現在をうろうろ(799)
日本貧窮者経済新聞
 中国での都市の作り方・・・資源の無い所ではどうするのか?

 ちょっと、路線を当たっていると、できかけの都市を見出しました。普通都市というのは長い年月をかけて形成される物のようですが、近頃の中国では都市はまさに建設されるもののようで・・・

 数年前に左の場所に建設される事になったようです。マウスポインターを写真の上に乗せると2013年10月17日の様子に変わります。

 多分、この場所は低湿地で、ちょっと厄介な場所だったのではないかと思われます。

 中央左下のため池がありますが、その南には水路があって、こいつが下流に向かって掘削されている所をみると、このあたりの水が集まる場所で、写真下を左右に伸びる水路が、その排水路として建設されたような感じですからね。この排水路で農地に化けて、鉄道が開通する事で工業用地になるとか・・・

 この根拠は極めて薄弱で・・・この新しく建設される都市の南には集落が無く、農地は広がっている・・・耕作可能だが、人の住むような環境ではないようですからね。多分、写真のため池は、このあたりには沼沢地が広がっていた名残ではないかと・・・そして、鉄道が敷かれて・・・鉄道の駅が計画され、それに伴って発電所と工場用地と既存の住宅地につながるように、工場労働者用の住宅開発が行われる事になるのでしょう。そして駅との間が商業地区ですかね?

 駅周辺には、写真には石炭ヤードと液体燃料のヤードが作られそうな気配ですね。工場の種類にもよりますが・・・穀物倉庫?この場所は高くて乾燥している場所ではないから、それはなさそうな感じですが・・・

 そして、左が建設中の火力発電所ですね。このあたりの電力は、基本的に電灯電力程度なのでしょうから、ここに本気で産業を起こすつもりなのでしょう。ちょっと気になるのは、隣接する住宅が・・・なぜか庭にどこも青い屋根の建物が増築されている・・・近隣の集落でも、この新開地に近い所には庭に建物が多い・・・建設労働者の下宿かね?それとも、親戚がここで働くために集まっている?

 いずれにせよ生活は大きく変化しつつあるようです。

 そして、工場区画ですが・・・240mの長い建物が8棟建設されるようですね。

 建設は着々と進んでいるようです。日本の工場地帯の誘致とはまるで違うようですね。

 我が国の立派に造成された工業団地の用地の一例は・・・14800円/u・・・この立派な工場用地は今や発電所として活躍中・・・28.4MWのメガソーラとして北浦複合団地太陽光発電所が発足・・・想定年間発電量は2万9500MWh・・・

 左のような感じですね。黄色い丸が小学校です。この地域は発展著しいのか?平成24年4月1日行方市立武田小学校は武田小・小貫小・三和小の3校が統合され、新たな武田小学校が発足したようです・・・学区の総戸数は1234戸,人口は4,067人との事・・・

 このメガソーラの想定年間発電量は・・・29500MWh=29500000kWhという事は、連続運転する発電所としたらどのぐらいになる?1時間当たりにすると1084kWhか・・・ふむ、公称値と普通の発電所の連続最大発電量とは比べられない・・・しかし、年間の発電所からすると、この広大なメガソーラは1MWの発電所に相当するから・・・母島の母島内燃力発電所960kWの年間の発電量に匹敵ですかね?いや、父島の内燃力発電所の4,300kWに匹敵ぐらいですかね?・・・う・・・蓄電設備次第ですね・・・

 上の写真の発電量は・・・全区画の合計面積は約 34.8 ヘクタール(東京ドーム 7.5 個分)、太陽電池総容量は 28.4MW、年間の予想発電電力量は約 29,500MWh にもおよび、一般家庭約 8,200 世帯分に相当します。 だとさ・・・35ヘクタールね・・・父島の面積は2380ヘクタールか・・・ふむ・・・

 冗談で、このメガソーラを父島に移転させてみました・・・右の写真にのようになるのか・・・

 ふとね・・・ここで、菜種油のような燃料用植物油を作って、父島に送ったら?・・・どのくらいの油が取れるのかね?10アール当たり200〜250キログラム・・・35ヘクタールは3500アールだから、70トンの収穫で・・・ノルマルヘキサンを使ってほぼ完全抽出をすると・・・60%程度は取れるか?42トン・・・40トンの燃料油で・・・

 左が父島発電所ですね。黄色の線で囲まれた部分が1.7ヘクタール・・・

 私は、父島の太陽光発電は・・・民家の屋根の上は良いと思いますが、太陽光発電所のために山林を切り開くのは反対ですね。燃料用の植物油を運んだ方が良いと思いますが・・・

 土地の値段とか、油の値段とかの問題ではなく・・・父島で大きな土地を電力需要のために使うのは間違いではないかと?

 中国式に考えたら・・・海外からの資源物質を父島でちょっと降ろして、父島で加工させて、本土へ輸出させるとか・・・そういった政策を考えるべきではないかとね・・・

 母島にはラム酒製造がありましたね・・・母島ってサトウキビ栽培をやってるのかね?農林省のサイトで・・・・平成22年産作物統計(普通作物・飼料作物・工芸農作物)によると、サトウキビの収穫量は1,469,000トンで、沖縄県(821,000トン)、鹿児島県(647,700トン)の2県のみで生産されています。・・・東京都では栽培していない?なら、母島のラム酒の原料は?・・・管内概要(本文)(PDF) - 総務局ホームページ - 東京都

 農産物としては、野菜類では、トマト、ミニトマト、オクラ、シカクマメ、ジャ ガイモ、スイカ等が、果樹類では、パッションフルーツ、マンゴー、レモン、バナ ナ、パパイア等が生産され、近年では小笠原産コーヒーの生産も徐々に増えてきて いる。

 どうやら、母島には農業としてのサトウキビ栽培が無い事が分かりますね・・・すると、ラム酒の原料の廃糖蜜は移入されたものですかね?離島で港湾設備が十分な所では、海外からの廃糖蜜を輸入して、ラム酒やエチルアルコール生産を割り振るとか・・・バイオエタノールですから、このアルコールで車を走らせるとか・・・産業を生み出すための物資の移動を国は考えるべきではないかとね・・・麻生財閥の総帥になるべく生まれた?政治屋君なら、こういった事は政策として行う事ができるのではないかと期待しているんですがね・・・

 私も、安く廃糖蜜が手に入れば、バイオエタノールを作りたいです。車に呑ませるのは勿体ないので、自分で飲んで車を走らせなければ環境に資するはずですか・・・だめか・・・私の労働観だと・・・車に呑ませると車は働かなけれはならないし、私も車を運転しなければならない・・・車も私も疲れる・・・私が飲むと、私も車も休める・・・だめだよな。日本の労働観はどうなってる?資本主義的な労働観だったはずだが??

2015.02.23

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

 首相官邸ホームページ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 外国人投資家動向チャート

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review
 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 日露戦役写真帖
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮旅行案内記
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮港湾要覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 朝鮮群書大系
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮鉄道旅行便覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 新興産業の基礎知識
 近代デジタルライブラリー - 地方行政区域名称一覧
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮各道府面間里程表
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 最近に於ける注目すべき発明考案
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 国産機械図集
inserted by FC2 system