですね。平壌の水瓶の苔城湖って所へ用水で水を送っている・・・およそ150km程の用水路でつながれていますね。平安南道北部の工業とそのインフラ(4) 長大な水道用の大同江バイパス水路・・・こいつね。

 したがって、ここの水位は管理されているわけです。下流のダムと39°36'04.1N 126°06'11.8E - Google マップ この堰が・・・まあ、こういったもので水位を調整してのこの橋ということなのでしょう。

 しかし、この場所は強制収容所には見えないのだが・・・?あちゃ・・・読み進んだら・・・

 かつて住んでいた14、18号収容所の位置を、Google Earthを使って説明している。大同江をはさんで北に14号、南に18号収容所があり、シン氏は、自分が住んでいた収容所の規模、監視やぐらの位置、鉄条網、囚人たちの生活範囲などを詳細に説明した。

 北側が14号、南に18号って書いてあるじゃん・・・ふむ・・・しかし、この場所は監視用に作られていないですね・・・それが不思議・・・わ!また長くなっている・・・一旦切るか・・・

2016.03.01

  

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