現在をうろうろ(727)
日本貧窮者経済新聞
 新「宇宙基本計画」って何だ?戦争準備か・・・?(29)

 日本はどんな国になるのか?アメリカの腰巾着でも良いが・・・どこへ向かうのか?それが気になりますね。中国に対抗するための防波堤の役割をするのか?この世界はどうなるのか・・・平和な日々が、たった1万日続いてくれれば・・・それだけが望みです。その後は気にしなくても良いでしょうから・・・

(2)安定的な米軍プレゼンスの確保
 日米安全保障体制を維持・強化するためには、
アジア太平洋地域における米軍の最適な兵力態勢の実現に向けた取組に我が国も主体的に協力するとともに、抑止力を維持・向上させつつ、沖縄を始めとする地元における負担を軽減することが重要である。
 その一環として、在日米軍駐留経費負担を始めとする様々な施策を通じ、在日米軍の円滑かつ効果的な駐留を安定的に支えつつ、在沖縄米海兵隊のグアム移転の推進を始め、在日米軍再編を日米合意に従って着実に実施するとともに、地元との関係に留意しつつ、自衛隊及び米軍による施設・区域の共同使用等を推進する。
 また、在日米軍施設・区域の周辺住民の負担を軽減するための措置を着実に実施する。特に沖縄県については、国家安全保障上極めて重要な位置にあり、米軍の駐留が日米同盟の抑止力に大きく寄与している一方、在日米軍専用施設・区域の多くが集中していることを踏まえ、普天間飛行場の移設を含む負担軽減のための取組に最大限努力していく。


 ふむ?・・・アジア太平洋地域における米軍の最適な兵力態勢の実現・・・これを実現するのか?それなら、米軍は沖縄から立ち去るわけは無いと思うが・・・中国から眺めた海洋の問題ですね。・・・東シナ海と太平洋の間に何があるか?南シナ海からインド洋に出るためには・・・ただね・・・公海の通行は妨げられないですから・・・建て前と本音の話ですね。グアムに移転するとは考えにくいが・・・沖縄から2300kmの後退・・・ありえないと思うが。

 いずれにせよ、自衛隊は日本軍になり、米軍の指揮下に入るのかな?NATOはそのパターンですね。特にドイツは・・・ドイツ連邦軍はNATO軍の一員としてヨーロッパ防衛義務を負うわけで任務は「防衛」のみとされてますが・・・1994年の連邦憲法裁判所での判例で、基本法の「防衛」とはドイツの国境を守るだけでなく、危機への対応や紛争防止など、世界中のどこであれ広い意味でのドイツの安全を守るために必要な行動を指すと解釈が拡大され、さらにドイツ連邦議会の事前承認によりNATO域外への派兵が認めらるようになっていますからね・・・日本も、これと同様になる・・・

 ドイツ連邦軍は実質的にNATO軍なので・・・指揮権はNATOすなわちアメリカの指揮下の軍隊として存在している・・・形式的には最高指揮権は国防大臣、戦時には首相に移ることになっているが・・・

 具体的には・・・NATOに参加している国では基本的には軍は2つの事の使われる事になっていて、1つは国防、もう1つはNATO防衛で・・・ドイツの場合は国防より、NATOI防衛が主で・・・国家的な軍事作戦計画と指導をほぼ放棄していて、NATOに一括して委任してある・・・だから、軍の大部分はNATO指揮下にある。残っているのは国境警備隊、沿岸警備隊など一部の部隊がが、ドイツの最高司令官の指揮下にあるに過ぎない。欧州有事には、ドイツ指揮下の軍もNATOの軍事作戦のために供出する事になっている・・・

 これと同じ事を行うとすれば・・・防衛省の解体ですね・・・頭を取り外して、米軍の直轄になるのかね?しかし・・・近頃の動きからするとその可能性が高いのか?アメリカ軍部隊を日本各地の自衛隊基地へ・・・沖縄の負担の軽減のためと称して・・・しかし、自民党の憲法改正草案とは一致しないですね。緊急事態宣言での100日間の政府の手兵と使えるパターンにはならない・・・それとも、陸上総体だけが防衛大臣の指揮下に入り、それ以外の部隊は日本国軍として米軍の指揮下に入る・・・そのための組織の分離作業を行っている?・・・なんとなく変な感じ?続きは・・・?

3 国際社会の平和と安定のためのパートナーとの外交・安全保障協力の強化
 我が国を取り巻く安全保障環境の改善には、上述したように政治・経済・安全保障の全ての面での日米同盟の強化が不可欠であるが、これに加え、そのために重要な役割を果たすアジア太平洋地域内外のパートナーとの信頼・協力関係を以下のように強化する。

(1) 韓国、オーストラリア、ASEAN諸国及びインドといった我が国と普遍的価値と戦略的利益を共有する国との協力関係を、以下のとおり強化する。
− 隣国であり、地政学的にも我が国の安全保障にとって極めて重要な韓国と緊密に連携することは、北朝鮮の核・ミサイル問題への対応を始めとする地域の平和と安定にとって大きな意義がある。このため、未来志向で重層的な日韓関係を構築し、安全保障協力基盤の強化を図る。特に
日米韓の三か国協力は、東アジアの平和と安定を実現する上で鍵となる枠組みであり、北朝鮮の核・ミサイル問題への協力を含め、これを強化する。さらに、竹島の領有権に関する問題については、国際法にのっとり、平和的に紛争を解決するとの方針に基づき、粘り強く外交努力を行っていく。

 アジア太平洋地域の地域内のパートナー・・・具体的には・・・韓国、オーストラリア、ASEAN諸国及びインドといった我が国と普遍的価値と戦略的利益を共有する国・・・ニュージーランドと中国・北朝鮮が入っていないような?TPPの原加盟国のニュージーランド・・・そしてインドの名があるが・・・中国と北朝鮮に対抗するためのものですね・・・この2国とは・・・ロシアは?・・・普遍的価値と戦略的利益を共有する国ではないという事ですね。日米間の三か国協力は米国の対中国戦略でしょうね・・・どうして、憲法違反の文言が現れるかね?

 アメリカの押しつけの憲法と言われるのだが・・・われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。・・・・戦略的利益を共有しない国なんか知らないとか・・・これって偏狭な考えに思えるのだが・・・極めて利己的なのではないかと・・・

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 やはり、我が国にはこの憲法はもったいなすぎる・・・実現不可能なことばかりですから・・・憲法の文言を汚す事になる・・・記憶遺産に飾っておくのが適当ですね・・・いつになったら崇高な目標をきちんと掲げられるようになるのだろうか?まあ、ある意味国際社会は・・・超国家権力主体が無いのが問題ですね。口先だけで法の支配だなんか叫びますが・・・現実問題としては、政治道徳の法則など考慮しない政治屋ばかりで成り立っていますから・・・現実の国際社会は無政府状態にあるわけです。互いの利用価値と戦略的利益を共有する国が徒党を組んで周辺諸国に対して、専制と隷属を求めるわけですね。

 一応は・・・主権国家が併存し、国際法上はどのような国家も平等に取り扱われる事になっているが、国際政治のシステムでは・・・平等な権力のはずなんだが・・国力による不平等性と階層を作り出しますからね・・・国力での弱小国と大国では外交政策で使える手だてが違ってきますね・・・弱小国はそれほどあちこちに大使館を置く事もできないし・・・

 しかし、不思議なのは・・・大国だと叫んでいる割には、国際制度や国際秩序形成・維持にリーダーシップを取っているようには見えない・・・注目はされているが、なんとなく違うような?ある意味、日本は国益の達成が下手なのではないかと・・・あちこちに金をばら撒いているがその効果があまりない・・・アメリカから譲歩を勝ち取るにはどうすれば良いのか?

 まあ・・・アメリカからは敵国だと見られないようにしつつ、自国内からノイズが入らないようにして、上手く立ち回り、ちょっと目立つ積極外交を展開する・・・それから、米国内の有力な機関との相互依存関係を作り出す・・・アメリカ軍さん私たちが手を引くと困るでしょ!ってか・・・それから、反共を叫ぶ事を忘れない、奴らは敵だ!・・・アメリカ国内の利益団体との親密な関係・・・我々の利益を守るためにあの国が必要だ!とアメリカ内部で叫ばせる・・・

 さて・・・日本は上手くやってるのか?・・・ありゃ積極外交ではないし・・・金をばら撒いて話を聞いてもらおうとしているみたい・・・ちょうど、飲み屋で女の子に金を渡しながらおしゃべりしてもらっている感じ・・・金の魅力じゃない、話に魅力が無いのでは・・・楽しいお話になっていないのではないかと?

 どうせ、お金の枠で話をしているのだろうから・・・口先だけに聞こえる可能性が高い・・・信用されていないのでは?廓のおもてなしの文化を引っ提げても真が感じられない・・・女郎の起請文の世界かね?反省が無い人間なんでしょうね・・・でかければ出かけるほど安っぽくなるのでは?ソフトな口調だけでは・・・続きは・・・・

2015.01.22

  

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