現在をうろうろ(7537)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の人民は何を食っているのやら・・・?

 なんだか、北朝鮮に関する報道って・・・あり得ない話を流しているようでね・・・北朝鮮の国家功労者だった旅団長が路上の靴修理職人になったワケ 治療は無料も薬は自腹、報勲ではセブンスター1箱も買えない(1-3) JBpress (ジェイビープレス) どうも、私の壊れた頭には理解できない話でね・・・

 現在、北朝鮮の国家功労者は月平均6000北朝鮮ウォンが報勲として支給される。ただ、北朝鮮ではコメ1キロが約5000ウォン、日本産セブンスターが1箱8500ウォンほどだ。北朝鮮政府が支給する報勲はコメを1キロ買うと終わり、セブンスターは1箱すら買えない価値である。

 はあ?セブンスターを何で出すかね・・・?コメ1kgで1か月を食う事は困難だから・・・生きられないわけだね・・・従って、国家功労者では食えない事になる・・・

 平壌市牡丹峰(モランボン)駅のプクセ通りで靴の修理をしていたある老人が、人民保安省の検閲で取り締まりを受けたことがある。平壌の中心街で営業許可を受けずに道端に修理道具を広げて営業をしたのが、取り締まりの理由だった。

 法治国家であれば当然だね・・・

 その責任者らしき人が首筋を掴まれていた老人と目を合わせた瞬間、雷に当たったかのように驚いた責任者は姿勢を正して敬礼し、「旅団長同志!」と叫んだ。靴修理の老人は、取り締まりチームの責任者が軍に服務していた時に旅団長を努めていた国家功労者だったのだ。

「旅団長同志!」という言葉を聞いた老人は、靴修理工具箱を捨てて逃げだした。その姿に慌てた取り締まりチームの責任者は、かつての旅団長を追いかけ、修理工具を返したという。これは北朝鮮で話題になった話だが、旅団長だった国家功労者がなぜ靴修理工具箱を道端で広げることになったのか。


 靴修理が趣味なのではないかね・・・?

 前述の通り、現在、北朝鮮の国家功労者が国から受ける報勲は平均6000ウォンで、コメを1キロしか買えず、セブンスターは1箱も買えない。ところが、北朝鮮で靴のかかとを直す修理代金は3000ウォンだ。つまり、靴のかかとを2足直せば、国から支給される報勲と同額になる。

 現在、北朝鮮の靴修理職人らは、1日平均2万ウォンから3万ウォン程度を稼ぐという。1カ月で60万ウォンから90万ウォンの金を稼ぐことができるのだから、国家有功が靴修理工の仕事を選ぶのは当然だ。

 便宜共同に登録して、その組合の下で靴修理をすれば良いのではないかね・・・?正規のルートで働けるわけだから・・・?変じゃん・・・コネなどはいくらでもあるはずだしね・・・不思議なのは、この元旅団長は・・・自らの住む場所の配給を受けているはずだよね・・・配給制は終わっている事になているが・・・職場登録が無くて、住む場所が無いと・・・教化所とかに収容されるわけだから・・・だから、廃兵にも職場があって、職場登録で配給があるはずでね・・・「餓死を免れるため」命がけで外出する北朝鮮の障害者たち(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース

現地のデイリーNK内部情報筋によると、逮捕されたのは清津(チョンジン)市の羅南(ラナム)区域にある清津盲人靴工場の労働者とその家族5人だ。彼らは、旧正月を控えた今月初め、男性3人と女性2人が別々のグループで工場を発って、羅先(ラソン)、穏城(オンソン)、会寧(フェリョン)の農村や山村を巡る行商に出た。

 盲人でも・・・職場登録があって、これによって住居の配給を受けるわけだね・・・そして・・・

彼らはスニーカーを持っていたが、すべて没収された。いずれも工場の製品だった。安全部(警察署)が行った家宅捜索では、工場から盗み出したスニーカーが大量に発見された。

 盲人でも仕事があるから、職場から住居と現物給与と現金が支給されるはずだね・・・で、飢餓話が変なのは・・・コラム:飢きんが種まいた北朝鮮「資本主義」 ロイター

<システムの崩壊>
1940年代の建国以来、北朝鮮は長年にわたって食糧をほぼ自給自足してきた。公共配給システムの下、農家は収穫の大部分を政府に引き渡し、そこから国民に再分配されていた。金日成政権の初期から中期にかけては、北朝鮮の国民は裕福ではなかったかもしれないが、少なくとも集団で飢餓に陥ることはなかった。

 単に化学肥料が入っていたので、自給自足が出来たわけでしょうね・・・ハーバー・ボッシュ法 - Wikipedia これだね・・・

パンの原料である小麦を始めとして、農作物を育てるには、窒素・リン・カリウムの肥料の三要素が不可欠だが、ハーバー・ボッシュ法は、窒素を供給する化学肥料の大量生産を可能とし、結果として農作物の収穫量は飛躍的に増加した。このためハーバー・ボッシュ法は、水と石炭と空気からパンを作る方法とも称された。

 こいつだね・・・この成果で・・・日本も、江戸時代の人口が江戸時代の日本の人口統計 - Wikipedia 現代の学者の推定では、江戸時代中期・後期を通じて、日本の人口は約3000万人前後であった。・・・

 人口増加の原動力になったのは・・・化学肥料で、試験導入は明治17年・・・明治20年には国産の過リン酸石灰の生産を開始・・・硫安の輸入が明治29、国産化が明治34年・・・明治の半ばには化学肥料の導入によって食糧が増産されるわけでね・・・これが、人口増加の原動力だったわけでね・・・

そうした初期の成功には、もう1つ別の要素もあった。ソ連と中国からの支援だ。冷戦時代を通じ、北朝鮮はソ連と中国の不和を利用し、2国間でうまく立ち回ることができた。この三角関係に乗じ、北朝鮮は「クジラの間に挟まれたエビ」という弱い立場を強みにさえ変えていたのだ。

 化学肥料などを上手く仕入れていた・・・

しかし1994年から1997年にかけ、公共配給システムはかつてない逆風にさらされた。基本食糧の配給量は1日450グラムから128グラムに減らされた。1994─1998年の深刻な飢きんで、北朝鮮では20万人とも300万人とも言われる死者が出た。

 飢饉で、食糧自給可能な所まで人が死んだから・・・食糧自給が、再び可能になったのでは・・・?食糧が足りない連中が死んで・・・生き残った連中は自給可能になったのでしょうからね・・・北朝鮮の農業は1994─1998年の深刻な飢きんから脱したのではないかね・・・?住宅の配給制は残存していて・・・祝祭日の特別配給は行われている話だから・・・システムは温存されているわけだね・・・私が理解できないのは・・・

 平壌の市域がね・・・左が2021年で・・・楽浪区域 - Wikipedia この区域が本格的に人が暮らすようになるのは・・・大同江沿いの統一通りには、2003年に農民市場を改編してつくられた、北朝鮮で一番大きな総合市場とされる「統一通り市場」がある。・・・これだね。こいつが公共配給システムが形骸化したのであれば、この市場が無いと、この区域には建物はあっても職場も食い物も無い事になるからね・・・

 2001年にはこの楽浪区域は・・・高層住宅群が建設され・・・都市機能を持たせるべく・・・交通インフラが整備されつつあるわけでね・・・

 ロールオーバーを組んだので、カーソルを画像の上に持って行くと・・・2001年の市街の様子が現れます・・・人が住まない場所に高層アパート群を作り、仕事を生み出した結果だね・・・ここの人口はどこから湧いて来たのかね・・・?北朝鮮では、配給制が終わっていて・・・現物支給は住居だけかね?それと、雀の涙の給金・・・?どうやって生きているのか・・・?霞を食って生きているとは思えないのでね・・・

 国家功労者の住まいは・・・国家功労者アパートというのが・・・39°02'17.7N 125°44'12.4E - Google マップ これのようでね・・・高級住宅の話が以前にあったね・・・

 平壌市内の牡丹峰(モランボン)区域の興富洞(フンブドン)という地域にある高級集合ヴィラだ。
・・・
 この住宅、築年数はかなり古くとも、最高学府の金日成総合大学と、外国人観光客も訪れるメーデースタジアムに囲まれ交通も至便、また、風水でいうところの「背山臨水」(山を背にして川に臨む)の超一等地にあり、「まるでヨーロッパの森の中の別荘のようだ」と評されていた。元々は功労のあったスポーツ選手、芸術家、科学者に最高指導者からの「贈り物」として与えられたものだった。

 そんな超の付く高級物件が競売にかけられたという噂は、平壌市民の中でも最上級クラスの1%の人々の間でのみ広がった。価格は2017年当時で20万ドル、当時のレートで約2300万円という一般庶民には天文学的な額で、平壌中心部の中区域の高級マンションの1.5倍から2倍の価格だった。

 功労者は高額な住居を与えられる・・・この、高級集合ヴィラは・・・39°03'10.8N 125°45'50.0E - Google マップ ここから南に連なる奴でしょうね・・・国家功労者には高級住宅が与えられるようで・・・でも、靴直しの方が儲かるようでね・・・?なんだか、矛盾じゃないかね・・・?

 なんだか、北朝鮮に関しての知識が増えると・・・何で、矛盾が増えるのかが・・・私には分からんね・・・

 ああ、もう1つ余計な事に気付いた・・・楽浪区域を眺めていて・・・1本の廃線となった鉄道の引き込み線を見つけたよ・・・楽浪区域で予想外の事が起こったようでね・・・

 右の赤い線が・・・廃線になった奴で・・・右端が東平壌発電所でね・・・楽浪区域の高層アパート群に暖房のための温水とかスチームを送っている発電所だね・・・この線が2009年頃に終わっている・・・この線の目的は・・・?

 左が2001年の画像でね・・・どうやら、石炭の露天掘りだね・・・湧水で採掘困難になったか枯渇ですかね・・・?

 東平壌発電所に関しての情報は・・・朝鮮語のページ;東平壤火力發電所 機械翻訳で・・・

平壌市への電力供給と統一距離(1990年6月に落下距離を改名)の大単位マンション団地の中央暖房化のために大東江南落楽区域に建設した火力発電所である。この発電所に発電所設備がソ連から入ってきたのは1985年だ。そしてソ連の第12次5ヶ年経済計画(1986〜90年)期間中、北朝鮮に建設支援することにした19の対象の一つで、1988年5月20日に創立され、1989年2月10日に総敷地面積46万u規模、建築面積16万6,000uで着工し、2年半ぶりに完工した。
・・・
東平壌火力発電所は平安南道順天地区青年炭鉱連合企業所から石炭の供給を受ける。2008年に改建及び近代化事業を大々的に経て、すべての工程をコンピュータ化する作業を実施したという。

 予定した石炭と違った石炭の導入で・・・?あと・・・ここの元は自然河川だった奴に閘門設備があるのが・・・?どうも、北朝鮮には様々な技術導入があるようでね・・・興味深いね・・・

2021.11.07

    



 北朝鮮経済の実態 ―両江道恵山からの脱北者の証言 木村 光彦




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