現在をうろうろ(113)

 原発の再稼働の可能性は?

 日本は物事を決められない体質をなんとかしないと・・・本当にマズイのではないかと・・・でも、基本的には無理なんでしょうね。素敵な言葉で先送り・・・状況が変化することで助けられて、かろうじて何とかなっている事が多すぎてよくわかりません。

 原発も動かないし・・・というより、どんなに安全基準に対応するための改修をしても、世界最高水準の安全基準は承認する気配は無いし・・・フランスあたりでも色々と約束していましたが、どうなることやら・・・北海道電力はどうやら、電力の不当廉売を行っているような感じだし・・・ここまで言うのはちょっと問題があるかもしれませんが・・・大幅な赤字ですが、巨額の損失を出していますから・・・独占禁止法の・・・正当な理由がないのに,商品又は役務をその供給に要する費用を著しく下回る対価で継続して供給することであつて,他の事業者の事業活動を困難にさせるおそれがあるもの・・・に該当しそうな気がします。新規に電力業に参加する企業は、既存の電力会社より低コストでの電力を供給しなければならない。現在の状況からすると困難・・・ここで、大きく電力料金を上げて、新規参入を促すとか・・・

 確かに、電力料金をガンガン上げれば、参入が可能な業者が現れるかもしれませんが、どうなることやら?独占企業だから、料金設定に関して制限が加えられていますが、2014年3月期連結決算は経常損失953億円、純損失629億円と3期連続の大幅赤字になっています。普通の会社なら倒産かね?

 それにわるいことに、主力の火力発電所もメンテナンスのローテーションが厳しいはずです。原子炉が稼働している事を前提としているはずですからね。制御装置のトラブルや復水器の穿孔やら・・・綱渡り状態が続いていますね。原発全廃を決断していれば・・・今頃、新しい火力発電所の建設が進んでいるはずですが、中途半端に止めているから出口の見られない綱渡りが続き、日本経済に莫大な損害を与えている・・・

 地震までまともに動いていた原発ですから・・・しかし認可の審査を行っている所は・・・原子力にかかわる者はすべからく高い倫理観を持ち、常に世界最高水準の安全を目指さなければならない。我々は、これを自覚し、たゆまず努力することを誓う。という事は・・・安全のためにXXの工事をしました・・・XXでは足りないもっと検討するように・・・先送り可能ですね。問題は、何をしたら再稼働できるのか?これですね。 そして・・・現在、新しい安全基準の具体的内容を検討中でしたっけ・・・耐震設計上考慮する活断層は、後期更新世以降(約12〜13万年前以降)の活動が否定できないものとし、必要な場合は中期更新世以降(約40万年前以降)まで遡って活動性を評価か・・・こんなものをクリヤーできる海岸などあるのかね?

 非難される言い方をすれば・・・今回の地震&津波による原発被害って・・・事実上最大限では?あれで済んだのなら・・・大した対策は不要で、緊急時の対応を行えば良さそうな気がしますがね。日本の上で揺れない場所はどこにある?日本の上で火山噴火の影響の無い場所がどこにある?多分無いと思うが・・・危機管理ではなく、絶対的な安全性を追求するなら・・・原発の廃止しかないと思うが・・・そうすれば、原発災害に関して何も考える必要は無い・・・対策も不要・・・今回の原発事故では・・・それなりの電源車があれば、冷却水を運ぶための装備があれば、原子炉自体はあの地震に耐えていたのだから、そういった対応だけで済むはずだと思いますが・・・感情的にこれを理解する事は無理・・・ある種の信仰ですから・・・

 そして、私のいい加減な知識によると・・・活断層の判定は多分、不能・・・事後的には、あれは活断層だったという感じですかね。現在は動いていない断層でも、力の働き方が変化すると動く可能性があるし・・・動いていなかった場所に、火山活動などによって力の働く向きが変わったりして活断層が新たにできるかもしれない・・・このあたりは完全に推測の範囲を出ない・・・従って、論理的には・・・原発の再稼働は無いと判断すべきであると・・・

 それにもかかわらず、規制委員会は、規制委員会の存在理由である、再稼働の可能性をちらつかせる・・・電力会社は、手っ取り早く原発の凍結で対抗すれば良いのでは?あと5年ぐらい凍結したら、現在の設備がぼろくなって再稼働の可能性は無くなるでしょうから・・・なまじ、許可の可能性など模索する事を諦めれば、新しい、石炭火力発電所を作ることができる・・・どうせ、京都議定書など反故同然ですからね。

 日本は安定陸塊ではないので、地震の心配をしたら、安全な建物など・・・宙に浮かせなければならない・・・心配すべきものは、北朝鮮のミサイルもあるし、隕石も、艦砲射撃だって、テロリストも・・・大型旅客機の突入やら・・・何でもありですからね。シベリアあたりに土地を買って日本を移転させるとか?

 基本的に、我が国の政府は・・・先送りですから・・・やがて、原発の耐用年数が切れるので結果は見えていると判断して良さそうです。なんとなく、この調子だと活断層の研究が進むのを待ってという事になりそうですから・・・早くても20年ぐらいはかかるのではないかと・・・学問研究だと20年などは短い時間ですからね。多分、現在の原子力規制委員会の委員の面々が存命中には片がつかないことのような気がします。それで責任が果たせる・・・世界一厳しい安全基準・・・妄想的安全基準に近いと困る・・・たとえ天が落ちてきても安全・・・とか・・・ハルマゲドン対策をするように・・・近頃はアルマゲドン・・・結局のところどこまで金をかけるかの問題でしょうが・・・アベノミクスはアベノリスク化してアベノゲドンになりそうだとかやっていますが・・見せかけの対策は長続きせずに自壊する事になっていますからね。

 しかし、高速増殖炉の研究の合意もあるし・・・色々と先送りした付けが回ってきていますからね・・・原発関連はどうなることやら?多分・・・このまま、活断層研究の成果が出るまで先送りでしょう・・・日本には揺れない土地がない・・・どこも裂けて危険ですから。どうなるか・・・気になると天まで落ちてきそうになる・・・

2014.05.13

  

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