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日本貧窮者経済新聞
 米国経済は変調をきたしているようだが・・・? 2021.11.24

 さて、寒いね・・・大気中の水蒸気が減少して、放射冷却が激しくなっていてね・・・先ほど空の温度を計測・・・-42.3℃・・・今年の冬は寒くなりそうな気配でね・・・米国のガソリン高騰はどうなるのかね・・・?なんだか、それより暖房費の高騰の方が気になるがね・・・どうなるのかね・・・?バイデン氏、「禁じ手」の石油放出強行 物価高軽視響く 日本経済新聞

バイデン米大統領は23日、戦略石油備蓄の放出を決めた。「禁じ手」とされるガソリン安を狙った石油放出を強行するのは、物価高が政権支持率の低下に直結しているからだ。「インフレは一時的だ」と主張して対応が後手に回り、国民の信頼が下がった。

 まあ、ガソリン価格の高騰ってものが話題になっているが・・・この調子だと、プロパンガスなどの高騰で・・・暖房費が・・・米国ではどうなっているのか・・・?US propane gas price - Google 検索

 ふむ・・先週が2.727ドル/ガロン・・・昨年が1.837ドル/ガロンで48.88%の上昇ね・・・日本では・・・?CP速報 プロパンガス料金消費者協会

世界的なエネルギー需要の回復などで6か月連続上昇
ついに6か月連続での上昇です。

これは、2014年の2月に970ドルを記録して以来、実に7年9か月ぶりの高値です。

今回6か月連続での上昇になってしまったのには理由が2つあります。


CP高騰の2つの要因
1つは、世界的なエネルギー需要の回復によるエネルギー全般の価格上昇です。10月の本欄でも書きましたが、コロナ禍が下火になったことによる経済回復と相まって、脱炭素の動きが世界中で拡がっています。欧州で顕著なのは、火力発電所の燃料を従来の石炭から液化天然ガス(LNG)へ切り替える動きが高まっています。

ご存知の通り、液化天然ガス火力発電は、石炭火力発電よりも1キロワット当たりのCO2排出量を示す排出係数が約半分と非常に低いのです。

その液化天然ガスの需要が増えて価格が高騰している煽りで、原油やプロパンガスも高騰しているのです。

もう1つの要因は、これからプロパンガスの需要期を迎えることです。平均的に冬季と夏季とでは一般家庭におけるプロパンガスの使用量は約2?3倍の違いがあります。

特に今年の冬は、世界的に厳冬になるとの報道の影響が、既にプロパンガスの価格に出ているようです。


 石炭から天然ガスへの火力発電の転換と・・・今年は寒いと言いう奴だね・・・

OPECの盟主であるサウジアラビアからすれば、現在の状況は千載一遇のチャンスな訳です。こんなに美味しいお金儲けのチャンスを自ら手放すようなことはするはずがありません。

ですので、しばらくはこのような状況が続きそうです。

ただ、来春になればプロパンガスの非需要期になるので、落ち着いてくることが期待できます。また、これだけ原油価格が高い状態が続けば、米国産のシェールガスの採掘量が増加することも期待できます。そうなればサウジもCPを下げざるを得なくなります。


 米国産のシェールガスの動向が怪しいわけでね・・・とにかく、ガソリン価格の話を中心に語られているようですが・・・?

「まもなくガソリン価格は下がるだろう」。バイデン氏は23日、ホワイトハウスでの演説で備蓄放出の効果を力説した。市場で決まる価格の見通しについて大統領が直接言及するのは珍しい。「史上最大の放出だ」とも強調し、決断を自画自賛した。

 ガソリン市場をいじっているのか・・・自由主義に反しているような気もするがね・・・

価格が上がるのはガソリンだけではない。米労働省によると、10月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100)の上昇率は前年同月比6.2%と約31年ぶりに6%台に達した。6カ月連続で5%以上の伸びとなった。食品や医療サービスなど幅広いモノやサービスが値上がりして国民の懐を痛める。

 暖房費の節約の話にならないのかと・・・?Gas prices relief Biden releases 50M strategic oil reserve barrels 米国がガス価格の高騰の中で戦略的石油埋蔵量から5000万バレルを解放する ふむ・・・機械翻訳で・・・

ホワイトハウスは、「米国の消費者は、ガソリンスタンドや家庭の暖房費のガス価格の上昇の影響を感じている。世界経済がパンデミックから脱したため、石油供給が需要に追いついていないため、米国の企業もそうだ」と語った。声明で言った。「だからこそ、バイデン大統領は、価格を下げ、供給不足に対処するために、彼が利用できるあらゆるツールを使用しているのです。」

 暖房費への言及があるね・・・

燃料価格のウェブサイトGasBuddyによると、平均ガソリン価格は2週連続で下落し、1週間前から1.9セント下落した。GasBuddyが15万以上のガソリンスタンドをカバーする1100万以上の個別の価格レポートから編集したデータによると、平均価格は1ガロンあたり3.39ドルです。

全国平均は1か月前から2.8セント上昇し、1ガロンあたり1.30ドルは1年前よりも高くなっています。ディーゼルの全国平均価格は先週0.1セント上昇し、1ガロンあたり3.63ドルになっています。

 ディーゼル油の方が高いじゃん?これじゃ、輸送コストが高くなるね・・・暖房も、輸送コストも・・・物価上昇はどうなるのかね・・・?

国民は物価高に不満を強める。米紙ワシントン・ポストとABCテレビの世論調査によると、バイデン氏の経済政策を支持するとの回答は11月時点で39%にとどまり、4月から13?下がった。政治アナリストのジョン・ザッビー氏は夏時点で「インフレが続けば無党派層の怒りを買う可能性がある」と警鐘を鳴らしていた。

 政治的なものだからね・・・なんだか、米国は・・・かなりボロボロかね・・・?米国物流の幹線を担うドライバーが不足しているわけでね・・・末端の宅配の雇用は多くなっているようですがね・・・Soaring Fuel Prices Stoke Rush to Stockpile Firewood Across U.S. 燃料価格の高騰が急増し、米国全土に薪を備蓄する

 薪の価格も上昇中のようだね・・・機械翻訳で・・・

米国経済に波及し、何千もの製品に影響を与えたインフレの急増の中で、リストの中で最も目立たないアイテムの1つは薪です。 それは昔からの燃料なので、全国レベルで価格設定を追跡しようとさえしないように見えるニッチな業界です。 とはいえ、州ごとに薪の売り手に相談してみてください。そうすれば、すべて同じことがわかります。冬の前夜に売り上げが急増し、価格が高騰しています。
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リトルロック郊外のコンウェイにあるセントラルアーカンソーファイアープレイスでは、薪ストーブの注文が殺到しているため、今日購入したユニットはこの暖房シーズンに間に合うように配達されません。「少なくとも4月までストーブを手に入れることはできません」と店の従業員であるLakinFrederickは言います。

 春にならないと薪ストーブも手に入らない状態か・・・面白いね・・・今年の米国の冬はどうなるのかね・・・?とにかく、米国ではモノ不足という事になっているようですからね・・・なんだか、嘘みたいで面白いね・・・

 米国では、全てが枯渇なのかね・・・?クリスマスツリーも不足だとか・・・中国からの輸送費の高騰で、人工のクリスマスツリーが高騰中、そして・・・2020年のクリスマスでは米国産の本物のモミの木の需要が多くて・・・出荷し過ぎたために、今年はモミの木も不足との事・・・あれ?もっと状況が悪い話があるね・・・Christmas tree shortage has Mass. retailers ready for swift sales コストの高騰、莫大な需要につながるクリスマスツリーの不足 機械翻訳で・・・

American Christmas TreeAssociationのエグゼクティブディレクターであるJamieWarnerによると、問題は2000年代後半の大不況にまでさかのぼります。その間、多くのクリスマスツリーファームは閉鎖されるか、より収益性の高い作物に移行しました。クリスマスツリーは通常、成熟するまでに約10年かかるため、10年前に行われた決定の影響は、今日、一般の人々に感じられています。

 クリスマスツリー育成場が閉鎖されちゃっている・・・従って、需要以前の問題があるわけでね・・・供給が厳しいわけだね・・・しかし、なんだか・・・法螺話のような気配も無いわけではないしね・・・どうも、米国の実体経済が見えないね・・・とにかく、輸入量が多くて・・・港湾でのコンテナの荷揚げが追いつかない状態で・・・需要が過剰で・・・?なんだか、話が変でね・・・

 あれ?日経平均は急落だね・・・前場は-337.38か・・・どうなるのやら・・・?

 とにかく、米国経済は変調をきたしているのだからね・・・困ったものだ・・・

2021.11.24

    



 北朝鮮経済の実態 ―両江道恵山からの脱北者の証言 木村 光彦




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