現在をうろうろ(1250)
日本貧窮者経済新聞
 アフリカの利権と自衛隊と・・・? (32)

 自衛隊が南スーダンで作っている道路がちょっと気になるんです。なんだか、凄い速度で道路が建設されていることがわかりますが・・・自衛隊の装備からすると、道路の補修が中心のような感じでね・・・それが、ちょっと不思議なんです。道路の建設に不可欠なものってのがありますからね・・・大量の土砂と砕石が必要なはずで、それ関連の装備を持たないのでね。1/2tトラック、1・1/2tトラック、3・1/2tトラック、3・1/2t水タンク車、ドーザ、油圧ショベル、バケットローダ、グレーダとか・・・つまり、トラックが問題なんですね。これだと、別に砕石や土砂を運んでくれる業者が存在しないと大掛かりな道路の建設ができない・・・したがって、既設の道路の補修と、せいぜい側溝の整備とかそういったものになっていくような気がしてね。

 道路って・・・基本的に土盛と転圧と、砕石を撒いて転圧だといい加減に心得ているのでね・・・砕石を撒いて・・・・石油資源や瀝青炭などの炭化度の低い石炭を大量に使っている国であると、石油タールやコールタールでの舗装をしたりしますけどね。北朝鮮だとそのどちらもないのでコンクリート舗装の道路になるようですが・・・どうも、そういった気合の入った舗装ができるような装備でもない・・・砕石を3トン半のトラックで運んでも高規格の道路ができるとは思われない・・・なんてね。重量車両が走行可能な道路ってのは・・・岩盤の上の道路以外は・・・砕石の厚さで決まるようなものですからね・・・この装備だと、町内の道路の小改修なのかと・・・

 まあ、業者が大量の土砂と砕石を運んでくるのなら別ですが、でも、この国の社会インフラは脆弱なはずなので・・・そういった業者はあるのか?などなど・・・この南スーダンの社会インフラが気になるわけです。しかし、恐ろしい速度で広域道路の整備が進んでいるように見えるのですが・・・さて、偉大なる安倍晋三閣下の自衛隊の仕事ぶりはどんなものなのやら?ちょっと確認してみないと・・・しかし、どこの道路をやっつけたのやら?

 というわけで、道路工事実績のチェックをしてみると・・・ナバリ地区コミュニティ道路整備というのが大きな事業として行われたようですね。防衛省・自衛隊:ナバリ地区コミュニティ道路竣工式の開催について これですね。ここの地図からすると・・・これって、アメリカ大使館のある通り?じゃん・・・

 2011年1月30日の画像では、左のように、アメリカ大使館前までの舗装がなされていることが分かります。これ以前・・・2009年3月16日には写真の下の端の大通りも十分な舗装がありませんし、アメリカ大使館の通りも舗装は無いですね。この、舗装の途切れたところから北へ1850mの道路整備を・・・4°52'02.8N 31°35'14.8E - Google マップ この場所のODA(政府開発援助)の草の根・人間の安全保障無償資金協力によって調達された資材を使って作業を行ったようです。

 作業中の資材置き場の様子は右のようで、灰色の砕石と赤茶色の土が使われていますね。この土の採土場は結構、広域道路沿いに開かれているような感じですね。たぶん水はけのよい粗粒の土なのかと思われますが・・・詳細は不明ですね。

 とにかく、こういった資材を使って、アメリカ大使館前の通り・・・ボウカー・ブルバード通りとその北につながる通りが整備されたようです。

 この道路は、道の脇に水路が通っているのか、できちゃっているのかは詳細は不明ですが・・・多分、写真右上の方から水が流入してくるのではないかと・・・そして道を横切るように水が流れ道路をえぐるのではないかと・・・このような感じの道路を、偉大なる安倍晋三閣下の自衛隊は改修して、美しい道路へと変貌させます。

 左の写真の上にカーソルを乗せると美しく生まれ変わった道を見ることができます。

 ただ、どうもこの周辺の側溝のネットワークの設計が良くないらしく・・・どうも、この周辺の道は荒れやすいようですね。

 ああ、結局は安全保障とか・・・よこしまな心を持つとろくなことはないのに・・・平成27年9月25日 安倍内閣総理大臣記者会見 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ これを途中まで眺めていたんでしたっけ・・・

 我が国を取り巻く安全保障環境は、私たちが望むと望まざるとにかかわらず、厳しさを増しています。北朝鮮は日本の大部分を射程に入れる数百発の弾道ミサイルを保有し、そのミサイルに搭載可能な核兵器の開発も深刻の度を深めています。

 だからどうした?中国なんか本気の核兵器を持っているし、ロシアだって、イギリス・フランスだって弾道ミサイル原潜を運用しているし、アメリカ様など沢山あるね。インドだって、九州辺りには到達する弾道弾を持っているから・・・喧嘩の始め方次第では、日本には、あちこちの国の核兵器が降り注ぐことになるわけですね。

 したがって、安全保障環境が厳しくなっているのではなく・・・偉大なる安倍晋三閣下の世界に冠たる日本!日本の威武による積極的平和主義政策の素晴らしい効果としての、旗色を鮮明にしての軍拡競争が開始されて、日本の持つ先端兵器に対抗すべく、近隣諸国が兵器開発に努力しているという事でしょうね。

 例えば、南スーダンの利権をめぐって、イギリスやフランス、ドイツなどと衝突すれば、当然・・・イギリス・フランスの弾道ミサイル搭載の原子力潜水艦が日本近海まで遠征してくることになるわけですね。日本は、かつて中国でイギリスやフランスなどと衝突して、本気の戦争を戦ったわけですからね・・・そのちょっと前まで・・・大正2年;1923年までは日英同盟が四カ国条約によって発展的な解消がなされて失効・・・これによって、日本を武力で助ける国は消滅したわけです・・・結果は・・・

 関連する法令などをチェックするのもよいかもしれませんね・・・たぶん、1ドルが140円ぐらいになると、外資系の企業が撤退を始めるのではないかと・・・アメリカ製の高度な部品が高騰しますからね・・・そうなると、国産化の流れが強くなる・・・ふと、自動車製造事業法を思い出したのでね。一億総活躍・・・何に対して活躍することになるか?まずは、国の借金を返すために・・・それは、かなり困難だから、国債を紙屑にするための戦争かね?国の破綻処理の代わりに、戦争で片を付けた気がしてね・・・大東亜戦争は。償金はあまり意味は持たない・・・もし、1億の人口が14億になればGDPはどれだけになる?合併によって資本を増し、借金の割合を小さく見せる手法か?

 更に、テロの脅威は世界中に広がっています。いかにして子供たちに平和な日本を引き渡していくか。あらゆる事態に切れ目のない対応ができるよう、しっかりとした備えを行う。万一、日本に危険が及んだときには、日米同盟が完全に機能する。そして、そのことを世界に向かって発信していく。戦争を未然に防止し、地域の平和と安定を確固たるものとする。それが平和安全法制であります。

 ふむ?テロの脅威ね・・・単に叫んでいるだけではないかと・・・正義や信義を重んじて、真面目に対話しているうちは暴力沙汰にはならない・・・偉大なる安倍晋三閣下は、反対をすっぱりと切り捨てる「日本らしい日本」の体現者であらせられるから、戦争法制の反対をバッサリと切り捨てる力強さをお示しになられた・・・ありがたいことですね・・・これで、日本は盤石の態勢で世界に対して覇を唱えることも可能になる、日本による日本の威武による平和・・・安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

 さて・・・日本に危険が及ぶときは・・・日本の正義や信義に疑問が出る時ではないかと?そのとき、日米同盟が盤石であっても、それは形式的なものでしかない可能性が高いですね・・・真の正義や信義の問題になる。果たして、民主的な手続きであったのか?確かに、議論を打ち切る「日本らしい日本」の手法で、パン!と鋭く手を叩くのと同じような歯切れの良さをアピールできるし、決まったことに対して、ウジウジと文句をつけている連中のみじめさを醸し出している気も・・・潔さの概念・・・私の中の「日本らしい日本」が感じますが・・・それは、米国的な感性に馴染むかどうかは別ですからね・・・

 潔さの概念は日米ではちょっと違うような気がしますね・・・議論を尽くしての潔さ、議論を尽くさずに「日本らしい日本」の潔さを要求する・・・こんな違いかな?

 ひたすら、憲法を読み上げる事や、牛歩が許される議会と、そうではない議会を持つ国の違いですかね。この違いは非常に大きい・・・人の心を動かすものについての概念が違う・・・議会内でも命がけの抗議が、ルールとして許されるわけですからね。国会法61条を利用する日本国とは違う・・・議論の終着についての概念が違うのでね。

 今回の偉大なる安倍晋三閣下の強行採決で、世界は「日本らしい日本」を知ってしまったわけですからね。敬愛する山本太郎議員はその意味で立派ですね。

 万一、日本に危険が及んだときには、日米同盟が完全に機能する。・・・このためには、日本に正義と信義が無ければならないことが重要ですね。ですから、偉大なる安倍晋三閣下は国連でのスピーチを試みるわけですね。果たして、生きた民主主義の産物としてとらえてもらえるのかが問題ですかね。単なる、数による機械的な民主政治と取るのか?どうかですね・・・

 まあ、偉大なる安倍晋三閣下の事ですから、得意の弁舌で世界に正義と日本の信義を高らかに謳いあげるのでしょう。安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

 日本では、アメリカで容認される少数派のための武器が取り上げられての民主制ですからね・・・さて、続きは・・・

 衆参合わせて200時間を超える審議を通じて、維新の党、日本を元気にする会、次世代の党、新党改革といった野党の皆さんからは、こうした厳しい現実、危機感を共有していただき、具体的な対案が提出されました。単なる抵抗野党ではなく、責任野党として、現実を直視し、自らの政策や立場を明確にする。国民から負託を受けた国会議員としての極めて誠実な態度に心から敬意を表したいと思います。

 たった200時間ね・・・連邦議会では20時間ぐらい楽に話し続けられる鉄の肺を持った議員たちが沢山いますから。たった10人分ですね・・・これを、長いというか短いというかは・・・米国連邦議会のお歴々に聞いてみるとよいのではないかと思いますね。ふむ、責任野党の案はどうなったのやら?・・・「日本らしい日本」の不退転の決意により丸く収まったわけですからね・・・偉大なる安倍晋三閣下、安倍晋三閣下万歳!世界に冠たる日本 万歳!

 さて、平和のための戦争は許されるのか?憲法の規定は明確ですからね・・・

2015.09.27

  

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