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日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮のミサイルとレーダーの限界と・・・

 さて、北朝鮮の上空の探知か・・・北朝鮮の弾道ミサイル 韓日の発表に食い違い(聯合ニュース) - Yahoo!ニュース 興味深いね・・・

 韓国軍合同参謀本部が短距離弾道ミサイル1発を発射したと発表したのに対し、日本側は2発としている。これと関連し韓国軍関係者は「韓米の情報収集システムで捉えられたのは1発」と説明した。

 韓国軍当局が韓米合同の装備で把握した情報を発表しており、現時点では1発の可能性が高い。


 まあ、1発でしょうね・・・バージからの発射だと1発だし、潜水艦からの発射でも・・・8.24英雄艦も、実験艦でしょうから・・・2発は発射しないでしょうしね・・・まあ、佐渡から890km位あるのでね・・・それに対して、韓国のレーダーは190kmぐらいですから・・・探知の質そのものが違うわけでね・・・ビーム幅が2度であると、佐渡からだと30km位、韓国だと6km位の方位分解能になりますかね・・・更に困った事に・・・遠距離だと・・・電波伝播 - Wikipedia この項の・・・

対流圏波
地球の大気は上層ほど希薄なため、地表面から水平に放射された電波は大気中でわずかに下方に屈折して伝播する性質がある。また、気温や湿度の影響により大気中に屈折率の不連続面ができると、電波が不連続面で屈折・反射しながら伝播することがあり、異常伝播の原因となる(生じた伝播路をラジオダクトと呼ぶ)。ラジオダクトの発生によって極超短波が見通し距離をはるかに超えたり進路が曲げられて異常伝播することがある。


 こいつだね・・・こいつはレーダー波にも影響を与えるわけで・・・気象条件で大気の屈折率が違った部分ができるわけでね・・・多分、これが・・・スポラディックE層 - Wikipedia この中で言及される・・・スポラディックEが発生するとされる・・・

アマチュア無線家の間では、雲がどんよりした蒸し暑い日に起きやすい、とする科学的根拠を伴わない噂話しや、50MHz帯の異常伝播の傾向について、戦後間もなくの非常に古い時代の栗山晴二氏の唱えた「キングソロモンの法則」が知られていた。この名称は、栗山のコールサインであるJ2KS, JA1KSにちなむものである。「日本列島を温暖前線が縦断した時、かつ雲が垂れ込めていると発生しやすい」というものである。

ただし気象現象は対流圏内(およそ上空10km程度まで)の活動であるにもかかわらず、なぜE層の高さ(上空100kmの電離層、熱圏)にまで影響するのかといった因果関係を説明できる科学的根拠等は記載が無く、科学的立証の無い無線雑誌の記事が噂として広がって定着した。これは、経験則として長く根強く支持される経過を辿ったが、あくまで一個人の仮説である。(科学的立証思考手順を伴わないため、学説では無かった。)


 スポラディックEと対流圏内ラジオダクトの混在による伝播異常なのだろうとね・・・

 2021年10月19日10時の気象衛星の画像だと、左のような奴ですから・・・佐渡からのレーダー波は気温や湿度の影響により大気中に屈折率の不連続面ができると、電波が不連続面で屈折・反射しながら伝播・・・こいつの影響を受けた可能性が考えられるわけでね・・・

 肉眼で見える蜃気楼のような奴が、レーダーでも見えるわけでね・・・

 以前、自衛隊の観測と韓国軍による弾道観測による落下地点が異なった奴があったね・・・ホーム 宇宙天気予報センター 一応は、気になるので・・・こういったものもチェックしますがね・・・

 レーダー波も、光と同じ電磁波なので・・・蜃気楼が起ったりと・・・そういったものだというだけの話でね・・・

 韓国軍が北朝鮮の弾道ミサイルの探知に使用するレーダーの探知距離は地上に配備されたイスラエル製の早期警戒レーダー「グリーンパイン」が約800キロ、海上のイージス艦に搭載された「SPY−1」が最大で約1000キロに達する。また京畿道・烏山のMCRC(中央防空統制所)では朝鮮半島の上空500メートル以上を飛行する物体をすべて捉えることができる。韓国軍関係者は「韓米は多様な装備で北の弾道ミサイルを探知している」と述べた。

 まああ、近い所では精密観測ができるが・・・遠いと厳しいというだけの話でね・・・今回の新浦のミサイル発射を観測したのは・・・38°19'58.1N 128°19'02.3E - Google マップ ここのでしょうね・・・

 軍事の専門家らは日本が2発と発表したことに関連し、低高度での探知能力が低いのではないかとの見方を示している。

 佐渡からだと高度30kmぐらいにならないと探知できなかっただけの話だと思いますがね・・・単に、地球が丸い、大気の中を900km近くを往復する電波に偽のエコーが乗る可能性は非常に高いというだけの話でね・・・

 だから、卑劣な嘘つき米国は・・・ハワイ・グアムの防衛のために、ポチな米国の奴隷国に・・・韓国のレーダー情報を引き継ぐための海上のイージス艦に搭載された「SPY−1」が最大で約1000キロに達する・・・こいつを、秋田と山口に置きたがったわけでね・・・

 韓国からの追跡の限界になるから・・・簡単な話でね・・・米国は、自国の都合しか考えていないわけでね・・・

 それで、韓国は日韓GSOMIAの破棄で・・・韓国のレーダー情報が米軍を通じて日本と共有する事に対してNO!をやったわけでね・・・輸出の厳格化は、米国が韓国の半導体産業潰しを指示したと理解していたという事だね・・・以前に、米国は同じ手口で台湾の半導体潰しを仕掛けたのでね・・・

 ハワイとグアムから、設置予定地を通る最短距離の線を引いて交差したのが・・・旗対嶺とか金泉里だったかな・・・そういった基地で交差・・・38°57'58.0N 127°36'16.3E - Google マップ ここですね・・・

 左のような、地下への入り口と・・・2つの掩体がある場所でね・・・

 どうやら、ここが古くからミサイルいじりをしている場所として、特定されていたようでね・・・

 レーダーの性能の理解をすると、物理法則から・・・間抜けな嘘つき米国の意図が見えちゃうわけでね・・・馬鹿な国だね・・・信義誠実の原則などは何も考えていない馬鹿国でね・・・

 まあ、レーダーの性能ってのは、物理法則があってね・・・短距離弾道ミサイル「スカッド」や準中距離弾道ミサイル「ノドン」の最大高度は100キロほどだが、今回の弾道ミサイルは60キロ程度と低かった。また海上を低高度で飛行する物体は気象状況などにより、レーダーに2重になって捉えられることもあるという。・・・というわけで、低空を極超音速で飛ぶやつの探知が厄介なのでね・・・戦争が大好きな米国が泣くだけの話でね・・・戦争などは、してはいけないだけの話でね・・・でも、米国は聖戦完遂で、朝鮮戦争を終わらせる気が無いのだから・・・馬鹿だね!

 あと・・・物理法則を考えると・・・海上配備Xバンドレーダー - Wikipedia こいつも、4基を投入して弾道計測をしたかったようですが・・・こいつは波で揺れるので、精密観測ができない事が早期にバレていたようでね・・・レーダーは方位の分解能が低いので4基のレーダーでの3次元観測が必要でね・・・GPSで最低4基の衛星を使って位置を確定するのと同じでね・・・で、SBX-1〜4が予定されたようですが・・・海底にチェーンで固定する事も考えて、土台も作ったが、それも放棄ですからね・・・揺れると精密観測が困難になるので・・・イージス・アショアを!・・・これも潰えた感じでね・・・馬鹿だね。

2021.10.20

    



 北朝鮮経済の実態 ―両江道恵山からの脱北者の証言 木村 光彦




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