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 内閣総理大臣の参議院解散の記者会見 (11)・・・?

 内閣総理大臣の、衆議院解散記者会見の全文、これの精査の続きです・・・平成26年11月21日 安倍内閣総理大臣記者会見 平成26年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ

 さて、次なる質問者は・・・日本テレビですね。

 消費税率の引上げを延期したことによって、来年度予算でいきますと、おおよそ1.5兆円程度の税収が減ることが予想されるわけなのですけれども、総理は今、会見でも子育て支援などは行っていくというふうにおっしゃいました。となると、税収減が予想される中、財源がやや厳しくなりますから、何らか、何かは続ける以上、何かはメリハリをつけなければいけなくなると思うのですけれども、この点についてはどういうふうに対応されるお考えでしょうか。

 メリハリをつける・・・何を削って、子育て支援の財源を作るのか具体的に説明させないのかね?曖昧な問いに対しては曖昧な返事が許されるのでね。手品みたいに金の湧いて来る財布が欲しいものですが・・・それは「今度」と「おばけ」のようには出てこないものですからね・・・政府のマジックは、国債という紙切れを作って・・・近頃は、紙切れすらなく、単なる存在を記録しているデータに過ぎないものですから簡単なのかね?そして、送金だって現物ではなくデータのやり取りでOKですからね・・・私も、近頃は現金を見ていないですね・・・国債という紙切れをやはり発行するべきではないかと思いますね。だって、その量がね・・・紙を積み上げた様子を見たらその凄さが分かりますからね・・・何しろ、戦時国債なんかは、紙の入手が困難になって国債の発行だって大変だったようですから・・・今の国債は・・・紙屑同然になる事も許されない・・・??さて、どんな答弁か・・・

 消費税率を引き上げないということになりますと、給付と負担のバランスから、社会保障というのは、給付するためには負担も必要であります。その関係から言っても、全て行うのは、それは難しいと思います。しかし、大切な社会保障の充実であります。これからずっと私たちは上げないと言っているのではなくて、18カ月分だと。18カ月分をどれぐらい確保できるか。できる限り充実に向けて努力をしていきたいと思います。しかし、その中において、子育てをしている方々を支援をしていく。これはしっかりとやっていく考えであります。先ほど申し上げましたように、2年間で20万人、5年間で40万人分の保育の受け皿はちゃんとつくっていく。このことは、はっきりとお約束をしたいと思います。

 あれあれ・・・給付と負担のバランスから、社会保障というのは、給付するためには負担も必要であります。その関係から言っても、全て行うのは、それは難しいと思います。・・・こう来たぞ・・・給付のためには負担がある・・・負担しているにもかかわらず年金はどうなるのかね?気になるのは・・・年金用に金を集めてそれを投資して、累積で35兆円ほどの利益が出ているはずだが・・・これってどうなってるのかね?昨年、一昨年の利益は2012年度(平成24年度)11兆2,222億円 2013年度(平成25年度)10兆2,207億円・・・ただ、運用実績は私の方が良さそうですね・・・何しろ必死さが違いますから・・・なんてね。運用している額が小さいので、博打が打てるのが強みですね。そして、小まめに稼ぐ・・・しかし、13年やっていて、この2年で21兆4000億円あまりを稼いで居ますが・・・残りの11年間は何をやっていたんでしょうね?あれだけの資金で年間1兆円ちょっとですから・・・単なる円安のための出目なのか?

 給付と負担の均衡を言うなら・・・運用は人口が安定していれば、それほど頑張って運用する必要が無い事になる?しかし、どうやら、円安誘導で儲けさせて、国庫へ金を引き上げての借金対策かね?それだったら、日本の優秀な消費者金融にでも投資したら?規制緩和を行えば貸し付けは増え、庶民から金を毟れる・・・この方がよほど儲かる・・・だから、カジノとかも好きなんですね・・・どうも、あまりまともではないような気がしますが・・・株や賭博などで儲けるなど・・・やはり、一次産品や鉱工業の振興が無ければね・・・所詮商業は、創造された価値を移動する事によって儲けるだけですから・・・流通がこれだけ発達した中では・・・産直になってしまう・・・地産地消の意味は事実上無い・・・北朝鮮のように交通網が未発達な所ではあたり前のものですが・・・流通の高度化により意味が無い・・・大産地には勝てない・・・自明・・・対抗するには、名産地になることしか無い。

 なんとなく・・・精査してみると面白いものです。日本的な思考というか・・・日本で俗受けする言い回し・・・データの不思議な活用などなど・・・私も妄想的な統計の利用をしますがね・・・統計というものはある意味恣意的なものですから、そのデータの一つ一つが持つ意味を考える必要もあるし・・・なかなか面倒なものです。

 アベノミクスは・・・成功も失敗もしませんね・・・なんとなく、何もしていないに近いですから・・・XXをせよ、XXまでにXXを達成せよは殆ど無いですからね・・・大企業を脅迫して賃上げを行いましたが、あの賃上げも事実上、円安に伴う企業収益の円建てによる利益ですから、別段大騒ぎをしなくても・・・一時金等で、下々に回る金でしょうからね。企業は基本的に税金を払いたくないですから、給料にしちゃいますからね。従って、株主に対する配当も少ない・・・最近は、株主に対する配慮も少しはするようになったような感じですけどね。

 少なくとも、金融に関しては日本は変わろうとしているのではないかと思われます・・・まさか、ひどすぎる借金に対する防衛とか・・・何しろ、私の予測をちょっと越えての円安ですから・・・株価を無理して上げるから円安になる・・・円安になると舶来品の値段が上がる・・・国産志向の連中は影響が小さいですが・・・飼料など舶来品に頼っているものは軒並み値上げでしょうからね。特に怖いのは、年末のお節料理のシーズンが・・・あの価格が、そのまま続きそうな気がします・・・年末は色々な物が普段とは違ったちょっと高い値付けになりますから・・・1月はどんな物価になるのか、今から恐ろしくてね・・・気分としては3割ほど商品が、微妙にパッケージをリニューアルして値上げとなりそうな気がしてね・・・通常版・年末年始バージョン・・・リニューアル値上げバージョン・・・

 減反強化で補助金か・・・逆だろうが、政府が国策会社を作って、海外に米の市場を作り出す事が重要なのに・・・生産を減らせば、農家はコメ作りをやめちゃうよ・・・作らなくても金になるのだから・・・ガンガン作ってガンガン売らなければ・・・市場は大きくならない、国内市場だけでは捌けなければ、減反の補助金ではなく、損をしても海外に売る体制を作らなければならないのに・・・国に金が無いのは仕方ないが、補助金の出し方が逆・・・生産したものを買い上げて価格を維持し・・・商社に指示して売らせなきゃ・・・ここで出る損と、補助金の出費が均衡すれば問題ないのに・・・そのうち、海外市場が大きくなる・・・国内市場だけでは無理なんだから・・・

 そもそも農業が米を主体とするのは、米ならば絶対に売れるからだった・・・律令以来の国策だったからじゃないのかね。米即ち価値あるもの、通貨としての価値を持っていた・・・それを維持できないのが問題・・・ガンガン買い取ってガンガン売る!それしかないのに、弱気だから・・・日本の米は特別だからと叫びつつ、減反・・・これじゃ、誰も作らないし、価値の無いものと思われたら誰も食わない・・・そういえば、この半年ぐらいで、コンビニやスーパーのおにぎりの味が非常に落ちているのはなぜ?凄く気になる・・・毎日食べている人は気付かないかもしれないが、こちとら、数か月に1度程度しか買わないから、味の変化が分かる・・・多分・・・数日前に2食分、コンビニ及び大手スーパーで買いこんだら・・・米がマズイ・・・普段、あまり米を食えなくなっているから、財布に無理させて食べたらがっかり・・・これも、アベノミクス効果なのかと・・・

 農業の振興を叫んで、減反政策の強化はないよね・・・このままの相場で自由化したら・・・重要5品目の大半の国内生産は傾き、輸入もされないから・・・どうなる事やら?

 まあ、減反の補助金政策が、日本型の不思議な自壊に向かう補助金政策なのでしょうね・・・金をやるから止めてくれ・・・損をしても買い取るから頑張ってくれ・・・この差は大きい。つまり、減反で補助金が出るのは、国策に反する行為をしないでくれと金を出して頼んでいるのと同じ・・・しかし、対外的には米農家の保護が国策・・・これって明らかな二枚舌では?妄想家はそんな風に考えてしまう。減反補助金は、農家の首を真綿で絞めるようなものに見えるが・・・ああ、美味い米が食いたい・・・仕方がないから、農家を強請るか・・・米持ってこい!実は言えるところがあるのでね・・・そろそろ、年末進行だから・・・黙っていても多分持って来る・・・代わりに・・・金が出て行くことになるな・・・古米でいいから安い米を・・・そう言ってありますから・・・

2014.11.26

  

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