現在をうろうろ(1762)
日本貧窮者経済新聞
 日本語で書かれたオーストラリアの安全保障政策を眺めると・・・?(2)

 前回の続きですが・・・オーストラリアの 安全保障政策 アジア太平洋への関与強化を目指して 防衛省の防衛研究所の物ですね・・・これを眺めていますが・・・結局は、米中関係の中で揺れる日本・・・ただそれだけのような気がしますが・・・同じアイテムを持つお友達にしたかったら・・・そうりゅう型は嫌だ!って、さすがに、オーストラリアなんか友達じゃないとも言えずに・・・中国が怖くて、日本のそうりゅう型が買えなかったことにしたくなっているような感じですが・・・しかし、あまりこの線で記事を流すと、オーストラリアに嫌われるのではないかと・・・どうも、日経がフィナンシャルタイムズを使って記事を流した気配があるし・・・信用を無くす可能性があるような?それの方が、私は怖いのだが・・・中道だったはずが・・・とかね。

 基本的に、私は日本で流れる報道に関しては・・・あまり、信用していないのでね・・・インターネットのおかげで、通信社並みの・・・いや、場合によっては軽く超えられるだけの情報収集ができますからね。

 さて、太平洋安全保障条約への言及がありますが・・・

共に関与する米豪同盟
 1951年にオーストラリア・ニュージーランド・米国 3カ国安全保障条約(ANZUS)を締結したオーストラリアは、すでに参戦していた朝鮮戦争を含めて、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガニスタン戦争、そしてイラク戦争において、大規模な戦闘部隊の派遣を含むさまざまな手段で米国と緊密に協力してきた。イラク戦争では国内での多くの批判にもかかわらず、当時のジョン・ハワード政権は、500人の特殊部隊を含む陸海空合わせて約 2,000人からなる部隊を派遣した。また 2012年末現在、オーストラリアは、1,550人の部隊をアフガニスタンに駐留させている。


 これって、別にアメリカ様に尻尾を振っての話ではないと思うが・・・太平洋安全保障条約自体もアメリカとオーストラリア・ニュージーランドでは見解が違うようですからね・・・事実上、ニュージーランドは仲間じゃないことになってるしね・・・北半球での核争議は関与したくないという感じですからね。

 まあ、私の印象は・・・ネビル・シュートの小説の影響があるから、あまり当てにはならないが・・・可能性はありますね。どうも、日本はアメリカ様に尻尾を振るのが好きでね・・・「自立・自助」の精神に欠けるのではないかと・・・この辺りの精神の表出が、国際貢献の形で表れているだけではないかと・・・自分の判断で・・・言われたからではない・・・

 こういった精神の連中に対して・・・中国に脅かされて、そうりゅう型の導入を見送った・・・そんな風に思われていると知ったら?大暴露大会になるかもね・・・

 オーストラリアが現在まで米国との同盟関係をこれほど重視する理由は大きく分けて 2つある。一つは、国防政策上、米国との同盟が不可欠の役割を果たしている点である。オーストラリアの国防政策は特に 1987年の国防白書により体系化されて以降、「オーストラリアの直接防衛」を最も重要な戦略的目標としてきた。そしてこの文脈で、インテリジェンス、装備技術や「核の傘」などを提供する米国との同盟関係が重要視されてきた。

 これはどうかな?核の傘は・・・?ニュージーランドは、そんなものは要らない!ですからね・・・ニュージーランド軍は・・・ほぼ、最小限の軍隊という感じですから・・・核の傘は否定するが、オーストラリアの同盟国として行動することになっていますからね・・・なかなか、関係は難しい・・・くだらない政治闘争の結果の戦争は避けたいようですからね・・・したがって、くだらない政治闘争には注視するが、かかわりを持ちたがらない・・・日本とは真逆・・・見栄とハッタリで、あちこち首を突っ込んで首が回らなくなるパターンが多いのでは?日本は、客観的な判断が下手だから・・・言い訳ばかりする・・・当人はしているという自覚がない・・・言い訳文化かね?

 まあ、この手の文は・・・ある目的があって書くわけだから仕方ないが・・・なんだか、日本というものを重ね合わせすぎているような?なんで、こうも強い思い込みの中での分析になるかね?

 もう一つは、オーストラリアが米国のアジア太平洋地域に対する関与に国益を見いだしてきた点である。オーストラリアは、アジア太平洋の安定を保つうえで米国が大きな役割を果たしてきたとの認識を再三にわたって示しており、その関与を支援することが地域の安定に資すると考えている

 これはどうかな?関与の内容ではないかと・・・第二次世界大戦で太平洋の島嶼部でのつまらない戦争がアメリカの大洋州への関心が高まったことは間違いないが・・・やはり、オーストラリアは欧州とのつながりの方が強いのではないかと?日本は、どうしても世界をアメリカを中心に考えるが・・・そのあたりの認識に差があるような気がしますね。

 どうして、こうもアメリカ様をヨイショするかね?どうも、日本は主権を持たないアメリカ様の腰巾着的になるかね?なんだか、情けなく思える・・・そもそも、イギリス連邦の国だという認識はあるのかね?アメリカ様ばかりを中心に述べるが・・・日本と違って、アメリカ様の属国ではないのだが・・・エリザベス女王を仰ぐ国ですからね。・・・偉大なる安倍晋三閣下は陛下ではなくアメリカ大統領閣下を仰いでいるのかね?なぜか私は突然極右に化けてしまうな・・・

 アメリカの属国根性での日本とは違うという認識が必要なんですが・・・属国根性を払拭できずにいる・・・払拭する方向性が戦前の軍国主義と不思議な民主主義への回帰ですから・・・頭がおかしいのではないかと・・・

 まあ、確かに、戦争をするとなると・・・名目的な責任者としての東条内閣のような不思議な組織を生み出した政体というかなんだろう?天皇権威の下での、内政をつかさどるための内閣と外務と軍務を直接統括する実態としての組織を持たない共通の利益で動くわいわい合議体・・・高天原型の合議体の存在かな?これの復権を考えているのかね?

 どうも日本を動かしているものが、表に現れている組織とは違うみたいでね・・・

 しかし、日本は戦争に向かってどんな風な歩みをするやら・・・戦争の結果は見えていますから・・・その先の将来も・・・ある程度予測がつきますが、あまり素敵な未来とはいいがたいような気がしますね。・・・じゃなくて・・・オーストラリア・・・気になるのは・・・

 、2012年 11月に開催された AUSMIN の共同コミュニケによれば、米軍によるスターリング基地を含む豪海軍基地の使用増大が次の検討項目として挙げられている。

 検討項目として掲げたのはアメリカ様で・・・オーストラリアは、浚渫する金がないからそれは無理!と突っぱねたんじゃないのかね?そのために、日本のそうりゅう型もスターリング基地での運用が困難で・・・選から漏れた・・・どうも、この手の論を読むと、日本的な願望ってのが中心になって書かれることが多くてね・・・主語がオーストラリアではなく、日本にとってのオーストラリアは・・・という感じですからね。どうも、近頃のアメリカ様のリバランスの根底にあるのは・・・TPPで繁栄する航路を考えないといけないようですからね・・・

 なんとなく、TPPによって繁栄するものに関しての認識がずれている気がしてね・・・TPPの気配ってのは、チリ産のワインとスモークサーモンに感じられますが・・・たまには食いたいが、お財布様の御許しは出そうもないのでね・・・貧乏は嫌いだ!しかし、貧乏の原因を作っているのは誰なんだと・・・お財布様から糾弾されそうで・・・おとなしくしているしかないですね。

2016.04.29

  

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