総理大臣の敗戦記念の70年談話は・・・？（8）

現在をうろうろ（1168）

　総理大臣の敗戦記念の70年談話は・・・？（8）

　しかし・・・不思議な論法を使った不思議な談話・・・みんなが言うから、談話をするけど・・・ぼく知らない！って感じに囲まれた中に書かれた不思議な文章・・・

私たちは20世紀において、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去をこの胸に刻み続けます。だからこそ、わが国はそうした女性たちの声に寄り添い、常に寄り添う国でありたい。21世紀こそ、女性の人権が傷つけられることのない世紀とするため、世界をリードしてまいります。

　戦争が、人々を不幸にしたのだよ・・・別に女性だけに限ったことではない・・・日本の身勝手な資源獲得のために、どれだけの人が泣いたのか？南方には資源が、満州には農地が広がっている・・・東亜新秩序！これの達成のために人々が踊らされて分村計画などまで作らせて、移住を進めたりね・・・外地だと徴兵の手は伸びてこないから・・・でも、実質的には屯田兵ですからね。辺境防衛のための組織でもある・・・ただ、武器なしですけどね・・・貧しい日本の辺境統治の尖兵たち・・・

　まあ、化学肥料の使用によって生産力が上がり、結果として飛躍的な人口の増加があった事が背景にありますね。今とは違って、食料があれば、それだけ人間が増えた・・・セイの法則の通りのことが起こったわけですから・・・食料生産物は全て食べられて結果として人間が増える・・・今は、飽食の時代なのか？私は・・・食料品の高騰にあえいでいる・・・あと、欲望の虜ですから・・・食い物を削っても手に入れたいものもあるのでね・・・金はあるだけ使ってしまう・・・優先順位は生きるための食品、残りは・・・とにかく沢山の物が欲しい・・・結果、増殖したフルートや楽器たち・・・これだからダメなんですね。わかっちゃいるけどやめられない・・・独身だからできる遊びと心得ている・・・

　興味深いね・・・歴史の教科書に日本の阿片貿易に関しては書いていないけれども・・・国立公文書館　アジア歴史資料センター　国際連盟阿片関係一件　麻薬製造国会議ノ部　どうやら麻薬問題でも日本は叩かれているようですね・・・じゃなくて・・・

　女性の人権が傷つけられる状況になること自体が問題ですね。戦争は殺人を合法化するものですからね・・・社会秩序自体が変化する。戦争などやっいない状態での社会は・・・安定している・・・その文化が持つシステムがきちんと動いているから、慣習法などによって規定された社会秩序で回っている・・・ところが、政府が始める戦争で、その社会システムにゆがみが出る・・・その結果、特務機関であるとか・・・軍に物資を供給するという大義名分で・・・麻薬取引などを表向き合法として、実は・・・麻薬中毒患者を搾取していく工作が行われたりする・・・結果は、外邦でも一家の働き手が軍属に取られたり、麻薬中毒患者になるなどして・・・家計を崩壊させ・・・一家離散とか、条件の悪い職に就かざるを得ない・・・または、日本的な年季奉公で、事実上売り飛ばされたりもする・・・

　再び戦争の惨禍を招くための法を作っているなんって・・・単に、政府が真摯に外交を行えばよいものを・・・靖国に参拝したり、軍拡を唱え、防衛大綱で中国を仮想敵国扱いし、韓国は共通の価値観を持たない国へと・・・こんな嫌われることばかりしているのはなぜ？仲良くなるための努力でないことを・・・国内に喧伝して・・・

　アメリカ様は・・・内政に関して不干渉ですから・・・何をやっても、直接アメリカの国益に反しない限り、歓迎する＝分かった、勝手にやれ・・・と言うことになる。さすがに、靖国参拝に関しては、アメリカ様らしくないことを・・・失望を示したことが、アメリカ的でないからオバマ大統領を非難する声がアメリカ国内で上がったわけですからね。

　まったく・・・なんで、戦争のための法など作るかね・・・成立すれば、戦争が近づいたことを感じるようになる・・・常在戦場・・・の意識が高まればどうなるか？微妙な社会不安が内在するようになる・・・猜疑心の醸成・・・いつかは戦争・・・結局は、ふつうは戦場で一線に立たない人たちが、心配し、生活を守るために懸命の銃後の働きをしなければならなくなる・・・それが、戦争・・・

　やがて、日本国内でもモルヒネを大量に製造することになるのかね？戦争は戦傷者をたくさん作ることになる・・・その結果モルヒネなどによる麻薬中毒患者もたくさん作ることになる・・・医原性麻薬中毒患者・・・

　戦時下には・・・男たちは・・・基本的人権を踏みにじられて、徴兵・・・戦場へ、名誉の戦死・・・軍神として崇められることで・・・名誉を得たのか？しかし・・・銃後は？結局のところ・・・生業の担い手を失った家庭はそのまま悲惨な生活へ・・・働き手を取られた上に殺されてしまえばそれでおしまいですからね・・・身勝手な資源獲得の親玉の岸信介商工大臣、実質的な軍需省の親玉の岸信介軍需省次官・・・軍と結びついて、間違いなく金持ちになったのでしょうね・・・阿片で儲けたという噂もありますからね・・・阿片王との親交・・・三井物産の阿片取引・・・どうやら、様々な物資の代金として阿片を使った貿易が行われていたような感じですね。日本政府が・・・国際世論の防壁になったりして・・・朝鮮や台湾にも阿片窟が・・・

　しかし・・・戦争の恐怖による平和が・・・積極的平和主義なら、これ自体が・・・平穏な暮らしを破壊し・・・女性の人権が傷つけられることのない世紀とするため、世界をリードしてまいります・・・に反することになる。

　しかし、積極的平和主義と東亜新秩序の類似点がね・・・基本的には同じですからね・・・問題は根の部分なんでしょうが・・・これまた同じなのかもしれませんね。

　阿片関連の史料を眺めていますが・・・なんだか、まるで近頃の核開発の制限を行うのと同じような扱いですね。国益を守るために、麻薬の消費量を水増ししたくて仕方ないようですし・・・輸出入に関する制限を緩やかなものにするために様々な努力をしていますね・・・保護される利権はどうやら三井物産と三菱商事のものみたいな感じですが・・・なかなか頑張って国益を守っているという感じですが・・・阿片中毒者が出るわけですが・・・

　戦争にこだわる理由が・・・やはり、商人連との関係で・・・自衛隊を派遣して治安を維持しての開発行為を望んでいるとか・・・なんだかね・・・気になります。

私たちは経済のブロック化が紛争の芽を育てた過去をこの胸に刻み続けます。だからこそ、わが国はいかなる国の恣意にも左右されない、自由で公正で開かれた国際経済システムを発展させ、途上国支援を強化し、世界のさらなる繁栄をけん引してまいります。

　あれ？TPPの決着がつかないのは・・・自由で公正で開かれた国際経済システムの構築を阻害する・・・国々の国益ってやつではないのかね？発展途上国支援も・・・単に、炭素クレジット稼ぎの高効率石炭火力発電所の売り込みのようですからね。原発はどうしたのかね？近頃、話題にならないが・・・原発支援によって減った二酸化炭素の排出量は、炭素クレジットへの算入が認められていないからかね？わが国はいかなる国の恣意にも左右されない・・・と言っていますが・・・よくわからない「国益」というやつに振り回されているような感じですね。

　なんとなく、大東亜戦争もそういった「国益」と称される・・・思惑で振り回されて開戦に至ったみたいな感じですからね・・・しかし、気になるのは・・・昭和の初めに日本が押さえていた東アジアでの阿片取引・・・中東産の阿片を・・・そして、満州や内地でのケシの栽培・・・関東のあちこちにその時のケシの名残が・・・まだ畑から逃げ出した奴が自生していたりしますね・・・結局は国益によって商社なども守られることになる・・・

繁栄こそ平和の礎です。暴力の温床ともなる貧困に立ち向かい、世界のあらゆる人々に医療と教育、自立の機会を提供するため、一層力を尽くしてまいります。

　問題は、国内の貧困ですね・・・どうも、日本は貧しいような気がしてね・・・どうも、豊かというにはちょっと違うのではないかと・・・確かに、見かけはそれほど貧困ではないかのように見えますが・・・かなり生活が苦しくなっているような？平和が、繁栄の基礎ではないかね？戦争なんかちょくちょくやられた日には庶民の生活など成り立たなくなりますからね。日本でも、十分な医療を受けられない貧困ってのがあるような気がするし・・・いつの間にか国民健康保険からも逃げ出している人たちもいるし・・・日本の貧困率はかなり高くなっているのではないかと・・・？

私たちは国際秩序への挑戦者となってしまった過去をこの胸に刻み続けます。だからこそ我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値をゆるぎないもとして堅持し、その価値を共有する国々と力を携え、積極的平和主義の旗を高く掲げ、これまで以上に貢献してまいります。

　どうも、自民党の掲げている自由・民主ってのは本来的な意味のものと随分と変質しているような気がしますが・・・同じ言葉で語っても・・・その実が明らかに違うのでは意味のない話のような気がしてね・・・交戦国の双方の国民の人権を踏みにじる戦争法制を現実のものにしようとしているわけですからね・・・まるで信じられない、そして・・・積極的平和主義はどうやら、近衛の踏襲みたいですから・・・東亜新秩序と中身が変わらないような？世界に冠たる日本！を叫びたいようですからね・・・

戦後80年、90年、さらには100年に向けて、そのような日本を国民の皆さんと共に作り上げていく。その決意であります。

　戦争をする国にならないことを祈りたいですが・・・もうじき戦争法案は確実に成立することになっていますから、何を言っても無駄でしょうね。ちょっと、アフリカあたりをよく知らべてみるのもよいかもしれませんね。何しろ、中国との衝突がありそうなのはアフリカのような気がしてね・・・さて、戦争法案の成立で、日本はどんな風に変化していくのだろうか？まあ、野党も政治屋諸氏がなんとなくやっているような感じだし・・・日本は自由や民主など只の看板で、その実がない国であることも分かっていますから・・・あまり気にしませんがね・・・このまま、貧困率が高くなるとどうなるのだろうか？それが気になりますね・・・たぶん、商社が貧困層の輸出を始めるのではないかと・・・東亜新秩序構想と変わらなければ・・・

以上が、私たちが歴史から学ぶべき未来への知恵だろうと考えております。

冒頭私は「21世紀構想懇談会」の提言を「歴史の声として受け止めたい」と申し上げました。同時に、私たちは歴史に対して謙虚でなければなりません。謙虚な姿勢とは果たして、聞き洩らした声が他にもあるのではないか。常に歴史を見つめ続ける態度であると考えます。

私はこれからも謙虚に歴史の声に耳を傾けながら、未来への知恵を学んでいく。そうした姿勢を持ち続けていきたいと考えています。

　歴史に対して謙虚ね・・・？本当に大丈夫かね？どうも、戦争が近付いているようにしか見えないのだが・・・単に、財政再建が上手くいっていないことのカモフラージュのためなのか？下関の景気が回復するようなら・・・見通しは明るいが、なんだか、下関の貧困率も高そうだし・・・大丈夫かね？それより・・・「この道しかない」とか色々と言いますが・・・結局はどれも一過性の言葉に過ぎないですからね・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君には、信念って無いのかとだんだん心配になってきます。・・・かわいそうな晋ちゃん・・・そんな感情が近頃私の中に生まれていますね・・・宴席とゴルフに生きてるのかね？そこだけが安らかな時だったりして・・・

2015.08.19