現在をうろうろ(7163)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の製鉄はどうなっているのやら・・・?

 嘘つき米国ってのは面白いね・・・法螺話ばかり流して、情報優位の振りをしているだけだと・・・強く確信できるようになっちゃいましたからね・・・昔は、盗聴と暗号解読で、本当の優位を持っていたようですが・・・近ごろは暗号が無限乱数に近いものを使うようになったので・・・簡単には解けなくなったような感じですからね・・・同じ乱数を2度使わなければ良いだけでね・・・ワンタイムパッド - Wikipedia こういった奴ですがね・・・理屈は簡単ね・・・コンピューターの発達で暗号化・復号化の複雑なものも簡単になっちゃったのでね・・・

 あれ・・・島根・隠岐島沖で北朝鮮貨物船が沈没、全乗員21人救命艇で避難 - ライブドアニュース 北朝鮮の貨物船が沈没か・・・?

 21日午後10時55分ごろ、島根県の隠岐諸島から北北西約45キロ沖の日本海で、北朝鮮籍の貨物船「CHONG BONG(チョン ボン)」(約5500トン)が「貨物倉庫が浸水している」と救助を要請する無線を発した。第8管区海上保安本部の巡視船3隻などが急行し、対応を検討するうちに貨物船の傾きが大きくなり、乗組員21人全員が自力で救命艇で脱出。22日午前4時20分ごろ、付近を航行中の北朝鮮籍のタンカーに救助された。貨物船は午後2時半ごろ、東に約30キロ漂流した後に沈没した。

 ふむ・・・

 ふむ・・・左の船か・・・浸水して・・・まあ、沈むね・・・船倉がデカいから・・・

 概ね、沈没直前の位置が・・・右のような感じだったようですね・・・とりあえず確認しましたね・・・

 同本部によると、現場は日本の排他的経済水域。貨物船は、乗組員全員が北朝鮮籍で鉄を積んで北朝鮮東岸の清津(チョンジン)から西岸の松林(ソンリム)へ向かっていたと説明したという。

 予定もそうなっていますね・・・積み荷は鉄なのか鉄鉱石なのかが気になるわけです・・・この船は・・・その特徴からすると・・・

 左の奴が・・・この船か同型船でしょうね・・・多分・・・清津で鉄鉱石を積んでいるようですがね・・・茂山の鉄でしょう・・・北朝鮮に関する専門報道機関は、内部情報筋を持っているとか言いつつも、まともな情報は何も取れないようでね・・・処刑があったとか、そんなくだらない話ばかりでね・・・

 結局、北朝鮮で何が行われているのかは・・・事実報道と、衛星画像や・・・各種のインフォメーション・サービスに頼ることになるわけでね・・・

 今回の沈没事故で・・・清津から茂山の鉄又は清津で製鉄された鉄が輸送されているらしいことが分かるわけでね・・・

 茂山の鉄は・・・普通に採掘されて北朝鮮の需要を賄っている事になるわけね・・・それなのに・・・中朝、国際社会の監視避け「山奥」に輸出加工区を設置|ニフティニュース こういった報道と称する法螺話で・・・国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁、中国政府の大気汚染対策、新型コロナウイルスなど悪材料が積み重なり、稼働率は激減。ヤマを降りる労働者が続出し、町はすっかり寂れてしまった。・・・こんな話になるわけでね・・・馬鹿だね。

 とにかく・・・5500トンの貨物船が松林へ・・・38°43'41.9N 125°37'41.4E - Google マップ この辺り、昔の日本製鐵兼二浦製鉄所 - Wikipedia ここへの出荷という事になりますね・・・ここの施設は、昔は近くの褐鉄鉱と・・・ああ・・・鉄鋼の原料となる鉄鉱石は、主に黄海道・平安南道から褐鉄鉱が調達され品位は比較的良好であった。一方コークス用の石炭(粘結炭)は朝鮮半島内で得らず、華北・九州・北海道・樺太などからの購入が必要で、石炭の入荷状況が生産を大きく左右した。・・・ここは高炉製鉄だったのでね・・・

 清津も3基の高炉がありましたが2基は解体、残りの1基も給炭ラインが解体されて稼働困難ですが・・・灼熱の溶鉱炉で5人死亡…金正恩「80日間戦闘」の残酷な実態(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース 嘘つき米国の法螺話では稼働できているという不思議・・・面白いね。

 結局、嘘つき米国は法螺話しか流していない事が・・・衛星画像の精査から分かるわけでね・・・馬鹿だね。嘘つき米国は、確たる情報を何も持っていない事がバレちゃうじゃん!と、面白い話になっちゃうわけでね・・・私の方が、圧倒的な情報優位にあるような・・・?面白いね!

 茂山の鉄鉱石は・・・高炉で使うためには、一度焼結させてからでないとダメでね・・・それに、現在は北朝鮮は粘結炭の輸入が困難でね・・・だから、製鉄法が転換されたわけでね・・・

 まあ、古くは・・・ロータリーキルンや高周波加熱による製鉄が行われていたわけですが・・・現在では・・・清津の主力製鉄所は・・・41°44'48.3N 129°44'56.7E - Google マップ ここのようですね・・・

 右のような施設ですね・・・一応は、まともに稼働しているようですが・・・自国経済の現場を破壊する北朝鮮版「紅衛兵」たち (2019年10月23日) - エキサイトニュース 嘘つき米国の法螺話を流しているようでね・・・面白いね・・・

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、昨年、朝鮮労働党から3大革命小組員らが清津(チョンジン)の金策(キムチェク)製鉄連合企業所に送り込まれた。技術革新運動を繰り広げるのが目的だ。その結果として、鋼鉄生産の心臓部とも言うべき新しい酸素分離機と溶鉱炉が完成した。

情報筋は詳細に触れていないが、完成したのはおそらく「チュチェ(主体)鉄生産システムの完成において重要な意義を持つ酸素熱法溶鉱炉の統合オートメ化システムと真空精錬炉コンピュータ制御システムの開発」というものだろう。


チュチェ鉄とは、燃料(コークス)が少なくても生産できる鉄鋼だが、技術的には失敗したと言われているが、自力更生の象徴として持ち上げられ、研究者は様々な賞を受賞している。

 主体鉄は・・・古くは、ロータリーキルンを使ったやつで、戦前の日本が・・・茂山の鉄を北朝鮮に豊富にある無煙炭を使って製鉄した奴なのでね・・・41°46'38.3N 129°47'30.2E - Google マップ ここの奴ね。ソ連の技術援助で・・・ソ連の粘結炭を使った高炉を中心に清津は製鉄をやっていて・・・ここの奴が脇役だったようでね・・・ソ連の崩壊で・・・この、クルップ・レン法による製鉄になったようでね・・・金策市の高周波加熱による工場をロータリーキルンに転換したような感じでね・・・この辺りの詳細は不明ですが・・・Krupp-Rennverfahren Wikipedia ドイツ語版ですが・・・

 本家のクルップの工場では左の様な奴で鉄鉱石の還元を行ったわけです・・・まあ、日本の伝統のたたら製鉄におけるヒ(ケラ)に近い良質な鉄が作れるわけでね・・・日々なんじゃこりゃ報道を流している連中は・・・製鉄と製鋼プロセスが良く分からんようでね・・・面白いね・・・法螺話を流しているわけね・・・

 清津でやっている製鉄は・・・流動層による製鉄だとされていますね・・・石炭ベースで?実は・・・詳細が不明でね・・・こういった物こそ、内部情報筋が・・・とか思いますがね・・・概ね、装置類の配置から見当はつきますがね・・・

 日本だと・・・清津のやっているプロセスは大規模な高炉があるので・・・製鉄の際に出るダストとか、そういったものを処理するのに使われているような感じですかね・・・ちょっと、この辺りの知識は・・・私の中でも古くなっているので・・・?更新する気力が・・・遊びですから、概要が分かれば良い・・・

 問題は・・・松林の製鉄所のシステムが分からんのでね・・・1つ分かっているのは・・・2018年の黄海製鉄連合企業所の主体化対象が竣工 この記事だね・・・

【松林10月1日発朝鮮中央通信】黄海製鉄連合企業所で主体化対象の工事が完工した。

同企業所の労働者、技術者と活動家が酸素転炉と酸素分離機をはじめ主体化対象の工事を完工することによって100%われわれの技術と燃料、原料に依拠して鉄鋼材の生産を正常化できる確固たる展望を開いた。

黄海製鉄連合企業所の主体化対象の竣工(しゅんこう)式が30日に行われた。


 酸素転炉があるという事ね・・・この施設の写真は・・・朝鮮語のページ;黄海製鉄所主体対象竣工 ここにあって・・・

 右が空気を液化して窒素と酸素を分離するための蒸留塔を格納しているのではないかと思われるわけでね・・・

 この酸素分離機は・・・衛星画像では左のような感じに見えるわけで・・・これで、施設が1つ確定ね!

 酸素分離機は・・・38°44'45.6N 125°37'10.4E - Google マップ ここと確定ね!

 この酸素を転炉に吹き込んで鉄と共にある炭素を酸素で飛ばして炭素の含有量を減らすわけでね・・・転炉 - Wikipedia

 その施設の外観が・・・右のようなものですね・・・概ね東西方向に長くて、東側の建屋正面中央にスロープか階段がある建物だから・・・

 左の建物であると思いますね・・・38°44'31.7N 125°37'02.6E - Google マップ ここですね。

 ああ、日々なんじゃこりゃ話を流している内部情報筋が・・・この工場の配置図の写真でも流してくれれば・・・こんなものをチェックする必要は無いのですがね・・・とにかく、製鋼部門は・・・まともに動くようになっているのでしょうね・・・問題は製鉄・・・これが分からないのだよ・・・?

 製鋼部門は理解・・・脇は圧延工場とか、そういったものでしょうからね・・・製鉄部門が・・・高解像度の最も古い衛星画像が2002年のものですが・・・高炉製鉄用にあるべき貨車が見当たらないわけでね・・・高炉製鉄は随分と前に終わっているという感じですね・・・

 とにかく、稼働中の施設をチェックして推測するしか無いですからね・・・明らかに石炭を消費している施設が・・・

 2011年の衛星画像で・・・給炭ラインなどが整備された工場が左の奴ですね・・・38°43'49.4N 125°37'51.2E - Google マップ この施設・・・で、2015年には、この給炭ラインは解体されてしまいます・・・施設の更新が行われた・・・

 解体されていく途中の様子ですが・・・左側の施設に熱風炉があるので、これって・・・高炉のようですね・・・?

 右の施設も高炉のようですが・・・?熱風炉が簡素化なのか・・・?ちょっと違うわけで・・・こういった辺りまで解体されて・・・

 再建されたのが・・・

 原料の供給が右側の施設だけになっているわけです・・・コークス関連の施設と思われるものは・・・既に解体されているわけで・・・?どうも、私の節穴な目と壊れた頭では・・・この施設が良く分からない・・・

 銑鉄を製造しているような感じも無いわけでもないが・・・銑鉄を運ぶための輸送手段が・・・?清津の高炉にはあるのですが・・・?ここには・・・混銑車 - Wikipedia こいつが見当たらない・・・?

 この高炉のようなものは・・・銑鉄を出荷していないのか・・・?とか・・・ここで生産されているのは・・・海綿鉄?まあ、このプロセスは・・・高炉に似たシャフト炉で生産できるわけで・・・出荷形態からすると・・・海綿鉄を生産しているのかな・・・?なんてね・・・

 とにかく・・・新しい転炉へは銑鉄を運んでいるわけではないので・・・輸送手段からね・・・従って、北朝鮮では銑鉄ではなく海綿鉄を中心に・・・?だから、清津から茂山の鉄鉱石を松林に・・・ではなく、鉄=海綿鉄を輸送して・・・途中で沈没なのかね・・・?とか・・・ただ、清津も鉄鉱石から鉄鋼の一貫生産ですからね・・・?分からない事が一杯!

 しかし、嘘つき米国の法螺話のような報道では・・・人権侵害系の奴が詳細に把握されているのに・・・鉱工業などのシステムに関する報道が皆無に近いのはなぜ・・・?

 どうも、嘘つき米国は法螺話を日々製造して流すことで情報優位を装っているだけの低級国の様な・・・近頃は、私の中で確信に近くなってきていますからね・・・嘘つきに騙されるな!という感じでね・・・さて、何か食わなきゃ!

2021.05.23

    








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