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日本貧窮者経済新聞
 中朝国境を流れる鴨緑江の国境施設は・・・? 2021.11.17

 何だか、北朝鮮の専門報道機関が北朝鮮に関して何も知らないのではないかと・・・消毒施設の不備で遅れる北朝鮮の貿易再開|ニフティニュース 何だか、私にもよくわからないね・・・?よくわからないと、精査したくなる・・・

北朝鮮は昨年1月、新型コロナウイルス対策として国境を封鎖し、貿易を停止した。国内では食糧と物資の不足が深刻化する一方で、貿易再開を望む声が多く聞かれる。

 はあ?北朝鮮は鎖国が続くと・・・国産品の開発が進むような感じですがね・・・どうも、食料自給率も100%に近いのではないかとね・・・流石に、バナナとかは生産していないようですが・・・それでも市場で値段のついたバナナがあったような・・・?生産しているのかね・・・?こういったものも気になりますね・・・

 砂糖が話題になりますが・・・日本でも北海道で砂糖は北海道産の奴を生産しているし・・・北朝鮮も同様に甜菜糖を生産していますからね・・・近ごろでは、甜菜糖の生産施設も地方にひろがりつつあるようでね・・・

 嘘つき米国の法螺話市場では、食料や物資の不足が叫ばれているようですが・・・なんだか変でね・・・?

両江道のデイリーNK内部情報筋は、平安北道(ピョンアンブクト)の義州(ウィジュ)に消毒施設が完成したとの話が伝わり、地域住民や商人が大いに期待していると伝えた。この施設は今年4月に完成が伝えられていたが、最近になってようやく実際に運用できる状態になったものと思われる。

 列車の消毒施設は・・・40°06'30.2N 124°24'06.3E - Google マップ ここに、仮設のビニールハウスに類似のトンネル状の施設が作られたが・・・稼働には至らずに放置のようでね・・・ここで消毒して、検疫を・・・40°09'06.4N 124°29'57.3E - Google マップ ここの新設の施設で行うのであれば、私も理解できますがね・・・

 この軍民共用の空港施設を改装した施設しか、頭の悪い米国の研究者は注目していないという間抜けさでね・・・水際での消毒処置+中身の検疫・・・こういった手続きを理解できない様でね・・・

しかし、このような施設は両江道には存在しない。

 はあ?中朝国境のシステムの様子を、北朝鮮に関する専門報道機関は知らないのかね・・・?と、疑問を感じちゃうわけでね・・・中朝国境施設は・・・確か1ダースほどあって、仮設の国境施設もいくつかあるね・・・あと、伝統的に勝手に移動する奴もあるようですがね・・・鴨緑江沿いには・・・中国は国家1級口岸と呼んでいる外国人が利用できる国境施設と現地の中国・北朝鮮人民だけが利用できる国家2級口岸という2種類の国境施設があるわけでね・・・先ずは鴨緑江の河口から遡ると・・・

 1つ目は新義州と丹東を結ぶやつがあって、ここは1級口岸・・・40°06'45.6N 124°23'44.8E - Google マップ 鉄道と道路の両用橋だね・・・

 戦前は、渡し場が沢山あって、中朝を結んでいる場所があるわけでね・・・ただ、こういった所でも国境管理がまるで無いのではなく・・・地方行政機関に扱いがあって・・・国境から戦前は4里だったかな?そこに居住する人には国境通行証が発行されて・・・こいつで、行き来が出来たわけでね・・・ここだと、税関監視所が置かれているわけでね・・・物流は、個人の携行する荷物の形で黙認するという奴だね・・・業としてはダメという奴でね・・・こういった奴も、近頃は無くなっているのかね・・・?戦前の話は置いて置いて・・・

 使っていない鉄道橋がありますね・・・40°27'30.9N 124°52'43.2E - Google マップ ここにある奴・・・中国の上河口-北朝鮮の青水を結ぶ路線ですね。これは、水豊ダムを建設するための鉄橋のようで・・・北朝鮮内の平北線 - Wikipedia これが昭和14年に開通して不要になったかね・・・?朝鮮戦争で損傷を受けるも、この路線が活躍したようですね・・・その後使われずに今に至るわけでね・・・

 2つ目は渭原と老虎哨を結ぶやつだね・・・40°53'40.8N 125°57'46.2E - Google マップ ここの渡船だね・・・ここは2級口岸ですね・・・

 右のようにフェリーで渡ることになるわけでね・・・無知な北朝鮮に関する専門報道機関は・・・北朝鮮でロックダウン相次ぐ…4万人に外出禁止令 (2020年11月26日) - エキサイトニュース

地域を流れる鴨緑江には、北朝鮮と中国が協同で出資し、1988年に完成した渭源ダムがある。ダムの擁壁の上には道路があり、合法的な出入国に使われているが、このルートを使い、民間人はもちろんのこと、国家機関に至るまで、密輸を行うことで人口4万人の町は潤ってきた。

 平気で嘘を書いているわけでね・・・馬鹿だね・・・2級口岸なので、外国人の行く場所ではないので・・・情報が僅少なのでしょうね・・・だから何も知らないでイーカゲンな話を流すわけでね・・・面白いね!低級な法螺話しか製造していない事がバレバレになるわけでね・・・馬鹿だね。

 3つ目が満浦と集安を結ぶやつだね・・・ここは鉄道橋と道路橋がありますね・・・鉄道橋は41°09'19.1N 126°16'23.1E - Google マップ この上流1kmちょっとの所に道路橋がありますね・・・1級口岸ですね。41°09'04.2N 126°16'54.0E - Google マップ 鉄道駅に新義州のような消毒施設を作る気は無いようですね・・・

 道路の方からの北朝鮮への入国は可能なのかもしれませんが・・・30日の検疫隔離になるのかね・・・?検疫隔離を受けるのであれば・・・という条件じゃなかったかね・・・?

 集安市って中国の都市ですが・・・好太王の時代は朝鮮だね・・・?41°08'41.4N 126°12'51.1E - Google マップ ここに好太王碑があるようですね・・・

貿易再開のためには消毒施設が必須だが、恵山近郊の税関にはそのような施設がない。6〜7月に建設の話は出たものの、様々な問題点が浮上し、実現には至らなかったとのことだ。

 恵山の税関には・・・消毒施設って・・・?鉄道輸送という条件で言うなら、新義州と同等の条件を満浦は備えているのに・・・何で、恵山にこだわるのかが意味不明だがね・・・と、無知な北朝鮮に関する専門報道機関に喧嘩を売るのは後回しにして・・・中朝を結ぶ所だね・・・満浦の上流だと・・・雲峰ダムの建設のための鉄道橋があるね・・・41°21'16.0N 126°29'59.9E - Google マップ ここ、北朝鮮と中国を結んでいる・・・中国と北朝鮮を結ぶもう1本の橋が・・・41°22'17.6N 126°31'47.8E - Google マップ これだね・・・

 北部内陸線・・・北部内陸線 - Wikipedia これの第1期工事が満浦-恵山間で、その先駆けになったのが満浦-雲峰間で、雲峰ダムの建設のための路線で・・・このときの雲峰駅が左の画像の赤の線・・・中国領内を走ってダムサイトの雲峰駅になるわけでね。雲峰ダムの建設が始まり、北朝鮮領内の工事が進捗して、赤の路線は消えたわけでね・・・恵山までの建設が終了・・・どうやら、北部内陸線のWikiの記述が変でね・・・ダムサイトの雲峰駅41°22'42.1N 126°31'27.6E - Google マップと本来の雲峰邑の上豊江駅41°21'32.6N 126°32'30.2E - Google マップとの混同があるようでね・・・上豊江駅の信号場を雲峰駅としているようでね・・・41°21'29.1N 126°32'06.7E - Google マップ この辺りだね・・・

 雲峰駅が旧雲峰駅になって、新雲峰駅ができて新雲峰駅が上豊江駅になったので、旧雲峰駅が雲峰駅に戻ったようでね・・・

 とにかく、橋はあるが往来は無いわけでね・・・

 4つ目が中江と臨江を結ぶやつで・・・41°47'34.3N 126°53'46.2E - Google マップ ここだね。ここは2級口岸ですが・・・北朝鮮を中国から撮った写真で良く紹介される場所ですね・・・41°42'49.9N 126°48'15.9E - Google マップ ここの鉱山町ですがね・・・中江は・・・昔は中江鎮で、日本の守備隊兵舎が・・・41°44'33.6N 126°52'31.9E - Google マップ ここにあって・・・

 左が大日本帝国の残滓かもね・・・?既に、取り壊されましたが・・・トイレと洗面所が渡り廊下で繋がるスタイルとか・・・

 あとは・・・ここには飛行場もあったようですね・・・新義州との連絡便の実験などの記録がありますからね・・・どうやら、朝鮮総督府の営林支廠や測候所、憲兵分隊を置いた辺りに新しい街が形成されたようですね・・・

 どうやら、左の赤丸の辺りが中江洞口・内洞と、下の中江鎮守備隊へと・・・これの北東の赤の枠辺りが、飛行場のようですね・・・

 中江郡 - Wikipedia 1933年1月13日には日最低気温で-43.6℃を記録している。寒いね・・・

 この測候所は・・・昔の地図だと・・・

 右のようになりますね・・・田圃の中に飛行場は・・・昔は作らなかったので、この辺りで田になっていない地盤の良さそうな草の生えにくそうな場所を想定したわけですがね・・・多分OKなのでは?

 測候所の露場の跡は・・・多分、41°46'50.0N 126°52'41.3E - Google マップ この周辺でしょうね・・・多分、この辺り・・・私は遊び・・・

 5つ目が恵山と長白の41°24'25.3N 128°10'30.1E - Google マップ ここだね・・・何で、鉄道で繋がっていないのに消毒施設の話になるのかが不明でね・・・

 まさか、新義州の新しい施設って・・・鉄道関連施設という意識が無いのかね・・・?鉄道を引き込んでいるから・・・米国の研究者が消毒施設としているようですが・・・?新義州の鉄道消毒施設は橋を渡って直ぐのところにあって・・・ここから、新しい検疫施設へと・・・そういった流れだと、私は妄想していますが・・・恵山には鉄道が無いから・・・人とトラックと積み荷の検疫施設になるはずで・・・

 左のような場所だよ・・・最初から考えていないと思うが・・・?この辺りって、恵山市の方が対岸の中国より人口があるわけで・・・50年ぐらい前は、恵山の方が都会だったはずですが・・・?鉄道があったからね・・・吉州のパルプ工場や木材関連の工場へ木材を運ぶための鉄道で・・・中国側は、更なる奥地だからね・・・

 中国側の方が開けていると信じているのかね・・・?この辺りの中国側は河川沿い以外には街が無いのだからね・・・

6月に金徳訓(キム・ドックン)内閣総理や高位幹部が両江道での防疫施設の選定のために恵山、三池淵(サムジヨン)などを視察し、7月には中央非常防疫司令部の高位幹部も最終的な視察を行ったが、結局は建設の承認が降りなかったという。詳細は不明だが、脱北の増加への懸念、そして費用の問題などがあったものと思われる。

 ここから脱北しても鉄道は無いし・・・公共交通機関のチェックは厳しくないかね・・・?国境地帯では乗車券は窓口で・・・

道党(朝鮮労働党両江道委員会)と両江道貿易局のイルクン(幹部)は、来年の初めまで貿易の再開は難しいだろうと見ている。

 恵山の国境施設が開く可能性は至って低いわけでね・・・

ただし、貿易が全く行われていないわけではない。

7月から中央の指示に基づき、両江道貿易局と道内の貿易会社が、鉱石、松の実、イカなどをまとめて、毎月1回、首都・平壌郊外の南浦(ナムポ)港に運び、そこから輸出している。川向うが中国というロケーションにあるのに、数百キロも離れたところから船で輸出するという、非常にまどろっこしい方法を使っているのだ。貿易を中央でコントロールするのが目的だろう。

 これって・・・普通のパターンじゃないかね・・・?対岸の街は、ショボいのだよ・・・だから、南浦経由で中国の大消費地向けに出荷して儲けるのだからね・・・馬鹿じゃん!人が手荷物で運ぶ間抜けな零細な貿易の話ししか頭の中に無いだけじゃん!鉄道貨物で貨車1両にどれだけの荷物が積めるか知らないのでは・・・?まあ、法螺話ばかり流していると、こんな事になっちゃうのかね・・・日本の貨物列車でも30両近い編成で1300トンを1編成で運んでいましたからね・・・北朝鮮の鉄道の方が耐荷重がデカいのでね・・・戦車が運べる・・・

今月8日には、北朝鮮と中国を結ぶ鉄橋の上を、試運転ながら2年ぶりに列車が運行される様子が目撃されている。また、両江道では先月、各機関のイルクンを集めた上で、貿易再開を見越したものと思われる思想教育が行われている。

 普通にするでしょうね・・・馬鹿らしい!鉄道による大量輸送が無いとダメなのにね・・・何で新義州と同じ条件の満浦の話にしないのかね・・・?まあ、何も知らないで法螺話を製造しているだけではないかね・・・?まあ、中朝貿易が止まっているのに・・・商人と消費者から失笑を買う金正恩の「国産品愛用運動」|ニフティニュース 何で、清津に中国製品が溢れているかね・・・?清津(チョンジン)市人民委員会(市役所)の商業化と、各市場の管理所が協力し、国産品を扱う商人の市場管理費を半額にするなどの策で、中国製品ばかりの市場を国産品で満たそうというものだ。

 あれ?気付かなかった・・・商業化は商業課かね?中国製品は既に枯渇だと思うが・・・?なんだか、大笑いだね!さて、仕方ない・・・豆満江の口岸を続けてチェックするか・・・一旦切る!

2021.11.17

    



 北朝鮮経済の実態 ―両江道恵山からの脱北者の証言 木村 光彦




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