現在をうろうろ(1863)
日本貧窮者経済新聞
 核は運べるか 北朝鮮ミサイルの謎を暴くだって・・・?(5)

 さて、前回の続きで・・・核は運べるか 北朝鮮ミサイルの謎を暴く  WEDGE Infinity(ウェッジ) こいつですね。私の妄想はどうも本文から離れる傾向が強くて・・・

 2つ目は、ムスダンに代表される旧ソ連の液体燃料の潜水艦発射弾道ミサイルR-27の系統だ。北朝鮮は、ソ連崩壊(91年)前後に、R-27と、そのエンジン4D10を約50基入手したとされる。4D10は、メインエンジン1基の他に、偏向可能な小型のロケットエンジン2基を組み合わせた構造。小型のロケットエンジンの向きを変えて、ミサイルの飛翔方向を制御する。

 R-27は旧ソ連時代に653発が試射され、579発が成功と安定した性能を示したとされる。ムスダンは、全長約9mのR-27を12m余に延長して、燃料と酸化剤の量を増やし、4D10、または、その北朝鮮版エンジンを使用したとみられ、最大射程は2500kmとも4000kmとも言われる。


 そう、兵器ってのはちゃんと機能することが重要ですね。敵が目の前にいるのに、手にしているのは弾が出なくなることが多い自動小銃とか・・・単純な話です。必要なのは高性能ではなく、無類の信頼性という事ですね。

 無駄弾を打つなと文句をつける射撃管制装置とかは、ふざけるな!という感じではないかと・・・余計な指示を出すぐらいなら兵站をしっかりとさせて、打ち尽くせないほどの弾薬や食料など戦闘継続に必要な物資を山積みしてみろ!という感じですかね?そうでなければ戦争には勝てない・・・残念ながら、自衛隊の物量は大したことはない・・・そんな感じですね。

 ソ連の設計の兵器は安価で大量生産が利いてそれなりの信頼性を持っているが、やや低性能・・・しかし、人殺しには十分!というコンセプトですからね。町工場でも製造可能・・・おもちゃ製造業が、実銃の製造に・・・これが可能な感じのものですからね。戦前の日本兵器は無理な設計で、名人級の職人ならそれなりの物を作れるが・・・それが兵隊にとられると兵器の質が途端に下がるとかね・・・粗製乱造でも兵器の質が保たれる設計が優秀な設計であると、私は思いますが・・・どうせ、徴用工が作ることになる・・・

 ムスダンは、最大射程なら日本を飛び越えるが、物理的には意図的に高く打ち上げて手前に落とす方法で日本を狙うことも可能だ。もし発射実験に成功して運用が開始されれば、日本のイージス艦に現在装備されている迎撃ミサイルでは迎撃が困難であり、日本にとって厄介な存在となりかねない。

 はあ?ムスダンは液体燃料ロケットでしょ?何で意図的に高く打ち上げる必要があるのやら?私には理解不能・・・固体燃料ロケットだと燃焼時間をコントロールすることは不能ですが・・・?どうやら、私の常識とこの記事を書いた人の常識が異なるようです・・・砲弾だと弾道を変えることで着弾距離を変化させますが・・・なんだか、ムスダンの制御装置ってのは超原始的なのか?姿勢制御や噴射制御はできないのかね?燃料切れまで全開で燃焼しておしまい?ロケット弾とミサイルの違いは?液体燃料ロケットと固体燃料ロケットの違いは?

 近頃は誘導装置がコンパクトになって、ミサイルとロケット弾の違いがほとんどなくなっていますね。一般的な用法ではミサイルは誘導装置を有するもの、ロケット弾は誘導装置を持たないものという感じですが・・・徐々にその括りが壊れてきているかな?何しろ砲弾ですら誘導弾になりつつあるわけですからね。

 まあ、分けるとすれば、砲や固体燃料ロケットのように一定の推力を使い切っての飛行方法と、高級な液体燃料ロケットで推力をコントロールすることで飛ぶかの分け方が楽かもしれないですがね・・・砲は火薬の燃焼によって砲弾に運動量を与えて飛ばす、固体燃料ロケットは燃え尽きるまで燃えて運動量を飛翔体に与えるという意味ではどちらも燃えきることで推力を与えるが・・・液体燃料ロケットエンジンでは、燃焼室に燃料を送るのを止めれば止まるし、再起動も可能・・・そういった制御が可能かどうかの問題もあるでしょうが・・・燃料の量を調整することも可だし、燃料の供給を止めることで運動量を与えるのを止めることも可ですからね・・・・ムスダンは?物理的には意図的に高く打ち上げて手前に落とす方法で日本を狙うことも可能というなら、凄く原始的な制御しかできないことになるね・・・第二次世界大戦中の実用兵器のV2ロケットに劣ることになるね・・・単なる満タン燃えきりでしか飛ばせないことになるから・・・この記事の内容の信頼性が揺らぐね・・・チェックする意味があるか?なんって・・・

 ああ、こういった考え方だから30kmしか飛ばなかったから失敗とかやってるのでしょうかね?固体燃料ロケットだって、目的によって推進薬の量を変えることだって可能でしょうね・・・単に、水中から押し出し、そのあとで着火させられるかをテストするための物とかね・・・それでなければ、着火の成功を確認して爆破処理とかね・・・開発者は馬鹿じゃないと考えるべきだね・・・ああ、これって、一般的に言えば好意的に見るという事になるから・・・一般的な敵を見る目とは違う事になるね・・・敵は笑ろうべきものなり!なのかね?それでは現実を見誤ることになると思うが・・・敵は馬鹿、味方は賢い・・・どちらも頑張っているはずですがね?

 3つ目は、旧ソ連のOTR-21固体推進薬弾道ミサイルをベースに開発された短距離のKN-02ミサイル。液体の燃料よりも発射準備に時間がかからない固体燃料で、燃料と酸化剤を混ぜたゴム状の推進薬を充填したケースの中で燃焼させ、噴射する。射程150km程度とされるKN-02は、日本には届かない。

 まあ、短距離の戦術誘導弾ですからね。使用目的の異なるミサイルですね・・・OTR-21と9K79と9M714・720の違いが・・・まあ、どうでもよいか・・・戦術ミサイルでしょうから・・・設計上の最大射程は500km程度まででしょうから。なんだか、この記事は戦術と戦略ミサイルの概念が曖昧ですかね?まあ、どちらもどんな範囲での戦争下によって意味が変わりますからね。狭い部屋の中での手榴弾を持った2人の人間にとって、手榴弾は戦略兵器か戦術兵器かの問題ですね。

 4つ目は、先述の「銀河」だ。第1段はスカッドのエンジン4基に偏向可能な小型ロケットエンジン4基、第2段はスカッドまたはノドンのエンジンを1基、第3段は固体推進モーターを使用しているとみられる。つまりこれまでの3系統の混成≠ニいったところ。米本土を狙う大陸間弾道ミサイルとして使用するなら射程1万2000kmに達する。ただし、一度、大気圏外に出た弾頭部が大気圏再突入の熱や振動に耐えられるのか、また、全長32mという大きさから発射準備が偵察衛星や偵察機から見られないように隠す竪穴式の発射装置「サイロ」の有無がカギとなる。

 はあ?普通の大型の衛星打ち上げロケットだと言われるものですね・・・なんだか、ここまでの内容には意味が無いような感じですね。衛星打ち上げ能力を持つ国に、核は運べるか?というものですから・・・私の結論は最初に書いちゃったしね・・・民間航空機に核兵器を搭載、乗っ取られた、亡命する高官とその家族など・・・これで、かなりの所まで入れる・・・こういって欺瞞する航空機を打ち落とせるか?その問題ですね・・・つまり、手段を択ばずという場合では、単にたどり着ける輸送手段があるかと言えば・・・北朝鮮から2000kmを飛行・航行することができる物があればよい・・・その意味では、北朝鮮は核兵器の運搬手段を有する国という事ですね。

 北朝鮮の、衛星打ち上げ用のロケットの発射通告があって、発射前に破壊しようとするような馬鹿げたことをする国は無かった・・・従って・・・大っぴらにやるなら隠す竪穴式の発射装置「サイロ」の有無がカギとはならない・・・それだけですね。例えば、中国が軍事パレードを行い、即応体制を示すために、天安門前広場で移動式大陸間弾道弾の発射準備と発射を行うデモンストレーションを行うと・・・それでTV中継を行い、現実にワシントンを攻撃したら?阻止できるかね?ワシントンでは興味津々で発射の様子を眺め・・・ちょっと経つとノーラッドから軌道の報告があって、あと20分でワシントンに来ます・・・

 怖いのは、表向きの平和の中での緊張状態じゃないのかね?偉大なる安倍晋三閣下のようにハッタリかまして挑発するという「日本らしい日本」のやり方・・・何しろ、寝てるやつを斬るのと・・・寝ている相手を斬るに、その枕を蹴飛ばして斬るものだ・・・この程度の時間差ですからね・・・事実上のだまし討ち・・・弱虫日本はこんな卑怯なだまし討ちのようなものを正当化するわけだから困ったものだね。堂々と渡り合うとか初めから考えていないようにしか見えないのだが・・・

 勇壮な言葉に見える物も、単なる言い訳系の言葉ばかりじゃないかね?

2016.06.03

  

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