現在をうろうろ(7329)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮で軍幹部を集めて講習会をやったが、その意図は・・・?(4)→この最初へ

 さて、前回の続き・・・北朝鮮が軍幹部5000人集め大講習会、恐るべきその狙いとは 軍事訓練を抑え前面に出て来なくなった金正恩の胸の内(1-9) JBpress (ジェイビープレス) これだね・・・北朝鮮の公式報道を踏まえての分析ではないのでね・・・なんだか、思い付きかね?内部情報筋の話というわけでも無さそうだし・・・どうも、内容が・・・私の壊れた頭では・・・よくわからんね・・・?もう飽きたのですが・・・

指導徹底事項4:あらゆる形態の戦争にも対応・準備せよ

 この指導徹底事項ってのは何からの話なのかね・・・?だって・・・講習会の内容の中から、答えを導き出せそうな重要事項を抜き出し要約し、最近の軍の動向を重ね合わせて、北軍が、何のために、何をやろうとしているのかを分析してみた。・・・抜き出していないわけで、一応は対応する文章を探しているわけですが・・・重ならないものが多すぎる、最近の軍の動向とも一致が無いしね・・・最近というのはいつの事かね・・・?なんだか、内容が出鱈目なような感じでね・・・戦争に対する話は・・・

金正恩総書記は、朝鮮革命武力の栄光に輝く勝利の伝統は党の指導に限りなく忠実な新しい世代の指揮メンバーの不屈の闘争と献身によってのみ立派に継承され、発展すると述べ、全ての軍事・政治幹部がより奮発して全軍に党中央の唯一的軍指揮体系を確立し、戦争に対処する準備を完成する事業と軍人生活の改善に画期的な前進をもたらすとの確信を表明した。

 こういった精神論の話ですからね・・・士気を高めるには・・・?その話ですからね。

講習では、戦勝世代の透徹した領袖決死擁護精神を見習って部隊を党中央決死擁護の結晶体にしっかり固めていく問題、祖国解放戦争(朝鮮戦争)時期の人民軍勇士たちが発揮した不屈の祖国防衛精神と英雄的な戦闘精神でいかなる形態の戦争にも対処できる万端の準備を整える問題、戦勝世代が創造した革命的な闘争気風、生活気風が全ての部隊に満ち溢れるようにする問題が取り扱われた。

 だから、党に対しての滅私奉公の話ですからね・・・?3日目の集中講習では・・・

軍事・政治幹部が、部隊が受け持った作戦・戦闘任務をいかなる状況の下でも遂行できるように作戦・指揮能力を絶えず高め、部隊の戦闘訓練を強め、人員と兵器、戦闘技術機材の経常的動員準備に万全を期し、厳格な軍紀を確立することに言及した。

講習では、苛烈を極めた祖国解放戦争の行程に創造された不屈の革命精神と頑強な闘争気風をこんにちの軍事・政治活動に具現するための実践的な問題が言及され、優秀な部隊の経験が紹介された。


 鉄の軍紀の話で精兵の作り方に関するものですからね・・・

 あらゆる形態の戦争に対しても対処することができるように準備を整えること。

 どうも、政治的な精神論の講習のようでね・・・まあ、党と国民を守るための決意のようなものですからね・・・だから5000人を集めて精神論なら成り立つわけでね・・・軍種毎の話では眠くなるわけで・・・これは俺には関係ない!という奴になるわけでね・・・だから、三軍共通の精神論としての講習にならざるを得ないと思うが・・・党と人民を守る必勝の決意という奴ね・・・これだと、三軍共通だからこういった講習が成り立つだけの話だと思うが・・・

 戦術講習ではないのでね・・・如何に心を強くするかの話でしょうからね・・・?

 各級部隊の戦闘力をあらゆる方面から強化し、戦時作戦戦闘任務を確実に遂行できる準備を完成させること。

 何だか飽きてきた・・・年寄りの繰り言かね・・・?党と人民を守るための滅私奉公の精神・・・自らは死んでも党と人民を守れれば完遂!ですからね・・・戦術論ではなく、心の戦略論の話がテーマだと私は理解・・・

 部隊の戦闘力を強化し、兵士と兵器の準備に万全を期すこと。

 こんなのは、兵士に滅私奉公の精神を与え、食わせて体を作り、最上の兵器をふんだんに与えれば良いわけでね・・・滅私奉公という精神が無ければ・・・どんな兵器で武装しようが弱兵に過ぎないわけでね・・・同種の武器で戦って、勝つのは不退転の決意だという事だね・・・

解説: 北は、ミサイルを使った戦いと連携して、特殊部隊・工作員を投入するゲリラ戦、サイバー戦、生物・化学兵器を使用する戦いを仕掛けてくると考えられる。

 何だか、解説になっているようには思えないのだが・・・?面白いね・・・

 北朝鮮は米国と戦っている。そして、朝鮮半島で戦争が再開されると韓国軍は米軍の指揮下に入るのだよ・・・再び同胞相撃つになる・・・現状では南北朝鮮は終戦合意ができているわけでね・・・

 そうなると、北朝鮮が選ぶのは・・・単純に米朝の冷戦構造だね・・・長期の米国による経済に耐えられる国を作ろうとしているわけで・・・その中での精神論だと思うがね・・・

 しかし・・・最近の軍の動向を重ね合わせてと述べているが、何でICBMを配備したことによる冷戦構造の話にならないのかが不思議だがね・・・左のようなゲーム・チェンジャーがあるのに・・・その話は避けているようでね。これでは、分析にならないじゃん!

指導徹底事項5:軍は党の指示に従え

 上官殿の命令は畏くも天皇陛下の命令であるから・・・絶対服従の精神・・・戦前の教育と変わらないわけでね・・・滅私奉公!敢闘精神!軍って・・・こんなものじゃン?軍人は国家と国民を守るために死ねと・・・それだけの話だね。民主国家でも・・・基本的な考え方は変わらないわけでね・・・

 部隊を直接導いて戦うのは、部隊指揮官と政治将校であり、特に政治将校の資質・責任感・役割を高めることを強調している。

 既に、北朝鮮では兵科将校と政治将校の思想的な差が僅少になっているとか・・・?政治将校は、ソ連が戦う上で思想的に問題がある兵科将校を採用するしか無かったという中で、政治将校を目付け役にしたわけですからね・・・

 兵科将校の監視者としての政治将校だと・・・この講習会は成り立つかね・・・?取り締まられるものが最低限持たなければならない知識と、取り締まる側が持たなければならない知識には差があるのだからね・・・

 こういった精神論の講習会をやっているという事は・・・政治将校 - Wikipedia ここで述べられている・・・

政治将校の制度はロシア革命時にウラジミール・レーニンが考案したことが始まりとされる。

成立当初の赤軍には正規の専門的な軍事教育を受けた者はほとんど存在せず、「武装された労働者の革命軍」から「革命を防衛するための国軍」へと再編制するのが急務であった。革命政権は旧ロシア帝国軍の将校を「軍事専門家」として部隊に配置することとしたが、敵階級であるブルジョワ・貴族階級出身の将校たちには新政権に協力する意思などほとんどなかったため、職務放棄が相次いだ。レフ・トロツキーは、レーニンによる帝国軍人の処刑を止めさせてノウハウを受け継ぐために、そして代わりに軍人を監視する目的で政治将校制度を創設することを進言し、採用された(アラン・ブロック『ヒトラーとスターリン』)。


 こういった奴ですからね・・・党の犬の政治将校が軍事の専門家になっちゃうと・・・敵対階層の兵科将校は不応になるわけで・・・

本来、政治委員の職務は軍内部のプロパガンダと政治的忠誠心の保持であり、作戦を司る将校とは権限や指揮系統が完全に分離されていた。しかし、政治委員は「革命」権限の名の下に将校を圧倒し、頻繁に作戦事項に介入して混乱を招いた(二元統帥問題)。

 この二元統帥問題を解決するには・・・政治将校化した兵科将校と兵科将校化した政治将校による解消が簡単だね・・・

赤軍は正式にソ連の国軍たるソビエト連邦軍に移行し、レーニン時代からの懸案であった革命軍の再編成は名実ともに達成された。結局はソビエト連邦の崩壊までソビエト軍には政治担当部署が存続したが、ソ連崩壊後、もはや政治将校は無用の長物として、折からの経済危機もあって当然真っ先に削減の対象となった。

 思想的に堅固になると・・・政治将校は無意味になる・・・体制の安定が図られれば、監視の必要が無くなるわけでね・・・統帥の一元化になっていたわけで・・・お爺ちゃんは、こういった歴史を知らないのかね・・・?思想的に堅固にする必要性は・・・

新生ロシア連邦軍が予想外の苦戦を強いられた第1次チェチェン戦争後、状況は少し変わっていく。チェチェン紛争時、マスコミを巧みに利用したチェチェン人側のプロパガンダのため、ロシア軍内では抗命や脱走が相次ぎ、国民中に反戦運動が高まる等、厭戦気運が蔓延した。そのため、軍当局は兵士の心理戦防護と戦争の目的を宣伝する必要性を痛感し、政治将校を復権させつつある。

 米国の得意な謀略報道だね・・・私は、嘘つき米国の法螺話をチェックしているわけでね・・・ウイグル問題などは米国が流す法螺話であることは確認済みでね・・・何で、ヘロイン中毒女に話をさせるかね・・・?馬鹿かね・・・

 また、軍総政治局、軍総参謀部、国防省が一体となって、党が提示した戦闘的課題を徹底的に貫徹すること。

 まあ、当然の話だね・・・そのための組織だから、誰一人欠けることなく邁進!当たり前の話だね・・・根本が仲間を守るという徳目だとすると・・・政治将校による監視は、この徳目に反する事になるわけでね・・・信じるものを守るとか・・・そういったものに反するわけで・・・政治将校制度を終わらせる気なのではないかとね・・・

解説: 朝鮮労働党が軍をコントロールするための組織が軍総政治局である。総政治局に配属されている将校が政治将校であり、北朝鮮では、中隊にまで政治将校が配置されている。

 中隊規模までは配属されますね・・・北朝鮮の場合は、政治将校が・・・既に従軍聖職者化しているとか・・・?社会主義思想は神との二元支配を嫌がるのでね・・・神の王国でも良いが・・・従軍聖職者は、部隊に悪魔や魔女が紛れ込まないように・・・良き相談相手になるとかね・・・昨日魔女がやってきました、魔女の誘いに乗らないように・・・お願いします。昨日、宣伝ビラを見ました・・・私は驚いてしまいました、あれは本当なのですか?

 政治将校の従軍聖職者が良さそうですがね・・・従軍聖職者 - Wikipedia こいつね・・・英語版だとしっかりと書かれているね・・・機械翻訳で・・・1918年から1942年まで、ソビエト赤軍の政治将校は、公式の国家無神論の文脈でソビエトの兵士と将校の信念、忠誠心、熱意を監視し、形作りました。こういった奴ね・・・

 ロシアや中国などの共産主義国家には、同様のシステムがある。

 精神的な支えとしての政治将校になるのだろうとね・・・政治将校が兵科将校を兼ねられれば良いわけでね・・・

 今回、総政治局の軍内における主導的な役割を強調し、軍紀を守れと主張している。また、7月下旬の第7回老兵大会で、苛烈極まる朝鮮戦争で勇敢に戦った兵士の精神を褒めたたえた。

 党と人民は守るべきものであるというだけの話でね・・・北朝鮮は民族国家なのでね・・・ああ、そうか・・・北朝鮮が韓国に対して、何で韓国軍は米国の指揮下に入るための訓練を受けさせられなければならないのか・・・?この辺りからの謀略報道が面白いのでは・・・?北朝鮮も韓国も日本に勝った!北朝鮮は朝鮮戦争にとりあえず戦勝していることになっていますから・・・北朝鮮は、あの米国にも打ち勝った!しかし、韓国は韓国軍を米国の指揮下に入れる訓練を受け入れなければならないのか・・・?こういった奴かな・・・?

 ポチな米国の奴隷国はいつまで米軍に占領されたまま、奴隷的な地位に・・・?似たようなものですね・・・国民と陛下の日本国を取り戻す!とか・・・面白いかもね。

 これらが強調されるのはなぜなのか。コロナ感染、食糧などの不足、韓流ドラマの波及、金正恩非難のビラ散布などで、軍部隊兵士の士気が下がっており、高めなければならない状況に陥っている可能性がある。

 それは無いのでは・・・?それを未然に防ぐための手段は色々と取っているわけでね・・・ただ、嘘つき米国の流す法螺話がね・・・年度替わりでどうなるのか・・・?それが気になりますね・・・軍の撤退などは予算が切れてからでは遅いのでね・・・国内の組織などは・・・いきなり予算が打ち切りになるのでね・・・不満が出る場合がある・・・代表例は、ハーバート・オズボーン・ヤードリー - Wikipedia この人だね・・・この人が率いた政府資金で回る一応は民間会社の暗号解読組織のブラック・チェンバー - Wikipedia ・・・・

国務省と陸軍省が資金を拠出、暗号研究者ハーバート・オズボーン・ヤードリーを責任者とする民間機関として1919年に設立され、各国の暗号解読に取り組んだ。特に大日本帝国に関わる業務に力を入れており、1920年代の同国の外交暗号のほとんどや、海軍武官・陸軍武官用の一部の暗号を解読していた。国務長官ヘンリー・スティムソンの意向で、1929年に閉鎖された。

 予算が付かなくなったわけでね・・・ヤードリー君は・・・

ブラック・チェンバーは1929年に国務長官のヘンリー・スティムソンによって予算を打ち切られ、そのまま閉鎖された。従業員は年金等の補償なしに解雇された。ヤードリーは政府に対する報復として以下の暴露本を著した。

 ・ハーバート・オー・ヤードリ『ブラック・チェンバ 米国はいかにして外交秘電を盗んだか?』

 これで、米国が外交暗号を盗んで解読していたことが世界中に知れ渡るわけでね・・・政府系の民間企業は、いきなり予算カットを知ることになったりするわけでね・・・

 これから、米国との戦いも予想される状況において、軍紀が乱れることは、金体制の崩壊にもつながる。北としては、絶対に、放置していてはいけないことなのだろう。

 だから、士気を高めるための講習会をやったのだからね・・・この目的のためじゃン!何だか・・・分析になっていないじゃん!

5.北朝鮮が強硬策に出る分岐点
 南北関係は、これまで静かに停滞していた。米国との交渉に兆しも見えてはいない。北は、このままではじり貧状態だ。

 南北関係は・・・終戦合意があるわけでね。そして、有事の際の米国の指揮下に韓国軍が入る訓練は・・・終戦合意に反しないかね・・・?それが、攻撃的なものでなくても・・・この問題があるのだからね。

 気球の打ち上げも謀略であるしね・・・だから、言論の自由ではなく、敵対行為になるわけで・・・しかし、言論の自由に反する行為だとの叫びも・・・何故か、聞こえなくなって来ているね・・・やはり、予算の打ち切りかね・・・?

 北朝鮮としては、
@軍の引き締めを行う。
A新たな戦略を徹底し、部隊が戦略に基づいて行動できるように準備しておく。
B米朝交渉において、強硬姿勢に打って出た場合に、米国の攻撃にも対応の準備を取っておく。
 これらを指示したと考えてよいだろう。

 はあ?北朝鮮の報道を無視しているだけじゃないかね・・・それに、最新の情勢の・・・米朝は冷戦構造に入った事も無視してかね・・・?なんで、こんな大きな前提の変更があった事に関して無視して分析するのかが私には理解不能ですね・・・

 しかし・・・こんな@〜Bの事など、分析以前に当然な事じゃないかね・・?なんだか、馬鹿馬鹿しくないかね・・・?当たり前の事だから、納得できるが・・・この事を確認するために5000人も集めたのかね・・・?これこそあり得ない話じゃん・・・この話なら、何十年もやっているのではないかね・・・?

 今が、北が強硬に出るか出ないかの分岐点なのかもしれない。米国が、北朝鮮の要求に近づく気配がなければ、強硬な手段に打って出る可能性は十分ある。

 なんだかね・・・?別に、北朝鮮は米国は放置なのではないかね・・・時々、脅かせばよいだろうぐらいで・・・冷戦というのはそういったものだからね・・・問題は、米国経済だね・・・既に、米国のGDPは私には良く分からないものになっているからね・・・明らかに三面等価の原則に破れがあるのだからね・・・合衆国政府がどれだけの財政支出をしたのか・・・その結果がね・・・実体経済での米国の生産は?という奴ね・・・

 金与正氏が、今回の米韓合同軍事演習の事前訓練に対し、「米韓が一層厳しい安全保障上の脅威に直面することになる」と警告した。

 面白いね・・・今回の、この記事で・・・私も、何で韓国軍は米軍の指揮下に入る訓練をしなければならないのかという疑問が浮かんできたわけでね・・・何で、ポチな米国の奴隷国のような真似をしたいのか・・・?米国の犬になる訓練をしているわけですからね・・・おもしろいね!

 まあ、物は考え方次第という事でもあるしね・・・ポチになる訓練をしたいのですから仕方ないかね・・・?

 強硬路線の始まりかもしれない。北朝鮮軍は、強硬手段に出る精神的な準備はできているとみてよい。

 精神的な準備ができているだって・・・?じゃあ、米軍は勝てないじゃん!

2021.08.13

    








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