現在をうろうろ(449)

 総理大臣の9月29日の所信表明演説から(1)

 さて、先日我が国の総理が色々と数字を挙げて有難い演説を行ったようです・・・私はソウルに行って9月の28日は下を見て遅い歩みを進めていましたので・・・29日はあちこちの市場を眺めて・・・観光ではなく買い物ですね。日曜日に下を向いて歩いた理由は・・・往十里あたりから北西に歩いていくと・・・ソウル風物市場の近くから・・・フリーマーケットの列です。道の左右に露店が道路に商品を並べて・・・雰囲気はかつての秋葉原の電気街みたいですね。ふと、旧ラオックスのコンピューター館あたりの裏通りを思い出しました・・・それが延々と・・・何足の古靴を眺めたか・・・よくぞこれだけ集めたものだと・・・感心してましたね。

 残念ながら、買って帰るほどわくわくしなかったのですが・・・玉屋製のトランシットコンパスが出ていて・・・危なく買いそうに・・・近頃はこの手の無駄な物に対する財布の耐性が強くてね・・・幸い買わずに帰って来られました。

 何も買わないのは良くないので・・・多分、中国製のドイツ語パッケージのフラスコセット・・・例のウイスキーとか入れる7オンスのやつを13000ウォンも叩いて買ってきました・・・ビニールレザーのしょぼいケースがね・・・こいつはそのうち革製のを作りましょう・・・そうすれば立派に見えますからね・・・あとは、日本語韓国歌謡のCD6枚組ですね。ちょっと高くて8000ウォンもしましたが・・・出てきた音はまあまあですが・・・うら悲しい感じですね・・・

 あとは、お菓子の無い国の旅行者のように御菓子類をスーツケースに詰めて帰ってきました・・・飲んで食べて買い物をして・・・総額150000ウォンほど使ってきました・・・旅行代金込みで5万円でお釣りがくる2泊3日の旅行・・・御嶽山の噴煙も見えたし・・・さて・・・ソウルで下を向いていたお話はこの辺で切り上げて・・・我が国の首相の有難いお話を精査してみましょう。第百八十七回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説 これですね。

 広島の土砂災害や自然災害に対して・・・災害対応には、与党も野党もありません。国民の暮らしを守るため、災害に強い国づくりを、皆さん、共に進めていこうではありませんか。・・・掛け声をかけています。残念ながら噴火の予知など地殻変動系のものは精密予測が困難なのですかね・・・ちょうど、ウエハースを折り曲げてどこで割れるかを予測するようなもの?湿気を含んだり、クリームがとけたり、焼き加減のむらなどの要因で変わるのと同じようなものですから・・・観測対象の活火山は・・・活火山とは 観測対象の危険な山ですね・・・御嶽山は・・・噴火警報・予報 火山国日本の誇る観測によっても事前の異変は捉えられなかったという事なのでしょう。火山活動解説資料(御嶽山) ふむ・・・地下を見通す目は難しいのでしょう。地震や大地の伸び縮みだけでは困難なようですね。日本全国は地震の巣で安全な場所は存在しない・・・従って100%の安全が保障されないので原発は再稼働は無いことが確定でしょう・・・この件も自分で判断せずに専門家の判断に任せていますが・・・この手の政治的な判断をしない政治屋である事は明瞭ですね・・・国技である先送りによる解決・・・

 復興の加速化か・・・攻めの農業・・・TPPはどうなる?・・・六年後には、見事に復興を成し遂げた東北の街並みを背に、三陸海岸から仙台湾を通り、福島の浜通りへと、聖火ランナーが走る姿を、皆さん、世界に向けて発信しようではありませんか。・・・良いのですが、具体性が・・・それは、地方創生で語られるようです。

 地方創生では観光立国で語っています・・・桃源郷のような別世界・・・どういったものを桃源郷と捉えるかの問題ですね。山村をイメージしているのか?現代的な無何有郷なのか?それとも本来の意味の・・・自然のままで、何の作為もない理想の村・・・これをイメージしているのかの問題ですね。どうも無何有というと・・・唯昔の苦行者のように無何有の砂漠を家としている・・・侏儒の言葉 のイメージが強くて・・・砂漠などもまた無何有ですから・・・久々に読み返しましたが・・・桃源郷は求めても得られないものであると・・・私はそう信じていますので・・・桃源郷のような別世界は特に求める気はしませんね・・・普通の生活が続きますように・・・戦争の恐怖の無い普通の国に・・・

 さて、外国人観光客の伸びに関して語っていますが・・・鳴門のうず潮など、風光明媚な徳島県では、今年の前半、外国人宿泊者が、前の年から四割増えています。・・・典拠は何か?気になりますね・・・宿泊旅行統計調査 平成26年4-6月期(暫定値)を公表します これかね?第二四半期のデータなので、語っているものと差がありますが・・8430人ですと・・・都道府県別で下位・・・また、数字のマジックを使ったのかね?宿泊旅行統計調査 平成26年1-3月期(暫定値)を公表します これでは、6650人で倍増が利いていたのですね・・・こういった統計の魔術は・・・私の専門?ソフィストでしたから・・・塾の成績下位者はほんのちょっとしたことで統計を良く見せる事ができるのでね。5点しか取れなかった子が7点取ると・・・90点取っている子が2点アップの92点を取るのでは、割合で語る2点の意味が違う・・・

 右の図が統計調査から引っ張り出した外国人旅行者の少ない県を引っ張り出したものです。一応、私はここに掲げられている県には行ったことがありますが・・・

 下位を使って割合で話をするという・・・こういった語りをする人間を信用する気はありません・・・本当の事を語っていますが・・・騙りではないかと・・・ただ、私のような統計の読み方をしていると、簡単には幸せな気分にはなれないので良くないのではないかと思いますが・・・情けないことに、数字の扱いは慣れているので・・・7+8=15 15万人・・・40%増加か・・・15万人が140%ですから増加分の40%は15÷140×40≒4.28・・・4万人程度ですね。延べ宿泊者は919万人+1171万人≒2090万人に対する4万人というか15万人・・・これって全体に対して影響を殆ど与えない数・・・有意とは思えないのですが・・・針小棒大なお話にしか思えないのですが・・・きっと私の計算間違えでしょう・・・外国人旅行者は600万人だから、平均3.5泊だから・・・下位の県まで辿りつかないという事ですかね?

 鳥取・大山の水の恵みを活かした地ビールは、全国にリピーターを広げ、売り上げを伸ばしています。日本経済に貢献する素晴らしい量を生産しているのでしょう・・・確かに、小さな努力が実を結ぶことは私も知っています・・・

 島のさざえカレーを、年間二万食も売れる商品へと変えたのは、島にやってきた若者です。若者たちのアイデアが、次々とヒット商品につながり、人口二千四百人ほどの島には、十年間で四百人を超える若者たちがIターンでやってきています。・・・こちらのカレーは515円で・・・消費税抜き価格ですね・・・515×0.08×20000=824000 消費税は824000円程が税収として生み出されています。2014年9月のこの町の総人口は2360人です・・・2005年の総人口は2581人・・・調べるんじゃなかった・・・

 やれば、できる。

 人口減少や超高齢化など、地方が直面する構造的な課題は深刻です。しかし、若者が、将来に夢や希望を抱き、その場所でチャレンジしたいと願う。そうした「若者」こそが、危機に歯止めをかける鍵であると、私は確信しています。

 やれば、できる・・・やらなければできないが・・・実際にできるかどうかの問題ですかね。カレーが食べたくなりました・・・買わなきゃ当たらない宝くじ、買っても、まず当たらない宝くじ・・・外交に関しては?

 世界に、自由で、大きな経済圏を創り上げる。引き続き、TPP交渉や、EU、東アジアとのEPA交渉など、経済連携を戦略的に推し進めてまいります。豪州とのEPAについて、早期の発効を実現し、経済的な絆を一層深めてまいります。・・・頑張ってください・・・

 「地域と世界の平和と安定に貢献する日本の取組を支持する。」・・・との事ですね。戦争の恐怖の下での平和を取るのか?格差や偏見による戦争の根絶のための施策による平和なのかの問題ですね・・・軍拡による平和は私は欲しくないのですが、残念ながらこれが既定路線ですね。だから、仮想敵国の軍事力とそれを支える工業力を妄想的精査を行っている・・・どちらの国とも戦えば双方の国民にかなりの犠牲者が出る・・・初期で100万人は固い・・・物騒な兵器を使うと数日で500万人を越える犠牲者か?

 その上で、いかなる事態にあっても、国民の命と平和な暮らしは守り抜く。その決意の下、切れ目のない安全保障法制の整備に向けた準備を進めてまいります。・・・一定の条件が揃ったら即時宣戦布告を行える体制を作り上げることになりますね。戦争を判断するのは人間ではなく法・・・これって、非常に危険なものではないかと・・・条件がそろったら人殺しが解禁になるのですから・・・そんな強靭化は欲しくないですね・・・戦争に向けて国民を血に飢えた狂人と化すスイッチを入れる法律など欲しくない・・・多分、11月には中国の巨大空母の発表を土産に首脳会談から帰って来るのでしょう・・・きっとインドだけでなく、中国からも・・・我が国が掲げる「積極的平和主義」について、強い支持を得ることができました。・・・と言える日がやって来るのでしょう。我が国も日本の平和政策に見習って戦争抑止のために造りましたと・・・行動は、ちゃんと自分の身に帰って来る・・・

2014.10.01

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの
 首相官邸ホームページ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)

 聯合ニュース
 産経ニュース検索 世界読解
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 寄り付き前の外資系証券会社経由の注文状況

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review
 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 日露戦役写真帖
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮旅行案内記
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮港湾要覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 朝鮮群書大系
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮鉄道旅行便覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 新興産業の基礎知識
 近代デジタルライブラリー - 地方行政区域名称一覧
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮各道府面間里程表
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 最近に於ける注目すべき発明考案
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 国産機械図集












inserted by FC2 system