虹が出た!

久々に虹を見ました。海岸で雨が上がったので、空を見ると虹が・・・あわてて浜に出ると、虹の足が2つとも見えて・・・よい眺めでした。

写真を撮ろうかと思ったのですが、カメラを出しているうちに虹が消えてしまうかもしれませんから・・・とりあえず浜へ出て・・・

眺めていると、上の方から消えていきました。一応、主虹・副虹の双方が見えましたから、大きな雨粒だったのでしょう。カメラを持ち出さなかったもう一つの理由は・・・虹の視半径(副虹も含むと)が50度を超えるからです。

画角が100度を超えないと全体像は写しだせませんし、露出が厄介で・・・まあ、写そうと思えば写せますがね・・・たまたま、海岸を去る時間がやってきていましたから・・・

虹が消えたので、車を引っ張り出して帰路に着くと・・・虹が見えました。そこで、県道から旧道へ入って、写真をちょっと撮ってみました。

意外と、オートでもちゃんと写るものです。右の写真でははっきりと虹の内側の方が外側より明るいことがわかります。

これって、太陽光線が雨粒の表面で屈折し、雨粒の中で反射して、太陽光線を虹の内側の方へと導くためにおこる現象ですね。

自然現象というのは、なかなか面白いものです。海岸では主副の両方の虹が結構はっきりと見ることができました。

この前、虹を見たのは・・・銚子でしたっけ・・・君が浜でしたか、そこで見たんです。それからすでに3年ほど経ちましたっけ?4年かな?

虹って、なかなか魅力的なものです。赤橙黄緑青藍紫でしたね。虹の七色・・・そういえば、この順って抵抗のカラーコードも似たようなものでしたね。

部分的に拡大するとこんな感じですね。なんとなく七色に分かれているようにみえますね。しかし、カメラの撮像素子でどの程度このスペクトルがきちんと記録されているのやら?ちょっと気になるところです。

あとは・・・そうそう、色って言葉に依存しているのかな?なんって、虹の七色って・・・連続したスペクトルですから七色とは限らないわけです。たまたま日本語で色を表す言葉が多く、それを当てはまるからなんでしょう。

まあ、久々に美しいものを見た感じがします。古代の人も、虹を眺めたんでしょうが、どのような記録があるのか、ちょっと気になります。
(2009.06.01)

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