アフリカ政策の概要は・・・(1)

現在をうろうろ（1174）

　アフリカ政策の概要は・・・(1)

　さて、大東亜戦争もチェックが進まないね・・・フルート遊びが思わぬ方向へ・・・そして、気になるアフリカの中国進出と日本の関係・・・投資を考えると、優先順位がアフリカの開発ということになるが・・・さて、どうするか？とか言いつつ・・・気になるのはアフリカ・・・安倍首相「日本の支援はアフリカの未来のため」　エチオピアで会見、中国との違い強調 - 産経ニュース　・・・日本は人材を育成し、日本の知見を伝え、ともに汗を流すことで自力で立ち上がる支援を行っている。このやり方こそアフリカの未来への投資だと理解いただいている・・・道路や港の整備をはじめ地域の成長のために日本には貢献できる技術がある。日本にとっても大きな成長のチャンスだ・・・ホルムズ海峡の安定は日本にとって死活的な利益だ・・・この記事は・・・平成26年1月14日安倍内閣総理大臣アフリカ政策スピーチ～「一人、ひとり」を強くする日本のアフリカ外交～平成26年総理の演説・記者会見など記者会見首相官邸ホームページ　こいつについて書いたものですね。

　アフリカ政策を知らないことにはダメだから、ちょっとこいつを眺めることにしますかね・・・

　ハイレマリアム・デサレン・エチオピア連邦民主共和国首相、ヌコサザナ・クラリス・ドラミニ＝ズマ・アフリカ連合委員長、親愛なる友人、ご列席の皆さま。
　私は、TICAD Vの誓いを果たそうと、AU本拠を擁するここ、アジスアベバにやって来ました。「近いうち、必ずアフリカの大地を踏みしめたい」。――横浜で、私はそう言いました。約束を果たせ、嬉しく思います。

　第5回のアフリカ開発会議の話ですね・・・内容的は外務省第5回アフリカ開発会議（TICAD V）　これですね。

　冒頭に当たり、いまいちど、ネルソン・マンデラ・南アフリカ共和国元大統領の足跡に思いを致し、皆さんとともに、敬意の念を新たにしておきたいと存じます。
　人は、希望を失ってはならない。失うとき人は、運命に自ら働きかけることをやめ、その奴隷と化してしまう。マンデラ氏は生涯を通じ、その身をもって、私たちに教えてくれたのだと思います。
　世界は、まことに偉大な星を、失ったのだと言うほかありません。

　ふむ・・・アフリカ連合（AU）本部でのスピーチだから南アフリカの大統領だったマンデラ氏の言葉を引いているというわけですね。人は、希望を失ってはならない。失うとき人は、運命に自ら働きかけることをやめ、その奴隷と化してしまう・・・私は、1つ希望を失いましたから・・・平和へ向けての・・・平和への希望が失われた私は、戦争回避に自ら働きかけることをやめ、戦争の奴隷と化しつつあるのかな？だから、アフリカでの日本と中国との代理戦争を考えてしまう・・・スーダンと南スーダンとの間の騒擾を利用して・・・中国資本が40％を支配している石油の利権を我が物に！とかね・・・

　日本は、そういった前科がありますから問題ですね。日本の生命線だ！戦争だ！になりかねない。・・・平和の希求をやめて、国益ばかりを叫ぶと・・・右翼の軍国主義者の安倍晋三君のようになってしまうのかね？まあ、爺さんの血が流れているのか？その人脈の中にいるのか？何しろ、岸信介は満州での経験を元に、南方資源獲得のための戦争内閣の重要な役割を担ったわけですからね。その人脈の中に今も生きている可能性が高いですからね。それに、なんだか奇妙な資源外交をしているような・・・中国に対する対抗意識が強すぎるのか？

　単に・・・利権獲得の時期の問題で、中国の利権獲得と重なっただけなのか？中国の跡を追っているのか？それとも、日本の跡を中国が追っているのか？後で、この辺りも比較してチェックしてみないといけないのかね？モンゴルの石炭は、結局は中国との合弁のようだし・・・

　鳴り物入りで始まったモンゴルのタバントルゴイの石炭も・・・日本経済新聞　電子版　モンゴル炭鉱、住商・中国の企業連合が優先交渉権　とはいうものの・・・企業連合は神華、住商、モンゴルの鉱山会社の３社で構成し、モンゴル政府とは一部鉱区への出資などについて交渉する。住商は「当社は石炭の販売と海上貿易の機能を担う検討を進めていく」とコメントした。採掘には直接関与しないとみられる。・・・という具合ですからね。核心部分には手が届いていないようですからね。中国の方が上手なのか？なんとなく・・・タバントルゴイの石炭は当分は日本までたどり着きそうにないですね・・・モンゴルでの鉄道建設の話も近頃は聞かないし・・・なんだかよくわからない・・・

　あれ？アメリカの海軍基地をチェックしているんですが・・・見慣れない船が・・・ミサイル追跡艦とかの類なんですが・・・？37°17'35.0N 76°35'07.3W - Google マップ　アメリカ海軍補給廠のチータム・アネックスなんですがね・・・左のようなレーダードームを多数装備した船なんですがね。全長125mあまりかな？

　中国にも類似な艦があって・・・こちらは衛星追跡艦とか呼ばれているようで・・・こちらは220ｍほどありますね。建造中と思われるもの・・・右の写真ですね。

　アメリカ海軍の船なら、この手の奴は軍事海上輸送司令部の持ち物ではないかと思うのですが・・・・Military Sealift Command　ちょっと不明・・・近頃は色々な船があるものでね・・・記録しておかないと忘れちゃいますからね。

　情報収集は小さなことの積み重ねですからね・・・さて、続きは・・・

　さて、親愛なる友人、ご列席の皆さん――。

　TICADの全プロセスを通じ、多くの日本人は、アフリカを、明るい色で想い起こす心の習慣を身につけました。アフリカとは、日本にとっての希望であると、少なくない日本人が思っています。さればこそ、ここで、再び申し上げます。TICAD Vでしたお約束を、我が政府は、ひとつ残らず実行します。

　アフリカを明るい色で思い起こす心の習慣を身につけた？なんだね？・・・ブラック・アフリカ？暗黒大陸？意味不明ですが・・・汎アフリカ色っていうと赤・黄・緑の3色でしたね・・・所により赤・黒・緑かな・・・私の頭の中だと、アースカラーと原色系の明るい色かな？意味不明のことを言ってるが・・・ヨーロッパの連中にとってのアフリカと、日本から見たアフリカってのは随分と違う気がするが・・・ヨーロッパに影響を与えたアフリカの色彩となると・・・印象派の連中かね？ドラクロアとかのロマン派に続く連中・・・

　アフリカとは、日本にとっての希望って？なんだね？アフリカに希望を持つ・・・約束をひとつ残らず果たす？2013年から2017年にかけての320億ドルか・・・2012年当たりの計画だと１ドル80円ぐらいですから2兆5600億円か2015年124円だと3兆9680億円・・・邦貨だと結構な額になりますね。どちらで約束しているやら？まったく、オリンピックスタジアムだってどうなるのかわからない状態なのに・・・先の見込みがあっての話なのかね？心配になります。為替の変動は・・・予算を立てる場合には大きな障害になりますからね。

　いまだに、東芝の不適切会計ってのは・・・この為替変動に原因があるような？しかし、気になるのは、東芝が払いすぎた税金の処理をどんな具合にするのやら？消えた利益の３０％ほどが戻ることになる・・・？

　いずれにせよ・・・国内の地方創生の方が1万キロのかなたのアフリカより問題だと思うのだが・・・下関の経済などはかなり危機的な状況下にあると思われるのだが？

　本日も、新たにお知らせがあります。アフリカ民間セクター開発のため、日本は、アフリカ開発銀行と一緒につくるEPSA（Enhanced Private Sector Assistance for Africa）という事業へ、円借款を出しています。
　2012年に、5年で10億ドル、出すとお約束しました。今回、同じ期間にお出しする円借款の額を、2倍、20億ドルにすることにしました。

　すごいね・・・10億ドル8000億円・・・20億ドル2兆5000億円になっちゃうね。為替は魔物だよ・・・ばらまき行政と同じじゃん。金もないのに出資することができるなんって信じられないのですがね。どうも、GDPだって、事実上の財政出動での粉飾のようなものですからね。アベノミクスもそろそろ限界でしょうから、どうなることやら？

2015.08.22