現在をうろうろ(7151)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮は茂山に輸出加工区を作るって・・・?

 あれ?北朝鮮での明るい話を日々なんじゃこりゃが流しているね・・・中朝、国際社会の監視避け「山奥」に輸出加工区を設置|ニフティニュース はあ?山奥ね・・・まあ、山奥には違いないですが・・・なんだか、気になる話だね・・・

北朝鮮・咸鏡北道(ハムギョンブクト)の茂山(ムサン)は、北東アジアで最大規模の鉄鉱石埋蔵量を誇る「朝鮮の宝」こと茂山鉱山を擁している。鉱山は、中国企業からの投資を受け設備を拡充、対中輸出が順調だったころには労働者に高額の給与を支払っていた。

 はあ?今でも、それなりに鉄鉱石の採掘はしているような感じですが・・・茂山の鉄は、元々が・・・清津や城津で精錬する予定だったものでしたからね・・・ここの鉄は高炉での精錬では前工程が必要で・・・釜石鉱山の鉄と似ている奴のようでね・・・そのために、ロータリーキルンや高周波加熱による精錬が行われたわけで・・・現在では、41°44'48.2N 129°44'56.6E - Google マップ ここで、製鉄が行われているようですね・・・

 そういえば、間抜けちゃんが法螺話を流していたね・・・灼熱の溶鉱炉で5人死亡…金正恩「80日間戦闘」の残酷な実態(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース 2020年10月の記事ですが・・・

事故が起きたのは、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の清津(チョンジン)製鋼所だ。今月12日、復旧させたばかりの3号溶鉱炉で事故が発生し、労働者5人が窒息死し、4人が重篤な火傷(3度熱傷)を負った。高温の中で労働者が倒れた現場の様子は悲惨で、地獄絵図のようだったという。
・・・
一度火入れした溶鉱炉で作業を行うには、温度が低下するまで10日以上待たなければならない。製鋼所の幹部と技術者は、それを知りつつも、80日戦闘を一日も早く始めなければならないとの焦りから、充分に冷めていない溶鉱炉で労働者を作業に当たらせた。

 3号高炉は・・・稼働できないはずですがね・・・?無煙炭では動かないはずですから・・・それに給炭ラインが8〜9月に撤去されているのでね・・・41°45'39.4N 129°45'05.6E - Google マップ こいつが動くことは無いと思うのですがね・・・?無い石炭で製鉄を・・・?清津に茂山の鉄鉱石が鉄道でやって来て・・・ここから、金策市へ船で鉄鉱石を船で運んでいるようですね・・・嘘つきちゃんの法螺話ばかりだね・・・

ところが、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁、中国政府の大気汚染対策、新型コロナウイルスなど悪材料が積み重なり、稼働率は激減。ヤマを降りる労働者が続出し、町はすっかり寂れてしまった。

 はあ?そこそこ鉄鉱石需要は北朝鮮国内にはあるのだからね・・・

そんな茂山から久々に明るいニュースが届いた。

デイリーNK内部情報筋によると、北朝鮮政府は鉄鉱石生産の拡大、運搬の円滑化のためには設備の現代化がまず行わればならないと判断、そのために中国の投資を誘致するプランを模索してきた。

 はあ?内部情報筋は存在しないような感じですがね・・・鉄鉱石の生産拡大に関しての設備の現代化は既に終わっているようですが・・・戦前の投資とは随分と違ったものになっているわけでね・・・鉱山も新たに開かれて・・・問題は2016年9月の水害で・・・茂山への中国の投資が消えたというのがね・・・これが復旧される前に鉱産品の輸出禁止が強化されたわけで・・・

 関連報道は・・・国際社会は輸出禁止したが…輸出加工区設置で食い違う北朝鮮 Joongang Ilbo 中央日報 これにあるね・・・

しかし、国際社会の対北朝鮮制裁が本格的に施行され、特区運営は事実上中断された。特に、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の長距離ミサイルを発射した直後の2017年8月に国連安全保障理事会が北朝鮮の石炭などの鉱物輸出を禁止する制裁を決議(2371号)し、現在まで制裁を維持している状況の中、北朝鮮の輸出特区設置の背景が注目される。事実上、北朝鮮が鉱物はもちろん、輸出自体が不可能な状況で出した輸出特区という切り札が意外なためだ。

 この輸出特区は・・・多分、中国が投資した奴の水害からの復旧でもやっているのではないかとね・・・

中国では、鉄鉱石のみならず、亜鉛、マグネサイトなど北朝鮮産の鉱物に対する需要が高いことを考慮し、鉄鉱石輸出のインフラがある程度整っている茂山を輸出特区に指定することにしたのだ。

 こんなのは内部情報筋などいなくてもOKな話でね・・・

国営の朝鮮中央通信は先月29日、次のように報じている。

茂山輸出加工区を設けることを決定

【平壌4月29日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会は、咸鏡北道茂山郡セッコル里の一部の地域に茂山輸出加工区を設けることを決定した。

茂山輸出加工区には、朝鮮民主主義人民共和国の主権が行使される。

これに関する最高人民会議常任委員会の政令が、24日に発表された。−−−

 これは、公式報道にあるわけで・・・セッコル里がどこかね・・・?茂山郡 - Wikipedia ・・・1981年 - 梁永里がセゴル里に改称 というわけで・・・42°18'04.5N 129°14'25.2E - Google マップ この辺りであることが分かるわけで・・・

 国境施設は・・・42°15'47.0N 129°12'39.3E - Google マップ ここですね・・・

 黄色い円がセッコル里の中心部で隣の会寧市との境あたりまでの話のようでね・・・

 地図では右のようになりますね・・・赤丸が右の左下の市街の辺りでセッコル里が国境沿いの道から山に入る所ですね・・・

 洪水で流れた中国の投資が・・・この、会寧方面へ向かう道沿いにあったわけでね・・・

 この道が・・・ちょっとよくわからない・・・?

 会寧にすんなりとは繋がらないのでね・・・

 左のような感じで・・・会寧市街に繋がる平野に出る前がちょっと問題ね一応は川沿いに道が付けられていますが、戦前の地図では山道を行ったようでね・・・

 とにかく、この道沿いの水害前の投資状況をみると・・・

 右のような、鉱山関連施設があったわけでね・・・

 この谷間の施設が洪水で・・・ロールオーバーを組んでありますから、カーソルを画像の上に持って行くと・・・きれいに流された跡がね・・・この道沿いの古い集落は比較的被害を受けていないのですが・・・鉱山開発に伴って作られた施設が・・・ほぼ壊滅なわけでね・・・

情報筋によれば、中朝両国はこの発表を控え、事前協議を行っていたという。

 まあ、当然でしょうが・・・気になるのは・・・茂山輸出加工区には、朝鮮民主主義人民共和国の主権が行使・・・これね。つまり、中国からの人間が入るという事でしょうからね・・・採掘をやって、選鉱・・・製錬までやるのかね・・・?居住区なども・・・とにかく、北朝鮮は中国に土地を貸すことで合意したという事になるかね・・・?

 というより・・・

 水害で失われた施設を復旧というか・・・それ以上のものにしつつあるようですからね・・・復旧の様子は左のようで・・・谷底平地の氾濫原で・・・洪水対策は?逃げる!という奴かもしれませんが・・・ロールオーバーを組んでありますから、カーソルを画像の上に持って行くと直近の様子が見えますが・・・2016年9月以降に復旧作業を行っているわけね・・・

 茂山の辺りがヤマを降りる労働者が続出し、町はすっかり寂れてしまった・・・というわけでもなさそうでね・・・間抜けな米国にとっての「良い娯楽」としての法螺話を報道と称して流しているだけのようですね・・・42°19'32.4N 129°23'35.3E - Google マップ ここの様子ね・・・多分大岩峰の集落かな?

 右の画像で、左下のピンが国境施設で、上の復旧著しい場所が・・・右の画像の道が分かれている所・・・豆満江沿いのセッコル里が起点で・・・会寧への道・・・という感じですかね。

「輸出加工区設置を決定したのは朝鮮だが、朝鮮自らができることは何もない。中国の協力がなければ、過去の真島(チンド)や臥牛島(ワウド)のようになかったことにされてしまう」(情報筋)

 この情報筋は存在しないのではないかね・・・?もしくは、存在しても意味が無い情報しか流さない奴ですね。

 中国の協力が無ければ・・・この話ね。米国にとって都合のよい事実にして流そうという涙ぐましい努力・・・馬鹿だね。

 まあ、米国は制裁を叫んで、米国内への製造業の移転を試みていますが・・・どうも、勤勉な米国人というのは絶滅しちゃったのかね・・・?非ヒスパニック系の白人の凋落が凄まじいようで・・・ホームレスやオピオイド系の話だと既にボロボロみたいでね・・・まあ、半ば法螺話的な物もあるのでしょうが・・・どうもね。

 とにかく、北朝鮮は色々と産業を興す能力を有しているのでね・・・なにしろ、資源国で・・・工業国だよ。独自に核開発をして人工衛星を打ち上げ、米国をICBMで怯えさせるだけの国だからね・・・

北朝鮮の経済特区と言えば、2002年に中国の新興財閥・中国欧亜グループの楊斌(ヤンビン)前会長を行政相を迎えて進めようとした例がある。中国の横やりで頓挫してしまった新義州(シニジュ)特区だ。また、2013年にも13の経済開発区と新義州特区を設置する方針が示された。しかし、これも国際社会の制裁などで計画倒れに終わった。南浦(ナンポ)市にある真島や臥牛島も、その対象に含まれていた。

 米国が潰したわけですからね・・・送金や物流に対しての米国の干渉で・・・という奴ですからね。嘘つき米国は法螺話で、新疆ウイグル自治区を同様な状態にしたいようですからね・・・しかし、中国に対して北朝鮮のように本気の経済制裁を米国がやれば面白いのに・・・米ドルの地位はどこまで下がるか・・・面白いね。

別の情報筋は、真島や臥牛島は中国から距離的に離れているため、輸送に時間とコストがかかる点で限界があったが、茂山は川向うが中国というロケーションで、川幅も狭いため、すぐに輸出入ができるメリットがあると指摘した。

 はあ?この情報筋も存在しないか、只の間抜けちゃんじゃないかね・・・北朝鮮は国内の産業振興をしたいのだからね・・・この地域は、大日本帝国も満州進出のために色々と考えたわけで・・・

 私の壊れた頭の解釈では・・・左の日本海沿いの南の清津から北上で左の茂山、右の会寧・・・もう一つの海港都市の羅津から満州領内に・・・海港で大日本帝国本国と繋ぐわけね・・・国境諸都市を豊かにして、満州の富を吸い上げる・・・そのために、鉄道を満州に引くわけで・・・

 今回のは、左の画像で茂山と会寧を結ぶ街道の振興を考えているのではないかね・・・?概ね、会寧を中心にして環状に広がる平野部・・・だから、会寧を栄えさせるために、清津を大日本帝国は開発したわけでね・・・

 どうやら、日々なんじゃこりゃは・・・この辺りの開発の歴史的な経緯などを理解していないで間抜けな法螺話を流しているだけのようですね・・・

対岸の中国・吉林省の和龍市南坪鎮は、大消費地からは遠く離れているものの、海関(税関)周辺には様々な施設が整っており、2010年には53.3万トンの貨物が輸出入され、3万2000人が行き来した実績がある。

 これって・・・ダンプに積んだ鉄鉱石と運転手の数みたいじゃん?

制裁破りに目を光らせている国際社会の監視の目が届きにくい山奥の、ごく限られた地域で、鉄鉱石の輸出入にとどまらずアパレル、カツラ、アクセサリーなどの加工工場まで誘致しようというのが狙いだろう。また、国境沿いの中国側には、工業団地の和龍辺境経済合作区があり、北朝鮮の労働力を派遣するにも都合がいい。

 間抜けな米国の「制裁破りだ!」の叫びだね・・・中国の不正を立証する証拠があれば5億円余りで買うとか言う間抜けな話はどうなったのかね・・・?あれ以来、何かまとまった証拠が出た話は無いようですがね・・・米国は馬鹿だからXXに違いない!探せば証拠は出るんだ!と、頭の悪さを全開で発揮するという間抜けちゃんですからね・・・ダメじゃん!

 合衆国大統領までが、大統領選挙で不正があった!で・・・自分の「勝ち」を探す旅に出ちゃったしね・・・

ただし、今の時点では中国からの投資で具体化した案件はないとのことで、輸出加工区の設置を発表することで、投資を呼び込もうとする意志があるものと思われる。

 以前の枠組みのリニューアルではないかとね・・・

デイリーNKの北朝鮮国内の高位情報筋は「経済封鎖(制裁)が負担にならないわけではないが、それよりも経済のための対策が急がれると見ている」「輸出加工区の設置で、中国から投資を引き出すと同時に、米国が対話と対決のどちらを選ぼうとも関係なく、われわれはわれわれの道を行くことを見せつける目的がある」と述べた。

 法螺話にしては、随分とまともじゃン!国内の工業の振興だからね・・・それに、米国は無視されているしね・・・


2021.05.18

    








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