現在をうろうろ(1273)
日本貧窮者経済新聞
 オーストラリア海軍のコリンズ級潜水艦は・・・?(2)

 さて、コリンズ級の潜水艦ですが・・・潜望鏡に関しての情報すらはっきりしない・・・Das Suchperiskop Optronic CK43 und das Angriffsperiskop Optronic CH93 wurden von Pilkington (inzwischen Thales Group ) geliefert.とかDas Suchperiskop Optronic CK43 und das Angriffsperiskop Optronic CH93 wurden von Pilkington (inzwischen Thales Group ) geliefert.とか・・・Wikiの各国版の表記違い程度の差しかわからない・・・

 前回紹介したコリンズ級の艦橋についている光学式の潜望鏡も近頃は、黒く塗られてレーダーに映りにくくしているような感じですね。なんだか、このコリンズ級の潜水艦ってのは・・・まるで試作品が製品になって、その製品で試験を繰り返しているような感じ・・・情報を集めているとね。そんな感じがしてきます。

 整備中のコリンズ級の潜水艦があったんでちょっと眺めているんですが、上部の構造物のカバーを外しての整備ですね。

 船首に突き出しているやつは外されているのか?穴が開いているように見えますね。

 こいつが何なのか?気になっています。停泊中の写真だと、これの上にはカバーがかぶせられていますが?気になります。色々と写真を眺めて探したりするんですが?よくわかりませんね・・・

 ち・・・悩んで損した・・・これって、フェアリーダーじゃん・・・そうすると、その上は航海灯になるのかね?さらに上の部分は何か仕込まれているかもしれませんが、不明ですね。

 だって、右のようにカバーがされていると何か機密が隠れているような感じがしてね・・・アンテナかソナーでも入っていてもおかしくないような気がしますが・・・昔の潜水艦なら、防潜網を切るための刃物がついたりしましたが・・・近頃はそういったものは無いようですね。しかし・・・ふむ・・・ホーサー何やらぶら下がっている・・・これって、ネズミ返しでは?潜水艦にもネズミが入るのかね?旧日本海軍では艦内のネズミを捕獲すると、その功で上陸許可が出たとか・・・ネズミ上陸とかいうわけですね・・・陸のネズミと船のネズミでは足が違うらしく、陸から持ち込んで申告してもばれたとか?

 確かに、かつて・・・木造船に住むネズミが、特殊な筆を作るのに珍重されたとか?木造船に住むネズミは背骨のあたりの水毛が長く漆芸の蒔絵筆に使われたとか・・・確か、松田権六著のうるしの話で読んだんだっけ?おぼろげな記憶・・・鋼船では水毛が擦り切れる・・・そんな話だっけね?

 右上の写真は興味深い・・・ハッチの上の小屋状の囲いがね・・・ハッチの厚みで設計深度がばれないように潜水艦ではハッチにカバーをするようですが・・・更に小屋掛けするんですね・・・日本の潜水艦だと青とか緑とかとりどりなようです・・・?ふと気になるのは・・・Mk48魚雷ですね。こいつは運用深度は1000フィート366mとされていますね。500m程度で圧潰かな?いや、もっと深くでも運用できる・・・?500ファゾムで900mとか言われますが・・・仮に1000mですから・・・10mで1気圧・・・100気圧ね・・・問題は、斜盤機関で排ガスが出る・・・排出ガスを魚雷外に出すには100気圧にする必要がある・・・ちょっと考えにくいが・・・まあいいか・・・しかし、このフェアリーダーと航海灯と・・・その上のドーム状のものは?そういえば、そうりゅうにも類似のものがこのあたりについているか・・・Wikiのそうりゅう型・・・

 ありますね・・・右の写真のやつですね。船首のフェアリーダーが2つあってその間に・・・こいつがどうやら魚雷警報装置で逆探ソナーとも呼ばれているやつのようです。魚雷が放つ探針音をとらえるのかね?

 そうなると、コリンズ級の船首にあるのが魚雷警報装置と航海灯とフェアリーダーを統合化したものであると考えればよさそうですね。しかし、なんでカバーがしてあるのかね?

 さて、1つ疑問が消えたというより・・・潜水艦のレイアウトはどこもあまり変わらないということなのか?

 艦橋に搭載されているものもかなり不明ですね。太いのはシュノーケルっぽいですが・・・中央の細いのは攻撃用の潜望鏡、その前にあるのが不明・・・電子マストの類のような?潜望鏡とアンテナ、ソナーなどの複合体ですかね?

 そして、コリンズクラスの甲板のカバー類が右のように並んでいます。興味深いのが、舷側の部分の四角い切り欠き・・・ソナーのゴムラバーでおおわれる部分の細工のようですね。

 左の部分が該当します。従って、一番上のオーバーホール中の艦のソナーシステムが見えるはず・・・

 残念ながら、解像度が低くて詳細は確認できませんが・・・我が国の誇る偵察衛星なら、もう少し詳細がわかるかもしれませんね・・・

 ちょっと気になるのが、前部魚雷室への魚雷などの兵装の積み込みですね・・・ハッチが見当たらない・・・

 調べれば出てくるもので・・・右のような感じですね。

 すると、左の写真中央の長いやつがこの搭載用の装置に相当するのかね?

 船体中央より右舷寄りになっていますから、どうやら間違いないようですね。

 前部甲板のハッチの位置がこれで確認できるが・・・通常はこのハッチは使われないということでになるようですね。

 上の写真からすると、右舷側のソナーらしきものがあるが、左舷側は無いような感じですね・・・?そして、船首を馬蹄状に船首ソナーが設置されているらしいですね。

 どうやら、私のいい加減な知識と・・・潜水艦の基本的なレイアウトや性能などはあまり変わっていない・・・ただ、乗員の数が少なく、自動化が異常なほど進んでいることは意外でしたね。だって・・・当直9人のドイツ潜水艦・・・ドイツの示す次期オーストラリア海軍の大型潜水艦の当直だって11名ですからね。こいつはショック・・・日本は20名を超える当直が・・・この人材難の時代に?

 さて、コリンズ級は別に斬新な技術もないし、艦尾の方には魚雷室もない・・・

 多分、このスクリューの先辺りまで伸びているパイプが、曳航ソナーを放出するためのものではないかと思われます。

 潜水艦など、その原理は単純ですからね・・・コアになる技術は?兵装と、動力に尽きる気がします。静粛にする方法だって原理は単純・・・何もしなければ静か・・・カローラのエンジン4台分の そうりゅう型の非大気依存機関これで水中4000トンの船を動かす、静かなわけだ・・・動いていても静かにするためのは・・・すでにこいつも結論が出ているし、スクリューの設計についても結論が出ている・・・潜水艦に関しての技術流出の話も近頃ないし・・・動力装置も基本的に出尽くした感もあるし・・・モーターも固定子に永久磁石を使うタイプのものが標準的に装備され・・・電池の問題だけで・・・

 電池は、どれだけ金がかけられるかの問題に尽きるし・・・近頃の水中マイクの性能も、アンプの性能も・・・金をかける話ではないようですからね・・・汎用品の安価なオペアンプの性能ですら格段に高くなり、近頃はデジタルアンプですから・・・ここから先は、解析装置の問題になるし・・・近頃は下手をすると民生用の方が資金が潤沢で、プロセッサーなどは、一般品より軍需品より速いようだし・・・信頼性の問題の話になるが・・・軍事が、近頃最先端ではなくなりつつあるようですからね・・・

 少なくとも、従来の日本の防衛産業の新技術に対する取り組みと、兵器の更新サイクルからすると・・・日本には世界に売れる兵器システムがあるのだろうか?なんってね・・・どうも、悲観的な物の見方しかできませんが・・・なんとなくね・・・世界に冠たる日本はどこにあるのやら?・・・本当に売れると信じられるのか?

2015.10.08

  

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