現在をうろうろ(7254)
日本貧窮者経済新聞
 平壌の精米工場がリニューアルされるようだが・・・?

 ああ、なんだか・・・北朝鮮に関する報道というのは・・・法螺話ばかりなのかね・・・?それらしく見せるために写真なども載せているわけですが・・・どうも、写真が古すぎてね・・・「中国人がまた騙された」対北朝鮮投資を待ち受ける危険なワナ|ニフティニュース 何だか法螺話でも何でも良いですが・・・写真がね・・・

 左の写真が・・・平壌・黎明通りの工事現場(ウェブサイト「曙光」)とキャプションが付いていますが・・・平壌のデイリーNK内部情報筋は、平壌で建設が進められている中朝合弁の平壌精米工場について伝えた。・・・これに関する写真かね・・・?

 この写真は・・・確かに黎明通りだが・・・精米工場の建設の写真ではないね・・・後ろの建物は低層部分が自然博物館でそれに連なる高層の建物が金日成総合大学の学生寮ですからね・・・39°03'34.8N 125°45'44.0E - Google マップ この建物の建設現場であることが分かりますが・・・

 右の青い屋根が自然博物館で、左上のオパールグリーンの屋根の建物ですね・・・遠隔教育の研究・実施施設のようで・・・精米所の建設風景ではないわけでね・・・何を考えて、こんな写真を掲載するのか・・・意味不明ですね。

 精米所ね・・・既存の平壌精米工場は・・・39°01'40.6N 125°39'17.8E - Google マップ ここですね・・・

 確かに、昨年あたりから様子が変ですが・・・?

 籾殻置き場に籾殻がかつてないほどの量が積みあがっていてね・・・周囲に積み上げられているものは・・・?これが不明でね・・・いずれにせよ・・・今までにないほどの精米量をこなしているような感じですからね・・・

 大胆な仮説としては・・・軍糧米の大量放出をやったとか・・・?兵役を短縮したのでね・・・それに見合った量を放出して市中に放出とかね・・・可能性としてはあるのではないかとね・・・

 軍糧米は各地に半地下式の壕に保管しているとの噂でね・・・コンクリートで作られ、上には屋根が掛っているのでしょうね・・・コンクリートは水を通すのでね・・・

 多分・・・各地の谷間に並ぶ右のような倉庫群が軍糧米などの保管に充てられているのではないかと思われるわけでね・・・

 しかし、各地の精米工場も増強の動きがありますからね・・・それほど、食糧難ではないのではないかとね。韓国軍も軍縮傾向だしね・・・

 馬鹿な米国が軍拡に邁進していましたが・・・金があるのかね・・・?雨がやんでいる・・・セロリの苗を植えてきました・・・二度のお務めですね・・・メキシコ産のセロリが日本で二度目のお務めですから・・・悲惨だね。

 ちょっとの肥料でちゃんと食える所まで育ってくれるわけですから・・・植物の再生力は凄いね・・・

 北朝鮮には・・・かなりの国家備蓄があるようでね。当然、個人でも邸宅内に食い物を備蓄しているはずだね・・・漬物文化があるわけだから・・・貯蔵を前提としているわけですからね。

 そして、職場に属していればホームレスになれないわけでね・・・従って、自宅は食糧貯蔵庫になっているのは自明だね。従って、間抜けな嘘つき米国の言うような絶糧世帯など生まれ様が無いのだろうとね・・・まあ、法螺話は面白いが、ワンパターンではね・・・

コメの収穫が始まる今年9月末から10月初めまでの間の完成を目標に、平壌市突撃隊(半強制の建設ボランティア)1個中隊100人から150人が建設に当たっている。

 自らの職場を持っている連中じゃん!その職場から労働力の横流しをやっている・・・当然見返りは、精米工場ですから精米に失敗したと称する米の横流しじゃないかね・・・?

この工場で精米されるのは特権層向けの1号米とのことで、従業員にかん口令を敷いたが、あっという間に平壌市民の間に広がってしまった。

 我も我もと突撃隊が来ちゃうのではないのかね・・・?精米工場だ!良い米が・・・突撃だ!となるのではないかね・・・?職場から半強制のボランティアとして・・・お前はこの職場では無用だが首は切れないから行ってこい!これで良いわけでね・・・

 北朝鮮のコネと賄賂と横流しの経済は、労働の対価を金ではなく物や労働力の横流しにより決済しているという、非常に効率の良い経済であることが判明しましたからね・・・現金の調達コストがデカすぎるのが米国という感じでね・・・米国の農家で働いて現金を貰って帰国すると為替の関係で大いに儲かるから、メキシコからの季節労働者がやって来るわけでね・・・

 この記事で気になるのは・・・

この交渉の過程で、北朝鮮側は精米工場内に微量元素を生産する研究所の設立に投資すれば、完成後3年を過ぎても設備の8割の所有権を認めるという提案もしていたとのことだ。

 多分・・・米ぬかからの精製品という事でしょうね・・・日本でも、これは盛んにやっているね・・・例えば・・・米ぬか加工原料 ? 築野食品工業株式会社|公式企業サイト こういった奴ね・・・この会社では・・・

米ぬかからあらゆる機能性成分を抽出精製し、医薬品原料、化粧品原料、食品添加物、飼料添加物、工業用薬品を製造しております。

 というわけで・・・こめ油、米胚芽油(PRO-15)、米胚芽油GX-N、γ−オリザノール、フェルラ酸、ライステロールエステル、ライストリエノール、フィチン(IP6)、フィチン酸(IP6)イノシトール、RICEO(ライセオ)、ライスマグネシウム・・・色々と抽出しているわけでね・・・更に、このこめ油の精製過程で・・・オレオケミカル製品として・・・脂肪酸、ダイマー酸、脂肪酸エステル/両性界面活性剤、ポリアミド樹脂(液状タイプ)、ポリアミド樹脂(固形タイプ)・・・様々なものを生み出しているわけで・・・逆に言えば、こういった物質の需要が北朝鮮でも生まれているという事になるかね・・・

 普通は、米ぬか油ぐらいですがね・・・色々と頑張っている企業が日本にあるものだと・・・エポキシ樹脂の硬化剤なども・・・面白いね。

 こういった製品も北朝鮮が作れるようになっちゃうというのは・・・?なかなか面白い事になるのではないかね・・・?廃油処理とか・・・そういった分野にも繋がるわけだからね・・・中国は食用廃油の再生技術に長けているからね・・・地溝油 - Wikipedia こういった奴だね・・・この説明は、あまり正しくないのかね・・・?

マンホールの蓋を開け、下水道内の黒く濁り、赤みを帯びたのり状の物体を掻き出す役割の者が、毎日一人当たり桶4杯くらいを収集する。・・・これって、食品調理をやる店で、下水に油を流さないようにするためのグリストラップの話だね・・飲食店のみなさまへお願い|東京都下水道局 システムとしては・・・

 左のような奴だね・・・ここに溜まった廃油は廃棄物処分業者に処分させるわけでね・・・

 中国の場合は、このグリストラップの清掃業者が頻繁に店に通っているという事なのだろうね・・・

 この手の食用廃油は、一応・・・色々とあってね。例えば・・・豆腐屋で揚げ物に使った油は、有価物として・・・揚げ餅屋へ・・・揚げ油としての2度目の務めをしたりとね・・・最後は飼料に混ぜられて・・・

 世界的には飼料用に加工される事が多いわけでね・・・日本だと、バイオディーゼル燃料に加工とかね・・・食品工業内で回されるものと、グリストラップの廃油では意味が違うわけでね・・・

 あれ?精米工場とは違った話へ発展だね・・・しかし、米ぬか油などの精製過程では、様々な物質が回収されていくわけですからね・・・北朝鮮は随分と意欲的じゃん!食用油は、飼料に添加したり、工業用として石鹸や塗料・インキ等に使われ、ボイラーで燃やされたりとね・・・色々と、活躍しているわけでね・・・

 この報道は・・・建物建設に関しては検証できますが・・・果たして秋までに建設作業があるのかどうか・・・?これが問題だね・・・根も葉もない法螺話かもしれないしね・・・面白いね。

2021.07.05

    








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