軍の経営する映画スタジオ、そして坦克博物館・・・？

現在をうろうろ（806）

　軍の経営する映画スタジオ、そして坦克博物館・・・？

　中国の軍事基地というのは難しい・・・前回の、役割が終わったと思われる施設の近くに、これまた不思議な施設があります。見るからに映画スタジオなんですが・・・基地の様な雰囲気もあるし・・・座標は・・・

　39°46'59.54" N 116°07'53.32" E　ここです。ここには・・・右の写真のように、昔の城塞、現代風の倉庫、航空機、洋館に陣地の様なものと雑多な建物があるんです。これは、どうも映画のセットですね。そして、その近所・・・

　39°47'22.47" N 116°07'32.74" E　ここには現役の軍事基地の様なものがあります。

　さて、こいつも映画のセットなのか？それとも本気の軍事基地なのか？

　映画のセットのように見える奴の方を百度全景で眺めてみると・・・

　右の様な入口があり八一影視基地とあります。どうも、軍関連の教育映画など各種映画を作成している場所のようです。実際に、撮影にも使うし、テーマパークの様な使われ方をしているようです。問題は、上の写真の方ですが・・・百度マップの記載はなく・・・正面も確認できませんでした・・・最良のカットは・・・

　左の様なものです。どうやら、軍事基地の正面に立っている、お約束の青い看板からすると、どうやら本気の軍事基地の様な感じですね。

　この基地は、もともとは100ｍ程のレンジを持つ射撃場として使われていたようです。2002年の映像ではね。その後改変がくわえられていきます・・・戦車が現れるのは2013年ごろですかね？

　八一・・・中国軍は1927年8月1日が建軍記念日なので、軍の象徴として八一を使っているようですね。

　雰囲気は本気の軍事基地のようですが・・・？映画スタジオ側の裏門の様子は・・・

　左の様なものですから、どうやら映画スタジオとは関係が無さそうな感じです・・・

　この右の方の角は民間の物のようですが・・・良くわかりませんね・・・大がかりな戦車部隊ではないようです・・・

　さて、戦車なんですが・・・例の戦車士官学校近くに製造を行っている所があるはずなんですね・・・多分・・・根拠は、軍の演習施設を企業が研究開発、試走に使えれば合理的と考えますから、それに製造者も国営企業でしょうからね・・・怪しい工場は直ぐに見つかりますね・・・座標・・・

　39°48'55.28" N 116°10'36.95" E　ここに、地下タンクらしきものがありますから。大型の地下タンクは

・・・

　右の写真のように、大きな土饅頭がありますね。上部に換気口の様な突き出しています・・・弾薬庫ではないでしょうね・・・この周囲に弾薬庫は確認済みですから・・・

　しかし、この盧溝橋の西の地区って何やら怪しげな研究施設が色々あるような感じですね。そうだ・・・前回のヘリコプターのオブジェに類似の戦車のオブジェが置かれた施設がありましたね・・・どこだっけ・・・どこかで見たんですが・・・座標・・・

　40°09'42.19" N 116°07'28.44" E　ここですね。

　これって、戦車の位置が変化していないですから多分、オブジェ・・・

　なんだ、ここの装備品は、雑多な物が並んでいるから武器学校とかそういったものかと思ったら・・・

　百度全景で正面が表示されました・・・坦克（タンク）博物館です・・・戦車の博物館とは、興味深いものがありますね。ふむ、ここは行ってみたいですね・・・大日本帝国陸軍の戦車も展示されているようですね。坦克博物館 - Google 検索　なんだか、一般観光のページになってきたな・・・

2015.02.27