現在をうろうろ(1272)
日本貧窮者経済新聞
 オーストラリア海軍のコリンズ級潜水艦は・・・?(1)

 さて、なんだか、ちょっとアフリカの利権は後回しでも良さそうですね。戦争をしてまで守る利権は無さそうですから。どうも、ハッタリ的案件と単発的に終わり後に続かないやつとか・・・頑張ったけど特別な利権は得られなかった・・・高値掴みで終わったとか、そんなものばかり・・・?そこで、ちょっと気になるコリンズ級の代替の潜水艦に関してちょっと、チェックしてやろうかと・・・

 コリンズ級の潜水艦の性能もよくわからんし・・・一応、気合を入れてチェックしてやろうかとね。コリンズ級潜水艦 - Wikipedia 基本情報はここからチェックしてやりましょう・・・

 設計はスウェーデン海軍の潜水艦を設計していることで知られるコックムス社で、本艦級はスウェーデン海軍のヴェステルイェトランド級等を参考にしている。ただし、それらに比べて大型であり、乗員も多い。・・・コックムス社はSAABの造船会社ですね。ここの船殻を使ったということのようですね。日本ではそうりゅうクラスの潜水艦のスターリングエンジンをここから導入していますね。

 ふむ、コックムス社の潜水艦建造ドックというか・・・潜水艦工場は・・・56°09'18.8N 15°34'47.7E - Google マップ ここにありますね。なかなか美しい・・・

 船台式の造船所で、潜水艦は水没する船台に乗せられて引き上げられ、工場内に引き込まれて整備を受ける形ですね。ここの船台の写真は・・・Rss archer - Kockums Wikipedie これがそうですね。こんな風に何台ものウィンチで昇降させるようです。

 ここの乾ドックは面白いね。可動式の屋根の付いたのが1つありますね。

 造船所の全体像は左のようなものですね190mあまりの乾ドックもありますね。斬新な形をした、前衛的な戦闘艦がゴロゴロしている・・・

 興味深いね。これが世界の最先端にある戦闘艦の造船所なんですね。Swedish Navy - Google 検索 ふむ、ざっと眺めていますが、面白いね。

 さて、ここの設計図と技術導入でオーストラリアでコリンズ級の潜水艦が建造されたというわけですね。ここで設計された船殻にフランスの電子兵器とアメリカ製の操艦・兵器システムを詰め込んで、高度な自動化を図って完成したというわけですね。ハードウエアとしては面白そうですね。残念ながらインターフェースを統合するためのかなり修正が必要だったのでしょうが?しかし・・・武器管制システムのアメリカ製のAN/BYG-1が問題なのかね?しかし、こいつにフランスのタレス・アンダーウォーター・システムズの製品が繋がるんだ・・・この会社は中国にも製品を提供していますね・・・どうやら、兵器のインターフェイスも共通化が進んでいるという事かね?タレスはイギリスの防衛産業のRacal Electronics plc を吸収合併したりして、現在の会社に成長していますから・・・

 あれ・・・コックムス社って、コリンズ級を受注した時はティッセンクルップ・マリン・システムズのキールにあるドイツ造船の子会社じゃなかったかね・・・違うんだ、1999年にドイツ造船傘下に入っているようですね。すると、コリンズ級を受注した時には純粋なスウェーデン資本のスウェーデンの防衛産業だったわけですね。・・・ということはコリンズ級の船殻はドイツの技術の系譜上にあるわけではない・・・まあ、ドイツのUボートから派生していったのでしょうが・・・そして2014年6月にコックムスがティッセンクルップから離れた・・・したがって、スウェーデンには注文しない・・・コックムスはアメリカ海軍と沿海域戦闘艦の研究をしていましたからね。アメリカとの提携関係があったので、武器管制システムがアメリカ系の技術となっている・・・

 なるほど、そうなると・・・コリンズ級ってのは、欧州及び米国の技術の集大成というか・・・継ぎ接ぎで完成した潜水艦ということになるわけですね。しかも、こいつを改修しながら2030年ごろまでは使われそうですね。

 あちゃ、こういった前提があるとなると・・・AN/BYG-1を中心に構築されたシステムの問題ですね。Tactical Control Systems - General Dynamics Mission Systems なるほどね・・・オープンアーキテクチャーなのね・・・分からん、日本語の情報が事実上皆無・・・英語は読みたくないし・・・このシステムは今後継続して開発が行われるようですね・・・2000万ドルの予算がついたみたいだし・・・そうなると、このシステムには世界の最優秀なセンサー群と攻撃兵器群が繋がるようになるわけか・・・

 これじゃ、ますます、日本がオーストラリアから潜水艦の注文は取りにくいことになりそうですね。結局は総合的なシステムとしての潜水艦が提供できるかどうかの問題ですからね。そして、コリンズ級6隻各45人の乗組員270名を、8艦に分けると33名ずつ・・・よって、ドイツの推す216型の潜水艦の乗員が33名なんでね・・・心憎い設定・・・こういった事をやってくる相手に勝つのは困難ですね。

 日本のガラパゴス潜水艦の搭載物は・・・兵装関連のシステムは全部下すことになるわけですね。魚雷発射管も日本の長魚雷用ですから・・・魚雷発射装置のインターフェイスの問題かな・・・AN/BYG-1に繋がるかどうかの問題ですかね?潜望鏡はタレスUK社製非貫通式潜望鏡CMO10を三菱電機でライセンス生産・・・コリンズクラスの潜望鏡は・・・タレス(旧ピルキントンオプトロニクス)CK043捜索潜望鏡とCH093攻撃潜望鏡のようですね。型番は分かりましたが現物がどんなものかが問題です。

 左のやつ・・・コリンズ級の司令塔に組み込まれている潜望鏡は従来の光学式を基本としたものと左の写真のような太いやつが前方にあるようですね。

 ただコリンズ級の船首魚雷発射管の間に何やらありますね?これってんだろう?航海灯のような感じでもあるし?

 どちらもWikiの写真から起こしましたが・・・

 詳細は不明ですね。オベロン級の1番潜望鏡がどうやら形状からすると、艦橋突き出しているのと類似ですから・・・写真で高く突き出している奴がCH093攻撃潜望鏡のようですね。よって、その前にある太いやつがCK043捜索潜望鏡ってことになるようですね。しかし・・・統合化されているのら・・・

 まあ、細いやつが昼間用の攻撃用だってわかりますが・・・一応、バー&ストラウドの番号を引き継いでいるような感じですねCH○○がそうですがね・・・オベロン級ではCH74のようです。そうりゅうクラスの潜水艦では1番潜望鏡がタレスUK社製非貫通式潜望鏡CMO10のようですね・・・武器システムがコンピュータで統合化されているから・・・従来型の光学式が予備システムなのかね?

 詳細は不明!継続調査だね・・・ただ、そうりゅう型にニコンがかかわっているのは13m潜望鏡B型改5の製造等ですからね。すでにニコンの潜望鏡は事実上終わっているのか?このニコンの光学系が使われている潜望鏡に潜望鏡に三菱電機がかかわっていますが、暗視装置関連かね?徐々に資料が集まってくるが・・・よくわからないねぇ・・・

2015.10.07

  

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