現在をうろうろ(961)
日本貧窮者経済新聞
 ハーバード大学ケネディ・スクールにおける安倍内閣総理大臣のスピーチは・・・?(1)

 さて、PCの調子は相変わらず悪くて・・・困ったものです。一部のソフトウエアにも問題が出ているし・・・随分と作業中のファイルを飛ばしています。5ページ分が飛んだ・・・どうやら、書き直すようにという事のような感じですね・・・急いで再構成・・・

 さて、どうやら今のところ政治屋君の訪米は順調なようです。一応、色々とチェックを入れていますが・・・先ずは、ハーバード大学ケネディ・スクールにおける安倍内閣総理大臣スピーチですかね・・・平成27年4月27日 ハーバード大学ケネディ・スクールにおける安倍内閣総理大臣スピーチ 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ

 ざっと眺めましたが・・・なんだかね?あとは、A public address by Shinzo Abe, Prime Minister of Japan forum.iop.harvard.edu こちらに47分近い動画が掲載されています。一応全部見ましたが前半の演説部分は英訳されています。後半の質疑応答は通訳が入っていますから日本語で聞く事ができます。先ずは、演説内容をチェックしますかね。

 冒頭、ネパールにおける震災で亡くなられた方々に対し、哀悼の意を表します。日本は既に緊急援助隊の派遣を決定しました。日本はアジアの友人として、あらゆる協力を惜しみません。
 皆様こんにちは。ナイ教授のお力添えで大勢の人たちに会え、嬉しく思います。ケンブリッジ・コミュニティーの方々が何を知りたがっているのか。私自身、大いに興味があります。質疑応答の時間が楽しみでもありますし、どきどきもしています。
 私の内閣には二人、ケネディ・スクール出身者がいます。厚労大臣の塩崎恭久さんと、農水大臣の林芳正さんであります。担当分野で、何十年ぶりという大改革を進めていただいています。


 質疑応答が楽しみだって?どきどきしている?ホントかね?どうせ、質問書が先に出ているのではないかと・・・いつも気になるのは演説と質疑応答とインタビューとでの喋り方の差ですね。演説と事前の質問書が出ていると思われるものでは比較的普通に喋るが、インタビューの場合には随分としどろもどろになる・・・まあ、政治などはチームでやるものですから、単に喋るのが・・・とか、血筋とか・・・でも使えるものは使いますからね・・・どきどき感があるのは、質疑応答の直前にやらかしています・・・

 右のように、演説が終わり、質疑応答へ移る時に紙ばさみを落としています。手の動きからすると、紙の束を取り出しそれを上にしようとしているわけですね・・・終わった演説の草稿の上に、次の資料を乗せる作業のようです。演説が終わったから・・・書類が不要になるというわけではないようです。

 それで、ちゃんと紙ばさみの上に質疑応答の草稿が在りますね。これが重要なんですね。

 ちょっと気になるのは質問の中のルール・・・ルール1は所属と名前を述べる事、ルール2は簡潔に質問すること1分以内、ルール3は、質問は・・・?で終わること、スピーチは戴いているのでスピーチをしないで質問をしてください・・・3つ目の日本語訳がちょっと気になりますね・・・つまり、質問者は質問だけをして、演説をしてはいけないと言ってるのでしょうね・・・既に演説を戴いているから、演説をするな・・・これだと、質問者に対してではなく、回答者へのルールになっちゃいますからね・・・まあ、事実上演説をしていますがね・・・質問者が演説し始めたら面白いのに・・・あちゃ、先走っちゃった・・・

 日本での大改革は厚生省・農林省によって起こされるのかね?さて・・・改革のプロセスに関しての言及がありますね・・・

 改革は、たとえその経済合理性に十分説明がついても、周到な政治プロセスを作り上げない限り、成功はしません。
 政治プロセスとは、議会と内閣の関係、与党と野党の関係、そして利害関係者や国民、更にはまたマスコミとの関係です。これを適切にマネジメントできなければ、改革は成就できません。
 改革を支持する人たちは、多くの場合、多数派です。しかし同時に、モノを言わない多数派でもあります。そして、それに対し、既得権をもつ人たちには、常に発言の場が用意されています。
 改革は、政治資本を、政治的な資産を、消費します。歴史が教えるところ、私の国では、ひとつの政権は、ひとつかふたつ、大きな改革を手がけることができればそれで精一杯でした。


 改革には経済合理性によって為されるのかね?・・・私は、理念によって為されるのだと思っていた・・・理念を掲げて改革を行う・・・経済的合理性は改革の成否を問う重要な要件であるが、まずは理念、その実現のために様々な要因を調整して行くことになると思うのだが・・・改革は、偉大な理念の下に行われ、理念の実現のために経済的な合理性などの改革を成功させる諸条件を政治的な周到なプロセスに乗せる事が必要だと・・・・

 政治が説得しなければならない相手として・・・先ず議会と内閣の関係で法を作らなければならない、直接の利害関係者はもとより、国民にも周知させ賛成の方向へ説得しなければならない。そして、マスコミにも協力してもらわなければならない。これは納得・・・理念の実現のために行われる改革はね・・・しかし、何故「理念」というやつ、改革の方向性・原動力となるものが抜けるかね?何のための改革なのか・・・この「何」が良くわからない・・・日本を取り戻すとか・・・抽象的でね・・・私にはちっともわからない・・・次の文は変じゃないかね?

 改革を支持する人たちは、多くの場合、多数派です。しかし同時に、モノを言わない多数派でもあります。そして、それに対し、既得権をもつ人たちには、常に発言の場が用意されています。

 改革を支持する人たちは、多くの場合、多数派です。・・・これってホントかね?結果として多数派になって改革が成功するのではないかと・・・一般に、6割の無関心層がいて・・・これは基本的に今の自分の生活を守るだけで精一杯、改革を考える余裕すら無いし、考えたくもない人達ですね。そして2割の改革を考える人、そして2割の改革を反対派というか・・・積極的に今の状況で良い、今の状況にしがみつきたい者から成り立つと思いますね。

 つまり、無関心層を動かしたものの勝ち・・・改革が成功する場合は無関心層を改革にとり込めた場合、失敗は無関心層を改革に取り込めない場合・・・だから、モノを言わない6割の人間が改革の成否の鍵を握ることになる・・・

 そして、改革を叫ぶものも、既得権を叫ぶものも、常に発言の場を積極的に用意して叫ぶ事になる・・・と私は認識していますが・・・毎日のように改革されたら大変ですがね・・・朝令暮改・・・これが、改革の良い姿には思えないが・・・基本的に社会システムは時代の要求があって革新される・・・今、日本が必要としている改革は・・・政府の借金の山を何とかする事に尽きるのでは?

 何で、改革についてこんな風な言い方をするかね?改革の中身に関するものが無いからなんだかね?ちょっと気になる・・・一般論を述べられても・・・ちょっと、気になる・・・政府や自民党が何を目指して改革しようとしているのか?

2015.04.29

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

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