現在をうろうろ(7900)
日本貧窮者経済新聞
 CNNのウクライナの戦況分析は・・・?(2) 2022.03.30→この最初へ

 前回の続き・・・CNN.co.jp ロシアの攻勢揺るがすウクライナ、戦況は新たな局面へ - (1-3) これですね・・・何だかよく分からない状況を整理しないとね・・・

南部
中でもとくに大がかりなのは、おそらくロシアが制圧する街ヘルソンへの進撃だろう。ウクライナ軍はオデッサ攻撃の足掛かりとなるミコライウの制圧を試みたロシア軍に抵抗し、その後ヘルソンの空港にあったロシア司令部に壊滅的なミサイル攻撃を展開して(この攻撃でロシア人将官1名が死亡したとウクライナは報じている)街の北部を奪還した。これは民間人の抵抗運動と同様、ロシア部隊に精神的ダメージを与えた。

 ヘルソンへの攻勢を強めているとの話ですが・・・ミコライウには兵器も弾薬もあるようですから、ロシア軍もどの程度の包囲戦をやっているのかが不明でね・・・

 あちこち橋を爆破しているのでね・・・ミコライウの近くの橋の爆破は・・・47°02'02.0N 32°13'05.6E - Google マップ ここの跨線橋爆破しているので、鉄道も切られたのだろうと・・・На Микола?вщин? п?д?рвали м?ст з танком рос?ян - М?л?тарний 3月3日の記事ですが・・・

 左のような感じに破壊されているわけで・・・まあ、2kmちょっと北に踏み切りもあるので、どの程度の阻止になるのやら・・・?

 この先の最寄りの橋が・・・戦車は無理な奴が・・・しかも、1月に損傷・・・いつもの事らしいですが・・・ТСН П?д Микола?вом вантаж?вка втопила понтонний м?ст Дата публ?кац??15:38, 13.01.22 ニコラエフの近くで、トラックはポンツーン橋を溺死させました 浮橋に大型トラックがはまった・・・

 荷を下ろすと浮くのかね・・・?とか、ちょっと気になります・・・交通インフラがウクライナは脆弱な所が多いようで・・・47°06'24.0N 32°11'35.8E - Google マップ ただ・・・一応は、この先への進出があるのでね・・・どこから、右の川を渡っているのかが不明でね・・・

 まとまった情報が無いから・・・地名から検索を繰り返して現況を推測するしかないわけでね・・・ミコライウもどうやら、鉄道は切断されているようで・・・従って、物流から切り離されつつあるような・・・?

27日、ヘルソン東部のカホフカでは大規模な群衆の街頭デモが発生し、ロシアの占拠に抗議した。地元ジャーナリストのオレフ・バトゥーリン氏がCNNに語ったところでは、この地域はいまもロシア軍が支配しているという。ヘルソンと東の拠点を結ぶ橋に程近いため、カホフカは重要な場所だ。この橋にアクセスできなければ、クリミアとその境界をつなぐ陸路の確保は難しくなる。

バトゥーリン氏の話では、ロシア軍が集中しているタウリスクやノーバ・カホフカといった近隣の街周辺でも激しい戦闘が続いているという。

 この部分は興味深いね・・・カホフカとノーバ・カホフカが分けられているのが分かるが・・・いずれにせよ、ロシア軍が占領していて、平和的な抗議集会が認められている・・・つまり、行政に関しては・・・それほどロシア軍は干渉していないというだけじゃん?

 ロシア軍の治安維持能力が高いと言えるだけのような気がするのだがね・・・?武装しての抵抗運動が行われなければOKですからね・・・平和的なデモを行わせる事で治安が保てるなら安いものだとね・・・しかし、ウクライナの地方自治が良く分らない・・・?民主国家と違うからね・・・地方分権が進んでいないというか・・・私にはロシア以上にソ連だよ・・・そんな風に見える・・・それなのに何で西側に?一党独裁型の行政システムの大統領選挙を公選にしたしただけの奴にしか見えないのでね・・・

 キエフのゼレンスキー大公は地方をちゃんと掌握しているのかね・・・?Pravda.com.ua В оккупированной Каховке люди вышли на митинг 占領下のカホフカで人々は通りに連れて行った 確かに、ウクライナ国旗を振っているが・・・キエフの大統領府の政権に服している事を示すための示威活動かね・・・?なんとなく・・・地方の世恋スキー大公に対するイメージが・・・何だかね?地方が・・・諸侯の支配があるが、キエフの代官とか総督を置いて統治しているような感じなのでね・・・だから、2つの都市が反旗を・・・キエフの代官を追い出した・・・そんな感じでね。

ここでの戦いの行方が、南部でのロシア軍の動きを大きく左右することになるかもしれない。

 単に、水力発電所と、その上の道路を確保していれば良いだけだからね・・・こいつに対してデモを行えば・・・血の雨が降るだけでね・・・

北東部
意外かもしれないが、ウクライナの部隊はロシアとの国境に近いハリコフやスムイの周辺地域も奪還した。ロシア国境からわずか30マイル(約48キロ)のハリコフは、侵攻初日からほぼ毎日のように攻撃を受けているが、いまだウクライナの手中にある。

 市街戦をやってまで攻略する気が無いだけじゃないかね・・・?あとは、ハリコフの兵器庫は?こいつが無力化しているなら・・・手放しても大差は無い・・・49°47'04.5N 36°40'14.4E - Google マップ ここの弾薬庫と・・・49°50'19.0N 36°43'36.5E - Google マップ ここのストレージだね・・・それと、ドネツ川の橋梁次第でしょうね・・・爆破されると意味が無いわけで・・・

ウクライナ軍は一部の遠隔地域も奪還したとみられる。ハリコフ州のシネグボフ知事は26日、市の東部で「複数の集落が解放された」と主張した。

 ウクライナ軍が攻勢をかけて奪い取ったのか・・・単にロシア軍が引いちゃったのか?死守する気が無いだけのような感じでね・・・ロシア側が死守すべきところを、ウクライナ軍は攻撃できていないような感じですからね・・・

CNNが分析した長尺の動画には、超国家主義集団のアゾフ連隊の部隊がハリコフ付近の村に進撃し、ロシア兵を大勢捕虜として捕らえる様子が映っていた。捕虜の一部はひどく負傷している様子だった。別の動画には、ウクライナが掌握したハリコフ南部の村々の様子が映っていた。

 何か凄い激戦があったかね・・・?ドネツ川の北側に進出して・・・橋が破壊されて退却できないと・・・?そういった部隊でも出たのかね・・・橋に関する情報が僅少でね・・・とにかく、ウクライナ軍は橋の破壊をやり過ぎじゃないかとね・・・?

 長尺のハリコフ付近の・・・?youtube Ukrainian forces fighting Russian army for the town of Vilkhivka in Kharkiv Oblast - March 2022 これは・・・49°59'19.5N 36°30'39.7E - Google マップ この村をウクライナ軍が破壊しているようにしか見えないのだが・・・?

 何も無い路面に穴をあけるとか・・・無人の学校に砲弾を・・・?なんだかね・・・

 あれ?2年ぶりの客人だ・・・飲みに行くぞ・・・戻りました・・・あれ・・・橋下徹氏、ゼレンスキー大統領の「中立化」受け入れ発言に「それなら戦争など全く不要だった」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース こいつは見ていなかった・・・

 「このウクライナの政治的立ち位置=ヨーロッパの安全保障の枠組みが紛争の原因だったが、それなら戦争など全く不要だった」とつづると、「あくまでも政治的妥結の話で戦争前に十分に妥結可能だった」と続けていた。

 だよね・・・私は橋下氏は・・・私の好みとは外れるが・・・その通りだと思う・・・寝る・・・起きた・・・

ロシアは1週間にわたってハリコフ南部のイジュームを制圧しようと試みているが、ウククライナは激しい被害を受けた街で今も抵抗を続けている。

 イジュームは陥落かね・・・?いずれにせよ・・・交渉が成立に近いかね・・・?ロシアとウクライナ 停戦交渉終了 キエフなどの攻撃大幅縮小へ NHK ウクライナ情勢

交渉の終了後、双方が会見を行い、このうちロシア国防省のフォミン次官は「相互信頼を高めて次の交渉に必要な条件を整えて条約の調印という目標を達成するため、首都キエフ周辺と北部のチェルニヒウでの軍事作戦を大幅に縮小することを決定した」と述べました。

 なんだか、戦闘は終息に向かうのかね・・・?ロシアの外交としての戦争だと考えると・・・基本的に市街戦による都市占領を避けた戦いというのの勝利になるかね・・・?間抜けな嘘つき米国とは違って・・・しかし、これでウクライナ政府が現状で存続したのでは米国は儲けそこねる事になるのかね・・・?

 冗談抜きで米国経済が破綻するのかね・・・?そちらの方が気になるが・・・

地元職員のマクシム・ストレルニク氏は27日、「現在イジュームの状況は混乱を極めている。激しい戦闘が続いている」と述べた。

 イジュームの様な昔の都市ってのは・・・ここは河岸を中心に発達した街だから・・・街の中央に川が流れているから・・・それが問題だね。戦争だと、川が地理的な境界になるから・・・街を二分しての戦闘になるのでね・・・

 戦争は小康状態になるか・・・しかし、ウクライナ軍は随分と橋梁破壊をやっちゃったからね・・・どうするのやら・・・?

それでも北東部では、CNNが位置情報を確認した動画や画像には、ウクライナ軍はスムイ市から48キロほど離れたトロスティアネツを奪還する様子が映し出され、T80戦車や歩兵戦闘車など損傷したロシア軍の装備が置き去りにされている。

 トロスティアネツか・・・Trost'anec - Google マップ この街だね・・・ここはS-300防空システムを配備したとかでしたね・・・スムイとハリコフを結ぶ鉄道を通る街ですから・・・交通遮断を考えていたのでしょうが・・・?都市占領の意味がなくなったから移動しただけじゃないかね・・・?基本戦略に都市占領が含まれていないようでね・・・反逆2州の共和国領と南部は本気でロシア経済圏に組み込むつもりのような都市占領をやっているわけですがね・・・

 いずれにせよ、キエフ包囲戦が重要ですからね・・・公開されている動画は・・・Тростянець - Google 検索 損傷兵器が残されているだけのようですがね・・・?

ウクライナ第93旅団はトロスティアネツにいる兵士たちの画像をフェイスブックに投稿し、ロシア軍は「武器や装備、弾薬を置いて」逃走したと述べた。

 単に、街を放棄しただけのようですがね・・・?ロシア軍の戦力では面の占領を行う事は出来ないわけでね・・・単に政治的な圧力をかける手段としての戦争という面白くもない奴をやっているだけだろうね・・・

キエフ周辺
キエフ東部ではここ数日、ウクライナ軍がルキヤニウカやルドニツクといった村を中心に、ウクライナ軍が首都から70キロほどの農村地帯を奪還している。このままの状態を維持できれば、すでに長く伸びたロシアの供給網をさらに混乱させ、ロシアの前線部隊を切り離すことも可能だろう。

 これは無理だね・・・

 右の画像で、右上のチェルニーヒウを迂回するロシア軍は・・・ドニエプル川に沿って突出したベラルーシ領をからの補給路があるわけでね・・・

 包囲された都市には補給が無いが・・・補給路を確保している軍隊には補給はあるわけだからね・・・

だがロシアも防戦に回るばかりではない。ロシア軍は今もキエフ北部の街チェルニヒウを包囲し、週末には近隣の街スラブティッチに侵攻した。ソーシャルメディアの動画には、数百人のウクライナ市民が抗議活動を繰り広げる中、街の中心部を制圧するロシア軍が音響閃光(せんこう)弾や自動小銃を宙に発射する姿が映っている。

 これって、単にウクライナ軍による防衛能力が無いだけの話だね・・・この街は補給線に仕えるわけで・・・スラブチッチ - Wikipedia 1986年にチョルノーブィリ(チェルノブイリ)で起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故の後、事故による避難民のための都市として建設された。こういった、計画都市なわけで・・・

現在も、多くの住民が監視、保守、または科学的な目的のためにかつての発電所の現場で働いている。彼らは、定期的に区域へ通勤する。この街と発電所の間には直通の鉄道があり、この鉄道はベラルーシとの国境を2回超える。

 この鉄道だね・・・

 ロシア軍の供給網はそれほど問題はないはずなのだがね・・・動いているのが旅団規模で、かなりコンパクトな軍だからね・・・

またロシア軍は依然として、北部からキエフ郊外を砲撃する軍事力を備えている。

 ロシア軍の重砲に対抗するキエフ側の火力が・・・無い・・・

ロシア側の発言の変化
地上戦が行き詰る中、ロシア当局者はウクライナ各都市の包囲には裏の目的があると主張している。その目的とは、ウクライナ軍の動きを封じて、分離派が支配するドンバス地方への兵力投入を防ぐことだという。

 大都市の孤立をやっているわけでね・・・現実に、ウクライナ軍自体の動きが・・・地方は都市防衛が手いっぱいで、キエフへの援軍も・・・あまり出されていないようでね・・・

ロシア軍参謀本部のルドスコイ第1参謀次長は25日、ウクライナ各都市の制圧と軍事施設の破壊により「ウクライナ軍の動きを封じただけでなく、ドンバスでの軍備強化を妨げることが可能になる」と発言した。


 弾薬庫が攻撃を受けているわけで・・・ウクライナ軍の弾薬庫は、かなり野積みの弾薬が置かれているのでね・・・東部の大型の弾薬庫はちょくちょく火災事故で弾薬を失っているし・・・基本的にウクライナ軍は弾薬不足なわけでね・・・

プーチン大統領は2月24日に特別軍事作戦を公表した際に、ウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州からなるドンバス地域をウクライナの攻撃から守ることが目的だと述べた。

 鉄道の早期再開で物流を良くするつもりで動いているようだしね・・・

ルドスコイ氏もこの発言を繰り返すかのように、「作戦の第1段階の主な任務はおおむね完了した」と述べた。ロシア側がウクライナの都市襲撃を意図したことはないと強調し、都市襲撃の可能性は排除できないものの、「我が軍と資力は主要目的、つまりドンバスの完全解放に集中させる」と付け加えた。

 これは、かなり確実に進んでいるね・・・基本的に、無理な戦闘はしないで迂回が中心ですからね・・・

だがルドスコイ氏はプーチン大統領のより野心的な目標、いわゆるウクライナの「非軍事化と非ナチ化」についても言及した。

手元の証拠からも、ロシア軍がドンバス周辺に進軍していることが伺える。だがロシア軍の大部分はマリウポリの過酷な包囲で身動きが取れない状態だ。マリウポリで被った損失により、南東部の他の地域への兵力投入にも支障が出るだろう。

 農村部は小部隊が出て、検問所を作るぐらいですからね・・・その農村部を束ねる都市を切断しているわけで・・・マリウポリは市街戦をやっていないから、ロシア軍は砲撃の弾薬消費ぐらいでは・・・?マリウポリの戦闘は?守備隊が街を出てロシア軍を攻撃しているという雰囲気が無いのでね・・・衛星画像が出てこなくなったので

戦争研究所は、ルドスコイ氏の発言は「ロシアが目的を縮小し、ドネツク、ルガンスク両州の支配に満足することを示している可能性もある。だが、こうした解釈は誤っている可能性が高い」と述べた。

「ウクライナ全土でロシア軍による大規模な攻撃作戦が見られないのは、ロシア政府が戦争目的の変更や東部への兵力集中を決断したというよりも、むしろロシア軍が攻撃を行う十分な戦闘能力を発揮できずにいる状況を表している可能性が高い」

 どうも、ロシア軍は積極的に戦闘を避けながら威圧しているという感じでね・・・

ウクライナ軍司令部もやはり懐疑的なようで、現在ロシア軍は再編成と失った戦力の補充を強化しているとの見解を示している。

 過大な戦果報告で懐疑的になっているのではないかとね・・・攪乱・偵察部隊が出て、敵と出会うと包囲戦になるわけでね・・・概ね、ロシア軍の方が優勢なのにね・・・まあ、弾薬を使わせれば、補給が困難なのはウクライナ軍の方のようでね・・・

これらの全てが示唆しているのは、さらに多くの血が流れるとみられる戦争の第2幕が開けようとしているということだ。ロシア軍は巡航ミサイルや弾道ミサイルの使用を増やしながら、停滞する地上作戦の活性化を図ろうとしている。

 なんだか、ロシアは安上がりな戦争をしたいようでね・・・そろそろ、ウクライナ側は兵器が尽きるよ・・・

2022.03.30

    



 北朝鮮経済の実態 ―両江道恵山からの脱北者の証言 木村 光彦
 カストリ雑誌 - Wikipedia
 黒い伝説 - Wikipedia
 棍棒外交 - Wikipedia
 モンド映画 - Wikipedia

BBCニュース
inserted by FC2 system