現在をうろうろ(7522)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮のミサイル潜水艦に関してのレポートがあるのだが・・・?

 北朝鮮のキムチ甕が一般家庭でも1甕に500kgも漬け込むことができるとか・・・軽トラの積載量が350kgですからね・・・魔法の甕かね・・・?とか・・・不思議な話が製造されているような・・・?

 ああ・・・なんだか変な話ばかり流れているような・・・?北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイルは日本を射程に収められるか 小型化されたSLBMの脅威度:日本と韓国の被害状況はいかに(1-7) JBpress (ジェイビープレス) 何だか、潜水艦に関する基本知識が欠如しているのにも関わらず・・・分析をしているのかね・・・?

 何だか、話にならんというか・・・浮力計算とか知らないのではないかとね・・・潜水艦が、どのように深度を保つかとか・・・そういった知識が皆無のようでね・・・本当に、軍事評論ができるだけの基礎的な知識があるのかが・・・以前から疑問ですがね・・・

 さて・・・変な話を流しているわけでね・・・

 私は、北の弾道ミサイル潜水艦(ballistic missile submarines : BMS)がイスカンデル版改潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を問題なく発射したのか、疑問をもっている。

 その理由は、新浦級BMSは欠陥が多く、故障が頻発しているようで新浦港に停泊している期間が長い。

 これって、実験艦だから・・・実験が無ければ停泊している他に無いじゃん!哨戒任務に就いている艦では無いのでね・・・

 そして、10月19日SLBM発射時の潜水艦の写真には、故障しているとしか考えられないものが写っているからだ。

 この故障話が噴飯もので・・・ビックリ!

 写真では、発射管の蓋が半開きのままで、浮上している。特別なことが起きているとしか思えない。

 まあ、半開きで良いのでは・・・?

 左の奴だね・・・まあ、閉めても良いでしょうが・・・閉めて中の水をネガティブタンクに移しても良いのでしょうがね・・・魚雷の場合は、次発を装填する都合があるので魚雷発射管の中の水を抜かないといけないわけですが・・・弾道ミサイルは次発装填をしないので・・・発射管の中に水が入った状態が正しいわけでね・・・

 ちょっと計算問題だね・・・こいつの発射管は、R-27 (弾道ミサイル) - Wikipedia こいつ用で考えると・・・重量 14,200kg、直径 1.50m、長さ 8.89mの容積 潜航中の潜水艦から14.2トンのミサイルを発射すると・・・14.2トン艦は軽くなるから・・・発射管から水を抜くと浮力大きくなって、勝手に浮上しちゃうわけ・・・

 だから、艦の浮力を14.2トン減らさないといけないわけでね・・・発射管の中に14.2トンの水が入っていれば艦の浮力は保たれるわけ・・・

 潜水艦発射ミサイルの質量は・・・発射管内の海水の質量に等しくなるように設計・・・0.75×0.75×3.14×8.89=15.7… 単純計算ですが・・・15.7立米の海水が入る・・・まあ、良いぐらいの数字じゃん!

 潜航中に発射管内の海水を空にするには・・・発射管内の海水を潜水艦のネガティブタンクに落として空ににするわけですが・・・水を抜くとトリムが変わるでしょうから・・・前後のトリムタンクの水を移動させたり、ネガティブタンクからポンプで船外に水を出すと・・・メインタンクに注水しないといけないし・・・

 だから、一見中途半端に見えるが・・・これで良いわけでね・・・

 水中にある潜水艦の発射管の蓋が閉まらず、空いたままであれば、潜水艦の艦橋に水が入った状態であったろう。だから、その水が入ったままで、浮上したものと考えられる。

 浮力調整がミサイルの放出と海水の侵入でバランスが取れるように設計されているだけの話でね・・・この知識が欠如している事がバレちゃうわけでね・・・それなのに、分析ができるのかね・・・?不思議だね・・・

 インド海軍のBMSが2017年、ハッチを閉め忘れて沈没寸前になったことがあった。ハッチが閉まらなかったならば、沈没する可能性があるということだ。

 これは・・・人が出入りすらハッチだからね・・・艦内に浸水したから浮力が失われて沈没する事になるわけでね・・・意味が違う事を理解していない事になるね・・・なんだか、出鱈目の分析じゃないかね・・・

 潜水艦の姿勢制御というのは・・・結構厄介なのだからね。だから、ミサイルの質量やコールド・ローンチの際の発射薬などの質量管理が為されているわけでね・・・

 韓国国防長官が面白い発表をしている。

「SLBMは発射それだけで分析するものではない。発射プラットフォームの問題や、発射後にプラットフォームが安定的に運用されるかどうかなどを見極めなければならない」

 つまり、「ミサイルを正常に発射できても、その後、潜水艦が正常に機能しなければ意味がない」と言ったのだ。


 だから、ちゃんと発射管に海水が入った状態で、ミサイル+発射薬の質量=発射管に入った海水の質量 こいつが等しいから、深度が保たれるわけでね・・・

 これは、潜水艦の一部が壊れて、正常には航行できていないことを示唆したものだろう。・・・見当外れじゃないかね?ほとんど出鱈目な話を流しているとしか思えないのだがね・・・自衛隊の分析官って・・・このレベルの知識でできるのかね?不思議だね・・・事実の誤認も多くてね・・・大丈夫かね・・・?

 あと変なのは・・・

3.北は弾道ミサイル潜水艦を建造できるか
 北はこれまで、まともな軍艦を建造してきたのか。例えば、総排水量1000トン以上のフリゲート艦を建造したのは、たったの3隻だけだ。

 そのうち、まともに動いたのは1隻だけという。この1隻も現在では運用されてはいない。


 はあ?北朝鮮が自国で建造した1000トン以上の戦闘艦は・・・羅津級フリゲート - Wikipedia こいつを・・・

本級は、朝鮮民主主義人民共和国が自国建造したものとして、初めて排水量が1,000トンを上回ったものである。建造は羅津造船所で行なわれ、1番艦が1972年に進水した。2011年現在、2隻の存在が確認されており、北朝鮮の東西海岸に1隻ずつ配備されているといわれている。

 左の奴が1970年代に建造されたわけで・・・42°13'52.5N 130°17'11.9E - Google マップ ここにいるね・・・

 その後に、ソホ級フリゲート - Wikipedia こいつが1艦建造・・・

 多分右の奴ですが・・・現在は存在しないようですね・・・

 南浦級が2艦改装中で、1艦艤装中ですね・・・

 一応は4艦は1000トン超の戦闘艦を建造しているわけでね・・・新たに、1艦が艤装に入っている・・・北朝鮮は新しいコルベットを、米国は処理しきれない商品を購入か・・・? ここで見た奴ですね・・・

 上から、艤装中の3番艦、西海艦隊所属の1番艦、東海艦隊所属の2番艦ですね・・・ステルスを意識した改装のようでね・・・

 一応は、北朝鮮は戦闘艦の建造能力を有しているわけでね・・・どうやら、北朝鮮の艦艇に関する知識の欠如もバレちゃったわけで・・・

 北はこれまで、ウイスキー(W)級(現在、廃艦)とロメオ(R)級の通常型潜水艦を保有していたが、W級はロシアから、R級は中国から供与されたものだ。

 ウイスキー型が4隻ロシアから輸出され・・・ロメオ級は・・・ロメオ型潜水艦 - Wikipedia 北朝鮮では、1973年に2隻を中国から取得し、1976年から1995年までに24隻を国内で建造した。・・・情報ソースによって、中国から引き渡された艦の数にばらつきがありますが・・・北朝鮮で船殻を作っていたようですね・・・

 北が独自に建造したものではない。

 これは・・・正しくないね・・・

 北は、正常に動く1000トンクラスの軍艦を製造したことはないのだ。

 これも、変なわけでね・・・無知ちゃんかね・・・?なんだか、ダメダメじゃん?

 北朝鮮のSLBMは・・・北極星3があるわけでね・・・R-27 (弾道ミサイル) - Wikipedia この程度の奴・・・

・射程:3,000-3,200 km(初期型のR-27は2,400 km)
・搭載弾頭
 ・1,000kt 単弾頭
 ・200kt 3弾頭MIRV
・CEP:1.3-1.8km


 命中精度は飛躍的に向上していると思いますがね・・・

 射程が3000km程だと・・・出航しなくても・・・右の円内が射程に収まるわけでね・・・別に、遠出をしなくても・・・問題は無いのではないかとね・・・?このミサイルは・・・初歩的なものとなるかね・・・?

 BMSというのは本来、生き残って、敵国の中枢部に核ミサイルを撃ち込むことができるのが使命である。

 反撃能力があるから脅威なのであって、作戦初期にミサイルを発射して、その後、米韓日軍に撃沈されるようでは、本来のBMSとしての脅威にはならない。


 戦争が再開されたら港から出て・・・防空ミサイル基地の射程範囲内の浅海面で、シュノーケルを出して攻撃を受けにくい状態でいれば良いわけでね・・・

 浅海面で航空機から見つからないように黒ではなく緑がかった塗色をしているわけで・・・迷彩色からするとね・・・遠出をする気が無いと思えば良いのでは・・・?新浦の防空ミサイル基地は・・・40°01'57.4N 128°13'21.1E - Google マップ ここだから・・・

 S-200以降のミサイルが装備されていますが・・・射程は300km位あるかもしれないですが・・・まあ、防空ミサイル基地の配置からすると・・・30km位は確実に迎撃可能ではないかとね・・・

 艦の色から・・・近海で待つだけでしょうから・・・撃沈はされないでしょうね・・・しかし、何で・・・イスカンデルやオカー系のミサイルの比較話になるのやら・・・?なんだか変じゃん?

5.北の潜水艦は発射位置まで進出できるか
 北のSLBMの脅威について、白紙的に考えてみる。
・・・北極星1や3は・・・?これを、白紙にして考えるのかね・・・?韓国のミサイル搭載潜水艦とは格が違うのだからね・・・

 一般的にBMSを保有すると、海中のどこかに隠れて残存し、敵国の中枢部に対して、核ミサイルを発射して、致命的な損害を与えることができる。

 しかし、海空戦力が極めて劣勢である北は、イスカンデル版ミサイルを、日本に対して効果的に打ち込むことは極めて難しいだろう。


 前提が違っていないかね・・・?北極星1・3は?韓国の潜水艦発射ミサイルや今回のイスカンデル系の短距離弾道ミサイルは・・・これって、戦術ミサイルじゃん!戦術ミサイルで、戦略ミサイルの話をしても意味が無いと思うのだがね・・・こういった事も理解できていないのかね・・・?

 なんだか・・・話が出鱈目じゃないのかね・・・?戦略ミサイルとしての北極星1・3で、戦術ミサイルとしてのイスカンデル系のミサイルだからね・・・在日米軍基地を叩くなら北極星だから・・・出航する必要も無い・・・戦略ミサイル潜水艦と、韓国の戦術ミサイル潜水艦とは比較する意味も無いわけでね・・・

 なんだか・・・分析になってもいないのでは・・・?なんだか、兵器マニアの小学生並みじゃん?何故、まともに科学や工学を学ばないのかね・・・?戦略と戦術の違いも理解していないようだしね・・・これじゃダメじゃん!

2021.11.02

    



 北朝鮮経済の実態 ―両江道恵山からの脱北者の証言 木村 光彦




inserted by FC2 system