海岸で植物を眺めながら・・・

海岸の風景を眺めていると、植物が・・・結構単調なんですね。悪くはないのですが、耐塩性の問題で生活できる植物が限られています。海岸線からの距離で決まってきます。コウボウムギとかハマヒルガオなどはかなり丈夫ですね。

こういった植物はどのように塩害に対抗しているのやら?ちょっと興味があります。こういった連中の遺伝子を他の植物に刷り込んで利用できれば・・・面白そうなものですが、研究する気力はないしね。しかし、細胞融合なんって面白いかもしれませんね。

かつて、ポマトとかいうやつがありましたっけ。作物としては失敗作のようでしたが、細胞融合は比較的簡単な設備で行うことができそうですから、気が向いたらやってみるのも面白いかな?なんって、何しろプロの研究者ではありませんから、気まぐれに研究をするのも面白いかな?なんって・・・

ペクチナーゼとセルラーぜ、ポロエチレングリコール・・・なんかを用意して、無菌培養してやれば・・・酵母菌などを利用しても良いかも・・・まあ、妄想の世界に近いですが、試してみるのも良いかもしれません。

何しろ、海岸の小屋の庭には草はある程度OKですが、樹木となるとかなり限られていますね。どんな木でも大体3m程度で成長が止まってしまいます。こいつは単純に風が強いために、機械的な刺激により成長が抑制されるためなんでしょうね。

まあ、こういったことを考えていると、研究者というのは自由業のようなものかな?なんって、金の心配がなければ、時間をかけて色々と研究したいことがありますが・・・残念ながら、生活のために働く状態から、やっと、遊ぶ金欲しさで働く段階まで移行していきましたけど・・・それでも、まだ気合いを入れて研究に手を染めるまでには至りませんね。

そのうち、賢い人が海岸の環境に耐えられるさまざまな品種を作りだしてくれることを待っているという感じですかね。まあ、大きな温室を作って、そこで環境制御をおこなうというのが簡単かもしれませんね。

結局、大きな温室が素敵かな?プールのある温室なんって絶対素敵です。そして、水耕栽培も良いでしょう・・・そういえば、以前水耕栽培装置を設計して、ある程度まで部品を集めてありましたっけ・・・こいつでも組み立てるかな。サラダも食べたいし・・・植物工場の方が、細胞融合などのライフサイエンス系のものより、現実的な気もしますね。

植物工場も面白いか・・・比較的丈夫な植物をセンサー代わりにして、電極などをつなぎ、その植物の応答パターンからシステムの稼働状況を調整させるなんって悪くないかもしれません。センサーと制御プログラムの問題でしょうからね。水耕栽培で問題になるのが、培養液内の物質の残存量を的確にとらえることですが、簡単に何が不足しているかはつかみにくいので、ある程度培養液を使ったら、全部捨てて、培養液を新しくする方法がとられていたと思います。

指標となる植物と、その応答と、その応答をもとにした目的となる植物の生育の最適条件との差分をコンピュータで制御させればよさそうですからね。

葉面電位の計測は比較的簡単、近頃の高性能なオペアンプを使えばよいですし、データロガーも安いものがあって、PCに直接つないでやれますから・・・後は、葉の色の変化なんかもとらえる必要がありそうです。例えば、おいしい枝豆が食べたい!と思ったら、葉の色をチェックしないと・・・糖分が豆に蓄積しつつあるとき、甘みのある枝豆が食べられますからね。

センサーをつけやすくて、丈夫で気まぐれでない植物でも見つければOKですかね。どんな場所でも栽培でき、それほど大きくならず強い剪定に耐えられる植物・・・海岸だとトベラなんか面白いかもしれません。こいつは丈夫ですから。気が向いたら、今度、簡単なアンプと銀電極とオシロスコープでも使って、トベラの電位でも計測してみますかね?上手測れたら、トベラをいじめて反応を見るのも良いかもしれませんね。

反応の意味がある程度わかったら、環境制御システムに組み込んで・・・ほら、また妄想が始まったぞ。まあ、こういった妄想は、現実に機材をそろえ始めるまでは無害ですからね。

そうだ、一向に完成しない小屋を、研究施設としますかね。何でも目的を持って行えば、それなりにはかどりますからね。

右の写真の白い小屋・・・軽トラ用のガレージになるはずでしたが、計画変更で現在は、雨天宴会場としたいと思っていますが、再び計画変更で・・・「海岸気まぐれお遊び研究所」とでもしますかね。

水耕栽培システムを入れるとなると、床を張っていない今の状態から、始めれば上手くいくかも知れない・・・サラダも良いかも・・・

現有機材で何ができるか?考えるのも面白いものですね。
(2009.03.06)

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