現在をうろうろ(6756)
日本貧窮者経済新聞
 芸術というのは個人的共感の生み出すものかな・・・?

 米国は必死なのかね?なんだか・・・何でもよいのかもしれないが・・・アートの取引が制裁違反に? アメリカも関心、北朝鮮の「万寿台創作社」とは:朝日新聞GLOBE+ 単に、米国は制裁したいだけだろうと思うがね・・・

米財務省で経済規制・制裁を担当する外国資産管理局(OFAC)が10月30日、ある文書を発表した。テーマは「高価な芸術品取引が制裁違反になる可能性」。文書はその具体例の一つとして、北朝鮮の万寿台創作社を取り上げた。外貨不足に苦しむ北朝鮮にとって、サイバー攻撃と並ぶ貴重な外貨獲得の先兵だ。(朝日新聞編集委員・牧野愛博)

 制裁対象にアートも入れたいと言っているだけじゃん?アートは文化的なものだから制裁はできない・・・それだけの話ね。それに対して、米国はアートであっても制裁の対象だ!と、言いたいだけの話だろうと思うがね・・・坊主憎けりゃ袈裟まで憎い・・・それだけの論理ね・・・

 逆に言えば、米国がこれだけ制裁を叫んでも実効性が何も無い事に対する米国の苛立ちというだけじゃん・・・何で、制裁によって南進を始めない?戦争をしてくれないの・・・?戦争をしてくれないと・・・米国が干上がる!という危機感かね?何しろデカい軍隊を無為に遊ばせるわけにはいかないからね・・・

OFACの文書は、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁専門家パネルが今年3月にまとめた文書や報道を根拠に、北京や香港のギャラリーが同社の作品を展示していると指摘。北朝鮮が過去、数千万ドルの収益を上げてきたとの報道も引用している。

 また米国の間抜けさね・・・北朝鮮制裁専門家パネルが今年3月にまとめた文書や報道を根拠・・・こんなの根拠になるかね?自作自演のパターンじゃん・・・現在進行中のトランプ爺さんの大統領選挙で不正があった!の叫びと同じじゃん・・・客観的な証拠は何もないわけだからね・・・近頃は、証拠探しの5億円キャンペーンをやっているね。北朝鮮や中国を追い詰められる証拠を5億円で買いますという、間抜けな・・・米国の無知無能を広めるためのキャンペーンを展開中・・・米国は無知無能だけど金はあるので、情報を5億円で買いますという・・・間抜けさ!面白いね・・・このレベルの事しかできない・・・

 何だか世界最強のCDCが米国の防疫には何の役にも立たずに・・・

 2020年12月12日1445で・・・295450人の死者を積み上げているよ・・・これと同様に、世界最強のCIAは何の情報も得られないので5億円で証拠となるものを買います!キャンペーンをやっているのだからね・・・まあ、昨日出来たばかりの国だから、行政能力は低いのは分かりますが・・・馬鹿だね。

北朝鮮の外貨不足は深刻だ。北朝鮮にとって頼みは中国との貿易だが、韓国の情報機関、国家情報院は11月27日、国会情報委員会で、1月から10月までの中国と北朝鮮の貿易額は、前年同期の4分の1程度にあたる5億3千万ドル(約550億円)規模にまで落ち込んだと説明した。韓国の情報関係筋によれば、北朝鮮では11月に入って、北朝鮮ウォンの対ドルレート(実勢価格は1ドル=8千ウォン程度)が、3割ほど下落した。外貨不足に苦しむ北朝鮮当局が市中に流通するドルを回収しているためだとの見方も出ている。金正恩朝鮮労働党委員長がウォンの暴落に怒り、平壌の為替業者を処刑したという。

 はあ?この情報はどこが流したのかね・・・北朝鮮は、日本の商社がやっているのと同じで、決済用の外貨を使わずに貿易を行うために39号室を置いて、国家の統制の下での貿易をしている事を理解していないのかね・・・ちょっと昔の貿易銀と貿易銀の発行益の知識があるのでね・・・

 北朝鮮の産金地に関する知識の問題ね・・・北朝鮮は世界最強の決済通貨の金塊を製造しているのだよ・・・だから、外貨が無いとかは通用しないわけね・・・間抜けな米国の研究者は・・・寧辺の核施設の周辺の浚渫を、原子炉の冷却水のためのものと分析しているが・・・私の目には上流の産金地の金の流れた砂金の採集に見えるわけでね・・・この辺りは理解の差になると思うがね・・・

 どうやら、米国の専門家と称るする連中の知的レベルはそれほど高くないようでね・・・別に北朝鮮は外貨稼ぎをするのに貿易はそれほど重要ではなく・・・河床を掘っての採金に精を出せばよいというわけでね・・・そして、金塊は存在だけで良いわけでね。米国の富の象徴は・・・?よく言われるのはフォートノックスの金塊の貯蔵所・・・37°52'59.6N 85°57'55.0W - Google マップ ここに金塊があるんだ!という奴・・・

 でも・・・本当にあるの?という疑問の声もあるしね・・・

そんな北朝鮮にとって、のどから手が出るほど欲しい外貨を得る手段のひとつが、芸術品の取引だ。米ラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、中国やイタリアの複数のウェブサイト上で11月現在も、万寿台創作社が制作した絵画などを100ドル〜3万ドルといった様々な価格で販売している。

 はあ?100ドル?絵が完成するのに?上野公園の似顔絵描きさんたちは・・・いくらで描いている・・・?1枚1万円で10枚で10万円でも良いが・・・?ありえないね・・・3万ドル・・・この絵は何日で・・・?数と期間の問題だろうと思うが・・・?腕前次第とも言えるが・・・?

北朝鮮の咸鏡道にある咸興芸術大で朝鮮画を教え、後に韓国に逃れたアン・ミヨン元教授によれば、万寿台創作社は、1959年に平壌の平川区にあったゴミ集積場跡に創設された。

 はあ?凄いじゃん・・・ゴミ集積場の跡か・・・現在の平壌のごみ集積場というかリサイクル場はここから6km程の距離の所にあるから・・・平壌市街は随分と拡張しているね・・・

 左の赤い屋根の施設がリサイクル施設のようですね・・・39°04'12.0N 125°42'05.5E - Google マップ ここが最終処分場になって・・・リサイクルの中心地という感じね。

 現在の万寿台創作社は・・・39°00'47.3N 125°43'01.6E - Google マップ ここに正門を持つ非常に大きな工房ですね・・・

 右の街路を挟む建物群がその工房のようですね・・・なんだか、レオナルド・ダ・ヴィンチなどの時代の工房を彷彿とさせるね・・・

 レオナルドが暮らしたベロッキオの工房は・・・まあ、何でも屋でね・・・アンドレア・デル・ヴェロッキオ - Wikipedia イタリアのルネサンス期の画家、彫刻家、建築家、鋳造家、金細工師。 つまり、建築家で・・・建築装飾の大家ね・・・建築物のデザインをやって、その建築施工を行い・・・その装飾もやるわけでね・・・そのための技術の全てを自前で行う工房・・・そういったもので、ここでレオナルドの基礎が作られるわけね・・・

 ここで、北朝鮮の公共建築物のデザインが行われ、その装飾品の全てが生まれるわけね・・・まあ、タペストリーなど、建築物の定着物でないものは別の官営工房で生み出されるのでしょうがね・・・ここは、荘厳具の陶磁器の絵付けなどもするようですがね・・・そういった官営工房群・・・日本だと、その一部を担うのが財務省の造幣局の工房のようなものかね・・・?造幣局は荘厳具も製造しているのでね・・・造幣局 装金事業 これね・・・勲章などを始めとする装飾品ね。

 日本の場合は、官営工房群が大昔に解体されていますから・・・つまり、延喜式で見られる奴・・・解体されて座として存在し・・・楽市楽座で諸大名が分割支配して各地の特産品へと・・・こういった解釈では、入試ではダメですが・・・狂った私の頭では・・・そんな風になりますね・・・宮内庁御用達・・・この金看板を背負う業者群ね・・・御用達 - Wikipedia こういった職能集団ですかね。

同社で働く芸術家は120人ほどだが、材料の確保や加工、モデルをする人々などを合わせると総員は約3800人になるという。「肖像徽章創作団」と呼ばれる、金日成主席や金正日総書記のバッジを作る部門もある。当初は銅像や彫刻を中心に制作していたが、現在は油絵や朝鮮画、宣伝ポスターなど幅広い分野の芸術作品を制作している。

 公共建造物に定着する荘厳具の全てを製造していると言って良いかね・・・絵画だけではないわけ・・・だから、工房ね。ヴェロッキオの工房と比較したわけでね・・・日本の大手の土建屋はこういった工房を持つべき・・・まあ、こういった工房と提携して総合芸術としての建築物を生み出す必要があると思うわけね・・・例えば、桂離宮とか・・・この建築物は凄くて・・・例えば、ふすまの引手・・・桂離宮 襖 引手 - Google 検索 あれ?あまり良いのが無いが・・・部屋ごとに、それぞれの間の名に象徴される意匠が・・・というわけね。ああ・・・襖引手製造・販売 - 手作り襖引手 ひきてや三宅

襖の引き手の歴史を紐といた時に、京都の桂離宮の引き手が紹介されています。正確な文献は確認できませんが現代に伝わる金属で作られた襖の引き手の原点はこの辺りではないでしょうか。

桂離宮の襖引手の意匠には、月文字・櫂・杼(糸巻き)・折れ松葉・花桶など現代にも通用するものがあります。

特に月文字のデザインは現代でも斬新な感じがします。この時代だからできた意匠なのでしょうね。道具も材料も充分にない時代に優れた錺職人さんがおられたものだと感心します。

この時代には、御殿引手も豪華なものが沢山作られています。豪華な彫刻を施した御殿引手は武家社会の隆盛を感じさせるものです。

明治に入り、一般家庭でも金属製の襖引手が普及してきました。そして錺職人さんの中から一般家庭用の襖の引き手を中心に作る職人さんが生まれてきました。大正時代には、京都だけでも引き手を作る職人さんは何十人と居られたそうです。

現在では、京都でも一般家庭用の引手を手仕事で作ることを仕事とされている職人さんは数件しか確認できないらしいですが、京都には錺職人さんがたくさんおられますので、これからも引手を作る技術は職人さんから職人さんへと伝承されていくことでしょう。


 建築金物の意匠というのは素敵だね・・・作る技術の伝承・・・意匠の伝承・・・その先の洗練という奴ね。次の世代に何を残せるか・・・まあ、官営工房は、その先端を強要される・・・ある意味・・・工芸であって芸術ではないわけね。

1980年代までは、万寿台創作社や各道にある美術創作社で働く人々の地位は低かった。だが、金正日総書記が芸術作品が外貨稼ぎの手段になることを知り、同社の社会的地位も上がっていった。ジンバブエやタンザニアなど、北朝鮮と友好的だったアフリカ諸国を中心に銅像や記念碑を作ることにも力を入れた。

 基本は職人の手仕事で・・・その中で芸術と呼ばれるものが生み出される・・・ある意匠の製品から、創作者の名を担う芸術作品へ・・・だから、ベロッキョのアトリエの工人の見習いでレオナルドは雇われ・・・自分の名での芸術作品を生み出すようになるわけね・・・徒弟制という奴ね・・・

90年代になると外貨稼ぎ専門の会社が生まれた。北朝鮮芸術を宣伝するため、日本でも展示会が開かれた。外貨稼ぎを意識するようになってから、北朝鮮の画家たちは、色彩を最大限明るく、鮮明に描くよう指示された。21世紀になり、朝鮮画に油絵の特徴を取り入れる変化が起きたという。

 基本的には輸出商品・・・芸術ではなく工芸品なのでね・・・日本も米兵向けに陶磁器を製造・・・輸出陶器で稼いだ・・・名古屋陶磁器会館 展示案内 こういった「製品」群ね・・・「芸術」作品ではないね。まあ・・・柳壮悦の民芸運動 - Wikipedia

日本民藝館の創設者であり民芸運動の中心人物でもある柳宗悦は、日本各地の焼き物、染織、漆器、木竹工など、無名の工人の作になる日用雑器、朝鮮王朝時代の美術工芸品、江戸時代の遊行僧・木喰(もくじき)の仏像など、それまでの美術史が正当に評価してこなかった、西洋的な意味でのファインアートでもなく高価な古美術品でもない、無名の職人による民衆的美術工芸の美を発掘し、世に紹介することに努めた・・・

 こういった奴ね・・・名も無い名工の作品群・・・それをリードする官営工房ね・・・

2018年9月に平壌で開かれた南北首脳会談の際、韓国の文在寅大統領夫妻が万寿台創作社を訪問。虎や山水を描いた朝鮮画や磁器などの作品を視察した。日本のJSTOURSは、同社などで観光客の自画像を描くコースの観光商品を紹介している。

 一品ものの量産品・・・変な言い方だが・・・量産品のバリエーションとも言えるかね?似顔絵画家はそれをやるわけだから・・・

筆者は16年7月、アンコールワット遺跡で名高いカンボジア・シエムリアップに北朝鮮が建設したアンコール・パノラマ・ミュージアムを訪れた。英語と中国語を使う北朝鮮スタッフはお土産係、ガイド、映画チケット係など約10人。平壌芸術大を卒業した万寿台創作社の作家の油絵や朝鮮画、刺繍などを売っていた。

 工芸と芸術の狭間にあるものね・・・芸術家は120人ほどだが、材料の確保や加工、モデルをする人々などを合わせると総員は約3800人これね・・・意匠を生み出す120人ほどの「作家」と、その作品を量産するための3800人の「工人」なわけね・・・

最も高価な作品は5千ドルの油絵。有名な絵の複製画は6ドルだった。土産物係の北朝鮮女性が「万寿台創作社の芸術家が数人いて、カンボジア人の依頼で肖像画などを作成しています」と語っていた。

 だから・・・唯一のオリジナルとコピーの関係・・・まあ、オリジナルの絵画と複製画・・・肖像画は、誰かの画風を体得した形でのバリエーションかね?肖像画を乱造したのは・・・まあ、モデルがいなくて自画像ですが・・・自画像 (ゴッホ) - Wikipedia お前は美人の奥さんを持てばよかった・・・とか、余計な事を思いますが・・・私も素敵な奥さんがいれば、毎日駄文ではなく、奥さんの肖像画を描いて・・・日々ダメ出しをされることになるかも・・・?それも楽しいかな・・・?でも・・・私の似顔絵うまく描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの・・・神田川の世界かね・・・ああ、貧乏は嫌だ・・・働く気も無い・・・

だが、北朝鮮の芸術作品はどこまで行っても政治から自由になれない。

 はあ?官営工房だよ・・・この工房は北朝鮮のすばらしさを宣伝する機関だからね・・・基本が違うじゃん!

1997年11月、当時の森喜朗自民党幹事長らが訪朝した際、一部が万寿台創作社を訪れた。数ある展示作品のなかで、赤い小さな表示がついたものが幾つかあった。訪問団が「これは何ですか」と尋ねると、案内人が胸を張り、「将軍様(金正日総書記)が高く評価された作品です」と答えたという。

 官営工房だから・・・その発注者の考えを形に表すことが重要だよ・・・ヴェロッキオの工房も、発注者の意図を汲んでの作品だから、多くの公共建造物の受注ができた「民間」工房なのだからね・・・パトロンが重要なわけね。権勢に付くのは当然・・・真の芸術家は自分の美意識を表現・・・この差かね?反体制芸術家は苦労する・・・単なる検索から・・・反体制芸術家 - Google 検索 明瞭なカテゴリーには成りえないわけね・・・つまり、売れない・・・処刑されて、その後かね・・・?これでは、生業にはならないね・・・私の駄文のようなもの・・・

アン氏によれば、1970年代、抗日パルチザンの「普天堡の戦い」(1937年)を記念する塔を制作した。制作者たちは、戦いを率いた金日成主席の身長を他の人より10センチほど高く表現したが、制作者は皆、炭鉱に送られたという。「10センチくらい高くしたところで、誰が金主席なのか見分けがつかない」という理由だった。

 パトロンの審美眼に依存するので仕方ないじゃん・・・発注者の意図に沿わないのだから・・・これはダメね。民芸は売れてなんぼの世界、特定の需要者に対するこうこう芸は発注者の意図に隷従・・・・真の芸術は先進的なものは死後に評価されて本人に利益にはならない・・・ゴッホ君を見よ!奴の自画像を生前に誰が買う?私は・・・今だから欲しいね・・・即転売!福沢君の肖像の方が好き!・・・ダメか・・・でも、福沢君の肖像もすぐに投資に回して日々の暮らしの足しにしないとね・・・ここに行きつくことになる・・・無名の芸術家に投資するのは困難ね・・・

アン氏は「金日成は太陽のイメージだから、他人より大きくしないといけないし、表情も厳かに、偉人としての品格を表現しないといけない」と語る。70年代後半から、金正日総書記の指示で、少しほほえんだ、慈愛に満ちた表情に変更したという。

 仕方ないのでは・・・肖像画ではなく宗教画の世界だから・・・宗教画 - Wikipedia

礼拝の様子や、宗教に関する人物や事跡、伝説や逸話などを描く。キリスト教の宗教画や、ギリシア神話に基づいた宗教画などが、特に有名である。読み書きのできない庶民らへの教えのために、宗教画が描かれることもあった。

 事績を表現しなくてはならないのだからね・・・誰が金主席なのか見分けがつかない・・・ん!ダメじゃん・・・発注者のいる目的絵画なのだからね・・・これでは金は払えないね!と言われるだけね・・・そうか、この像を制作した前例者として・・・ん!石炭彫刻をしてもらおう・・・という事になったのだろうね・・・砕石場の作業員、石工、彫刻家・・・その差は・・・?

北朝鮮の一般家庭は必ず、金主席と金総書記の肖像画を飾らなければならない。他の作品を飾る場所はなくなる。部屋ごとに一定の数を飾るという規則があるし、その下には他のものを一緒にかけられないからだ。

 私も敬愛する昭和天皇の肖像画でも掲げるかね・・・流石に陛下と目が合って・・・最敬礼して堕落・・・?酔眼にはまぶしかった・・・私の中にも在りし日の陛下が存在する・・・だから、逆に言えばわざわざ掲げる必要はない・・・と、時々極右。残念ながら、個人的体験というのはそういったものですからね・・・観念論とは違う・・・実体験で心に刻まれたものという奴は・・・ん?観念的・精神的な極左の否定的な陛下に対する意識が・・・陛下と目があった瞬間の陛下の動きが・・・ああ、これが我が陛下と確信させたわけで・・・ちょっと偏向ね・・・あれは何だったのかね?

北朝鮮の芸術家は、芸術の才能があるかどうかが本質ではない。最高指導者やその側近たちを描いてこそ、初めて高く評価される。「功勲芸術家」「人民芸術家」といった称号も得ることができる。

 パトロンの意志が絶対の世界でやって行くにはね・・・真の芸術家と後世に認められ、生きている間は極貧にあったという奴が多い理由は?世間に理解されるような売れる奴を作れなかったからじゃん!死後に名を残すより・・・今、私は美味いものが食いたい!堕落の極致にあるね・・・

世界の芸術も自由に勉強できない。北朝鮮は事実上、宗教を敵視しているため、宗教画というジャンルもない。アン氏の場合、レオナルド・ダビンチの作品「最後の晩餐」の存在を知ってはいたが、絵に込められた意味を知ったのは脱北した後だった。

 はあ?最後の晩餐ね・・・最後の晩餐なら、もう少し美味そうなものを並べろよ!でも、主題は・・・?レオナルドの描いた最後の晩餐でユダはどの人?

 消去法で・・・左の3人左からマタイ・ユダ・シモンとされているようですがね・・・最後の晩餐へイエスを追いやった人間の表現は難しい・・・この場では、裏切り者の詮索の話で動いた瞬間・・・マタイは聞き逃して、師は何を言われた・・・?で、それを無視する2人・・・?右端のシモン君は、あまりパッとした話が無いからね・・・

 重大発言をした割には使徒の注目受けずに、透視図法の要として存在するだけのイエス君・・・最後の晩餐 - Wikipedia 新約聖書からの解釈では・・・

この夕食の場で、使徒の一人がイエスを裏切ることが告げられ(イスカリオテのユダの裏切りの予告)、また、使徒達が自分の苦難に際して逃げ散る事を予告する(マルコによる福音書14章27節)。弟子達はこれを聞いて動揺する。ペトロは鶏が鳴く前に三度キリストを否むと告げられ、これを強く否定する。

共観福音書では、イエスが賛美の祈りののち、パンと葡萄酒をそれぞれ「自分の体」「自分の血」として弟子たちに与え、『ルカによる福音書』は「これをわたしの記念として行え」と命じたと記す。

共観福音書では、この夕食はユダヤ教の行事「過越の食事」であるが、『ヨハネによる福音書』ではその前日の出来事とされる。そのため東西教会で、このときのパンが(過越の)種入れぬパン(無発酵パン)であったか、(過越前の)種入りパン(発酵パン)であったかについて、議論がある。この議論は現代における聖餐式に、どのようなパンを用いるかに影響する。


 ユダが裏切ったとの話が主題でね・・・まあ、この絵は食堂の壁画なのでね・・・

アン氏は「北朝鮮の芸術家には才能はある。でも、他の作品に多く接することができないから、一定の水準から上にいけない。多様な海外の作品に触れることができれば、大きく発展するのではないか」とも語る。

 官営工房として求められる工芸品・・・作家個人の心情を吐露する芸術家の芸術作品ではないものを製造しているわけでね・・・ここでの修練が、自らの芸術性=本心の発露に結び付くかの問題ね・・・本心の発露=追放→教化所かもね・・・

北朝鮮芸術が大きく羽ばたけるのは、外貨稼ぎという悲しいくびきが外れたときなのかもしれない。

 ここの入所者は、自らの芸術の求道者ではなく、手仕事と、労働党に心酔し、労働党の看板を彩る工芸者で良いのでは?そのための国営工房なのだから・・・何で、こちらの都合を押し付けて批判するのかね?

 つまり、日本で言えば皇室を否定する宮内庁御用達業者は存在できるのか?それだけじゃん・・・?皇室を尊いと思って日々研鑽して最上の品を納入する誇りが・・・宮内庁御用達を尊くしているのと同じじゃん?と、私の狂った頭は考えるのだが・・・?献身は尊いと私は思うがね・・・

2020.12.12

    








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