現在をうろうろ(800)
日本貧窮者経済新聞
 都市の物流センター、それとも備蓄を兼ねるのか・・・?

 中国の鉄道輸送は興味深いですね。禹城市と思われる場所・・・ここの、倉庫群が興味深いのです。ちょっと前に酒田の国立倉庫を交えて書いたようなものですけどね・・・そして、もう一つ、鉄道の幹線と思われるものは、基本的に海岸から離れた所を通っている・・・この幹線から、海岸に鉄道が伸びているような感じです。そして、基本的に海岸に重要な工業地区がそれほど多くない・・・近年は増加しているが、古くからのものは、どうやら海岸への立地が少ないような感じがして・・・

 なんとなく、明治政府が、現在の東海道線を海浜に引くのではなく、中山道を通す事を半ば決していたという話で、それを名古屋市長がひっくり返すための努力をしたとか・・・結局は、山岳鉄道は難工事になるはずですから・・・予算の都合などもあってか、現在のような鉄道が敷かれるようになった・・・戦争の際には艦砲射撃で被害を受けることになるが・・・そんな感じですね。

 というわけで、現在2つの事が気になっているというわけなんです。さて、問題の禹城市と思われる場所の倉庫群です。この倉庫群がある場所の座標は・・・

 36°55'00.11" N 116°38'06.61" E ここですね。左のように3本の引き込み線があり3つの倉庫区画へ引き込まれています。

 Aはちょっと前に眺めたものとの類似性や、BやCとは性格が違う事を勘案して、穀物倉庫、Bは明らかに石炭やコンテナに納められていますが多分類似性から鉱産品であると思われます。Cは倉庫とコンテナがあって・・・日用品や雑貨ではないかと・・・白い箱のようなものが山積みされていますが・・・これはちょっと不明・・・

 多くは計画輸送の貨物ではないかと思われますから・・・なんとなく、消費財と原材料なのではないかと・・・

 都市計画もなんとなく・・・右の写真で青線が鉄道で、鉄道によって計画的に運ばれてきたものから製品が作られる事になるのでしょうが、工場地域はCで、Bの住宅地域とは分けられています。物資と工員はCへ行き、製品の多くは非計画輸送物資なのか、多分黒線の高速道路で赤丸のインターチェンジから移出されて行くのかと・・・

 推測が正しければ、計画経済というのは地方経済を破壊するのではなく、地方への物資の配分を計画的に行うことで、産業の一極集中を避ける働きを持つという事のような感じです。

 なんとなく、地方から都会に出て一旗揚げるなんって考えるタイプの資本主義社会である日本というのは、政府がある程度、この貧しい資本主義・・・大都市圏に産業資本を集中する事で効率よく生産し、富の再分配として、地方に金をばら撒き・・・金の出所は都市である事を示して・・・都市への憧れをかきたてて、地方を人間供給のための場所として位置付けてきたのではないかと・・・かつては、農家は子沢山でしたから・・・農村は単なる労働力の供給場所・・・都会では家は小さく、単に寝るだけの空間・・・

 そして、気になるのは・・・我が国の労働政策・・・女性が輝ける社会を謳い文句にしていますが・・・男が絶対に勝つことができない女性はどんな女性なのか?仕事なら互角に渡り合えるでしょう・・・ただ、唯一勝てないのは・・・どんな事があっても絶対に勝てないのは・・・自分の子供を抱いた母親・・・こいつには勝てない・・・これだけは、何事にも屈しないと思われます。

 ジュネーブ諸条約の・・・戦時における文民の保護に関する千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ条約(第四条約)・・・によれば・・・

第八十二条〔被抑留者の配置〕
 抑留国は、被抑留者をできる限りその国籍、言語及び習慣に応じて収容しなければならない。同一国の国民である被抑留者は、言語が異なるという理由だけで分離してはならない。
A  同一家族の構成員、特に親子は、抑留の期間中、収容所の同一場所に居住させなければならない。但し、作業上若しくは健康上の理由のため又はこの部の第九章の規定の実施のために一時的別居が必要とされる場合は、この限りでない。被抑留者は、その監護を受けないで放置されている自己の子が自己とともに収容されるよう要請することができる。
B  同一家族の構成員たる被抑留者は、できる限り、同一の建物内に居住させなければならず、且つ、それらの者に対しては、他の被抑留者から分離した収容施設及び正常な家庭生活を送るための便益を与えなければならない。

 家族の保護は重要なんですが・・・我が国は、一家離散計画ですからね・・・朝起きたら、飯を食って親子は出かけ、子供は強制収容所へ、親は強制労働・・・年寄りも簡単には引退できず強制労働・・・家は寝に帰る所になる・・・

 労働は、資本主義社会では基本的に・・・労働は倫理的性格の活動じゃないんですね。労働者の生存を維持するためにやむをえなく行われる苦痛に満ちたものであるとされていますからね・・・従って、女も家を出て働く事は・・・苦痛を味わいに出かける事・・・日本は資本主義社会ですから・・・自由な時間を拘束時間として売ることのよって対価を得る・・・ソビエト連邦憲法の規定では・・・第12条 ソ同盟においては、労働は、『働かざる者は食うべからず』の原則によって、労働能力あるすべての市民の義務であり、名誉である。・・・名誉なんです・・・労働によって自由になれるんです・・・

 私は憲法で気に入らないのは労働の義務を負う事ですね・・・労働によって得られるもの・・・こいつが2つあって・・・金を得ることと、金を得ることで、税金を払わなければならなくなる事ですから・・・できれば、働きたくない・・・

 何しろ、近頃の生徒は・・・親の仕事の内容すら知りませんからね・・・面接練習で分かりましたけどね・・・そんなものなのです。女性が輝くのはどこでか?実は、人間はどこに居ても輝けるはずなんですがね・・・

 ただ、現在の政府の借金の額からすると・・・女性もまた、納税者番付の中で密かに輝いてもらいたいのでしょう・・・だって、閣僚の個人資産が平均で1億に満たないのですよ・・・ドル換算では、我が国の総理大臣は百万長者じゃないのですから・・・庶民と変わらないのですからね・・・情けない話です。中国の億万長者は・・・報道によれば・・・

 中国での億万長者(資産100万米ドル以上)の数が2013年末時点で前年比倍増の238万人(世帯)に達した。米国に次ぐ世界第2位に躍進している。

 前年は150万人で中国とほぼ同数だった日本は3位に後退した。米大手調査会社のボストン・コンサルティングの報告として外電が11日付で伝えている。

 報告書によると、13年の全世界での億万長者の数は前年比19%増の1630万人に拡大。うちトップは米国で714万人。2位が中国(238万人)、3位が日本(120万人)となった。米国は株高、中国は高利回りの「信託商品」(シャドーバンキングの一種)が富裕層の保有資産を膨らませたと見られる。一方で、日本は円安が響いた。

 日本では円安が響いて、総理大臣ですらも、たった88万ドル程度の資産しか無いので、百万長者から転落です・・・私の個人資産は・・・雀の涙ですから、初めから関係ないのが幸いです・・・アベノミクスは、日本貧乏化計画なのか?なんってね・・・1ドルが80円から120円に値上がりですから・・・ドル換算は痛い・・・100×80=8000 8000万円で百万長者に成れたのに、今では100×120=12000 1億2千万円ないと百万長者に成れない・・・情けない世の中になってきた・・・

 報道では・・・

 資産1億ドル(約102億円)を超える“スーパー富裕層”数ランキングは、香港が首位。以下、スイス、オーストリア、ノルウェー、シンガポールが続いた。・・・世界には金持ちはゴロゴロしている・・・

 百万長者になりたいものです・・・日本円だったら100万円位の資産はありますが・・・その120倍となると・・・じゃなくて・・・

 と言いつつ・・・日本は、労働が強制されるのですから・・・収容所群島になるのかね?平日に家でふらふらしているなんって許されなくなる・・・平日の昼間に笛を吹いているなんて・・・一応、真面目にフルートの練習も欠かしていませんけど・・・怖い世の中がやってくる・・・

 中国の都市のレイアウトの話だった・・・社会主義国は原材料と仕事がやってくる・・・名誉な事です・・・?日本は、補助金が・・・上手に申請すれば貰えます・・・か・・・?あちゃ、また余計な事を・・・

 都市を生かすためには、様々な物資を都市に供給しなければならないわけで、中国はこんな具合に物資を都市に運びこんでいるというわけです・・・そして、気になるのは・・・これらの物資は国家備蓄も兼ねているのかという事ですね。そのあたりも気になります・・・日本は戦争をすれば間違いなく飢えるが・・・戦争継続のための物資の確保は政府は考えているのか?気になりますね・・・中国を牽制するなんって・・・かなり、危険な気がしますが・・・

2015.02.24

  

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