現在をうろうろ(1613)
日本貧窮者経済新聞
 強制収容所からの脱出した脱北者の収容所は・・・?(1)

 ふむ・・・价川に政治犯収容所があるらしいですね・・・「北朝鮮・死の強制収容所からの脱出、嘘ではない」脱北者シン・ドンヒョク氏インタビュー ふむ・・・价川ねえ・・・ここには刑務所らしきものがありますね・・・39°42'30.2N 125°55'23.6E - Google マップ 政治犯が押し込まれているのか?

 左のような立派な塀に囲まれ、要所要所に監視塔が立てられていますね。こりゃ逃げ出すのは大変ですね。

 我が国の誇る府中刑務所だと右のような感じですね。府中刑務所の壁の総延長は1800mほどで17ha弱ほどあるようですね。

 价川の政治犯収容所は・・・塀の総延長は1kmで7ha弱ですね。府中刑務所の受刑者は、定員2842名で近頃は定員を下回っている・・・2011年9月末を境に定員を下回り・・・2015年10月末時点で、2,086人・・・まずいじゃん、充足率が・・・しかし、2011年9月末から・・・東日本大震災から半年で受刑者が減少?2011年を境にしているから、震災しか思い当たらなくてね・・・犯罪の減少は2002年をピークとして・・・この頃からの傾向でしょうが・・・予定される犯罪者が生まれていない?・・・じゃなくて・・・

 价川の刑務所は大変ですね・・・どうやら広大な農地と炭鉱まであるようです。一応、赤いのが居住区画と思われる高い塀のある部分、緑の枠はたぶん家畜の飼育場と思われます。左端の小さな区画は・・・管理棟とその前庭を挟んでいますから、多分・・・女性用の区画ではないかと・・・

 そして、谷の中に2つの居住区画があって・・・こいつは多分農作業をやらさせられる連中が入っているのでしょう。そして、右上が炭鉱ですね。

 政治犯はなかなか大変ですね・・・ふむ・・・北朝鮮側の反論があるのか・・・北朝鮮、国連人権決議に激しく反発 「収容所生まれ」脱北者を映像で非難 ふむ・・・証言だけですね。従って、あまり反論としては強くないね・・・シン氏の本名を紹介し、実父と継母と名乗る人物が幼少時の写真を見せる場面が登場する。・・・DNAによる鑑定でもしないことには・・・わかりませんね。

 あれ?変なの?何で・・・

1月17日付のワシントン・ポスト紙によると、シン氏は自伝の共著者に対し「6歳のころ、家族とともに14号管理所から、大同江を渡って18号管理所に移された。母と兄を密告したのは18号管理所だ」と述べた。また、何度も体を焼かれるなどの拷問を受けたのは、13歳のときではなく、20歳のときだったと認めたという。

 あれ?・・・价川は大同江沿いではないですね・・・冒頭にはシン・ドンヒョク氏は、北朝鮮の价川(ケチョン)政治犯収容所を脱出とありますから、てっきり上の収容所かと・・・?

 价川違いだったか?平安南道で、安州と徳川の間何で・・・平安南道と北道の境の清川江が近い・・・价川はどこだね?

 また、強制収容所探しをしないといけないのかね?脱北者シン・ドンヒョク氏、自身の証言に一部誤り認める ふむ・・・14号だろうが18号だろうがアウシュビッツだろうが、何が違うというのか。シンは政治犯収容所から脱走してきたことは間違いない。・・・大同江であることは変わらないようですね。

 大同江沿いに隣接して存在する2つの収容所ね・・・元の記事に戻って・・・

 14号収容所で生まれた。その当時あったのは14号収容所だけで、18号収容所はなかった。その後、1985年頃に、14号収容所に住んでいた収容者のうち、一部を除いて全員、川の向こうへ移住しろという命令が出た。どのような基準だったのかは分からないが、私たちの家族は、14号に残留する中に含まれていた。収容者のほとんどが夜間に橋を渡って移住した。その日から、川の対岸の収容所が14号、元の14号だった所は、18号収容所と名前が変わった。そして、2回目の脱出を試みた後、再度捕まって戻された所が14号収容所なので、証言の内容が間違っているわけではない。

 ほいほい、大同江沿いで・・・なんと写真の中におなじみのGooglEarthの映像じゃん・・・指までさしている・・・ここなら簡単ですね!

 右のように、左の写真をGooglEarthに張り込んで、指さしている場所に赤丸をつけておきました。

 これで指で指示している場所が特定できたので、ここには何があるかをチェックすればよいわけですね。

 確かにこの場所は大同江が流れていますから・・・収容者のほとんどが夜間に橋を渡って移住した。・・・よって、橋があるわけですね。一応、价川の読みはケチョンですね・・・この場所には、すでに印がついていますね。

左の写真のように・・・

Bo-wi-bu No. 14 Headquarters - 警察
South Pyongan
朝鮮民主主義人民共和国

 と書かれています・・・14号本部ですから・・・14号収容所本部という感じですかね?鉄道も通っていて・・・この線はデゴン線で外東駅と鳳倉駅の間の施設ですね。39°34'15.7N 126°03'21.7E - Google マップ この場所ですね。

 この場所に関しては・・・地名は判明しています・・・鉱山地帯は詳細な地図があるのでね・・・日本はさすが、よく調査しています。

 この場所は、大同江が大きくカーブしている所で、炭鉱が終点の鉄道がありますから、位置の特定は簡単ですね。さて、詳細地図は・・・国立国会図書館デジタルコレクション - 朝鮮鉱床調査報告. 第2巻(平安南道) 2 順川周辺の資料は探し回っていますから・・・すぐに出てきますね・・・

 右の地図がそうですね。

 私の分類では軍事基地として・・・中里と川沿いの野寺洞の間ということになっていますね。

 右の地図で55鳳倉とある場所には川が流れ込んでいますから間違いないでしょう。

 さて、これで位置の確定はできたわけですが・・・14収容所と18収容所の関係が・・・不明ですね。この辺りは价川と順川の境なので・・・面倒ですね。ああ・・・价川側の収容所から脱出してきたわけか・・・それで、北側の价川の第14収容所、南側の順川の第18収容所となるのかね?

 ああ、簡単にここだ!で済まなかったよ・・・長くなったから、一旦切るとしましょう・・・

2016.03.01

  

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