現在をうろうろ(117)

 逆上陸作戦の可能性は?

 政治に飽きつつあるけど、残念ながらある程度はチェックしておかなければならないので・・・そうしないと今以上に貧乏になってしまいますからね。それが問題です。

 ちょっと気になっているのは・・・首相の体力の問題ですね。間違いなく首相の職務は結構忙しい・・・これは当たり前です。一国の元首が遊んでいては困りますからね。近頃 The White House と 首相官邸ホームページ を毎日覗いていますが、結構忙しい・・・しかし・・・安倍首相によれば、あらかじめストーリーも結末も決まっているが、色々なことを議論して決めていくのが首脳会談だとか・・・なら、やらなくても良さそうな?オバマ大統領なの問いに・・・ビジネスをさくさくと進めていくタイプ。しばらく雑談をしたりヨモヤマ話をして本題というよりは、時間を大切にいきなり本題に入っていく。日米間で話すべき課題が多かった。北朝鮮、中国、ウクライナ、TPP、たっぷり仕事ができたなと思う・・・仕事をした気になっている・・・すし屋の話かね?

 気になるのは、首相の国会出席の軽減策ってのですね。何で・・・と思う。出て当たり前では?首相は儀式を行うものではないから・・・儀式は元首でしょ。下働きは忙しいに決まっている・・・ある意味、義務を果たせない体力であるなら引退が必要では?多分、3日ぐらいの徹夜の会議とかに耐えられるかどうかの問題ではないかと思われますね。アメリカの大統領が若いのは、そういった激務に耐えられる・・・オバマ大統領など、日本での宮中晩餐会の後に、日本・カナダ以外のG7の首脳と電話会談をやって、ロシア制裁の合意を取っていますから・・・睡眠時間は結構短そうな感じですね。

 国内の案件なら昼間の会合ですが、日本の場合、電話会談は夜中になる可能性が高い・・・まさか、G7の共同声明など細かくチェックしていないが、日本はまさか会議に参加していないのでは?たまたま、宮中晩餐会の日のオバマ大統領のスケジュールのニュースをチェックをしていて気付いたのですが・・・日本は国際的な役割を十分に果たしているのか気になります。何しろ二言目には国益・・・自分の事しか考えていないようにしか受け取れない。

 とにかく、円安誘導で、私の個人資産はドル換算で25%減・・・困った事に消費支出のほとんどは輸入品で、購買力はおよそ10%は下がっているような感じですね。(意欲は半減)と言いつつ、新興国への投資の方にも乗ってるので・・・日本円は危険だから25%も価値が下がる通貨は安心できないのでね。そちらがちょっと利益を出していてくれる・・・株価は期待できないし・・・ちょっと前の株価に戻っているし・・・円安である事は変化なし、海外旅行へ出かけると、為替によるショックを受けるのであまり行く気がしないが・・・

 そうだ、海外旅行で思いだしたが・・・日本の安全保障はどうなる?ちょっと、韓国に遊びに行くけど・・・おかしな話だと困る・・・我が国を取り巻く安全保障環境が極めて厳しい中、どのような形で国民の生命財産を守れるか説明する・・・だって?なんだか、政治的な努力を放棄しているような感じ・・・集団的自衛権行使などが必要と考えられる具体的な事例を示す?・・・・戦争を始める具体的な条件を示すのかね?・・・・国民に理解を求めるとの方針か・・・説得しないといけないような内容なのか?

 まさか、それで鹿児島県瀬戸内町で行われる着上陸演習の報道が無いのか?10日には始まっているはずなのだが、何の情報もネット上に存在しない自衛隊の上陸演習・・・産経新聞の情報を元に妄想すると・・・【離島防衛 自衛隊の新体制(中)】離島奪還のカギ握るオスプレイ+(1-3ページ) - MSN産経ニュース

 平成30年までに長崎県佐世保市の相浦駐屯地の西部方面普通科連隊を改組して離島作戦の主軸となる水陸機動団を新設する。これと同様な連隊を全部で3つ置く事になる。装備は、水陸両用車を52両を装備、最高時速100kmの空輸も利く機動戦闘車も99両を配備、15師団・旅団のうち7つを機動師団・旅団に改編する。これによって南西方面へ急派できる態勢を敷く。

 この大規模な遠征軍を指揮するために陸上総隊司令部も組織して、大規模作戦に対応できる頭脳及び通信系を整備する。

 離島に侵攻があった場合の奪還作戦では、機動団が先陣を切り水陸両用車で上陸し橋頭保を確保する。これにオスプレイやヘリ部隊が続く?うそ機動団を楯にするのか?これって、自衛隊の戦略ではなく、産経新聞の軍事マニアの作文か?制空や空爆による攻撃が先だろうに・・・確かに、先陣を切って機動団の上陸は凄いけど、強襲は消耗率が高くなる・・・と思ったら、劇画調だね・・・ただし、これには前段がある。航空自衛隊戦闘機の衛星誘導爆弾JDAMと、海上自衛隊護衛艦の対地射撃で敵を制圧し、海自艦艇が島まで数キロの沿岸まで水陸両用車を輸送・・・ときたものだ・・・どうして勇壮に書こうとするかね?報道と講談は別のものだと思うが・・・

 つまり離島防衛・奪還作戦は「周辺の海空域で優位に立っていることが前提条件であり、陸海空3自衛隊の連携が不可欠だ」(自衛隊OB)といえる。そのため3自衛隊を一体的に動かす統合運用と南西方面への機動展開能力を重視した「統合機動防衛力」というコンセプトが導き出された・・・どうやら、創作ですね。なんだか、福島の鼻血漫画レベルなのか?

 これだけの軍事行動を取る必要が出てくるのは、侵略が起こっての話・・・先方は逆上陸を予想するから・・・短期の完全制圧だから、全力を投入、あれば空母と、潜水艦群を派遣、無抵抗な島に対して強襲揚陸するが、戦闘はなし・・・橋頭保を築き対空兵器を装備、陣地構築を行い、通信網を展開・・・島民の死傷者はゼロで、声明の発表・・・我が国は戦闘は望まない、我々はこの島の主権を回復するために行動した。戦闘は望まない、しかし我々を排除するにはそれなりの軍事行動を取る必要があるだろう。我々は交渉を望む。戦いは望まない、交渉団を派遣せよ・・・という声明かな。時間稼ぎだが・・・死傷者が無い事を示す。住民がいればね・・・別名人質・・・解放交渉を行うことになるから、実効支配の成立かね?

 ここまで行くと・・・実質的に上陸作戦は敢行できなくなる・・・基本的には安上がりなものかな?離島ってのは、一度占拠されて実効支配されると、全面戦争を覚悟しない限り、奪還作戦は困難・・・相手が限定的な武力行使で、死傷者を出さなかった場合は、住民は事実上人質として交渉しなければならなくなるからね・・・相手が全面戦争をかけてくる場合は・・・飛び石に過ぎないから・・・防衛線をそれより内地に置く必要が出るから、上陸部隊は意味を持たない・・・

 ロシアはなかなか上手い戦略で領土拡張の手法を開発中という感じがしますね。それとも、ロシアの意図とは別に動いている者達がいるのか?いずれにせよ、旧式な奪還作戦は、限定戦争を目的とした場合には殆ど意味を為さないような気がします。専守防衛なのだから、いまさら、海上機動旅団の出番は無いのでは?旧軍でも編成されたが特別な戦績は無かったような?押されている状態では役に立たないということなのか?人間の考える事は、今も昔もそれほど変わらないようですね。

2014.05.14

  

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