現在をうろうろ(1251)
日本貧窮者経済新聞
 アフリカの利権と自衛隊と・・・? (33)

 南スーダンのジューバの産業資本に関してチェックをしているんですが・・・どうも、よくわからない。この都市の中心街は?水道の敷設状況から見当はつくのですが・・・そのほかに、ちょっと高級そうな場所が白ナイルの左岸にホテルやリゾート群がありますね・・・なんだか、考えにくいのですが・・・結構高級そうですね。そして、市営のキャンプ・・・高級リゾートなどもあるようです。難民キャンプじゃなくてね・・・10階建てぐらいのビルも存在しているようですし・・・なんだかイメージが違うところが随分とある・・・

 貧困も存在することは十分承知ですが・・・この街に色々な物資が投入されていることは間違いないですね。ざっと、眺めると軍用地があったりしますね。演習場を兼ねた作りの駐屯地ですが、その南の一角には支援物資の車両の一時受け入れ所のような機能を持った区画があるようで、2014年の年末には給水車と思われる車両が100両ほど存在します。4°48'57.8N 31°35'16.9E - Google マップ この場所ですね。

 この場所がちょっと気になって眺めたのは・・・中継用のアンテナがあって、その場所の近くに戦車などを運ぶための大型のトレーラーがあったのでね。左の写真のようなやつですね。このトレーラーはかなり大きいですね。

 ざっとしか首都を眺めていませんが、この手のトレーラーで運ぶものを見たことが無いのでね。たぶん、戦車がこの国にも存在したのではないかと、それで過去にさかのぼって、この周辺を眺めたというわけです。

 たぶん、独立前にはスーダン軍の基地であったのではないかと思われます。そうなると、スーダン軍は中国製の兵器を使っていますから・・・現在保有しているのは中国製の96式戦車やライセンス生産の99式戦車ですかね?

 過去にさかのぼると、どうやら、右の写真のような感じで6mほどの戦車みたいなやつがありますね。履帯をはいているような感じですからね。たぶん、ソ連製のT54か中国で製造された59式戦車であろうと・・・はっきりはしませんがね。これは、2003年12月5日の画像です

 この場所が、どうやらかつての機甲師団の車両庫であったと思われますね。4°49'41.7N 31°34'43.7E - Google マップ ここですね。

 この街を建設するためには、大量の砕石が必要ですね。2003年の段階でジューバ空港は存在しますが、この空港を建設した砕石の出所が不明です。この時期には、市の郊外の採石場はまだ稼働していませんからね。

 2003年の画像では、左のようなちょっと魅力的な集落が見られます。どこかで眺めた環濠集落ですね。

 ただ、この1年前の写真では、ここまで住居が多くない・・・そして2013年にはこの場所の環濠などを確認することすら困難・・・

 ということは、どうやら環濠を持った要塞都市として人工的に作られた可能性が高いということですね。伝統や文化によって作られたものなら、簡単には解消しない・・・軍が主導して作った可能性が高いということになりますかね?

 現在も、各地に環状集落があるんですが・・・右のようなものですね・・・塀で囲まれた場所が中央に存在しているのは確認できますね。上の写真のものでも同じように存在します。一例として・・・3°51'32.5N 31°39'26.1E - Google マップ ここですね。

 軍の司令部でも置かれているのなら完全に人工的なものであると考えられますが・・・宗教的な何か?であると・・・意味が変わってくる・・・このあたりの文化が不明ですね。ただ、上の写真の場所の軍が関与していると思われる場所は現在も軍用車両と思われるものがあります。

 この場所は、ジューバとイェイを結ぶ街道のジューバの端に当たりますから、検問所としての役割を担って作られた場所なのかもしれませんが・・・日本の古代にもあった柵といった感じのものですね。

 あれ?2009年3月16日には戦車もいますね・・・左の写真の赤線の間のやつ・・・6mほどで砲身が突き出している・・・戦車があるということは軍事的にかなり重要な場所じゃん!

 先に作られた囲いのある場所と、軍が関与する場所か・・・最初に囲いが作られた場所が文官の事務所で、その向かいに軍が駐屯していた、軍も事務所を持つようになって囲いをつけた・・・文官の事務所は今はなく、軍の出張所が現在もある・・・こんな風に理解すればよいのかね?

 最新の画像は右のようなものですね。軍の検問所が残存しているという感じですかね?あ・・・この場所の座標を示していなかったですね・・・4°49'17.6N 31°32'32.6E - Google マップ この場所の話でした。

 あれ?何をやってたんだっけ・・・砕石だ・・・砕石はこの街の初期には川で運ばれてきた可能性が高いですね。この場所の南に2009年の画像ではUNMISS 国際連合南スーダン派遣団の基地が設営され始めています。これと同じ時期に、この場所から北に採石場が稼働している様子が見られます。

 ああ、広域を眺めれば明瞭じゃん・・・写真下中央やや左の環濠集落・・・道路を押さえるための人工的な物じゃん・・・で、4か所ほどの採石場が開かれてきます。

 開かれた採石場は・・・カーソルを写真の上に乗せるとわかりますね。これらの採石場から供給される砕石がこの都市を大きく伸ばしているという事なんですね。

 これらの採石場の経営はどこなのやら?Stone Crusher In South Africa,Mining Equipment,Crusher Parts for sale in China - SAMAC なんだか、中国系の企業がすでに砕石をはじめとして、鉱山を押さえ、鉱山機械を送り込んでいる気配がしますね・・・

 豊田通商などの日本の偉大な総合商社様は偉大なる安倍晋三閣下の指揮する自衛隊の南スーダンへの恒久的な派遣によって、大きな利益をこの地から吸い上げて日本に送ることができるのか?ここから、中央アフリカ共和国への道が開かれれば、買収したフランス商社との一体的な商売が可能になりそうな感じですからね。

 しかし、商売のための道路の建設が急ピッチに進んでいる時期があったことは間違いないのですが・・・ちょっと気になるのは、クーデター未遂事件以降はどうなっているのか?

2015.09.27

  

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