現在をうろうろ(7623)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の軍と穀物と軍事インフラと・・・? 2021.12.16

 12月も残すところ半分ですからね・・・なんとか年は越せそうな感じですね・・・後は、新年が迎えられるか・・・?なんてね・・・何しろ貧乏ですから。電気代を払えば何とかなるかね・・・?とか、振り込みの紙が来ていなくて、問い合わせと再発行を頼んだしね・・・

 さて、何か面白い話は無いかと探していますが・・・くだらない話ばかりでね・・・北朝鮮は国家から穀物を強奪される農民話ですから馬鹿らしくて・・・農民は収奪されて絶滅すれば、これで国家が終わるだけの話だしね・・・まあ、ちょっと鉄道の無い辺境とも言える地域の話だったので、その地域のチェックをしましたが・・・

 ああ・・・甕津半島 - Wikipedia この半島だね・・・この半島の38°05'04.1N 125°18'07.1E - Google マップ この街の周囲を眺めたわけで・・・国と軍に納めたはずのコメが次々に消えていく北朝鮮の謎|ニフティニュース 馬鹿らしい、コメが次々に消えるのは・・・簡単じゃん!食べると消えるのだからね・・・くだらない話じゃん?誰かが食べるから消える、国外に輸出して消えると飢えるが、輸出しないで食べているだけじゃん?どこが不思議なのかが私には丸でわからないがね・・・

 この記事で、苔灘(テタン)の情報筋という奴が出てきたので、ちょっと気になったわけでね・・・これが、先にあげたマップの街でね・・・ここは、道路の系統性があまり良くなく、鉄道も無いわけでね・・・それでいて、それなりの街を形成しているので・・・

 ただ、北朝鮮の街が動くのでね。戦前の地図の位置と、この苔灘の街の位置が随分違うわけでね・・・

 昔の地図だと、川沿いの水田に囲まれた街だったわけでね・・・昔は、河川港の街で栄えたのでしょうが・・・船の構造の変化や、陸上交通の発達で街の営み自体が変わったのでしょうね・・・

 喫水の浅い帆船だと出入りができるという奴で、戦前は定期船は無いが、かなりの頻度で通う船があったわけで・・・基本が水運だったわけでね・・・現在は、そういった水運では無いので、苔灘の街は山裾へ移動・・・という事のようですね・・・

 ちょうど、私の遊び場に近い北浦もかつては水運が盛んで沢山の津があり・・・水上交通の便を中心に発展した集落が多かったわけですが、水辺の集落が、道路の方へ延びるようになって・・・水辺の方が寂れていくのに似て・・・興味深く思うわけでね・・・

 面白いのは・・・北朝鮮は交通インフラが至って脆弱で、軍ではレーダーを働かせるための電力を供給するディーゼル発電機に使うディーゼル油も無くて、米空軍のB-1爆撃機を探知できなかった!とか、騒がれた時もありましたっけね・・・数年前ですが・・・

 この苔灘あたりだと・・・水運はダメだし、陸上交通は燃料が無くて・・・どうやって大量の穀物を移出できるのか・・・?そういったものをチェックしたくなるわけですがね・・・

実際の収穫量と比べてノルマの量が過度に多く設定されているからだ。当局は、軍糧米を苔灘郡の邑協同農場から、郡の糧政事業所に運搬するに当たって、トラックや燃料の支援をしてくれないため、収穫した穀物を売ってその代金で確保するしかなく、それがノルマに上乗せされているのだ。

また、各軍部隊は、郡の糧政事業所に軍糧米を受け取りに来るが、運搬するトラックの燃料がないため、軍糧米をガソリンに変えるのだという。そこに横流しも加わり、軍部隊に到着するころには、当初の量の半分ほどになってしまうという。


 この辺りの、輸送インフラの脆弱性の話なのでね・・・まあ、この辺りは極めて脆弱なようで・・・この苔灘の周辺の水田地帯がね・・・多分、この法螺話を製造した人は、黄海南道だから稲作が盛んだと思って製造したのではないかと・・・?この苔灘の周辺ぐらいがまとまった水田が存在する場所でね・・・苔灘郡の邑協同農場から、郡の糧政事業所に運搬って・・・?

 郡の糧政倉庫らしき場所から、右のように半径4.5km位の範囲にしか水田が無いわけで・・・山の中の平地に数か所に分かれてここの水田面積に匹敵するぐらいのものがあるようですが・・・米は、ほぼ地産地消になりそうでね・・・

 とにかく、北朝鮮の農民が国家からの強奪に遭っているのなどは、関係ないのでね・・・軍部隊に燃料が無いのが変だね・・・軍が国家の輸送インフラを担っているに近いのだからね・・・

 この苔灘郡で最大の軍事基地が・・・苔灘空軍基地のようで・・・38°07'51.1N 125°14'00.9E - Google マップ ここですね。一応は、ヘリコプターと戦闘機が配備されているわけで・・・

 左のような空軍基地ですね・・・一応は、配備機もあるので、それなりの燃料の在庫もあるでしょうし、当然、この基地を維持するための輸送インフラも存在しているのでしょうからね・・・

 何しろこの基地は・・・

 地下に格納施設を有する、核戦争対応の空軍基地ですからね・・・面白いね!

 ヘリコプター用の掩体も有しているし、弾薬庫もあるしね・・・他には・・・38°09'34.1N 125°13'21.3E - Google マップ ここには、落下傘降下塔があるね・・・

 左のような奴だね・・・3本の腕があって、ここに落下傘を着けた人がワイヤーで吊り上げられて、地面に描かれたサークルに降下する基礎訓練を行う施設だね・・・

 そして、空軍基地があるから・・・38°08'52.5N 125°17'18.6E - Google マップ ここには、S-200以降の防空ミサイル基地もあるしね・・・

 右が、その防空ミサイル基地だね・・・

 これだけの、軍事インフラがあるという事は・・・国家は、それに見合った輸送インフラや物資を・・・この地域に投入しなければならないという事になるのでね・・・

 苔灘に、こういった軍事インフラが存在していることを知っていて・・・この記事を書いたのかね・・・?陸軍の歩兵だけなら・・・飯を食わせておけばよいが・・・空軍基地や防空ミサイル基地・・・空挺部隊の訓練施設などがあるのだよ・・・

 こいつらは飯だけでは動かないのでね・・・北朝鮮の基礎的なインフラに関する知識がまるで無い人間が、法螺話を製造しているようにしか見えないのでね。地域の特殊性とか・・・そういった奴が、まるで分かっていないようでね・・・面白いね。いつも同じ話になっちゃう間抜けさ・・・笑えるね。

 所詮は、嘘つき米国の法螺話市場向けの製品だから・・・低級なものでも良いのでしょうがね・・・このレベルの低級な法螺話報道で北朝鮮政策を考えている人間もいるのだから、これも笑えるね!

2021.12.16

    



 北朝鮮経済の実態 ―両江道恵山からの脱北者の証言 木村 光彦




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