現在をうろうろ(1761)
日本貧窮者経済新聞
 日本語で書かれたオーストラリアの安全保障政策を眺めると・・・?(1)

 あれ、こんなの知らなかった・・・オーストラリアの 安全保障政策 アジア太平洋への関与強化を目指して 防衛省の防衛研究所の物ですね・・・そうだな・・・ざっと拾い読み・・・

 2009 年国防白書は、このようなアジア太平洋地域における力関係の変化によって、将来さまざまなリスクが生起する可能性があると指摘した。そのリスク認識は大きく 2つの要素からなっている。第 1に、大国間関係の変化に由来するリスクである。2009 年国防白書は、これまでアジアにおける平和を支えてきた米国の卓越性が特に中国の台頭によって挑戦を受ける中で、米国が地域における役割を大幅に縮小させる可能性があると指摘した。また、大国間関係の悪化によって万が一戦争が勃発した場合、オーストラリアもまた何らかの形で戦争への参加を求められるかもしれないというシナリオにまで言及している。

 はあ?オーストラリアは基本的には、アメリカの戦争には参加しない方針じゃなかったっけ?これが、もっと顕著なのがニュージーランドでしたね。こちらは、軍事協力に関しては手を切っているようですから・・・

  2のリスクは、地域諸国の軍事力の増強によるものである。オーストラリアは人口が 2,260万人、常備兵力が 5万 9,000人であり、アジアの中では人的規模の面で小さな国家である。そのため従来は、軍事力の「量」で太刀打ちできなくとも、「質」において周辺諸国に優越することを重視する「能力優越」政策を採用してきた。しかし、アジア諸国が軍事力の質的向上を進めれば、「能力優越」政策の基盤をゆるがしかねない。

 潜水艦戦略を中心に考えると・・・そもそも、潜水艦基地の場所を考えると・・・何の備えで、この場所に潜水艦基地・・・そりゃ、インド洋しかないと思うのだが?アジア諸国・・・それだったら・・・潜水艦基地は、中国に運営権を放り出したダーウィンとかもっと南シナ海に近いあたりと思うのだが?

 「日本らしい日本」だとアメリカ様の戦略に迎合することが中心のようですからね・・・一応どこの国の戦略を眺めても、まず、基本は自国は自国で守るのが原則で、それを強化するための同盟関係ですからね。主体は自国・・・ここから始まっていますが、日本の場合は・・・いつも、関係の中での日本で、主体性がまるで感じられない・・・合衆国組日本組組長安倍晋三・・・二次団体みたいですからね・・・

 オーストラリアの戦略では、インド洋は長大な航続力を持つ潜水艦が2か月程度の航海で哨戒していると考えると・・旧式かもしれないが・・・昼間の潜航・夜間の水上航行で・・・(4×8+10×16)×60=11520 (4×12+10×12)×60=10080 まあ、12000海里程度の哨戒航海を予定しているとか?どうせ、何か所か寄港するのでしょうから・・・しかし、これだけの航続力があるわけですね。一応、70日の食料などの消耗品を積んでいますね。

 インド洋のどこへ哨戒へ行くのか?関係国は・・・行き先は、世界自然遺産であるが観光に行けないところかね?ハード島とマクドナルド諸島Home page Heard Island・・・右の写真の下の方の南極に近い島・・・潜水艦母港は右上・・・往復5000海里弱で、途中に寄港地はないですね。隣の島は・・・フランス領・・・

 インド洋だとココス諸島がありますが・・・こちらは、空港もありますから哨戒する必要はないですね。陸上で押さえているわけだから・・・インド洋が哨戒海域だろうと思われますからね。

 超大型船による昔のクリッパー航路でも生き返ると大忙しかもしれませんが・・・そうなると、大型水上艦の導入があるかもしれませんね。やはり、航続距離と居住性の重視と・・・信頼性ということですかね・・・インド洋は広い・・・紛争の種がまるでないかというと・・・そうでもなさそうですからね。

 あれ?何これ・・・

 ギラード政権がアジア太平洋地域への関与強化を訴える第 2の理由として、豪軍が現在関わる主要な作戦において部隊を大幅に縮小する予定であることが挙げられる。豪軍はアフガニスタンにおける作戦に約 1,550人の部隊、東ティモールの国際治安部隊に約 400人の部隊、ソロモン諸島における国家再建事業に約 80人の部隊を派遣しているが、今後これらの部隊は縮小もしくは撤退させるとしている。アフガニスタンにおいては 2012年 7月にアフガニスタン政府へウルズガン州の治安維持の責任移譲が開始され、また東ティモールにおいても同年 11月に撤収が開始された。これによりオーストラリアは、アジア太平洋地域に対する豪軍の関与強化を模索することができる。

 これって・・・私には理解不能・・・なんで?アジア太平洋地域における?になるのか不明・・・オーストラリア政府も金がない・・・日本のように借金の山を抱え込みたくないから・・・金のかかることの整理を図っている・・・ヨーロッパとのつながりだと、基本的にオーストラリアはインド洋に面する国のはず・・・東南アジアの太平洋地域の貿易に関しては・・・シンガポール・ブルネイあたりがメインになるのでは?この辺りとの中継による中国との交易のような気がするが・・・?

 さらに、これらの作戦の終結は、アジア太平洋地域における豪軍の活動を増大させる機会となるだけではなく、今後オーストラリアが同地域において政府高官によるハイレベルの外交を強化する機会を得ているといえよう。

 アジア太平洋地域における豪軍の活動を増大させる機会・・・これは無いのでは・・・冷戦時代からスタンスは変わっていないと思うが・・・?政府高官によるハイレベルの外交を強化・・・これは、平和のために必要ですね。最も金のかからない方法ですね。日本はこそこそと、陰口のような牽制をするから面倒な上に、金がかかることになる・・・偉大なる安倍晋三閣下が、外遊の度にどれだけ金をばら撒いてきたのやら?

 どうも、この絵も理解しがたい・・・オーストラリアはアメリカ様の便宜を身銭を切ってやることはないようですからね・・・この辺りが、日本とは違うところですね。

 ダーウィンの港の運営権は中国企業へ出しているし、スターリング基地への大型艦のアクセスのための浚渫も蹴っていますし・・・おかげで、そうりゅう型もこの地域に入ることは困難・・・

 この絵は・・・アメリカ様の肝煎で中国包囲網が作れれば・・・そのあたりの願望の結果のような気がするが・・・オーストラリアは、アメリカの手先となって火中の栗を拾う気は全くない・・・それだけでは。

 面白い・・・どうしても、落としどころを・・・

 オーストラリア北部の「海空ギャップ」と呼ばれる地域における防衛作戦を中心として豪軍の能力を構築する方針を打ち出した(図 2-3参照)。すなわち、「海空ギャップ」を通って侵攻してくる敵部隊を撃破するとともに、その拠点となる基地を打撃し、あるいは、万が一上陸を許した場合はこれを速やかに排除する多層的な防衛戦略である。もちろん、この「自助」概念は、あくまで米国との強力な同盟関係を前提としている。 はあ?なんで、自助の概念と認めているにもかかわらず・・・米国との強力な同盟関係を前提・・・これになるのかね?

 「日本らしい日本」だと確かにこんな感じ・・・まるで、ナショナル劇場の水戸黄門だね・・・アメリカ様が出てきて・・・控え!汚郎・・・なのかね?独立主権国家・・・まあ、いいか・・・そんなものかね?どうでもよいか・・・「日本らしい日本」のあなた任せの自助努力・・・不思議な論理構成になるね・・・控え・・・おる・・・ろう・・・いや絶対、控え汚郎だね・・・汚れたやつであると決めつけてのレッテル貼りでしょうからね・・・控え・・・控えズ・えタリ・う・えタリ・え・・・の命令形・・・に汚郎…だよ・・・控え〜!裂帛の気合で・・・これに続くやつですからね・・・をるだとラ変・・・控え居るよ(う) 終止形の音便変化だと弱いしね・・・ああ、何やってるんだ・・・これであってるのか?古典文法など忘れかかっているし・・・控えの呼びかけ(命令形)に強意の終助詞のい、汚郎・・・日本語の文法はわからん!何で1つに決まらんかね?これも「日本らしい日本」か?まあ、控えぃ!汚郎!なんと差別的な権威主義的な・・・頭が高い〜・・・でアメリカ様の出番かね?情けないね・・・

 日本的な概念では・・・この「自助」概念は、あくまで米国との強力な同盟関係を前提としている。・・・オーストラリアではなく、日本のことについて言ってるとしか思えないわけです・・・

2016.04.29

  

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