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日本貧窮者経済新聞
 中国漁船団が世界支配の尖兵か・・・?(1)

 何だ?米国は悪事の尖兵か・・・中国漁船団は世界支配の先兵 ワールド 最新記事 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト 段々、米国が悪事の尖兵で、米国の手法の踏襲を恐れるようになって来たのかね・・・?

<世界最大の漁船団を誇り遠くアフリカや南米に操業範囲を広げている中国は、アメリカの先例に倣って世界に覇を唱えることになる>

 米国は色々と非難するが・・・米国が非難する多くの事は、実は、米国がやって来た事に他ならないのだからね・・・歴史に関して・・・インターネットの威力で、歴史の闇の部分を簡単にチェックできるようになってきているのでね・・・こういった、話が山ほど出るようになるでしょうね・・・

中国の攻撃的で時には違法な漁業のやり方が、アメリカとの新たな摩擦の原因になっている。

 まあ、米国を手本にしているからね・・・米国も昔は大した海軍力を持っていなかったので、武装商船とか海上民兵のの様な私掠船を駆使していましたからね・・・アメリカ独立戦争で、海上民兵が大活躍ね・・・まあ、陸上でも民兵ですからね・・・歴史的には、ボストンを追い出されたイギリス軍は・・・海軍の拠点を現在のカナダ・・・ノバスコシア州ハリファックスに持っていて、ここまで後退して・・・ニューヨークのロングアイランドを急襲して占領、ここで大陸軍と交渉・・・独立宣言の撤回を要求・・・占領しないと交渉にはならないのでね・・・敵基地攻撃だけではダメなの!そして・・・交渉は決裂して、イギリス軍はロングアイランドからニューヨーク市を占領・・・ニューヨークを策源地とするわけです・・・

 左の丸がニューヨーク市ね。そして・・・ここに行くには四角で囲った辺りから・・・ロングアイランド湾に入って行くわけですから・・・イギリス軍の補給船を狙う連中がわんさかと・・・だって、私掠船のたまり場が・・・この四角の中の丸のニューロンドンなのですからね・・・

 独立戦争期には米国の海賊船が北大西洋を荒らしまわり・・・随分と拿捕されるわけで・・・

 大西洋を荒らしまわるとぶつかる所が出てね・・・オスマントルコの領土のバルバリア海賊 - Wikipedia この海賊とぶつかるわけね・・・米国の海賊船からも通行税を取りたいわけね・・・

アメリカ独立戦争のとき、海賊はアメリカの船舶を攻撃した。1777年12月20日、モロッコのスルターンモハメド2世が、アメリカの商船はスルターン国の保護下にあり、地中海とその海岸線を安全に航海できると宣言した。モロッコとアメリカの友好条約は、アメリカ合衆国が外国と結んだ最古の永続している友好条約となっている。1787年、モロッコはアメリカ合衆国を認知した最初期の国となった。

 色々と、関係があるわけですがね・・・とにかく、米国船の通行料とか身代金が・・・米国の歳入の20%ぐらいに及んだようでね・・・このモロッコの件は・・・

1776年にアメリカが独立宣言を発するまで、イギリスと北アフリカ諸国の条約によって、アメリカの船舶はバルバリア海賊の攻撃から保護されていた。モロッコは1777年に最初にアメリカ合衆国を認知した国となったが、1784年には独立後のアメリカ船舶を最初に捕獲した北アフリカの国となった。バルバリア海賊の脅威によって、アメリカ合衆国は1794年3月にアメリカ海軍を創設することになった。アメリカは和平協定を結ぶことには成功したが、攻撃から保護される代償として上納金の支払いを強制された。バーバリ諸国に対する身代金や上納金の支払額が、1800年にはアメリカ合衆国の国家予算の20%にもなった。1801年の第一次バーバリ戦争と1815年の第二次バーバリ戦争によって、上納金の支払いを終わらせるより有利な条約締結に結び付けた。

 これね・・・英国の保護が外れたので・・・米国の海賊船もカモになるわけ・・・で、海軍を創設ね。海上民兵は終わって行くわけで・・・じゃなくて・・・

中国の漁船団は世界で最大だ。中国政府によれば、世界の海で魚を獲る中国漁船は約2600隻ということだが、一部の海洋専門家によれば、遠洋漁業に出る中国漁船数は、ほぼ1万7000隻にものぼる可能性がある。対してアメリカの遠洋漁船は300隻に満たない。

 昔は、米国の遠洋漁船は随分といましたがね・・・捕鯨 - Wikipedia これね・・・

アメリカ式捕鯨
北米大陸東岸では17世紀中頃、マッコウクジラから良質の鯨油が採れることがわかり、セミクジラと並びこれを捕獲対象とした捕鯨が開始される。北米でも当初は沿岸捕鯨から始まったが、資源の枯渇から18世紀には大型の帆走捕鯨船を本船としたアメリカ式捕鯨へと移行する。この捕鯨は主に油を採取し肉等は殆ど捨てるという商業捕鯨であり、クジラの全ての部分を利用するものではない。操業海域も太平洋が中心となり、新たな資源を求めて太平洋全域へ活動を拡大していった。北ではベーリング海峡を抜けて北極海にまで進出してホッキョククジラを捕獲し、南ではオーストラリア大陸周辺や南大西洋のサウス・ジョージア諸島まで活動した。日本周辺にも1820年代に到達し、極めて資源豊富な漁場であるとして多数の捕鯨船が集まった。


 ランプの油のために捕鯨を行ったわけね・・・日本近海にわんさか来て、乱獲をするわけね・・・油を採るには・・・湯を沸かした大きな釜の中にクジラの肉を放り込んで浮かんできた油を採るので・・・薪と水が必要でね・・・無法な米国人らが日本領土を侵して薪や水を盗んでいくわけで・・・薪水給与令 - Wikipedia こういった話になるわけね・・・教科書の話と私のは違いますがね・・・

 米国の遠洋漁船は300隻?米国は近海での漁業が中心じゃん!広大な大陸棚を持っているから・・・これが、米国の漁業の特徴ね・・・ああ、あるね・・・Fishing industry in the United States - Wikipedia 機械翻訳で・・・

他の国と同様に、米国沖の200海里(370 km)の排他的経済水域(EEZ)は、その漁業に特別な漁業権を与えています。それは1140万平方キロメートル(438万平方マイル)をカバーし、これは世界で2番目に大きいゾーンであり、米国の陸地面積を超えています。

 世界で1番はフランスね・・・海外領土が多いので・・・それに米国が次いで、オーストラリア、ロシア、イギリス、インドネシア・・・カナダ、日本の様ですね・・・排他的経済水域 - Wikipedia そして、ニュージーランド、中国となっていますね・・・

FAOによると、2005年に、米国は野生の漁業から4,888,621 トンの魚を収穫し、水産養殖からさらに471,958トンの魚を収穫しました。これにより、米国は中国、ペルー、インド、インドネシアに次ぐ5番目の魚の生産国となり、世界全体の3.8パーセントを占めました。

 こんな感じね・・・だから、米国には300隻しかないというのはね・・・

1982年に成立した海洋法に関する国際連合条約によると、国は、沿岸から200カイリの「排他的経済水域」のなかでは海洋資源を排他的に管理することができるが、それより先は公海となる。アメリカはこの条約を批准していないが、沿岸から200カイリをアメリカのオフショア排他的経済水域と宣言している。

 もうちょっと余計に叫んでいそうですがね・・・批准していないのは・・・何か都合が悪いからでしょうね・・・

巨額の補助金で支援された中国の漁船は、時には武装した海警船(沿岸警備隊)の護衛付きで、朝鮮半島の近くと南シナ海で違法に操業を行っている。これらの海域における乱獲で、中国は世界のイカ市場を支配するようになった。中国の漁獲量の半分近くは、他のアジア諸国と欧米に輸出されている。

 ふむ・・・イカね。中国はイカ好きかね・・・?しかし、ちょっと私の記憶では・・・中国は、魚介類の世界一の養殖を行っていなかったかね・・・?全世界の養殖水産物の3分の2を占めるとか・・・で、米国もメキシコ湾での養殖を始めたような・・・?中国の養殖は・・・揚子江中流域と香港マカオの珠江デルタが中心だったような・・・今はどうなっているのかね・・・?揚子江中流域・・・洞庭湖ね・・・これが、ダムで小さくなっているから・・・あのダムが溢れると養殖が盛んになる・・・?

 このイカ漁が・・・北朝鮮の日本海の水域で行われているという噂があるが・・・?こいつが、ちょっと私には納得できなくてね・・・米国のシンクタンクが叫んでいましたがね・・・

 ちょっと気になるのは・・・バブル期にタイかな?とにかく、東南アジア産の小ぶりのイカの干物が安価に流通して・・・随分と食べた記憶が・・・?いつの間にか消えた・・・チャイニーズに食われたか?それとも、私が貧乏で買えなくなったのか・・・?確かに、今は貧乏で買えないが・・・

中国の漁船は遠くアフリカや南米にまで操業範囲を広げている。漁師は正体を隠すために、国籍を示す旗を掲げない。エクアドルは2017年、環境を保護しているガラパゴス海洋保護区で中国人漁師20人を逮捕した。そして中国の珍味であるフカヒレスープの主成分である何千匹ものサメを捕獲した罪で、懲役4年の判決を下した。

 密漁する場合はね・・・ただ、漁船も遠洋漁業をする奴は2次レーダーを使っているのでね・・・左のように・・・オレンジ色の奴がそうですね。詳細情報は、これでは取れませんが・・・こういったサービスを利用する事で、自社の船団管理を行って、サボっていないことを確認することになるわけね・・・

 ここで示されている密漁は・・・確信犯だろうね・・・

 まあ、チェックすると・・・結構怪しい中国船があるね・・・MarineTraffic ガラパゴスで逮捕された船の運用会社のもののようですが・・・苫小牧沖に2020年9月14日にポジションを示して、今は2次レーダーは切っているから・・・密漁中かね?まあ、海上保安庁が仕事をしているのでしょうから・・・ある程度は、どの海域に進出しているかは見当が付くわけね・・・この船、荒天で退避だ・・・

 12日の天気図・・・左のように熱帯低気圧が接近・・・赤の点が苫小牧ね。荒天退避で所属を明らかにしている状態のようですね・・・気象庁|過去の天気図(1日表示) 情報収集は面白いね・・・理由があって漁船が排他的経済水域にいるわけね・・・60m程の漁船ですが・・・時期からすると、サンマ漁かね?サンマ凶漁 水揚げ最悪だった昨年の2割程度 沿岸からも遠くなる庶民の魚 - 毎日新聞 さて・・・今年は美味くないのか・・・

 漁業情報サービスセンター(東京都中央区)が9日発表した「中短期漁況予報」は「10月上旬まで道東海域への来遊はない」と、さらに深刻な見通しを示す。過去最低だった昨年(4万5800トン)どころか「3万トンも怪しい」(同センター道東出張所)状況だ。

 ふむ・・・一般社団法人 漁業情報サービスセンター ここの情報ね。最新の情報から拾うと・・・

3.漁況の経過概要(9月上旬)
1)道東海域
(1)来遊量
今年は、前年同様、道東海域に漁場は形成されず、道東海域における来遊量は極めて少ない。
主漁場は、道東海域東側の公海で、主漁場は前年同期よりも沖合である落石東北東750〜790海里と落石東南東720〜800海里であった。これらの漁場でも最高8トンしか漁獲できず、来遊量は前年同期よりもかなり少なかった。このように、8月下旬同様、魚群は前年よりもさらに沖合に分布しており、分布量は前年よりもかなり少なかった。


 この海域にいて、荒天退避で・・・2次レーダーを入れて嵐の過ぎ去るのを待ったわけね。そして・・・ポジションは漁場を示すことになるから、切って操業かね?

 9月上旬の漁場は北海道の落石岬の東北東750〜790海里というと・・・概ね左の図のカムチャッカ半島の南の方ね・・・中国船は福州辺りの奴の様ですから・・・左の赤丸の辺りね・・・この辺りの表面水温が10〜15℃程度ですかね・・・気象庁 表層水温・海流実況図 そして、海流を眺めて・・・潮目ができている所・・・冷たい水の水舌をチェックして・・・なるほどね。

 私でも、ある程度の予測ができそうですね・・・天気図と水温図と海流図を重ね合わせて、気合だね・・・ああ、このサービスを漁業情報サービスセンターは「エビスくん」というサービスでやっているわけね・・・私だと、過去の情報から、漁場を出して・・・この漁場形成のパターンを天気図・海水温図・海流図で対象魚種の生態の理解から推測・・・しつこくチェックすれば、パターン認識ができるね・・・さて、一旦切って朝飯にするか・・・

2020.09.29

    

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの



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