現在をうろうろ(7523)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の暗号技術の向上の話だが・・・?

 さて、何か面白いものは・・・韓国と北朝鮮 情報戦のなかで変わりゆく暗号の世界 Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) ふむ・・・なんだか・・・変なの?

韓国の情報機関、国家情報院が28日、韓国国会情報委員会で北朝鮮情勢などについて報告した。人工知能(AI)などの科学的手法を使って分析した結果、金正恩朝鮮労働党総書記の体重が2019年当時よりも20キロほど減って120キロになったと報告。同様に、ちょっとした肌荒れもチェックできるという高解像度画像を分析した結果、国情院は「最近、公の席に出てきた正恩氏は影武者などではない」と断言したという。

 ふむ・・・この中で気になるのは・・・高解像度画像を分析した結果・・・ってのがね。どこにあったのかの?高解像度画像は・・・?まあ、私が見たって・・・ありゃ、影武者じゃないと思うがね・・・一応は、私も写真は眺めていますからね・・・AIとか・・・私はAIは、あまり高級なものだと考えていないのでね・・・まあ、影武者を使う必然性も無いしね・・・あとは、何といっても・・・北朝鮮の公式報道でしか金正恩君の写真が出てこないわけでね・・・

 なんだか、言葉で凄いんだ!を表現しているだけのようでね・・・どの程度の分析をしているのか分からんのでね・・・こんなのは、面白くもなんともないわけでね・・・

科学技術を使った情報収集分析が脚光を浴びるなか、目を引いたのが量子耐性暗号体系についての報告だった。国情院は「情報保護のため、スーパーコンピューターを使った場合でも、数百万年かかっても解けない暗号を使っている」と説明。「ただ、量子コンピューターの時代になれば、今の暗号が無力化するかもしれず、先手を打った対応をしている」と説明したという。

 はあ?量子耐性暗号体系って・・・?単に、現在実用化されているコンピュータと桁違いな演算能力を有するコンピュータでも解くことができない暗号という奴だね・・・

 別に、こういった暗号って昔から使われていなかったっけ?ワンタイムパッドって奴、無限乱数を用いた暗号だね・・・ワンタイムパッド - Wikipedia これの話でしょうから・・・この暗号の問題は、通信文と同じ長さの乱数が必要で・・・この乱数の配布が面倒なのでね・・・

理論的には、正しく運用された場合に解読不可能となる。たとえ総当たりで解読しようとしても、総当たりで生成される多数の文章(文字列)の中には、送信者が暗号化した文章以外にも、人間が意味を読み取れる文章(文字列)が生成されてしまう。従って、解読者には、送信者自身の文章とそれ以外の人間が意味が読み取れる文章を区別することができず、解読不可能となる。

 こういった奴でね・・・

量子コンピューターは、既存のスパコンでも何万年もかかる計算を短時間でこなす高速計算機能を持つ。米中が高性能量子コンピューターの開発競争を繰り広げている。一方、量子暗号は、第三者が傍受しても絶対に解読できない暗号とされる。送信者は受信者に暗号文を送ると同時に、暗号を解くためのキー(鍵)を、光の粒子を使って送る。量子力学の理論上、第三者が傍受した場合に粒子の性質が変わってしまうので、解読が不可能だという。中国はすでに、この量子暗号のキーを送る実験に成功したとされる。米英豪3カ国が9月15日に発表した、新たな安全保障協力の枠組み「AUKUS」の協力項目にも、量子技術が挙がっている。

 量子を利用した暗号の・・・これって、説明が変じゃん?暗号文と暗号文を解くための鍵を量子通信で送る・・・量子通信が重要だと言われるのは・・・量子力学の理論上、第三者が傍受した場合に粒子の性質が変わってしまうので、解読が不可能 解読が不能ではなく、誰かが勝手に傍受した痕跡が残るから、暗号鍵が盗み見られたことが分かるから・・・この鍵は使えない事が分かるという奴ね・・・

 量子耐性暗号体系は・・・これって、無限乱数を使わないで簡単には解けない暗号体系の話だからね・・・量子コンピュータが実用化しても、解くのに時間が掛るから・・・明日の会談に関しての資料を暗号化して、これが10日かければ解ける暗号でも・・・明日に間に合わないわけだからOKという感じだね・・・量子コンピュータの超高速演算能力をもってしても・・・時間が掛るからOK・・・そういった奴だね。

暗号は戦争や外交の世界に欠かせないツールだった。1942年6月のミッドウェー海戦では、日本軍は、ミッドウェーを意味する「AF」という暗号を使っていた。米軍は「ミッドウェーは真水が不足している」という偽情報を流したうえで、日本軍の「AFは水が不足している」という電文を傍受することに成功した。自衛隊の元幹部は「北海道で演習を行うとき、ソ連軍の戦車を自動車に見立てた簡単な暗号を決めていました。敵が出現しそうなポイントを山田さんのガレージ、鈴木さんのガレージなどにして、訓練では『自動車が3台、山田さんのガレージに入りました』などと言い換えていました。ソ連軍はいつも自衛隊の無線を傍受しているので、訓練ごとに暗号を作り直したりもしました」と語る。

 何だか変・・・?この時点で、海軍暗号書D - Wikipedia こいつは解読できていたようでね。ただ、AFという、電文用の地名符号がどこを表すか不明で・・・ミッドウエイは水不足・・・AFは水不足・・・これでAFがミッドウェイの暗語とか隠語とか呼ばれるものになるわけでね・・・ニイタカヤマノボレ=真珠湾攻撃の期日を・・・という隠語だね。

 暗語とか隠語のリストも重要でね・・・山田さんのガレージってのも隠語の類だね・・・非常に原始的な暗号というわけでね。何の置き換えなのかが分からないと・・・役に立たないというわけでね。

外務省は、北京やモスクワなどの重要な在外公館には通称、「金魚鉢」と呼ばれる、いかなる電波も通さない特殊な部屋を設けている。第三者による通信傍受を避けるためだ。在外公館と外務本省とのやり取りでは暗号文を使い、暗号を解くキーは、クーリエ(外交伝書使)が、第三国の検査を受けないパウチ(外交行嚢)に入れて直接運んでいる。

 はあ?金魚鉢って?電波暗室かね・・・電波暗室 - Wikipedia 外部からの電磁波の影響を受けず、かつ外部に電磁波を漏らさず、さらに内部で電磁波が反射しないようにシールドされた特殊な実験室のことである。・・・第三者による通信傍受を避けるってのは変じゃん?盗聴器を持ち込んでも、盗聴器が役に立たなくなる部屋という感じじゃないかね・・・?

 暗号帳を運び込むのに外交行嚢が外交特権を持った外交伝書使が運ぶわけでね・・・これはOKですね・・・なんだか、微妙に話が変でね・・・

北朝鮮の暗号技術の進歩も、目を見張るものがあるという。北朝鮮が初期にやっていたのは原始的なやり取りだった。北朝鮮の元秘密工作員は1980年代、たびたび西日本の海岸に上陸した。日本に潜伏する工作員の交代や連絡を支援するためだった。海岸に上がると、砂浜で拾った小石を2つ、両手ですり合わせるように「チョン、チョン」と鳴らした。すると、海岸で待っていた工作員も同じように音を出した。音の回数は事前に、「こちらが1回なら、相手は3回」というように決めていた。音を確認するとお互いに接近し、今度も事前に決めた合図であいさつした。「親」なら「子ども」、「動物」なら「子犬」といった具合だったという。

 はあ?外交暗号とかではなく・・・単に、簡易な本人確認の手法じゃん・・・米国は北朝鮮の外交暗号が解けないから・・・スペインの北朝鮮公館に強盗に入って、暗号機材を盗み出そうとしたりとね・・・

 米国は外交で優位を・・・BBCニュース スイス製暗号機、米CIAなどが細工 他国の機密を長年収集か=報道 

スイスの暗号機器メーカーをアメリカとドイツの情報機関が長年ひそかに所有し、このメーカーの機器を使用した国々の機密通信を秘密裏に入手していたと、欧米メディアが11日報じた。

スイスにあるクリプトは、冷戦時代から2000年代まで120カ国以上に暗号機器を供給した。

米中央情報局(CIA)と独連邦情報局(BND)で働くスパイらは、同社の機器に仕掛けを施し、各国の暗号を解読していたとされる。対象国には、イラン、インド、パキスタンなどが含まれるという。

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ワシントンポストによると、アメリカはこの作戦により、イラン米大使館人質事件(1979年)の際、イラン当局の動きを監視することができた。また、フォークランド紛争(1982年)では、アルゼンチン軍の機密情報をイギリスに提供したという。

一方、ロシアと中国はクリプトの暗号機器を信用せず、使わなかった。


 北朝鮮もクリプトの暗号機を使っていなかったようでね・・・独自の暗号体系だったので・・・押し込み強盗による暗号システムの奪取となるわけでね。

そんな原始的な手法を使っていた北朝鮮だったが、今年の夏に騒ぎになった「忠北(忠清北道)同志会スパイ団事件」では新たな顔を見せた。韓国忠清北道清洲にある同志会のメンバー4人が、北朝鮮に情報を流していた罪で拘束され、3人が起訴された。この事件で韓国警察当局が関係先を家宅捜索したところ、ステガノグラフィーが発見されたという。ステガノグラフィーとは、秘密の情報を、平凡な画像などの中に潜り込ませて隠す技術のことだ。韓国の情報関係筋は「北朝鮮のこうした技術の進展には目を見張るものがある」と語る。

 ステガノグラフィーなんって、超旧式な秘匿文書の送付法じゃン・・・?韓国の情報関係筋ってのは・・・この程度のもので驚くのかね・・・?なんだか、馬鹿みたいじゃん?ステガノグラフィー - Wikipedia 見えないインクで書くとかだね・・・何だか、旧式だね・・・?

今の世の中は、デカップリングの時代だと言われる。特に、「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)構想を掲げる米国陣営と、「一帯一路」を推進する中国陣営が厳しく競り合っている。お互いに、最新鋭の軍事装備から宇宙開発、温室効果ガス削減効果のある技術まで、様々な情報を相手に渡さないよう神経をとがらせている。こうした熾烈な対立が、量子暗号の開発を後押ししている側面は否定できないだろう。

 電気や電磁波を使った通信の傍受と、それに対抗する手段ですからね・・・米国は盗聴から押し込み強盗までして盗もうとしますからね・・・都合が悪くなると・・・CIA ジュリアン・アサンジの誘拐、殺害を検討か - mashup NY こういった奴だね・・・どこまで汚い国なのか・・・?

競争は人類が発展するうえで必要な要素ではある。暗号が要らない世の中など、想像もできないが、できる限り、暗号が要らない世の中であって欲しいとも思う。

 はあ?暗号は面白いじゃん・・・ブレーキランプ 5回点滅・・・とか。

2021.11.02

    



 北朝鮮経済の実態 ―両江道恵山からの脱北者の証言 木村 光彦




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