現在をうろうろ(1629)
日本貧窮者経済新聞
 日本の進む道はどんな風になるのだろうか・・・?

 さて、やはり偉大なる安倍晋三閣下の歩む道は・・・何とか伊勢志摩サミットを乗り切って、衆参両院同時選挙で議席を3分の2以上獲得して、改憲の発議と改憲により、その功労で終身総裁・・・そして、中国をバックにする北朝鮮と宣戦布告と戦闘無しで休戦にして、非常事態の継続で、改選無き衆議院で、実質的な民主制を基本とする独裁制を作り出すのがよさそうな気がしてきましたね。いずれにせよ、戦時体制に入って、北朝鮮と対峙する韓国と同じような状況へと・・・

 まあ、なんちゃって民主制による大統領独裁制に関しては、ロシアには多大のノウハウがありますから・・・中央アジアの独裁制国家のような感じに日本はなっていくのでしょうね。なんとなく、「日本らしい日本」ではこれが良いのかもしれないような気がしてきましたね。幕藩体制のような感じになりますが・・・身分秩序もそれなりに作り出されていきそうな感じだし・・・

 ただ、そうなると・・・日本海側にに本気の軍事基地が多数生み出されることになりそうな気がしてね・・・現役で65万人ほどの軍隊にするしかないでしょからね・・・現有勢力の3倍ほどの現役を生み出すのかね?少なくとも倍には増強することになるでしょうね。海上自衛隊の基地も2つぐらい日本海側に置かなければならないだろうし・・・まあ、軍の基地ができれば、それに付随する産業が生まれていく・・・富の再分配の一種ですね。

 かつての軍都の再生ですね・・・まあ、この道しかないなんって言い始めるのでしょう・・・しかし、戦争を前提とするのがね・・・馬鹿らしい、戦いをしない国づくりが重要なのに・・・軍拡と、軍を前提とした平和・・・さすが弱虫で対話すらできない偉大なる安倍晋三閣下の考えることですかね?国連は対話を続けることで戦乱に至らないようにする組織ですからね・・・話し合いが続く限りにおいては戦争にはならない・・・北朝鮮も国連への人員を引き上げない限りは対話の窓は開かれている・・・中国の偉大な所は、対話の扉を決して閉じないことですかね。

 日本は、対話の扉を自ら閉じて孤立して戦争へ走るという悪い癖がありますからね・・・それを、勇ましさととらえている節があるのでね。みっともない・・・おはじき遊びをしていて、ビー玉でもよいが、負けが込むと・・・おはじきやビー玉を持って帰っちゃう・・・逆に言えば、追い詰めることも大好きという感じですからね・・・

 この性癖は、国際連盟を離脱した時から変わっていないようです・・・要求が通らない場合は帰る!(@^^)/~~~ってね。TPPの国会決議もそうでしたね。非常に恥ずかしい決議だったと私は思いますが、どうやら・・・多くの人は、立派な、勇壮さを感じさせる決議ととらえていたようですがね・・・第183回国会4月19日農林水産委員会 委員会決議

六 交渉に当たっては、二国間交渉等にも留意しつつ、自然的・地理的条件に制約される農林水産分野の重要五品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとすること。

 これね・・・おはじき遊びで、要求が通らない場合にはおはじきを持って帰ってくることも辞さない・・・将棋の殿様みたいなのが通らないと帰っちゃうのかね?それともちゃぶ台返し・・・違いはあまりないと思うのだが・・・このような決議をすること自体が・・・日本が国際社会の一員とは言えずに・・・単に、国益・・・勝てないことで逃げかえってくる程度の外交手腕しか持たない、負け犬の小さな子供と変わらないように見えるのでね。情けない国だとね・・・粘り強く交渉をして、理解しようなんって考えてもいない・・・それが確保できないと判断した場合・・・僕ちんもう駄目!となったら逃げるという素晴らしい、「日本らしい日本」の決議ですからね・・・まあ、小さな晋ちゃんだけなら問題はそれほど大きくないですが・・・国会の決議ですからね・・・基本的に弱虫の集まりにしか見えない・・・負けは認めたくない、それならば勝つために何をしなければならないのか?それだけの話だと思いますが・・・

 単純な交渉ですら、こんな、負けたら逃げるという決議ですからね・・・しかし、なぜかこういった文言に勇壮さを感じている人たちが大勢いるのですから・・・国際社会には通用しない人間が、日本の、民衆の代表者として存在しているようですからね。

 ベトナムの海警は立派ですね。きちんと権利の主張をしますからね・・・多分、海上保安庁もきちんと対応すると思いますが・・・政治屋は弱虫しかいない・・・まあ、国内での口利きだけですから楽な仕事なのでしょう・・・

 したがって、何かあると、戦争も辞さないという素敵な文言も現れてくることになる・・・そして、あと一押し・・・切れて戦争に至るわけです。多分、国際連合で日本が脱退を選び孤立化の道を歩んだので・・・拒否権という素敵なシステムを導入したのではないかと思われますね・・・聖書の文言に近い・・・背徳の町ソドムやゴモラを神が焼こうとしたとき・・・アブラハムの神との交渉の話ですね・・・正しいものが50人いたら?もし10人なら・・・まあ、神によって滅ぼされてしまいますが・・・国連の拒否権は1人でもいれば・・・当人であっても・・・人間のルールですから、神のような厳密さは無理・・・10人とかね・・・もし、国際連盟時代に拒否権があったら、日本が大国として拒否権を有していたら・・・簡単な話です。話し合いは振り出しですからね・・・素晴らしいシステムです。

 しかし、偉大なる安倍晋三閣下は違うようですからね・・・安保理の改革を強硬に主張していますね・・・平成27年3月16日 国連創設70周年記念シンポジウムにおける安倍内閣総理大臣スピーチ 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ

 何より、安保理の改革は、もはや議論に時間を割く時ではありません。具体的な、成果を生む時です。・・・こんな感じですからね・・・中国や北朝鮮の脅威には、もはや議論に時間を割く時ではありません。具体的な、成果を生む時です。・・・さあ、戦争だ!となりそうですからね・・・

 「天国に連れて行ってくれるものではない」と、国連について述べたのは、第二代事務総長のダグ・ハマーショルドでした。
 「しかし国連は、地獄行きからなら救ってくれる」と、有名なエピグラムは続きます。
 東西冷戦たけなわのころ、国連の意義を諦めず、情熱を燃やし続けた人の金言は、今なお私たちの心に響きます。
 しかし、
日本に関する限り、国連の大切さを、誰かに説得してもらわなくてはならない必要は、まったくありませんでした。

 国連の精神は、国際連盟の精神も受け継いでいるのにもかかわらずね・・・よくぬけぬけとこういったことを言えると・・・さすが、偉大なる安倍晋三閣下・・・対話を続ける限り戦争には至らない・・・

 ああ、馬鹿らしい・・・戦争に向かう国・・・さあ、どうするかね?

 日本が払った国連分担金、PKO分担金の累計は、その時、その時の金額の積み上げで、200億ドルを優に上回ります。過去約30年、日本を上回る財政的貢献をした国は、唯一、米国を数えるに過ぎません。

 まるで、平和のために金を使うことが・・・まるでもったいないかのように・・・分担金はGDPに応じてですからね。金持ちの義務を果たしているだけなのですが・・・まるで、水戸藩みたい・・・見栄を張って、石高の水増しをしていましたからね・・・一般的な藩では玄米でしょうが・・・水戸藩の石高は、籾でですからね・・・玄米1石は150kg、籾で1石だと玄米にすると100kg程度でしょうね・・・籾1石だと、玄米で1俵ぐらいにになっちゃいますね。水戸藩士は周囲の藩の同石の藩士より3割ほど貧乏だっというわけです。

 日本のGDPはなんとなく・・・粉飾の気があるような気がしてね・・・資源国と加工貿易で食っている国の差は大きいのではないかと・・・少なくても、世界は日本が国際連盟を脱退した時よりもはるかに賢くなっていますから今度は、簡単にはおはじきを集めて持って帰らせたりはしないでしょう。

 ただね・・・「日本らしい日本」は基本的に話し合いなんか嫌いで、自分勝手ですからね・・・偉大なる安倍晋三閣下の議場での様子を見ればわかりますね。のらりくらりと逃げて、何一つ実効的な合意形成などしない・・・自分で考えていないから仕方ないでしょうが、あれが日本の実力なんでね。責任者不在のワイワイやっての、不思議な合意・・・オリンピックのスタジアムもそうだし、聖火台なんか誰も考えていなかったようですし・・・なんでも、事後的に問題が出てくる・・・

 そういえば、不思議な報道がありましたね・・・安倍首相、ミス日本に立候補打診 「自民党から」 まあ、話題作りの上手なことで・・・案外、こんな感じに政治的な中身を持たないような人物をスカウトして議員に化けさせるんですかね・・・まあ、未佳さんは首相からの「立候補打診」について、「大変光栄。一生の思い出になった」と記者団に語った。・・・軽くかわされているわけですね・・・意外と、うだつの上がらない鉄屋の社員を政治屋にするのも、こういった軽いノリだったのかもしれないですね。

2016.03.07

  

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